2024年09月16日
アーティゾン美術館見学『空間と作品』 東京駅の東
アーティゾン美術館見学『空間と作品』 東京駅の東、駅から歩いて5分ぐらいのところでした。
クロード・モネ作品の『黄昏(たそがれ)』を観たかった。
天才画家・芸術家と呼ばれるピカソ本人が描いた絵を観たかった。
もう半世紀ぐらい前の話ですが、福岡県に住んでいたころ、高校の社会科見学で福岡県久留米市を訪れたおりに、バスで石橋美術館という美術館のそばを通った覚えがあります。
タイヤメーカーブリジストン(創業者は久留米市出身の石橋さんという方で、石と橋をひっくりかえして、ブリッジ+ストーン=ブリジストンと社名の由来を教えてもらった記憶があります)
アーティゾン美術館(アート(芸術)とホライズン(水平線)を合わせた造語だそうです)は、もとはブリジストン美術館からつながっているようです。ブリジストン美術館からアーティゾン美術館へと改名されています。
(以下が、見学後の感想です)
写真撮影可だったので、何枚も撮影しましたが、次の写真は、ピカソ(1881年-1973年 91歳没)の作品で、『腕を組んですわるサルタンバンク 製作年が、1923年(日本だと大正12年。ちなみに日本ではその年(とし)は、関東大震災があった年(とし)です』で、自分が一番気に入った角度で撮った写真が次のものです。
とても100年前に書かれたとは思えないようなくっきりとした美しい線でした。つい2・3日前に描いたのではないかと思えるようなきれいな絵でした。とくに、人物の目元の線は、彫りが深くくっきりとしていました。ピカソの作品は、彫刻も含めて、ほかにも数点の展示がありました。
わたしが一番美しいと感じた絵が、次の写真のピエール=オーギュスト・ルノワール(1841年-1919年 78歳没)の作品、『すわるジェルジェット・シャルパンティエ嬢 製作1876年(日本だと、明治9年』でした。キラキラとひときわ明るく輝いて見えました。さすが、ルノワール、印象派の画家だと感心しました。
ところが、同行の妻は、『そうかなあ』と言っていたので、やはり、見る人によって感想は変わるものだと理解しました。
次の写真は、こちらの美術館を訪れる動機になった絵です。
クロード・モネ(1840年-1926年 86歳没)の作品で、『黄昏(たそがれ) ヴェネツィア 製作1908年ごろ 日本だと明治41年ごろ』。
なんというか、見る前の自分の予想イメージだと、『たそがれ』なので、暗くて、うらぶれた雰囲気を期待していたのですが、実際に見ると、やはり印象派の画家らしく、絵は明るく輝いていました。自分としてはちょっと拍子抜け(ひょうしぬけ。あれ?! どうしたの?という感じです)しました。
あとは、わたしが中高生のときに、美術の教科書や、美術雑誌でよく見かけた絵がたくさん展示してあったので、『そうか、ここに(所蔵して)あったのか!』と、宝物を発見したような気持ちになりました。そして、展示してあるたくさんの絵は、ものすごい金額の財産だと、気が遠くなったのです。
次の写真は、岸田劉生(きしだ・りゅうせい 1891年-1929年 38歳没)の作品、『麗子像 製作1922年(大正11年)』です。美術関係の本でよく見かけました。
『麗子像』の絵は何枚もあります。モデルの麗子さんは、画家ご自身の娘さんです。
わたしが東京から愛知県の家に帰宅してから読んだ電子書籍の週刊誌で(サンデー毎日の「えびすごろく」です)、太川陽介さんとバス旅をしていたえびすよしかずさんが、最近、漫画家の長谷川町子美術館(東京世田谷区)を訪れて、『麗子像』の絵を観て感動したようなことが書かれていて、太川陽介さんとえびすさんのバス旅ファンのわたしは縁を感じました。
次の写真は、青木繁(1882年-1911年 28歳没)作品です。
初めてなにかの本でこの作品を観たときは、力強さに圧倒されるものがありました。今回こちらの美術館を訪れて、ここにあったのかと、これまた驚きました。
作品は、『海の幸 製作は1904年(明治37年)』です。
さて、今回の企画展のテーマは、『空間と作品』です。
空間の広がりを味わうことができた一番の作品は、わたしの場合は、次の写真の作品でした。
カミーユ・ピサロ(1830年-1903年 73歳没)の作品、『四季 夏』です。
絵をながめていると、すがすがしい気持ちになれます。
アーティゾン美術館には、2時間半ぐらい滞在しました。
また、訪れてみたいと思いました。
クロード・モネ作品の『黄昏(たそがれ)』を観たかった。
天才画家・芸術家と呼ばれるピカソ本人が描いた絵を観たかった。
もう半世紀ぐらい前の話ですが、福岡県に住んでいたころ、高校の社会科見学で福岡県久留米市を訪れたおりに、バスで石橋美術館という美術館のそばを通った覚えがあります。
タイヤメーカーブリジストン(創業者は久留米市出身の石橋さんという方で、石と橋をひっくりかえして、ブリッジ+ストーン=ブリジストンと社名の由来を教えてもらった記憶があります)
アーティゾン美術館(アート(芸術)とホライズン(水平線)を合わせた造語だそうです)は、もとはブリジストン美術館からつながっているようです。ブリジストン美術館からアーティゾン美術館へと改名されています。
(以下が、見学後の感想です)
写真撮影可だったので、何枚も撮影しましたが、次の写真は、ピカソ(1881年-1973年 91歳没)の作品で、『腕を組んですわるサルタンバンク 製作年が、1923年(日本だと大正12年。ちなみに日本ではその年(とし)は、関東大震災があった年(とし)です』で、自分が一番気に入った角度で撮った写真が次のものです。
とても100年前に書かれたとは思えないようなくっきりとした美しい線でした。つい2・3日前に描いたのではないかと思えるようなきれいな絵でした。とくに、人物の目元の線は、彫りが深くくっきりとしていました。ピカソの作品は、彫刻も含めて、ほかにも数点の展示がありました。
わたしが一番美しいと感じた絵が、次の写真のピエール=オーギュスト・ルノワール(1841年-1919年 78歳没)の作品、『すわるジェルジェット・シャルパンティエ嬢 製作1876年(日本だと、明治9年』でした。キラキラとひときわ明るく輝いて見えました。さすが、ルノワール、印象派の画家だと感心しました。
ところが、同行の妻は、『そうかなあ』と言っていたので、やはり、見る人によって感想は変わるものだと理解しました。
次の写真は、こちらの美術館を訪れる動機になった絵です。
クロード・モネ(1840年-1926年 86歳没)の作品で、『黄昏(たそがれ) ヴェネツィア 製作1908年ごろ 日本だと明治41年ごろ』。
なんというか、見る前の自分の予想イメージだと、『たそがれ』なので、暗くて、うらぶれた雰囲気を期待していたのですが、実際に見ると、やはり印象派の画家らしく、絵は明るく輝いていました。自分としてはちょっと拍子抜け(ひょうしぬけ。あれ?! どうしたの?という感じです)しました。
あとは、わたしが中高生のときに、美術の教科書や、美術雑誌でよく見かけた絵がたくさん展示してあったので、『そうか、ここに(所蔵して)あったのか!』と、宝物を発見したような気持ちになりました。そして、展示してあるたくさんの絵は、ものすごい金額の財産だと、気が遠くなったのです。
次の写真は、岸田劉生(きしだ・りゅうせい 1891年-1929年 38歳没)の作品、『麗子像 製作1922年(大正11年)』です。美術関係の本でよく見かけました。
『麗子像』の絵は何枚もあります。モデルの麗子さんは、画家ご自身の娘さんです。
わたしが東京から愛知県の家に帰宅してから読んだ電子書籍の週刊誌で(サンデー毎日の「えびすごろく」です)、太川陽介さんとバス旅をしていたえびすよしかずさんが、最近、漫画家の長谷川町子美術館(東京世田谷区)を訪れて、『麗子像』の絵を観て感動したようなことが書かれていて、太川陽介さんとえびすさんのバス旅ファンのわたしは縁を感じました。
次の写真は、青木繁(1882年-1911年 28歳没)作品です。
初めてなにかの本でこの作品を観たときは、力強さに圧倒されるものがありました。今回こちらの美術館を訪れて、ここにあったのかと、これまた驚きました。
作品は、『海の幸 製作は1904年(明治37年)』です。
さて、今回の企画展のテーマは、『空間と作品』です。
空間の広がりを味わうことができた一番の作品は、わたしの場合は、次の写真の作品でした。
カミーユ・ピサロ(1830年-1903年 73歳没)の作品、『四季 夏』です。
絵をながめていると、すがすがしい気持ちになれます。
アーティゾン美術館には、2時間半ぐらい滞在しました。
また、訪れてみたいと思いました。