過去記事

2017年06月10日

リアル・スティール DVD

リアル・スティール DVD

(もう何度も観ました)

 久しぶりにDVDで、2年ぶりぐらいで観ました。
 箇条書きになりますが、時系列的な感想です。
・ロボットはどうやって動かして撮影したのだろう。
・お金の話は、物語の基本
・ロボット対戦中の片足ちぎりは、障害者になったあとのようで、こういう映像を流していいのだろうか(今回初めてそう思いました)
・ロボットがボロクズのようにされます。「暴力」です。
父親がマックスに人間が無限の暴力を求めたから現状があると説明します。人間は悪です。
・ファンあってのスター
・いらないものは捨てるんだ。(いらないものは、対象が「こども」でも棄てるんだというセリフはないが、そういうセリフが場面を見ていて浮かびます)
・ベイリー(パパの恋人)のセリフで、「借金ばかりで、いくらやってもうまくいかない。暮らせない。」
・ロボットをとおしての人間の再生。親子関係(父子関係)の再生
・アトムは打たれ強い。(スパーリング用ロボットだったから)
・本物の王者
・人生は長い(悲しみとか、がまんは、いっときのこと)
・たとえボロ負けしても正々堂々と戦おう。
・シーンには出ないけれど、「おとうさんは、立派なおとうさんであれ!」という声が聞こえてきました。「勝ち負けはもうどっちでもいい」とも聞こえてきました。
・大ヒットした映画です。中身は、映画だからできたことです。

(以下、過去記事)
リアル・スティール 洋画 DVD 2015年8月
 何度も観た映画です。
 父親を讃える映画です。
 離婚の増加を背景にした片親家庭におけるこどもの悲しみを表現した映画でもあります。
 大人である父親に向ける言葉として、「最後の力を振り絞る」があります。
 守って、守って、守って、相手が自滅するのを待つ手法を学べます。

リアル・スティール 映画 DVD 2014年8月
 殴り合いの野蛮な出だしですが、マックス11歳の登場あたりから落ち着きます。
 根性の腐った父親を叩き直して、真実がわかるまっとうな人間に育てることが目標です。がんばれ!マックス
 マックスの表情がいい。そして、ロボットATOM(アトム)は生きているようです。アトムのシンプルなつくりの顔が効果をあげています。マックするとアトムが練習をするふだんの場所でのロケ地撮影がいい雰囲気をかもしだしています。
 バックグランドミュージックもいい。本音を伴うお金のやりとり会話がいい。
 父親と息子の合作がアトムです。児童福祉の映画でもあります。恋愛の映画でもあります。父親は別の女性といい仲になっている。マックスは病死した母親の妹夫婦の家で暮らすことは避けられない。血がつながっていても親子が一緒に暮らせないことはあります。
 試合は粘りです。とりあえず1ラウンドをもたせる。耐えて耐えて耐えて、最後に攻めに出ます。ようやくお父さんはお父さんになれました。これも、亡きお母さんの支えがあったからです。「圧倒的な闘志で戦う」いいセリフでした。

以下は前回観たときの感想文です。

2013年1月1日
ひとり名画座2 リアル・スティール DVD
 ハートフル(心が温かみで満たされる)映画です。HAPPYな気分にさせてくれるMOVIEです。
 映画館で観て、DVDで観て、また今回DVDで観てやっと気づきました。リアル・スティールとは、11才マックスの父親と東洋人富豪タク・マシドが、ロボット自動操縦システムを捨てて、手動で闘うことと考えました。さらに、最終ラウンドが終わってマックスが見つめる父親の後ろには亡くなった母親の姿が見えました。マックスは、親子3人で暮らしたかった。クール(理知的)な母親が愛した父親を尊敬できるようになってよかった。(だけど、マックスの母親は死に、父親には恋人がいる。この部分で、「オルゴォル」朱川湊著を思い出しました。離婚母子家庭のフジワラハヤト11才は、父親に会いに東京から大阪まで行ったのですが、そこには、父親の新しい妻がいたのです。)
 ロボットボクシングの映画です。ロボットの動きは鋭くなめらかです。ことにマックスとのダンスはほのぼのします。ロボットだけど、人間の言葉を理解します。そのことは、マックスとロボットATOMとの秘密事項です。
 アトムはスパーリングロボットだから打たれ強い。合言葉は、知恵をつくす、耐える、そして祈る。

2012年6月10日
リアル・スティール 映画 DVD
 映画館で観て感動の作品だったので何度も観たくなり購入しました。どういうわけか、DVDとブルーレイの2枚セットでしか買えません。DVDだけでいいのに。
 特典映像から観ました。莫大な費用が投下されています。崖から落ちた少年は少年ではなく女性のスタントマンでした。
 ロボットを製作して映像化する作業では、人形浄瑠璃師を思い浮かべました。まるでロボットが生きているかのようにロボット人形を動かすのです。
 なぜ内容に共感できるのかを考えてみました。父親と少年マックスが亡父と自分に重なるのです。しらふのときはまじめなのにアルコールが入るとぼろぼろになる親父でした。
 マックスの気の強さがいい。子が親を教育します。何が大切かを説きます。DVDを観て気づきました。影にもうひとつの親子がいます。恋人の亡父とマックスの父チャーリーです。
 音楽がいい。じっくり観ると親子ふたりは出会ったときから「別れ」がスタートするのです。楽しい経過の先には「別れ」があるのです。それが家族であり人間関係です。会うは別れの始めなりということわざを思い出しました。
 記憶に残ったセリフ集です。「マジに祈れ」、「たとえぼろ負けでも正々堂々と戦おう」、「圧倒的な闘志で闘うことをあきらめない」。これは、亡くなったマックスのおかあさんがつくった世界です。

2011年12月31日
◎リアル・スティール 映画館
 批評欄を巡って、評判がよかったので観てきました。鑑賞中は涙がだらだらと流れ続けます。いい映画でした。ろくでなしの親父をしっかりものの息子11才が叱咤激励して改心させます。ガッツあふれる爽快な作品です。
 「リアル・スティール」をどう訳すのか知らないので自分で訳してみます。ロボット対ロボットの格闘技をリアル・スティールという。その意味は、本物の鋼(はがね)、言い替えて「頂点に立つ勝利者」さらに言い替えて「鋼の横綱」、脚色して、「心・技・体がそろった格闘技界最高のロボット」としておきます。
 親父の名前はチャーリー、設定は2020年アメリカ合衆国テキサス、のんびりした農業地域の雰囲気が漂っている。チャーリーは、所有していたロボット「アンブッシュ」始め試合に負けて壊れたロボットを修理することなく次々と捨てる。捨てては新しいロボットを買う。常にお金がなく、借金取りに追われている。借金の返済ができないくせに平気で返済すると言う、格闘技で勝利できもしないくせに勝てると、嘘で固めた生活を送っている。あげくの果てに自分の息子を1000万円ぐらいで里親に売りつけた。初対面のロボットは大きくてこわい。だんだん慣れます。どうやって動かしているのだろう。人が入っているようには見えません。コンピューターで画像を製作して、さらに人間とは別撮りしてあとに合成してあるのかもしれません。映像に違和感はありません。
 格闘シーンは野蛮なアメリカ人気質が正面に出ます。「ノイジー・ボウイ」というロボットのあとに11才のマックスが登場します。アメリカボクシング映画「チャンプ」が下地になっていると勝手に解釈します。ノイジー・ボウイには日本語が書いてあり、その操作方法にも笑いました。観客はこどもが多いだろうと思っていましたが、わりと年配の世代が多い。字幕スーパーのせいでしょう。登場するロボットは、昔懐かしい「鉄人28号」のようだったり「マグマ大使」のようだったりもする。登場する権力者は日本人風であり、いずれにしろなにかしら日本がからんでいて、日本の影響を受けている。
 崖から転落したマックスを救ってくれたごみとして捨てられていたロボットが「ATOM」で、「鉄腕アトム」を思い出させる。マックスにとってATOMは唯一この世で信じることができる友だちになってゆく。マックスと父親のチャーリー、チャーリーと彼の愛人のベイリーは口論ばかりです。そのほかにもだれもがチャーリーをアホ!と責めます。チャーリーは有名になったATOMを2000万円ぐらいで売ろうとします。アホ!です。11才の息子マックスは「売り物じゃない!」という趣旨で、「24時間話し合おう。それでも売らない!金じゃない!」と激しく父親を叱責します。がんこさがいい。マックス自身が里親に金で売られたことが下地にあるので、胸にぐっときました。
 音楽、自然の風景があります。人工物でできあがった世界の中を表現したものではありません。好感をもちました。マックスがATOMに話しかけます。ATOM、きみは何を考えているのか。ATOMはマックスに感謝している。泥に埋もれていた自分を掘り起こしてくれた。命を再生してくれた。
 心とか気持ちに響くいい映画でした。双頭ロボット「ゼウス」との戦いは壮絶でした。耐えて、耐えて、耐え抜いて、一線を超えたときに一気(いっき)にやり返すという手法は、忍耐強い性格をもった人間の魂(たましい)を表現しています。強気をくじき弱気を助ける精神でいくつかの小話も織り込まれており感情の動きは日本人的です。日米合作映画のような面持ち(おももち、感情のあらわれ)があります。父親チャーリーの人格矯正には時間がかかりました。マックスはよくがんばった。  

Posted by 熊太郎 at 06:49Comments(0)TrackBack(0)DVD・映画

2017年02月19日

(何度目かの鑑賞) 邦画 二十四の瞳

(何度目かの鑑賞) 邦画 二十四の瞳

 見たのは、最初の作品です。白黒1954年劇場公開映画です。最初に観たのはもう半世紀ぐらい前で、自分自身も劇中に登場する歳の小学生でした。その後の俳優陣を変えてのカラー作品も何度か観ましたし、小豆島の撮影地も訪れたことがあります。

 泣くしかない映画です。最初に教室で大石先生がこどもたちの名前をひとりひとり読んで、こどもたちと会話をするシーンがあります。(出席をとる)
 子どもたちの未来をすでに知っているので、そのへんからもう泣けてきます。戦死する者、病死する者、行方不明になる者、大石先生自身も、夫を戦争で失い、母親と娘を病気で失い、12人のこどもたちとともに苦労が続きます。

 今回初めて気づいたことがあります。この映画は、「ミュージカル」です。放映時間が、2時間37分と長いわりに、話の展開は多数ではありません。それは、歌っているシーンが長いからだとわかりました。昔、どうにもこうにもつらいときに歌が心を支えてくれた時代がありました。いまは皆無ではありませんが、それが衰退化しました。

 戦前、戦中の窮屈な世界です。言論の自由が統制されています。そういったことが、戦後10年ぐらいがたって映画となり、文部省(国)が推薦して全国放映できるようになったことに、この映画の価値があります。
 昭和3年頃、女性が洋服を着たり、自転車に乗ったりすることが、認められない世相があるところから映画は始まります。女性の地位向上、職業に就くということが、この映画の中でメッセージとして描かれています。

 今はいい時代になりました。車があれば短時間で会える。スマホやパソコンがあれば、映像付きで会いたい相手と会える。

 劇中に出てくる「まっちゃん」は、本当にかわいそうです。観ていると励ましたくなります。がまんしろ。ひとつがまんすると、ふたついいことがある。

 もう忘れていたのですが、「(大石先生は)泣き虫先生」というフレーズが最後に出てきて、それは、映画の最初に出てきていたものと勘違いしました。

 伏線は、自転車、集合写真、桜

 カラー作品であれば、静かで穏やかな瀬戸内海のブルー、険しい山の新緑とか紅葉が見られたでしょう。劇中では、幾度か出た雨のシーンが悲しみを効果的に表現していました。  

Posted by 熊太郎 at 06:43Comments(0)TrackBack(0)DVD・映画

2017年02月09日

ユリイカ 邦画 DVD

ユリイカ 邦画 DVD

 3時間37分の長い映画です。新幹線のぞみの名古屋-博多間の乗車時間ぐらいだと観始めたら、舞台が九州だったので発想がつながりました。出来事となるバスジャックも確かに過去において九州であったと思い出しました。
 2001年の作品です。白黒ではなく、白茶色の映像です。たぶん、最後にカラー化されるだろうという予想はあたりました。
 セリフが少ない。昔観た、有名監督のセリフなし映画を思い出しまあした。たしかタイトルは「裸の島」でした。

 バスジャック事件で、複数の乗客ほかが撃ち殺されるシーンを見た中学生兄と妹がショックで発声できなくなります。彼らと運転手(役所広司)は、事件以降も不幸に巻き込まれます。
 やがて、その三人とこどもたちのいとこの男子22歳が同居生活を始め、小型バスで旅を始めます。親子ごっこ、家族ごっこの始まりです。両親を亡くした兄妹、妻を失った運転手です。
 
 バスジャックの犯人の動機は語られません。また、女子通り魔連続殺人の犯人の動機も説明がありません。

 上手に創ってあります。迫力があります。とくに、刑事役の役者さんは眼光が厳しくて怖い。
 殺害シーンを目の前で見たこどもたちは、「死」を考えるようになります。死者6人、犯人も射殺されます。兄と妹はバスの中で放心状態です。運転手は、犯人と誤認されて警察に射殺されるかもしれないという恐怖のどん底を体験します。
 兄妹は登校拒否になります。洋画「禁じられた遊び」を思い起こす。お墓づくりとお参りシーンがあります。
なんとかしなければならない。汚部屋を片付ける。自立(自活)して、ふつうの日常生活を重ねていく。元運転手の大人は働く。中学生のこどもは勉強をする。お互いが、感謝の言葉「ありがとう」を言えるようになる。

 被害者なのに、世間の目は冷たい。被害者を攻撃するマスコミや地域社会、親族の目に3人は、耐えられなくなります。三人は、人間に対する不信感がつのる。

 喫煙、たばこの映像は、16年間の時を経て、禁煙社会の今は使えない。
 映画自体は「暗い」です。
 拳固(げんこ)で壁をコツコツと叩くことが、コミュニケーションの道具です。存在確認が生きる力となります。
 この先どうなるのだろうという楽しみが継続していく映画でしたが、内容を理解することはなかなかむずかしい。複数回観て、かみ砕いて味わう映画でしょう。
 特徴です。ワンシーンのカットが、時間が長い。固定カメラで、同じ位置の映像が続きます。(低い位置からの撮影が多い)
 撮影地は行ったことがある場所が多かったので、身近でしたが、撮影する側の人間になって観てしまうので、劇の主題がつかめませんでした。「再生」だと思うのですが、それにしても不幸の連続です。

良かったセリフとして、「帰るとこ、なかもん」、「生きろ!とは言わんが、死なんでくれ」

わからなかった単語として、「ナルシスト:うぬぼれ屋さん。自己愛」

 元運転手の役所さんが健康診断にひっかかったあとひどい咳が続くのですが、肺炎とか、肺癌の指摘もなく、映画が終了してしまったのは不備ではなかろうか。

 兄と妹間で、テレパシー(以心伝心、いしんでんしん。離れていても通じ合う心と言葉)あり。

 EUREKAユリイカ:ギリシャ語で発見。見つけた!  

Posted by 熊太郎 at 18:32Comments(0)TrackBack(0)DVD・映画

2017年02月02日

(再鑑賞)60歳のラブレター 邦画

(再鑑賞)60歳のラブレター 邦画 2009年公開 DVD

 泣けました。前回観たのは、2014年ですが、そのときは、今回ほどしっかり観ていなかったので、観察力不足でした。

 冒頭は、えッ!? と驚かされるシーンから始まります。定年退職最後の日を終えて、仕事場の人たちがくれた花束をもったご主人がドアを開けるのですが、ドアのむこうにいるのは妻子ではなく、そこは自宅でもなく、愛人のマンションなのです。ひどい男を演じるのが中村雅俊さんです。

 上手に3組のカップルの調和がとられています。
 ぶきような人たちです。
 つくり手の愛情が、画面ににじみ出ていました。映画ってイイナー
 押して引いて、引いて押しての展開が絶妙です。
 映画は常にハッピーエンドであってほしい。
 BGM(バック・グランド・ミュージック)が優しい。

 伏線として、「お届けもの(30年前に新妻が新婚旅行先の四国で書いた手紙)」、「ミッシェル」、「英語の学習」、「ラベンダー畑」

気に入ったセリフ、文節表現として、「(定年退職後、再雇用で会社に残ることについて)老害の連中の仲間入りをするのはご免だ」、「結婚というシステムはいずれなくなる(でも、なくならない)」、「(定年でその権力は)もう終わっているのに、終わっているという自覚がないとう趣旨の表現」、「俺をひとりにしたら許さないぞ(脳腫瘍手術で手術室へ入っていく愛妻へ)」、「旦那さんステキな方ですネ(看護師さんの言葉)」、「最初から(30年前の地点から)やり直そう」、「裸の気持ちでぶつからないと、夫婦は永遠に幸せにはなれないという趣旨の母と娘の会話」、「(人生って)ばかみたい」

あとは、自分で考えたことです。
会社と自己顕示欲のために仕事・仕事で、夫は大事なものを地位と引き換えに失った。奥さんは、30年間耐えた。(ありがちな夫像です。)

いつ死んでもいいように、今、この瞬間に死んでも後悔しないように、今やりたいことを今やる。

(人生は)うまくいかない。うまくいくことよりも、うまくいかないことのほうが多い。




2014年8月2日 60歳のラブレター 映画 DVD

 タイトルは別のものに変えた方がもっとよくなると、観終えて思いました。観る前、なんだか、真面目くさった堅苦しいタイトルなので抵抗感がありました。
 3組30年間ぐらいの結婚生活を経たらしい夫婦と親子の物語です。定年退職後の離婚とか、結婚途中の配偶者との死別、再婚話、娘たちの出産、本人たちの病気などを織りまぜながら、各家庭で手紙が登場します。それは、感謝であったり、謝罪であったりします。
 同世代の人が観ると、胸が詰まるほどの感動を覚えることでしょう。30年間というのは長いようで短い。いつの間にか、あっという間に過ぎる期間です。そのあとの30年間がどうなのかは、これから体験していく立場です。3組夫婦が若かったころの時代背景はなつかしい。老いてみると、若かりし頃の元気やヒーロー状態は、一時限りの昔の夢でした。しんみりします。いつまでも現役にこだわるのではなく、静かに引退する。共感しました。  

Posted by 熊太郎 at 19:13Comments(0)TrackBack(0)DVD・映画

2017年01月26日

(再鑑賞)邦画 歓喜の歌 DVD

(再鑑賞)邦画 歓喜の歌 DVD

 2008年の作品です。約10年間をふりかえり、これから10年間のことを考えながら鑑賞しました。
 冒頭、市民会館施設でのお年寄りのカラオケ時間延長があります。以前はそれぐらいという気持ちがありましたが、今はそう思いません。高齢者による「融通を効かせなさい」主張は、もういいかげんにしてほしい。
 モノレールのシーンがあります。どこだろうと、最後に流れるなんとかロールを見入っていました。多摩なんとかモノレールとありました。
 金魚の「らんちゅう」くんが、一定の役割を果たしています。
 ニートという言葉がなつかしい。
 観ていて直接映画とは関係ないのですが、屋外ほかの音楽施設ではないところでのコーラスはやめてほしい。音楽は、音楽設備が整備されたところでやってほしい。(歳を重ねて、性格がゆがみました。)
 映画の内容はありえない夢想です。されど、心は打たれます。
 伏線のおばあさんにはびっくりしました。
 針と糸で縫う子細なシーンに心がこもっていました。
 壊れた親子関係、夫婦関係を縫い戻して修復するという意味が縫うシーンにこめられたメッセージだと一人合点(がてん)しました。
人の役に立つために生きるとすれば、幸せがやってくるのです。



2014年2月2日 歓喜の歌 映画 DVD

 泣けました。笑えました。つくってもつくっても埋もれていく良質な邦画の存在を主張したい。誠実な名作映画を再び表に出したい。
 市ホールの重複予約が発端です。おおみそか、いわゆるベートーベン9番歓喜の歌を歌うグループが、グループの名が似ていたいことから重複予約となってしまう。素人ながら、最後は共同開催で手打ちとなることが予測できるのですが、そこまでに至るまでが苦労です。
 公務員の研修ビデオのようでもありました。原点は、黒澤明監督作品「生きる」でしょう。役所仕事を責める(ルールに従って市民ホール利用時間を厳守する)から始まります。
 庶民の暮らしぶりを撮影した映像がいい。歌って何だろう。心の支え、つっかい棒です。
シーンにあるギョーザのおまけは、ギョーザを届けるのではなく「気持ち」を届ける。グループをまとめる「親分」的女性がいる。役所への批判はあるけれど、役所への期待もある。そして、民間への遠慮がある。BGMもGoodでした。   

Posted by 熊太郎 at 12:41Comments(0)TrackBack(0)DVD・映画

2017年01月10日

(再再再鑑賞) 邦画 のど自慢

(再再再鑑賞) 邦画 のど自慢

 ひさしぶり、3回目の鑑賞です。
 泣けました。
 親子二組の愛情物語があります。それから、どうも登校拒否らしき小学生男子と彼の祖父のふたり暮らしがあります。家族とか親子とかきょうだいを中心に据えながら、いろいろあるけれど、歌って、励まし合って、生きていこうという愛情の太い河が流れていました。
 NHKのど自慢の日は1月で、群馬県内開催地を囲う山々の尾根は雪をかぶっており、今の時期と重なりました。わたらせ渓谷鉄道の車窓から吹雪が流れていく光景も良かった。いい映画でした。

再鑑賞 映画 のど自慢 DVD 2014年10月12日

 列車で始まり、列車で終わる映画であることにラストで気づきました。そういう構想にしてあります。冒頭、雪が舞う風景での、わたらせ渓谷鉄道シーンは思い出多い。もうあの時代には還(かえ)れない。
 大友康平さん演じる焼き鳥ぴーちゃん採用試験受験者を見ながら、こんなことを考えました。いつまでこんなに長時間働かなければならないのだろう。日本は顧客に対してサービス過剰な国になってしまった。勤務時間の枠以外の時間帯にも働かなければならないことが多くなった。休日だろうが夜中だろうが呼び出しの道具に使われる携帯電話のデメリットです。自己負担は生じても報酬はありません。昭和の時代は遠ざかりました。
 歌が心の支えでした。今も、そういう歌はあるのだろうけれど、新作を聴くことはなくなりました。主役の室井滋さんが歌う「おしどり涙」はいい曲です。「雨 三善英史」、「花 喜納昌吉」、「TOMORROW トゥモロー 岡本真夜」、「上を向いて歩こう 坂本九」
 いい映画でした。

(2013年9月25日) のど自慢 映画 DVD

 久しぶりに泣ける映画でした。なにゆえかは書きません。人それぞれ、映像に現れる登場人物たちと共通体験があるかないかです。
 歌。昔、歌と人は密着していました。歌は世につれ、世は歌につれ。歌を聴くと、その当時の思い出がよみがえりました。また、昔のように、歌がはやってほしい。
 映画はドキュメンタリー(事実の記録)のように進行していきます。ばらばらだったのど自慢の出演者がやがてつながりだします。みんな、私生活では苦労している。歌で、気をまぎらわせようとしているし、歌うことで自分を励ましている。歌い手の周囲には応援してくれる親族がいる。14年前の映画であり、家族と見ながら、過去談義に花が咲きました。
 翌日、NHKのど自慢を途中から見ました。映画と現実がつながって、不思議な感覚を味わいました。ゲスト歌手ももう年配のふたりで、過去と現在が交錯しました。   

Posted by 熊太郎 at 19:38Comments(0)TrackBack(0)DVD・映画