2010年10月16日

岩手県 小岩井農場

岩手県 小岩井農場

カーナビにしたがっていくと、近道なのか、ラブホテルがいっぱいならんだ道を通過しました。帰りもラブホテル前を通過しました。とくにどうという感情もなかったのですが、有名観光地なのにこれでいいのかなあという変な気分でした。
小岩井農場自体は、こども連れの若い家族が来るところで、おとなばかりのうちの家族は場違いな印象をもちました。
さて、小岩井農場にはきれいなお花がいっぱい咲いていました。建物はおしゃれで、行ったことはないけれど、ヨーロッパの雰囲気でした。









ほんとうは、ここから岩手山を見上げたかった。
でも、もう今にも降り出しそうなぶあつい雨雲におおわれた空でした。



岩手山のかわりに、かぼちゃくんを楽しみました。



このあと、どしゃぶりの雨になり、帰路につくべく、ひたすら東北自動車道を北上し、青森空港をめざしました。



岩手山さーん、またくるからねー、さようならー


  

2010年10月13日

岩手県 中尊寺金色堂

岩手県 中尊寺金色堂(ちゅうそんじこんじきどう)

行く前と行った後の感想です。
*が行った後です。

平地にあると思っていた。
*急斜面を登ってから平坦になる山の上にありました。ことに最初の上り坂はかなり急で、車椅子とかお年寄りには大変です。のぼるのもくだるのも難儀です。別途ルートがあるようですが、帰宅してから気づきました。

金色堂は、奈良市興福寺五重塔の横にある東金堂(とうこんどう)のような大きな木造の建物で、金箔(きんぱく)がほどこされた大型の仏像が並べられている。
*金庫の役割を果たすコンクリートの建物の中に、5.5m四方のお堂があり、お堂と小ぶりな仏像群が金ぴかに輝いていました。仏像群は、左、真ん中、右の位置に座しており、左と真ん中は、宗教の対象というよりも美術品でした。右側の仏像群からはそこはかとなく、仏さまのあたたかみを感じました。

みなさま、こんにちは。
わたくしは松尾芭蕉と申す表向きは旅人、裏向きは幕府の使いで地方のありようを調べている忍者でござる。されど、誠のわたくしは、熱烈な俳句好きのじいさまでしかありません。



その証拠に、この地にわたくしの句碑が建っております。
「五月雨の降り残してや光堂」さみだれの ふりのこしてや ひかりどう
さみだれの雨粒のごとくきらきらと輝いているのが金色堂です。



おッ! かえるくん発見、かえる飛び込むなんとかの池という句をつくったことがあります。
あまりたくさんつくりすぎて、思い出せません。



りすくんもいるようです。
りすの句をつくったことはないと思いますが、自信はありません。
たぶん、ないと思います。ないんじゃないかなー。



さて、冗談はこれぐらいにして、次はお堂から見下ろした風景です。
北上川が見えるのですが、写真撮影は苦手なので、どこが川かわかりません。(まんなかちょい上、白い水たまりのようなところ)
「北上川」と聞くと、演歌を思い出しますが、タイトルは思い出せません。
思い出せないことばかりの50代になってしまいました。
義経とか弁慶がこの山の上で生活していたとは思えません。
田園地帯なので、山の下で暮らしていただろうと想いは広がりました。



立派な杉木立でした。
栃木県日光の東照宮参道のようです。



願い事を唱え(となえ)ながら石を積む慣習があるようです。



おそくなりましたが、金色堂をおおっているコンクリートの建物です。
この中、さらにガラス張りの箱に入って、金ぴかのお堂と仏像群が格納されています。
今、「東方見聞録」マルコ・ポーロー著を少しずつ読んでいます。マルコがシルクロードを旅したのは日本の鎌倉時代で、マルコはおそらく中尊寺金色堂のことを伝え聞いて、黄金の国ジャポン(ジャパン)と思い込んだのでしょう。



最後は、武蔵坊弁慶さんのお墓です。
奈良県吉野の金峯山寺(きんぷせんじ)近くの神社で、彼が過ごした部屋を見学したことがあります。
あの地からこの地まで長い旅だったことでしょう。
弁慶さん、お疲れさまでした。


  

2010年10月11日

青森県 十和田湖

青森県 十和田湖

駐車場の場所探しで迷ったあと、てくてくと歩いて、ようやく目的の「乙女の像」のお尻が見えてきました。
集落のずいぶんふちっこにあるのだなあ。



テレビのサスペンス劇場の映像で見たことがあります。
「あーら、奥さんお久しぶり! お元気でしたか?」



なんだかんだああだこうだ、そうなのよねー



マッ?! そうなの! えッ、びっくり
人生いろいろあるけれど、めげずに、お互いにがんばりましょうね。



そして今日も、十和田湖に夕陽は沈んでゆくのです。



さて、観光客のほとんどが引き上げた時間帯で、閑散とした雰囲気でしたが、スワンのボートはにぎわっていました。









あの大きな遊覧船をどうやって、山の上のこの湖まで運んだのだろうか。
それともここで造船したのだろうか。
お空からふわふわとふってきたことにしました。
このあと、暗くなった峠道を岩手県盛岡市へ向けて車を走らせました。
青森県は愛知県よりも1時間ぐらい早く日が沈むようです。その分、夜明けは早くなるのでしょう。
東北自動車道では、フロントガラスに雨のような粒がぶつかってくるのでした。それは虫でした。
そういうことは初体験で、ウォッシャー液をかけてワイパーを動かしてもとれないので閉口しました。  

2010年10月08日

青森県 奥入瀬渓流

青森県 奥入瀬渓流




この妖精さまとは、三乱のながれ(さみだれのながれ)に行く途中で出会いました。
シダの葉が手足です。よーく見ないと気づかずに通り過ぎるでしょう。
カメレオンのように苔むした木の根元と同化しています。
足の間には、お○ん○んもついています。(同行の家族は、はっぱで大事なところをかくしてあるのだと解釈していました。)









全長は14kmぐらいあるようです。とても歩ききれません。下流のドライブインみたいなところで休憩したあと車で5分ぐらい走り、道路の両側に100台ほどの駐車スペースがあるところに車を止めました。その駐車場付近1kmほど下流側と上流側を散策しただけです。短い距離でも、場所によって川面の表情が変わります。ガイドブックには、いろいろ名称がついていますが、現地に表示看板はみかけませんでした。自分で名称を付けて楽しめばいいと思いました。次の写真は、平凡ですがわたしが名付けた「渦潮(うずしお)の流れ」です。洗濯物がよく洗えるでしょう。



*「渓谷」ではなく「渓流」でした。高低差があまりありません。
*レンタサイクルはやめたほうがいいと感じました。紅葉シーズンを避けて、さらに観光客が帰りはじめる遅い時間帯に行ったので、乗用車は少なかったのですが、混雑する頃は、接触の危険回避のために自転車の運転に専念せねばならず渓流見物は楽しめないでしょう。
*車を駐車場に止めて、行きは歩いて、帰りは車を止めた駐車場までバス利用が理想的だと思います。
また、今月末の土日は乗用車乗り入れ禁止の予告表示がありました。
*川の流れに変化はあるものの、いささか単調な風景でもあり、付き添い説明ガイドもなく歩き続けると退屈になるでしょう。  

2010年10月06日

青森県八甲田、酸ヶ湯温泉(すがゆおんせん)

青森県八甲田、酸ヶ湯温泉(すがゆおんせん)

八甲田ロープウェイ駅から車で5分ぐらいでした。近づくと温泉独特の硫黄のにおいがただよってきました。古風な建物です。いい雰囲気です。通過地点のここで昼食をとりました。お蕎麦(そば)、おいしかったです。蕎麦湯も八甲田から湧き出た清水(しみず)もおいしかった。周囲を囲む山の木々の色は美しく、満足しました。






千人風呂があります。また、混浴を推奨されているようです。混浴友の会あるいは守る会のような呼びかけちらしを見かけました。



こちらの建物は使用されていないようですが大正時代を感じました。






青森県のマスコット「いくべえ」くんを発見しました。



そしてわたしたちは、昨年11月下旬に雪道のため断念した奥入瀬渓流へと向かうために、黄色からオレンジ色へと変化しつつある紅葉の道を走るのでした。


  

2010年10月04日

秋の八甲田山

秋の八甲田山

昨年11月に続いて2度目の訪問になります。
行ったことがあるので地理もわかり気楽です。
あのお山のてっぺんまで向かいます。



まがりくねった緑のトンネルをくぐると



山がこんなに近づきました。



あっという間に、山頂です。(行きのロープウェイは超満員でした。)



散策コースを歩きます。
湿原の草は枯れて茶色になっているのではなく、黄緑色で生き生きと輝いています。






(帰りのロープウェイはすいていました。)
まだ始まって間もない紅葉をお楽しみください。






わたしたちがのったロープウェイの影が見えます。






もうすぐ地上です。空中遊泳を終わります。




*冬の八甲田山はカテゴリー「青森県」にあります。