2025年04月02日
上がったら下がる。下がったら上がる 株取引
上がったら下がる。下がったら上がる 株取引
株取引を始めてから3年半ぐらいがたちました。
得したり、損したりを繰り返しながら、いっしょうけんめい考えて取引をしています。
その結果、トータルではプラスです。
浅いながらも経験で考える手法で、自分なりに、ルールを決めて従うことにしています。
現在のマイルールは、次のものです。
『(個別銘柄の株価は)上がったら、下がる。下がったら、上がる。下がった時に買って、上がった時に売る。【時間】を味方(みかた)につける。(株式市場ではチリ(ゴミのこと)のような存在である個人投資家の心得(こころえ。心がまえ)として、狼狽(ろうばい。おろおろとあわてふためく)売りはしない。(株価について)高値でつかまない。暴落(ぼうらく。大きな下落)は、優良株を買うチャンスととらえる。(暴落時に)売らない勇気と(暴落時に)買う度胸をもつ』
総じて(そうじて。全体としては)、ほかの人と同じことをしていたらもうからない。考える。考える。考える。感情的にならない。冷静に作戦を練る(ねる)。つくった作戦を実行する。そしてまた考える。考える。考える。人が売る時に買う。人が買う時に売る。そうやってがんばっています。
株取引を始めてから3年半ぐらいがたちました。
得したり、損したりを繰り返しながら、いっしょうけんめい考えて取引をしています。
その結果、トータルではプラスです。
浅いながらも経験で考える手法で、自分なりに、ルールを決めて従うことにしています。
現在のマイルールは、次のものです。
『(個別銘柄の株価は)上がったら、下がる。下がったら、上がる。下がった時に買って、上がった時に売る。【時間】を味方(みかた)につける。(株式市場ではチリ(ゴミのこと)のような存在である個人投資家の心得(こころえ。心がまえ)として、狼狽(ろうばい。おろおろとあわてふためく)売りはしない。(株価について)高値でつかまない。暴落(ぼうらく。大きな下落)は、優良株を買うチャンスととらえる。(暴落時に)売らない勇気と(暴落時に)買う度胸をもつ』
総じて(そうじて。全体としては)、ほかの人と同じことをしていたらもうからない。考える。考える。考える。感情的にならない。冷静に作戦を練る(ねる)。つくった作戦を実行する。そしてまた考える。考える。考える。人が売る時に買う。人が買う時に売る。そうやってがんばっています。
2025年03月26日
投資の大原則 人生を豊かにするためのヒント 第2版
投資の大原則 人生を豊かにするためのヒント 第2版 バートン・マルキール チャールズ・エリス 鹿毛雄二(かげ・ゆうじ)・鹿毛房子(かげ・ふさこ)訳 日本経済新聞出版
もう何冊か、この類(たぐい)の本は読みました。
どれも、内容は似たり寄ったりです。
指示される手法はひとつなのです。
分散投資、そして、長期投資です。
さて、読み始めます。
(1回目の本読み)
わたしは、実用書を読むときは、まずゆっくりページをめくりながら、最後のページまで目をとおします。
目をとおしながら、どんなことがどのあたりに書いてあるのかを把握します。
お金の話です。
『まず貯蓄を始めよう』
インデックス・ファンドという手法(投資信託)
なんというか、どの本にもこの手法が書いてあります。ベストの手法なのです。
具体的には、今でいうところの次のふたつぐらいの投資信託を買うのです。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
でも、わたしは買いません。わたしにはわたしの楽しみ方があります。内緒です。
インデックス・ファンドの強みとして、税金面で有利、手数料もいい感じとあります。
子孫への相続用として最適みたいな書き方がしてあります。次世代のために相続用の余裕資金を投資するのです。
ウォーレンバフェットさんの記事が複数回出てきます。
彼の買うものを買っていれば安心という風潮があります。
最近では、日本の商社株に関するニュースがありました。
バフェットさんの会社:バークシャー・ハサウェイ
『多くのファンドが天井で買って底で売っている』
その反対にしないと損をしてしまいます。
確実にお金を増やすには、『複利』を使う。(雪の玉をころがすようにお金を大きくしていく)
節約について書いてあります。
同じ品物・商品を、値段が安い時期に購入する。外食、映画鑑賞(映画館へ行かずにテレビで観る)、古本を買う、エアコンの使用方法、家計簿をつける、ピークを避けた旅行、いろいろ書いてあります。
税の優遇を受ける。NISA(ニーサ)です。少額投資非課税制度
自分の家を持とう。(同感です。戸建てです。マンションは維持費の負担が重い(管理費、修繕積立金、駐車場代などがあり、さらに固定資産税があります)
『今すぐ節約を始めよう』と書いてあります。ニコチンやアルコール、ギャンブルでお金を浪費していると貧乏神が喜びながら近づいてきます。
ふと変なことが頭に浮かびました。
しばらく前に、銀行員による銀行貸金庫での窃盗(せっとう。泥棒)事件がありました。
貸金庫に入れたまま亡くなって、相続人がいない。相続の手続きがなされない。利用料は、口座にたんまりある預金から差し引かれる。だれも、貸金庫の中身を見ることがない。そういう事例って、じっさいにあるのじゃないか…… あるとしたら、財産が、ずーっと放置されます。
『成功の鍵は、忍耐力、努力の継続、ミスを最小限にとどめること』(何についてでも、そういえます。ミスをしない人はいません。どうやってミスを小さくするか。致命的なミスを避けるかという危機管理意識は大事です)
『自信過剰ほど怖いものはない』(不祥事発生の原因にもなります。強大な権力をもった人や、売れっ子芸能人についてもいえます)
『証券会社の営業員の目的は、手数料稼ぎだ』
頻繫に(ひんぱんに)株を売買しないほうがいい。投資信託も同様です。
個人投資家の選択として:個別株は買わない。アクティブ運用の投資信託も買わないほうがいい。(指数を上回る運用成果をめざす投資信託のこと)。手数料の安いインデックス・ファンドを買って持ち続ける。
KISS:Keep It Simple,Sweetheart
う~む。ちょっと意味不明ですが、書いてあるのは、次のようなことです。
お金もちになるための秘訣、基本ルールです。
若いうちから定期的に貯めるとか、会社と国の支援を利用するとか、書いてあります。ちょっとアメリカ合衆国と日本では状況が異なるかもしれません。
クレジットカードのローンは利用しない。これはそのとおりです。利用するとお金は出ていくばかりです。貯まりません。カード会社の甘い勧誘にのってはいけません。
現役をリタイアしてからの投資の進め方について書いてあります。
(2回目の本読み)
う~む。
1回目の本読みで、要点は網羅したような。もうら:残らず取り入れた。
2回目は、自分の考えを中心にして書いてみます。
資産配分が大事とあります。
現実には、家族もちであれば、自分(個人)の資産と、世帯(家全体)の資産があります。
両者を組み合わせて、どうしたらいいかと考えながら投資活動をします。大事なのは、家庭円満、家族関係が円満であることです。お互いに気を使いながら生活したほうがいい。
著者はバンガードという会社の関係者なのでしょう。バンガード(アメリカ合衆国の資産運用会社)のファンドを使うといいですよという宣伝があります。
『支出を収入より少なくすること』(まあ、あたりまえのことですが、そうできない人もいます。収入よりも支出が多い人は、お金はたまりません。借金は増えます。収入がいくら多くても、それ以上に使えば、お金はなくなります)
『クレジットカードのローンは利用しない』(鉄則です。クレジットカード会社の甘い誘いに乗ると自らの墓穴(ぼけつ)を掘ることになります。けして、カードローンを使ってはなりません)
ウォーレンバフェット氏を讃える(たたえる)言葉が何か所か出てきます。
彼は、何兆円ももっているけれど、生活は普通だとあります。
ウォーレンバフェット氏は、投資家として特別な存在だそうです。天才扱いです。
自分が知らない業種の株は買わない。(彼は、ハイテク株は買わない。同様にわたしは、半導体株は買いません。本では、そのときの流行にものらないと書いてあります)
『クルマにお金をかけない』(資産として、高級車をもつ人はいます。ただ維持費は高い。自動車保険、燃料、点検・整備、高速道路料金、駐車料金などにたくさんお金がかかります)
アメリカ合衆国についての考察:アメリカ合衆国の消費者は、長年に渡って、収入以上にお金を使う生活を送ってきた。過剰な消費、不十分な貯蓄、多額の借金という状態だった。アメリカ経済の一部が振るわないのは、アメリカ合衆国以外の国のせいだけではないのです。そんなことが書いてあります。
『自分の家を持とう』
同感です。マンションではなく、戸建てのほうがいい。資産の形成(土地・建物の不動産という価値)があります。家賃を払わなくていい。
家賃は、固定資産税よりもかなり高い。住んでいる間はずーっと続くという高負担な固定費です。
こちらの本には、カードローンはダメだが、住宅ローンは、OKという記述があります。
『株取引、投資信託取引をするときは、手数料の負担を減らそう』とあります。
手数料を気にする人は気にするけれど、気にしない人は気にしないという傾向があると感じています。
『先のことはだれにもわからない』
同感です。ふりかえってみれば、経済動向の解説者とか、分析家とかいう人たちの未来予想は、あまり当たっていません。
むしろ、現実の経済動向は、そんなことがあるのかという意外な方向へ行くか、よくない方向へいくか(物事は常に最悪の方向へ行くと思っていたほうがいい)です。なるようになるしかないのです。それでも、世の中は動いていくのです。犠牲者は出ますが、人類全体が滅亡するわけではありません。
『株の保有期間は永遠だ』
実態として、買った株を何十年間も持ち続けている人は案外多いと思います。買った本人は亡くなっています。相続で、子孫が引き継いでいます。引き継いだ人間も株の売却はしません。永久保存の遺産です。毎年、年2回ぐらい配当金が出ます。年金みたいです。株主優待も受けられます。
現実のこととして、日本では、1980年代バブル経済が始まる前に買った株を今も保有している人はいます。何十年間が経過して、途中、浮き沈みはありましたが、売らなかった複数の株の資産のトータルでは浮いている人がいます。
株は余裕資金でやる。なるべく安値で買う。買ったら売らない。配当金や株主優待品を楽しむ。そういう人もいます。
『ETF(上場投資信託)も悪くはない』とあります。わたしには知識がないので内容はわかりません。
『(分散投資の原則に反して)ひとつだけの銘柄に資金をつぎ込む』。
例示として、『バークシャー・ハサウェイ』につぎ込む。
もうひとつは、中国株につぎ込む。そういう投資のしかたもないわけではないと書いてあります。
『一時的な値上がりの時に、全資産を使って、株を買ってはいけない』
投資した額を取り戻せなくなります。株価は下がります。
『失敗』について書いてあります。
人間に失敗はつきものです。どうしたって、避けることができません。
本には、小さな失敗はしかたがないが、大きな失敗はしないようにしようと書いてあります。
わたしが思うに、大きな失敗=法令違反で処罰を受けるような失敗です。
まわりの雰囲気に飲まれて同調しない。
報道などの情報は疑ったほうがいい。相手の都合がいいように、洗脳されてはいけない。マインドコントロール(考え方を相手にコントロールされる)されてはいけない。
大きな資金力をもっている組織が株価を思いのままに動かして金儲けをしていると感じるときがあります。個人投資家はその裏をかいて、すきまを縫うようにして利益を手に入れられたらいいと、自分なりに秘訣(ひけつ、コツ)を思索しています。ぼーっとしていたら、お金が溶けるように消えていく恐怖感は常にもっていたいものです。
もう何冊か、この類(たぐい)の本は読みました。
どれも、内容は似たり寄ったりです。
指示される手法はひとつなのです。
分散投資、そして、長期投資です。
さて、読み始めます。
(1回目の本読み)
わたしは、実用書を読むときは、まずゆっくりページをめくりながら、最後のページまで目をとおします。
目をとおしながら、どんなことがどのあたりに書いてあるのかを把握します。
お金の話です。
『まず貯蓄を始めよう』
インデックス・ファンドという手法(投資信託)
なんというか、どの本にもこの手法が書いてあります。ベストの手法なのです。
具体的には、今でいうところの次のふたつぐらいの投資信託を買うのです。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
でも、わたしは買いません。わたしにはわたしの楽しみ方があります。内緒です。
インデックス・ファンドの強みとして、税金面で有利、手数料もいい感じとあります。
子孫への相続用として最適みたいな書き方がしてあります。次世代のために相続用の余裕資金を投資するのです。
ウォーレンバフェットさんの記事が複数回出てきます。
彼の買うものを買っていれば安心という風潮があります。
最近では、日本の商社株に関するニュースがありました。
バフェットさんの会社:バークシャー・ハサウェイ
『多くのファンドが天井で買って底で売っている』
その反対にしないと損をしてしまいます。
確実にお金を増やすには、『複利』を使う。(雪の玉をころがすようにお金を大きくしていく)
節約について書いてあります。
同じ品物・商品を、値段が安い時期に購入する。外食、映画鑑賞(映画館へ行かずにテレビで観る)、古本を買う、エアコンの使用方法、家計簿をつける、ピークを避けた旅行、いろいろ書いてあります。
税の優遇を受ける。NISA(ニーサ)です。少額投資非課税制度
自分の家を持とう。(同感です。戸建てです。マンションは維持費の負担が重い(管理費、修繕積立金、駐車場代などがあり、さらに固定資産税があります)
『今すぐ節約を始めよう』と書いてあります。ニコチンやアルコール、ギャンブルでお金を浪費していると貧乏神が喜びながら近づいてきます。
ふと変なことが頭に浮かびました。
しばらく前に、銀行員による銀行貸金庫での窃盗(せっとう。泥棒)事件がありました。
貸金庫に入れたまま亡くなって、相続人がいない。相続の手続きがなされない。利用料は、口座にたんまりある預金から差し引かれる。だれも、貸金庫の中身を見ることがない。そういう事例って、じっさいにあるのじゃないか…… あるとしたら、財産が、ずーっと放置されます。
『成功の鍵は、忍耐力、努力の継続、ミスを最小限にとどめること』(何についてでも、そういえます。ミスをしない人はいません。どうやってミスを小さくするか。致命的なミスを避けるかという危機管理意識は大事です)
『自信過剰ほど怖いものはない』(不祥事発生の原因にもなります。強大な権力をもった人や、売れっ子芸能人についてもいえます)
『証券会社の営業員の目的は、手数料稼ぎだ』
頻繫に(ひんぱんに)株を売買しないほうがいい。投資信託も同様です。
個人投資家の選択として:個別株は買わない。アクティブ運用の投資信託も買わないほうがいい。(指数を上回る運用成果をめざす投資信託のこと)。手数料の安いインデックス・ファンドを買って持ち続ける。
KISS:Keep It Simple,Sweetheart
う~む。ちょっと意味不明ですが、書いてあるのは、次のようなことです。
お金もちになるための秘訣、基本ルールです。
若いうちから定期的に貯めるとか、会社と国の支援を利用するとか、書いてあります。ちょっとアメリカ合衆国と日本では状況が異なるかもしれません。
クレジットカードのローンは利用しない。これはそのとおりです。利用するとお金は出ていくばかりです。貯まりません。カード会社の甘い勧誘にのってはいけません。
現役をリタイアしてからの投資の進め方について書いてあります。
(2回目の本読み)
う~む。
1回目の本読みで、要点は網羅したような。もうら:残らず取り入れた。
2回目は、自分の考えを中心にして書いてみます。
資産配分が大事とあります。
現実には、家族もちであれば、自分(個人)の資産と、世帯(家全体)の資産があります。
両者を組み合わせて、どうしたらいいかと考えながら投資活動をします。大事なのは、家庭円満、家族関係が円満であることです。お互いに気を使いながら生活したほうがいい。
著者はバンガードという会社の関係者なのでしょう。バンガード(アメリカ合衆国の資産運用会社)のファンドを使うといいですよという宣伝があります。
『支出を収入より少なくすること』(まあ、あたりまえのことですが、そうできない人もいます。収入よりも支出が多い人は、お金はたまりません。借金は増えます。収入がいくら多くても、それ以上に使えば、お金はなくなります)
『クレジットカードのローンは利用しない』(鉄則です。クレジットカード会社の甘い誘いに乗ると自らの墓穴(ぼけつ)を掘ることになります。けして、カードローンを使ってはなりません)
ウォーレンバフェット氏を讃える(たたえる)言葉が何か所か出てきます。
彼は、何兆円ももっているけれど、生活は普通だとあります。
ウォーレンバフェット氏は、投資家として特別な存在だそうです。天才扱いです。
自分が知らない業種の株は買わない。(彼は、ハイテク株は買わない。同様にわたしは、半導体株は買いません。本では、そのときの流行にものらないと書いてあります)
『クルマにお金をかけない』(資産として、高級車をもつ人はいます。ただ維持費は高い。自動車保険、燃料、点検・整備、高速道路料金、駐車料金などにたくさんお金がかかります)
アメリカ合衆国についての考察:アメリカ合衆国の消費者は、長年に渡って、収入以上にお金を使う生活を送ってきた。過剰な消費、不十分な貯蓄、多額の借金という状態だった。アメリカ経済の一部が振るわないのは、アメリカ合衆国以外の国のせいだけではないのです。そんなことが書いてあります。
『自分の家を持とう』
同感です。マンションではなく、戸建てのほうがいい。資産の形成(土地・建物の不動産という価値)があります。家賃を払わなくていい。
家賃は、固定資産税よりもかなり高い。住んでいる間はずーっと続くという高負担な固定費です。
こちらの本には、カードローンはダメだが、住宅ローンは、OKという記述があります。
『株取引、投資信託取引をするときは、手数料の負担を減らそう』とあります。
手数料を気にする人は気にするけれど、気にしない人は気にしないという傾向があると感じています。
『先のことはだれにもわからない』
同感です。ふりかえってみれば、経済動向の解説者とか、分析家とかいう人たちの未来予想は、あまり当たっていません。
むしろ、現実の経済動向は、そんなことがあるのかという意外な方向へ行くか、よくない方向へいくか(物事は常に最悪の方向へ行くと思っていたほうがいい)です。なるようになるしかないのです。それでも、世の中は動いていくのです。犠牲者は出ますが、人類全体が滅亡するわけではありません。
『株の保有期間は永遠だ』
実態として、買った株を何十年間も持ち続けている人は案外多いと思います。買った本人は亡くなっています。相続で、子孫が引き継いでいます。引き継いだ人間も株の売却はしません。永久保存の遺産です。毎年、年2回ぐらい配当金が出ます。年金みたいです。株主優待も受けられます。
現実のこととして、日本では、1980年代バブル経済が始まる前に買った株を今も保有している人はいます。何十年間が経過して、途中、浮き沈みはありましたが、売らなかった複数の株の資産のトータルでは浮いている人がいます。
株は余裕資金でやる。なるべく安値で買う。買ったら売らない。配当金や株主優待品を楽しむ。そういう人もいます。
『ETF(上場投資信託)も悪くはない』とあります。わたしには知識がないので内容はわかりません。
『(分散投資の原則に反して)ひとつだけの銘柄に資金をつぎ込む』。
例示として、『バークシャー・ハサウェイ』につぎ込む。
もうひとつは、中国株につぎ込む。そういう投資のしかたもないわけではないと書いてあります。
『一時的な値上がりの時に、全資産を使って、株を買ってはいけない』
投資した額を取り戻せなくなります。株価は下がります。
『失敗』について書いてあります。
人間に失敗はつきものです。どうしたって、避けることができません。
本には、小さな失敗はしかたがないが、大きな失敗はしないようにしようと書いてあります。
わたしが思うに、大きな失敗=法令違反で処罰を受けるような失敗です。
まわりの雰囲気に飲まれて同調しない。
報道などの情報は疑ったほうがいい。相手の都合がいいように、洗脳されてはいけない。マインドコントロール(考え方を相手にコントロールされる)されてはいけない。
大きな資金力をもっている組織が株価を思いのままに動かして金儲けをしていると感じるときがあります。個人投資家はその裏をかいて、すきまを縫うようにして利益を手に入れられたらいいと、自分なりに秘訣(ひけつ、コツ)を思索しています。ぼーっとしていたら、お金が溶けるように消えていく恐怖感は常にもっていたいものです。
2025年03月18日
日本銀行本店を見学に行く。
日本銀行本店を見学に行く。
(次の記述は、2024年12月中旬に書きました)
定期預金の利息が低いことに嫌気がさして、3年半ぐらい前から株式投資を始めました。当時の日経平均株価(日本経済新聞社が算出・公表している日本の株式市場の代表的な株価指数のひとつ)は、2万6000円~2万8000円ぐらいでした。その後、4万円を超えたときはびっくりしました。
株取引を始めた時期が良かったのでしょう。幸いに(さいわいに)、今のところ損失はありません。
株式投資の参考にしようと思って、これまでに、東京証券取引所と日本銀行貨幣博物館を見学しました。
去年の今頃、日本銀行本店を見学できることを知り、見学に行ってみようと思い立ちましたが、都合がつかなくて先延ばしにしていました。
自分の感覚だと、1月~3月は見学予約がとりやすそうだけれど、4月以降になるとなかなか予約が取れないような雰囲気を感じました。
今回ネットで、日銀本店見学予約のページを開いたら、3月に予約できる日が数日あったので、夫婦で見学ということで、2名で予約を入れて予約がとれました。来年の楽しみのひとつになりました。
見学時間は1時間ぐらいで、20名のかたまりです。職員の引率による説明とビデオでの説明があります。
(その後:2025年3月のとある日に日銀本店を見学してきました)
20人ぐらい、申し込みをされた一般の方たちといっしょに、職員の付き添い案内で回りました。参加者は、わたしたちのような年配の夫婦、お年寄り夫婦と息子さんとか娘さんとか、おだやかそうな人たちでした。
次の建物写真は、見学場所である日銀本店内で展示してあった掲示物を撮影したものです。この建物の中を案内してもらいました。
じっさいの日銀業務は、古い建物の向こう側に立っている白いビルディングの中でやられているそうです。
見学は、古い建物内の周遊で、2階を見て、1階を見て、地下フロアーを見ました。(説明はありませんでしたが、3階部分があるようです)

門を入って、中庭になっている空間で撮った写真です。屋根の上は、ドーム型になっていました。

2階は、会議室などになっていました。2階は、撮影はだめよの区域でした。
役付きの人たちが、円形にまあるくなって座って会議をするテーブルと椅子がセットしてありました。
ドーム型の天井が東京駅の天井(てんじょう)みたいできれいでした。
2階通路となっている廊下の壁には、歴代総裁の肖像画が飾られていました。時代が新しくなってきて、肖像画は途中から上半身を写した写真に変わりました。
2階の廊下や部屋などの照明が暗いなあと感じましたが、明治時代とか大正時代ぐらい、昔の照明はあれぐらいだったのでしょう。まあ、今の日本の照明が明るすぎるということも感覚が違う理由としてあるのでしょう。(2階の照明は電球を使用してあるような電灯色でした。1階の照明はたぶんLED(発光ダイオード)の白い色でした)
以下の写真は1階部分です。まんなかの広い空間が、銀行でお客さんたちが動いたり、椅子に座る待合場所にしていたりしたスペースだそうです。
突き当りにある茶色のしきりの部分が、接客用のカウンターで、カウンターの向こう側に銀行員がいたそうです。





地下フロアーに大きくてがっちりした金庫のパネル写真とか、現金を積んだ小型トロッコが部屋をぐるりととりまく廊下部分を周回するように走っていた線路跡などがありました。
立派な建物の基礎部分(地面の下)が、透けて(すけて)見えるようにしてありました。建物を支える基礎部分はかなり深くて、地震の揺れる動きに合わせて建物全体が揺れるという耐震化もなされていました。
なんというか、明治時代、大正時代、昭和初期の時代の人たちの知恵とか職人技(しょくにんわざ)の能力の高さが伝わってくる建物でした。たいしたものです。関東大震災とか、第二次世界大戦のときの空襲などの災害・戦災を乗り越えてきています。
わたしのブログの契約上のことですが、ブログに掲載できる記事や写真の容量があまりないので、地下部分の写真の掲載はやめておきます。
(次の記述は、2024年12月中旬に書きました)
定期預金の利息が低いことに嫌気がさして、3年半ぐらい前から株式投資を始めました。当時の日経平均株価(日本経済新聞社が算出・公表している日本の株式市場の代表的な株価指数のひとつ)は、2万6000円~2万8000円ぐらいでした。その後、4万円を超えたときはびっくりしました。
株取引を始めた時期が良かったのでしょう。幸いに(さいわいに)、今のところ損失はありません。
株式投資の参考にしようと思って、これまでに、東京証券取引所と日本銀行貨幣博物館を見学しました。
去年の今頃、日本銀行本店を見学できることを知り、見学に行ってみようと思い立ちましたが、都合がつかなくて先延ばしにしていました。
自分の感覚だと、1月~3月は見学予約がとりやすそうだけれど、4月以降になるとなかなか予約が取れないような雰囲気を感じました。
今回ネットで、日銀本店見学予約のページを開いたら、3月に予約できる日が数日あったので、夫婦で見学ということで、2名で予約を入れて予約がとれました。来年の楽しみのひとつになりました。
見学時間は1時間ぐらいで、20名のかたまりです。職員の引率による説明とビデオでの説明があります。
(その後:2025年3月のとある日に日銀本店を見学してきました)
20人ぐらい、申し込みをされた一般の方たちといっしょに、職員の付き添い案内で回りました。参加者は、わたしたちのような年配の夫婦、お年寄り夫婦と息子さんとか娘さんとか、おだやかそうな人たちでした。
次の建物写真は、見学場所である日銀本店内で展示してあった掲示物を撮影したものです。この建物の中を案内してもらいました。
じっさいの日銀業務は、古い建物の向こう側に立っている白いビルディングの中でやられているそうです。
見学は、古い建物内の周遊で、2階を見て、1階を見て、地下フロアーを見ました。(説明はありませんでしたが、3階部分があるようです)

門を入って、中庭になっている空間で撮った写真です。屋根の上は、ドーム型になっていました。

2階は、会議室などになっていました。2階は、撮影はだめよの区域でした。
役付きの人たちが、円形にまあるくなって座って会議をするテーブルと椅子がセットしてありました。
ドーム型の天井が東京駅の天井(てんじょう)みたいできれいでした。
2階通路となっている廊下の壁には、歴代総裁の肖像画が飾られていました。時代が新しくなってきて、肖像画は途中から上半身を写した写真に変わりました。
2階の廊下や部屋などの照明が暗いなあと感じましたが、明治時代とか大正時代ぐらい、昔の照明はあれぐらいだったのでしょう。まあ、今の日本の照明が明るすぎるということも感覚が違う理由としてあるのでしょう。(2階の照明は電球を使用してあるような電灯色でした。1階の照明はたぶんLED(発光ダイオード)の白い色でした)
以下の写真は1階部分です。まんなかの広い空間が、銀行でお客さんたちが動いたり、椅子に座る待合場所にしていたりしたスペースだそうです。
突き当りにある茶色のしきりの部分が、接客用のカウンターで、カウンターの向こう側に銀行員がいたそうです。





地下フロアーに大きくてがっちりした金庫のパネル写真とか、現金を積んだ小型トロッコが部屋をぐるりととりまく廊下部分を周回するように走っていた線路跡などがありました。
立派な建物の基礎部分(地面の下)が、透けて(すけて)見えるようにしてありました。建物を支える基礎部分はかなり深くて、地震の揺れる動きに合わせて建物全体が揺れるという耐震化もなされていました。
なんというか、明治時代、大正時代、昭和初期の時代の人たちの知恵とか職人技(しょくにんわざ)の能力の高さが伝わってくる建物でした。たいしたものです。関東大震災とか、第二次世界大戦のときの空襲などの災害・戦災を乗り越えてきています。
わたしのブログの契約上のことですが、ブログに掲載できる記事や写真の容量があまりないので、地下部分の写真の掲載はやめておきます。
2025年02月08日
株主優待券で購入した乗車券の乗り越し精算
株主優待券で購入した乗車券の乗り越し精算
昨年秋のことでした。
JR東海の株主である親戚が、自分は使わないからと、株主優待券を譲ってくれました。
みどりの窓口へ行って、名古屋駅から東京駅までの新幹線乗車券と指定席特急券を割引で購入しました。
ふつうは、乗車券の行き先が、『東京都区内』という表示で、山手線のどこの駅でも下車できるタイプの乗車券ですが、株主優待券を使用した場合は、東京駅までですという説明を受けました。
東京駅で、在来線に乗り換えます。山手線の駅で下車するつもりです。
じっさいに行ってきましたが、そのとき、ちょっとやり方がわかりませんでした。
東京駅までの乗車券を、東京駅内の在来線に乗り継ぐ場所にあった自動改札機に入れて、交通系IC乗車券をタッチしました。変な反応がありましたが、通過はできました。
(ここで、わたしは、勘違いをしていました。別のシーンで、たとえば、千葉県内から在来線に乗って、品川駅で下車して、新幹線に乗り継ぐときは、新幹線乗り場の自動改札機で、まず、乗車券と指定席特急券を2枚同時に入れてから、品川駅まで来たときに使用した交通系IC乗車券をタッチします。だから、今回は、乗車券を入れて、交通系IC乗車券を入れれば、山手線の駅で下車するときは、交通系IC乗車券で自動改札機から出ることができると勘違いしました。そうやって、東京駅から山手線の駅までの運賃を、交通系IC乗車券で乗り越し精算ができると思いこんでいました)
勘違いの結果、山手線の駅で、改札口からすんなり出ることができませんでした。
まあ、そのあと、すったもんだして、窓口付近にあったモニターのボタンを押して、リモートで駅職員と話をして、ようやく、自分の考えが誤っていることに気づきました。
単純な話なのです。東京駅の乗り換え口で自動改札機に入れた東京駅までの乗車券を、下車する山手線の駅にある精算機で乗り越し清算すればいいだけなのです。ややこしく考えすぎてしまいました。精算券で、駅の外に出ることができました。
そのあと、JRから乗りかえる地下鉄駅入口の場所がわからなくて、道路をあちこち動きまわり、かなり迷いました。20分ぐらいムダにしてしまいました。とても疲れました。とほほ……
昨年秋のことでした。
JR東海の株主である親戚が、自分は使わないからと、株主優待券を譲ってくれました。
みどりの窓口へ行って、名古屋駅から東京駅までの新幹線乗車券と指定席特急券を割引で購入しました。
ふつうは、乗車券の行き先が、『東京都区内』という表示で、山手線のどこの駅でも下車できるタイプの乗車券ですが、株主優待券を使用した場合は、東京駅までですという説明を受けました。
東京駅で、在来線に乗り換えます。山手線の駅で下車するつもりです。
じっさいに行ってきましたが、そのとき、ちょっとやり方がわかりませんでした。
東京駅までの乗車券を、東京駅内の在来線に乗り継ぐ場所にあった自動改札機に入れて、交通系IC乗車券をタッチしました。変な反応がありましたが、通過はできました。
(ここで、わたしは、勘違いをしていました。別のシーンで、たとえば、千葉県内から在来線に乗って、品川駅で下車して、新幹線に乗り継ぐときは、新幹線乗り場の自動改札機で、まず、乗車券と指定席特急券を2枚同時に入れてから、品川駅まで来たときに使用した交通系IC乗車券をタッチします。だから、今回は、乗車券を入れて、交通系IC乗車券を入れれば、山手線の駅で下車するときは、交通系IC乗車券で自動改札機から出ることができると勘違いしました。そうやって、東京駅から山手線の駅までの運賃を、交通系IC乗車券で乗り越し精算ができると思いこんでいました)
勘違いの結果、山手線の駅で、改札口からすんなり出ることができませんでした。
まあ、そのあと、すったもんだして、窓口付近にあったモニターのボタンを押して、リモートで駅職員と話をして、ようやく、自分の考えが誤っていることに気づきました。
単純な話なのです。東京駅の乗り換え口で自動改札機に入れた東京駅までの乗車券を、下車する山手線の駅にある精算機で乗り越し清算すればいいだけなのです。ややこしく考えすぎてしまいました。精算券で、駅の外に出ることができました。
そのあと、JRから乗りかえる地下鉄駅入口の場所がわからなくて、道路をあちこち動きまわり、かなり迷いました。20分ぐらいムダにしてしまいました。とても疲れました。とほほ……
2025年01月06日
インデックス投資は勝者のゲーム ジョン・C・ボーグル
インデックス投資は勝者のゲーム 株式市場から利益を得る常識的方法 ジョン・C・ボーグル[著] 長尾慎太郎[監修] 藤原玄(ふじわら・げん)[訳] パンローリング株式会社
インデックス投資:特定の指数(インデックス)に連動した投資方法。指数例=「日経平均」とか、「S&P500(スタンダード・アンド・プアーズ500の指数。米国の500社)
オールカントリー・ワールド・インデックス:先進国23か国、新興国24か国、合計47か国の株価指数
投資信託:投資家からお金を集める。集めたお金を専門家が分散投資する。(株式、債券、不動産など)。得られた利益を投資家に分配する。
著者であるジョン・C・ボーグル:投資信託会社バンガード・グループの創業者兼元会長
1974年(昭和49年)バンガードを設立した。
まずは、1回全体のページをめくってみます。めくりながら、どんなことが書いてあるのか最後まで目を通してみます。
(1回目の本読み)
『勝者のゲームを敗者のゲームにしてしまうのか』という文章があります。
前回読んだ株式投資の本が、『敗者のゲーム チャールズ・エリス著 鹿毛雄二(かげ・ゆうじ)+鹿毛房子(かげ・ふさこ)・訳 日本経済新聞社』という本でした。その本と、これから読むこちらの本と、同じようなことが書いてありそうです。
複利が有利と書いてあります。複利:利子にも利子が付くこと。お金が、雪の玉をころがすように大きくなっていく。
『長期的な株式投資は、勝者のゲームなのだ』と書いてあります。
ゼロサムゲーム:だれかが得をするということは、だれかが損をしたということ。サムとは、『総和のこと。総計』
ひとたび株式投資を始めたら、カジノには近づくなという忠告があります。
ギャンブルはやめよというご指導なのでしょう。ギャンブルをする必要はない。
この本を書いている、『わたし』の言葉だけを信じることはないと書いてあります。ごもっともです。いろいろな人の話を聞いて、判断して実行して反省するのは、自分自身です。
コストに注意する。(購入時手数料、保有する限り付いて回る年間マーケティング費用、売買時の手数料など)。
配当について。投資信託のファンドマネージャーは、配当収入を重視していない。
ファンドマネージャー:運用する担当者
ファンドの破綻率は、80%にもなる。
失敗もあるということか。
『枯れ草の山で針を探すな。枯れ草を買え』(ちょっと意味がわかりません)
RIA:登録投資顧問会社
メリルリンチ:投資銀行。ほかに、ゴールドマン・サックス、モルガンスタンレー
ロボットアドバイザー:ロボットによるアドバイス
『賭けは敗者のゲーム(である)』
『賢明なる投資家はなぜ債権を保有するのか』
ETF:株価指数連動型上場投資信託
ベンジャミン・グレアム:アメリカ合衆国の経済学者。投資家。1976年(昭和51年)82歳没
『インデックス運用は、最高の戦略ではないかもしれないが、これよりもひどい投資戦略はかぎりなく存在する……』
かなり、専門的な内容の本と感じました。
(2回目の本読み)
ああしろ、こうしろというマニュアル本です。(手引き)
されど、読んでいると、物語を読んでいるような気分になります。
もう答えは出ているわけです。答え以外は、物語です。
答え:株式投資は『長期』で臨む。インデックスファンドを活用することが最善の策(アメリカ株式市場のほとんどの銘柄で固めた投資信託)。インデックスファンドを永遠に保有する。
常識をもちなさいと書いてあります。常識:健全な一般人がもつ普通の知識と思慮分別(しりょぶんべつ。やっていいことよくないことの区別がつく。きちんと考える)
助言者(コンサルタント)の言うことは聞かなくていい。コンサルタントは、個人投資家が払う謝礼(手数料)で生活している。
株式市場は、取引交渉関係者が手数料でもうける場所という側面がある。
個人投資家にとっては、利益を得ても、コスト(必要経費)で助言者にお金をもっていかれてしまう。
自分なりに自分がこれまでにしたことをふりかえってみました。
4年ぐらい前、銀行定期の預金利子が微々たるものだったので、銀行でそんな話をしたら、投資信託とか株式投資を勧められました。
いくつかの投資信託をNISA(ニーサ)も活用して申し込みました。得をしたものもあるし、損をしたものもあります。
毎月分配型の投資信託で、毎月利益が口座に振り込まれるのを見ていて喜んでいましたが、もしかして、これは、自分が最初に銀行さんにまとめて納めたお金から少しずつお金が戻ってきているだけではなかろうかと思うようになりました。不信感が芽生えました。(1年半ぐらいで投資信託をすべて引き上げました)。
次に株式投資を始めました。株式投資を始めたときに、投資信託は引き上げて、そのお金を株式投資に回しました。
いろいろ試行錯誤をしました。得をしたこともあるし、損をしたこともあります。ぼーっとしていると、お金が溶けていくという恐ろしい体験もしましたが、トータルではなんとかプラスを維持しています。ちょうど日本の株式市場が右肩上がりになった時期で運が良かっただけだと思います。
そして、日本の株式市場は、今は、停滞の時期を迎えています。銘柄にもよりますが、あまり利益が出ない時期を迎えています。
投資信託よりも、株式投資のほうが、利益が大きかった。利益を増やす楽しみも大きかった。だから、この本に書いてあるとおりにやる気は今のところはありません。
株式投資を基本に従って余裕資金でやっているので、たまに、自分は何のためにこんなことをしているのかと思うことがあります。
最初に戻って、定期預金の利子の代わりが、『配当金』だと気づきます。あわせて、株主優待が楽しみということもあります。株主優待でもらったお肉を焼き肉にして孫たちに食べさせたらとても喜んでくれました。宅配便で、冷凍されたお肉が送られてきます。株から得た利益は親族のために使うようにしています。
株式投資活動の目的は、『社会とのつながり』ということに達します。自分は、無職の年金生活者ではありますが、社会の一員で、なにかしらの役割を果たしていると安心します。
そんなことを思いながら、39ページ第2章以下を読み進めます。
書いてあることはむずかしい。
重要視されていることが、『S&P500指数』の活用です。
コンポジット指数:時間の経過に伴う株式市場全体のパフォーマンス(成果、実績)を表す。
S&P500の銘柄として、アップル、マイクロソフト、アルファベット、エクソンモービル、ジョンソンアンドジョンソン、バークシャー・ハザウェイ、アマゾン……
コスト(経費)に留意する。コストの差がある。
コストの低いファンドがリターン(得られる利益)の点で優位である。
伝統的なインデックスファンド(TIF)がもっともコストが低い。
TIF:アメリカ地方政府による再開発の自立的ファイナンス手法(よくわかりませんが、日本だと地方自治体とか地方公営企業が個人投資家からお金を集めて目的の事業を行う手法で、投資家に還元があるというようなやりかたなのだろうかと考えました)
これまでに読んできての自分なりのまとめです。
お金持ちになるにはということです。
二十代~三十代のときはしっかり働く。社会活動の基本を身に付ける。業務に関する知識をたくわえる。人脈を築く。一日24時間、一年365日、すべての時間を仕事につぎ込むつもりで、しっかり働き社会活動の仕組みを学ぶ。
そして、40歳になる前ぐらいに起業する。
40歳以降も、サラリーマンや公務員を続けても、お金持ちにはなれない。お金持ちになりたい人は、人に雇われるのではなく、人を雇って使う立場になる。まあ、サラリーマンや公務員なら、管理職になるという手もあります。
投資でお金を増やしていく。
お金持ちになるためのひとつの方法です。
自分が思うに、ほかの方法として、もともとお金持ちの人とくっつくという手法もありです。女の人がお金持ちの男の人と結婚するみたいな感じですが、それはそれで、それなりの苦労がありそうです。(夫の浮気とか)。男が資産家の女性とくっつくという逆パターンもあるのでしょうが、最初からそれをねらうのではなく、結果的にそうなったという形が理想です。まずは、愛情です。
配当について書いてあります。
配当を得る。
それから、できるだけ手数料がかからないファンド(商品)を選択するとあります。せっかくもうけても、証券会社等に手数料をたくさん払ったらもったいないと書いてあります。
勝てるファンドを選択することはとてもむずかしい。
過去に栄光があったとしても、未来はどうなるかわからない。むしろ衰退するファンドが多い。
インデックスファンドがいいと勧めがあります。長期保有で少しずつ利益を得ます。コストの低い、『S&P500インデックスファンド』で、著者の関係するバンガードのファンドをお勧めされています。
投資信託では、長期的に安定したパフォーマンスの商品を選ぶ。評価を示す星のマークの数はあてにならない。
5つ星のついたファンドのほとんどは、10年後、平均回帰(RTM)で、パフォーマンスは、平均に戻るかそれ以下に下がる。
投資信託にはふたつの運用方法がある。
パッシブ運用のインデックスファンド:目標と同様の運用をめざす。手数料は安め。(こちらを選択するのが良い)
アクティブ運用:目標を上回る運用をめざす。手数料が高め。
読んでいてもわたしには意味がわからない文章が続きます。
この本は、著者が創業した投資信託会社バンガード・グループの宣伝本です。
自画自賛の本です。自信に満ちています。
いくつか参考になる文節があるので書き落としてみます。
『賭けは敗者のゲームだ』(投資で無理をしてはいけないと受け止めました)
『株式市場の指数に連動する伝統的なインデックスファンドを底値で取得することが究極の選択となる』(なるほど。そして、長期保有ですね)
『賢明な投資家は債券を保有する……』(日本だと国債がいいのでしょうね)
『低い手数料、広範な分散、そして、一に保有、二に保有、三に保有である』(気長にいこう)
『短期的なマーケティングに成功した戦略が長期的な投資作戦として最適だった試しはない』(スポーツ選手に似ています。好調は、長続きはしない)
著者は学者です。オタクです。この分野に極端な興味をもって、精神集中されています。
もしかしたら、自分が興味を持つこと以外のことについては、まったく興味がない人なのかもしれません。
気が向くことは徹底的にやる。気が向かないことはいつまでたってもやらない。そういう人っています。すぐやれば、すぐ終わるのに、絶対にやらずに先延ばしする。そして、ついにやらない。そういう人を部下にもつと上司は悩みます。
276ページに、洋画、『フォレスト・ガンプ』のセリフが出て来ました。(著者は、映画は観るんだ)
本では、分析が続きます。
わたしにはわからない文章が多いので、流し読みに入った240ページあたりです。
ETF:株価指数連動型上場投資信託
アロケーションファンド:金融資産の配分割合の決定。株式、債券、その他
290ページに手紙があります。バフェットさんが書いた手紙です。
アメリカ経済は長期にわたって成長を続けるそうです。(アメリカ市場に投資したほうがいいのでしょう)
株式と債券を50対50の割合で運用するのがいいと書いてあります。
年金のことが書いてあります。米国の年金のことですから、日本と同じということはないのかもしれませんが、寿命を82歳として、62歳の人について書いてあります。年金の受給開始時期を62歳から72歳に先送りにすると、年金月額が上がっても、86歳まで生きないと元がとれないと書いてあります。(わたしは、人間は病気や事故でいつ死ぬかわからないから、受給開始年齢の先送りはしないほうがいいと考えています)
319ページ以降に、有益な投資についての有益なアドバイスが箇条書きで書いてあります。知りたい人は本を買って読んでください。
趣旨として、あなたが考えていることはみんなも考えている。自分だけが賢い(かしこい)とは思わないほうがいいという部分について愉快に感じました。
そして、知らないことを知るためには、知恵がいるのです。
全体をとおしての教訓として、327ページに書いてあるのが、『基本に忠実たれ』です。忍耐と一貫性が、投資家にとって価値ある資産だそうです。『やりきりなさい』というアドバイスがあります。
最後まで読んで、著者は仕事人間だと思いました。
『謝辞』のところを読みました。
社員が家族なのでしょう。
インデックス投資:特定の指数(インデックス)に連動した投資方法。指数例=「日経平均」とか、「S&P500(スタンダード・アンド・プアーズ500の指数。米国の500社)
オールカントリー・ワールド・インデックス:先進国23か国、新興国24か国、合計47か国の株価指数
投資信託:投資家からお金を集める。集めたお金を専門家が分散投資する。(株式、債券、不動産など)。得られた利益を投資家に分配する。
著者であるジョン・C・ボーグル:投資信託会社バンガード・グループの創業者兼元会長
1974年(昭和49年)バンガードを設立した。
まずは、1回全体のページをめくってみます。めくりながら、どんなことが書いてあるのか最後まで目を通してみます。
(1回目の本読み)
『勝者のゲームを敗者のゲームにしてしまうのか』という文章があります。
前回読んだ株式投資の本が、『敗者のゲーム チャールズ・エリス著 鹿毛雄二(かげ・ゆうじ)+鹿毛房子(かげ・ふさこ)・訳 日本経済新聞社』という本でした。その本と、これから読むこちらの本と、同じようなことが書いてありそうです。
複利が有利と書いてあります。複利:利子にも利子が付くこと。お金が、雪の玉をころがすように大きくなっていく。
『長期的な株式投資は、勝者のゲームなのだ』と書いてあります。
ゼロサムゲーム:だれかが得をするということは、だれかが損をしたということ。サムとは、『総和のこと。総計』
ひとたび株式投資を始めたら、カジノには近づくなという忠告があります。
ギャンブルはやめよというご指導なのでしょう。ギャンブルをする必要はない。
この本を書いている、『わたし』の言葉だけを信じることはないと書いてあります。ごもっともです。いろいろな人の話を聞いて、判断して実行して反省するのは、自分自身です。
コストに注意する。(購入時手数料、保有する限り付いて回る年間マーケティング費用、売買時の手数料など)。
配当について。投資信託のファンドマネージャーは、配当収入を重視していない。
ファンドマネージャー:運用する担当者
ファンドの破綻率は、80%にもなる。
失敗もあるということか。
『枯れ草の山で針を探すな。枯れ草を買え』(ちょっと意味がわかりません)
RIA:登録投資顧問会社
メリルリンチ:投資銀行。ほかに、ゴールドマン・サックス、モルガンスタンレー
ロボットアドバイザー:ロボットによるアドバイス
『賭けは敗者のゲーム(である)』
『賢明なる投資家はなぜ債権を保有するのか』
ETF:株価指数連動型上場投資信託
ベンジャミン・グレアム:アメリカ合衆国の経済学者。投資家。1976年(昭和51年)82歳没
『インデックス運用は、最高の戦略ではないかもしれないが、これよりもひどい投資戦略はかぎりなく存在する……』
かなり、専門的な内容の本と感じました。
(2回目の本読み)
ああしろ、こうしろというマニュアル本です。(手引き)
されど、読んでいると、物語を読んでいるような気分になります。
もう答えは出ているわけです。答え以外は、物語です。
答え:株式投資は『長期』で臨む。インデックスファンドを活用することが最善の策(アメリカ株式市場のほとんどの銘柄で固めた投資信託)。インデックスファンドを永遠に保有する。
常識をもちなさいと書いてあります。常識:健全な一般人がもつ普通の知識と思慮分別(しりょぶんべつ。やっていいことよくないことの区別がつく。きちんと考える)
助言者(コンサルタント)の言うことは聞かなくていい。コンサルタントは、個人投資家が払う謝礼(手数料)で生活している。
株式市場は、取引交渉関係者が手数料でもうける場所という側面がある。
個人投資家にとっては、利益を得ても、コスト(必要経費)で助言者にお金をもっていかれてしまう。
自分なりに自分がこれまでにしたことをふりかえってみました。
4年ぐらい前、銀行定期の預金利子が微々たるものだったので、銀行でそんな話をしたら、投資信託とか株式投資を勧められました。
いくつかの投資信託をNISA(ニーサ)も活用して申し込みました。得をしたものもあるし、損をしたものもあります。
毎月分配型の投資信託で、毎月利益が口座に振り込まれるのを見ていて喜んでいましたが、もしかして、これは、自分が最初に銀行さんにまとめて納めたお金から少しずつお金が戻ってきているだけではなかろうかと思うようになりました。不信感が芽生えました。(1年半ぐらいで投資信託をすべて引き上げました)。
次に株式投資を始めました。株式投資を始めたときに、投資信託は引き上げて、そのお金を株式投資に回しました。
いろいろ試行錯誤をしました。得をしたこともあるし、損をしたこともあります。ぼーっとしていると、お金が溶けていくという恐ろしい体験もしましたが、トータルではなんとかプラスを維持しています。ちょうど日本の株式市場が右肩上がりになった時期で運が良かっただけだと思います。
そして、日本の株式市場は、今は、停滞の時期を迎えています。銘柄にもよりますが、あまり利益が出ない時期を迎えています。
投資信託よりも、株式投資のほうが、利益が大きかった。利益を増やす楽しみも大きかった。だから、この本に書いてあるとおりにやる気は今のところはありません。
株式投資を基本に従って余裕資金でやっているので、たまに、自分は何のためにこんなことをしているのかと思うことがあります。
最初に戻って、定期預金の利子の代わりが、『配当金』だと気づきます。あわせて、株主優待が楽しみということもあります。株主優待でもらったお肉を焼き肉にして孫たちに食べさせたらとても喜んでくれました。宅配便で、冷凍されたお肉が送られてきます。株から得た利益は親族のために使うようにしています。
株式投資活動の目的は、『社会とのつながり』ということに達します。自分は、無職の年金生活者ではありますが、社会の一員で、なにかしらの役割を果たしていると安心します。
そんなことを思いながら、39ページ第2章以下を読み進めます。
書いてあることはむずかしい。
重要視されていることが、『S&P500指数』の活用です。
コンポジット指数:時間の経過に伴う株式市場全体のパフォーマンス(成果、実績)を表す。
S&P500の銘柄として、アップル、マイクロソフト、アルファベット、エクソンモービル、ジョンソンアンドジョンソン、バークシャー・ハザウェイ、アマゾン……
コスト(経費)に留意する。コストの差がある。
コストの低いファンドがリターン(得られる利益)の点で優位である。
伝統的なインデックスファンド(TIF)がもっともコストが低い。
TIF:アメリカ地方政府による再開発の自立的ファイナンス手法(よくわかりませんが、日本だと地方自治体とか地方公営企業が個人投資家からお金を集めて目的の事業を行う手法で、投資家に還元があるというようなやりかたなのだろうかと考えました)
これまでに読んできての自分なりのまとめです。
お金持ちになるにはということです。
二十代~三十代のときはしっかり働く。社会活動の基本を身に付ける。業務に関する知識をたくわえる。人脈を築く。一日24時間、一年365日、すべての時間を仕事につぎ込むつもりで、しっかり働き社会活動の仕組みを学ぶ。
そして、40歳になる前ぐらいに起業する。
40歳以降も、サラリーマンや公務員を続けても、お金持ちにはなれない。お金持ちになりたい人は、人に雇われるのではなく、人を雇って使う立場になる。まあ、サラリーマンや公務員なら、管理職になるという手もあります。
投資でお金を増やしていく。
お金持ちになるためのひとつの方法です。
自分が思うに、ほかの方法として、もともとお金持ちの人とくっつくという手法もありです。女の人がお金持ちの男の人と結婚するみたいな感じですが、それはそれで、それなりの苦労がありそうです。(夫の浮気とか)。男が資産家の女性とくっつくという逆パターンもあるのでしょうが、最初からそれをねらうのではなく、結果的にそうなったという形が理想です。まずは、愛情です。
配当について書いてあります。
配当を得る。
それから、できるだけ手数料がかからないファンド(商品)を選択するとあります。せっかくもうけても、証券会社等に手数料をたくさん払ったらもったいないと書いてあります。
勝てるファンドを選択することはとてもむずかしい。
過去に栄光があったとしても、未来はどうなるかわからない。むしろ衰退するファンドが多い。
インデックスファンドがいいと勧めがあります。長期保有で少しずつ利益を得ます。コストの低い、『S&P500インデックスファンド』で、著者の関係するバンガードのファンドをお勧めされています。
投資信託では、長期的に安定したパフォーマンスの商品を選ぶ。評価を示す星のマークの数はあてにならない。
5つ星のついたファンドのほとんどは、10年後、平均回帰(RTM)で、パフォーマンスは、平均に戻るかそれ以下に下がる。
投資信託にはふたつの運用方法がある。
パッシブ運用のインデックスファンド:目標と同様の運用をめざす。手数料は安め。(こちらを選択するのが良い)
アクティブ運用:目標を上回る運用をめざす。手数料が高め。
読んでいてもわたしには意味がわからない文章が続きます。
この本は、著者が創業した投資信託会社バンガード・グループの宣伝本です。
自画自賛の本です。自信に満ちています。
いくつか参考になる文節があるので書き落としてみます。
『賭けは敗者のゲームだ』(投資で無理をしてはいけないと受け止めました)
『株式市場の指数に連動する伝統的なインデックスファンドを底値で取得することが究極の選択となる』(なるほど。そして、長期保有ですね)
『賢明な投資家は債券を保有する……』(日本だと国債がいいのでしょうね)
『低い手数料、広範な分散、そして、一に保有、二に保有、三に保有である』(気長にいこう)
『短期的なマーケティングに成功した戦略が長期的な投資作戦として最適だった試しはない』(スポーツ選手に似ています。好調は、長続きはしない)
著者は学者です。オタクです。この分野に極端な興味をもって、精神集中されています。
もしかしたら、自分が興味を持つこと以外のことについては、まったく興味がない人なのかもしれません。
気が向くことは徹底的にやる。気が向かないことはいつまでたってもやらない。そういう人っています。すぐやれば、すぐ終わるのに、絶対にやらずに先延ばしする。そして、ついにやらない。そういう人を部下にもつと上司は悩みます。
276ページに、洋画、『フォレスト・ガンプ』のセリフが出て来ました。(著者は、映画は観るんだ)
本では、分析が続きます。
わたしにはわからない文章が多いので、流し読みに入った240ページあたりです。
ETF:株価指数連動型上場投資信託
アロケーションファンド:金融資産の配分割合の決定。株式、債券、その他
290ページに手紙があります。バフェットさんが書いた手紙です。
アメリカ経済は長期にわたって成長を続けるそうです。(アメリカ市場に投資したほうがいいのでしょう)
株式と債券を50対50の割合で運用するのがいいと書いてあります。
年金のことが書いてあります。米国の年金のことですから、日本と同じということはないのかもしれませんが、寿命を82歳として、62歳の人について書いてあります。年金の受給開始時期を62歳から72歳に先送りにすると、年金月額が上がっても、86歳まで生きないと元がとれないと書いてあります。(わたしは、人間は病気や事故でいつ死ぬかわからないから、受給開始年齢の先送りはしないほうがいいと考えています)
319ページ以降に、有益な投資についての有益なアドバイスが箇条書きで書いてあります。知りたい人は本を買って読んでください。
趣旨として、あなたが考えていることはみんなも考えている。自分だけが賢い(かしこい)とは思わないほうがいいという部分について愉快に感じました。
そして、知らないことを知るためには、知恵がいるのです。
全体をとおしての教訓として、327ページに書いてあるのが、『基本に忠実たれ』です。忍耐と一貫性が、投資家にとって価値ある資産だそうです。『やりきりなさい』というアドバイスがあります。
最後まで読んで、著者は仕事人間だと思いました。
『謝辞』のところを読みました。
社員が家族なのでしょう。
2025年01月05日
JUST KEEP BUYING ニック・マジューリ・著
JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則 ニック・マジューリ=著 小島修(こじま・おさむ)=訳 ダイヤモンド社
投資の本です。おもに株式投資のことです。
わたしは、実用書を読むときは、まず、ゆっくりページをめくりながら、最後のページまで目をとおします。そうやって、だいたい何が書いてあるかをつかんでから、2回目の本読みをします。
(1回目の本読み)
403ページあって、最後に訳者の言葉があります。
『はじめに』があって、第1章から第20章まであります。
冒頭に注意事項があります。
米国の読者に向けて書いてあるので、日本向けではない。よく考えて読んで、ご自身で判断してくださいとあります。(はい、わかりました)。
前半は、『貯金力アップ篇』、後半が、『投資力アップ篇』という構成になっているそうです。
第2章からが第1部で、『貯金力アップ篇』、第10章からが第2部で、『投資力アップ篇』になっています。
亡くなった著者の祖父が、競馬にお金をつぎこんでいた話から始まります。祖父は無一文で亡くなったそうです。
おこられるかもしれませんが、全部が全部ではありませんが、わたしが思うに、お金が無くて困っている人というのは、浪費グセがある人が多いです。
アルコール、ニコチンを始め、ギャンブルや趣味などに、無計画にお金を散財します。金銭感覚がありません。あわせて、金銭管理能力もありません。欲望をこらえきれずに財産を使い果たす人です。性格的に頑固(がんこ)だったりもします。他者からのアドバイスを聞き入れません。自分は何をやっても許されると勘違いされているときもあります。
経済的に安定するためには、『無職』の期間をなるべく短くすることです。働けばお金は入ってきます。働かなければお金は消えていきます。
タイトルにもありますが、『ジャスト・キープ・バイイング』の意味は、『ただ買い続けなさい』だそうです。
(株を買い続けなさいということだろうか。買った株の配当金をあてにしなさい。配当金でまた株を買いなさい。それをくりかえして、雪の玉をころがすように利益を増やしていきなさいということだろうか)。著者曰く(いわく。言うには)、それが、あなたをお金持ちにしてくれるアイデアだそうです。
ページをめくります。どうもそれっぽい。(さきほどわたしが書いたこと)。
『世間でいわれているほど、貯金はしなくてもいい』(貯金は必要なある程度の額でいい。それ以上のお金は投資に回すということか)。
日本人は、『金銭的自立』に遅れた世界の金融孤児になりかねない』とあります。日本人は、貯金(預金)することしか知らないということだろうか。(投資活動に消極的ということ)。
『お金がない人は「貯金」を、お金がある人は「投資」を重視すべき理由』とあります。(やっぱり)。
『どのくらい貯金すればいいのか?』(ヒントをもらえそうです)
『借金はすべきか?』クレジットカードの負債の説明があるようです。
『家は借りるべきか買うべきか?』(わたしは買える人は、家を買ったほうがいいと思います)。
『なぜ投資すべきか?』老後に備える。インフレ(物価上昇)から資産を守るため。人的資本を金融資本に置き換えるため(ちょっと今は意味がわかりません)。そんなことが書いてあるようです。
『何に投資すべきか?』
『個別株は買うな』
『(株の)安値を待つべきではない理由』
『投資が「運」に左右される理由』
『暴落時の投資法』平静を維持する。動じないメンタルをもつというようなことが書いてありそうです。暴落時は、買いのチャンスだと書いてありそうです。
『(株を)いつ売ればいいのか?』
目次が終わりました。さらに目を通していきます。
たとえば、『収入の2割を貯金しよう』という考えはだめだそうです。
答えは、『できる範囲内で貯金する』だそうです。(なるほど)。
『貯金しすぎている可能性』に気づきなさいだそうです。
恐怖心があるから、お金を使わない。お金を使わないからお金が残る。
そんなこんなの心理を分析してあります。
『支出を減らせばお金持ちになれる』ということはないそうです。
『収益を生み出す資産に投資する』ことで、お金持ちになれるそうです。
98ページまで目をとおして、読みやすそうな文章です。
マニュアル本(手引き)というよりも、読み物という感じの本です。
借金してまでギャンブルにお金をつぎこむ人は、心の病(やまい)です。
大学に通うことで収入が増えるということが書いてありますが、現実社会では、大学を卒業しても仕事をしていない人はいます。学歴はあてになりません。
借金は心身の健康に影響する。(まあ、そうですな)。
住宅ローンは、資産の形成(貯金の意味もある。住宅ローンを返済後、家が財産になる)につながるから、心の負担は小さいとあります。
持ち家のコストが書いてあります。
わたしが思うに、分譲マンションは一戸建てよりもかなり維持費がかかります。
住宅ローンを返済し終えても、管理費、修繕積立金、駐車場代の支払いは毎月永遠に続きます。
戸建てなら、駐車料金は無料だし、壁の塗り替えが十数年に一回です。その他の修理等をやるかやらないかは、自分の意思で判断できます。義務ではありません。気楽です。
本には、持ち家ではなく賃貸住宅だと、長期的なリスク(損失)があると書いてあります。
(つづく)
銀行口座に大金が入っていれば、幸せな老後を送れるか?という質問が提示されています。
答えはノーです。
まず、心身の健康や豊かな人間関係が前提にないと、幸せな老後を送ることはたいへんなのです。
お金のある人が、3年間リタイア生活を送っての感想です。
『退屈だった』何もすることがないのです。働かなくても食べていけるのです。
その人は、再び働き始めた。仕事をすることで、人とのつながりができて、生活に張りが生まれた。
『FIRE(ファイアー。早期退職を目指す。経済的に自立する)』をお勧めしない理由という項目があります。
FIREノマド的なライフスタイル:リモートで働く労働者。出社はしない。その立ち位置を、【自分はもはや世の中にとって重要な存在ではないと受け入れること】とあります。
わたしなんぞは、出勤しないで、毎日自宅にいてパソコンでできる仕事なんぞ、この世にあるのだろうかと驚かされます。営業でも事務でも、顧客や社員が自分のそばにいなければ、話が進まない気がするのです。
179ページに、ファイアーノマドは、やがて、孤独を感じるようになるとあります。生活を楽しめなくなるそうです。
何のために投資をするのかという質問の提示があります。
理由1:老後に備えるため。(加齢で働けない心身になってしまうから)。
理由2:インフレ(物価上昇)から資産を守るため。(去年は、なにもかもが値上がりしました)
理由3:「人的資本」を「金融資本」に置き換えるため。(ちょっと意味がわかりません。2回目の本読みで読み込んでみますが、それでもわからないかもしれません)
賢い(かしこい)株の買い方。
インデックスファンド(指数に連動する投資信託。1日1回の基準価格)とETF(投資信託。リアルタイムの価格で取引ができる)の勧めがあります。
株は、バリュー株(格安株)を買う。
国債(こくさい)の説明があります。著者は米国の人ですから、米国債の説明が中心です。
『個別株は買うな』とあります。
個別株投資をしても、圧倒的多数の人は負けるそうです。挑戦しないほうがいいとあります。
会社自体の稼ぐ力に限度があるようなことが書いてあります。長期的に成功し続ける個別銘柄はごくわずかしかないそうです。個人株主の都合ではなく、会社運営の傾向として、個別株投資をしてもうまくいかないというふうに書いてあります。
ゆえに専門家がたくさんの会社の株を運営する投資信託の類(たぐい)を個人にお勧めするこちらの本です。
242ページあたりまで読んできて、このあたりまで読めば、もうあとのページを読む必要もないのではないかと思いました。趣旨は、言い尽くされた。あとのページは、おまけという感じです。
本は参考にするだけです。
本のいいなりにはなりません。
本を読んで、こういう世界もあるのかと参考にするだけです。
どうするかは、自分の頭で考えます。
大暴落があっても、狼狽(ろうばい。うろたえて、あわてふためくこと)売りはしない。
わたしの経験だと、三か月ぐらい待てば、だいぶ回復する感じです。株価が上がるというよりも、もとの価格に戻るという感覚です。
むしろ、ちゃんとした会社の株なら、暴落した時に買いたい。そのために、証券会社に開設してある特定口座に資金を蓄えておきたい。購入のチャンスを逃さないように、お金を特定口座で準備しておく。
これまでの体験として、決算報告が悪いと、株価がすーっと下がっていきますが、三か月ぐらいかけて、ゆっくり元の株価に戻っていくことが多かった。
自分の体験からいえることとして、間違っても株を高値づかみはしないこと。巷の(ちまたの。世間の)話題になってしまったときは(これはいい株だとの評価が出たとき)、もう遅い。買わないほうがいい。あきらめる。がまんする。
宝くじに当たって、その後の人生をボロボロにしてしまった人のことが書いてあります。(そういうことってあるだろうなあと納得します。宝くじが当たった時は、それなりに注意して暮らさねばなりません)。自分の心をコントロールすることはむずかしいし、お金があることを知られて、いろんな人が群がってきます。(むらがってきます)。
『とりもどせないもの』という項目があります。
とりもどせないもの、それは、『時間』です。
お金は取り戻せるけれど、『時間』は、取り戻せない。
(2回目の本読み)
祖父が、ギャンブルにつぎこんだお金を株式につぎこんでいたらお金持ちになれていたのに…… という話です。
重要なこと:株を買い続けること。
ジャスト・キープ・バイイング:収益を生み出す資産(株式、債券、不動産など)を継続的に購入すればお金持ちになれる。
ただひたすら買い続けることがお金持ちになることにつながる。
インデックスファンド(株価指数連動型投資信託)、『S&P500』を買う。
日本人は、お金をつくるための意識が遅れている。
ウォーレン・バフェット:アメリカ合衆国の投資家、資産家。1930年(昭和5年)生まれ。94歳。
ウィリアム・バーンスタイン:金融理論家、神経科医。1948年(昭和23年)生まれ。76歳。
ジョン・クリフトン・”ジャック”・ボーグル:アメリカ合衆国の投資家、実業家。2019年(令和元年)89歳没。
浪費をやめる。
外食を慎む。酒を飲み過ぎない。タクシーを控える。
頭がいいか、悪いかのお話になります。頭がいい人にならないとお金は逃げていくのです。
高齢者はお金をため込むだけため込む。(『お金がなくなることの恐怖』が大きいとあります』)
その結果、相続人は多額の遺産を手にすることになると書いてあります。(ゆえに特殊詐欺にひっかかるということもあるのでしょう。自分のためにはお金を使わず、よかれと思って、子どもや孫のために使う。子どもや孫にお金を出すそのときの判断力はゆるゆるになる。簡単に特殊詐欺にひっかかる)。
『節約』だけでは、資産は増えない。限界がある。
お金持ちになるためには、収入を増やし、収益を生み出す資産に投資してお金を増やす。
76ページにある、『人的資本』というのは、わたしにはよくわかりませんでした。
自分がすでにもっている、技能、知識、時間を収入増加に役立てるというようなことが書いてありました。
読んでいて思ったのは、まず、『学ぶ』ことです。お金持ちになるためには、自分に投資して、賢い自分になる。
本に書いてあるのは、会社などの社会で、しっかり学んで、40歳ぐらいで独立して、起業するというような流れです。
一生、人や組織に使われるサラリーマンや公務員では、お金持ちにはなりにくい。(生活は安定するでしょうが)。富を築くためには、『オーナー(会社や組織の所有権をもつ人。トップ)』になる。
お金にまつわるいろいろな話が実例として続きます。
富む人、困窮する人の話です。
貧困層は、貯金があるのに、借金をして利子をつけて返済するそうです。
大学に行けば収入が増えるという話がありますが、参考になりません。大学を出ていても働いていない人もいます。奨学金という負債をかかえて社会人生活をスタートさせる人もいます。なんというか、だれでも受験すれば入学できるという大学を卒業しても大卒の意味がないということもあります。案外職場では、たたき上げの事務員とか技術職をしている高卒の力は強いです。
いろいろ書いてあります。
借金がストレスになって、心身の病気になってしまう。
住宅購入は、長期所有でないと意味がない。
家は買ったほうがいい。
今は、146ページあたりにいます。
流し読みに入ります。必要な情報はだいたい拾いました。
知りたい情報の部分だけ、ていねいに読みます。
(つづく)
投資とは:自分が働かなくても、代わりにお金を生み出し続けてくれる金融資産をつくること。
年齢が上がるとともに、お金を稼ぐ力は衰えていく。老後も稼ぐために投資をする。
第一に、株式投資をする。
暴落の確率です。
100年に2回:50%以上ダウン。
4~5年に1回:30%ダウン。
2年に1回:10%ダウン。
ゆえに、長期的に投資する。個人株式投資家の武器は、『時間』である。
インデックスファンドやETFを買う。(投資信託)。積み立てをする。NISA(ニーサ)ですな。
そのほかのこととして、債券、不動産、REIT(リート。不動産投資信託)、農地、エンジェル/中小企業、ロイヤリティ、オリジナル商品などについて説明があります。
(つづく)
全体を読み終えての感想です。
個別株をやってももうからない。投資信託での投資をやりなさいという勧めです。
う~む。若い世代の人ならそれでいいのでしょう。
相続財産を残したい高齢者の人もそれでいいのでしょう。
わたしには、向かないと考えました。
自分の作戦がうまくいくかどうかの楽しみがありません。
わたしは、わたしなりに、自分自身の投資信託をつくるようなつもりで、いろいろな会社の銘柄を少しずつ買って固めて、それぞれの値動きを見ながら一喜一憂するパターンでいこうと思いました。いいなと思った会社の株を買い集めて、先ざきの上昇を楽しみにします。
感想を付け加えておきます。
『個別株は買うな』
失ってもいいお金なら、個別株を買いなさいというちょっと厳しい教えです。
249ページ、『第13章 いつ投資すべきか?』以降のページは、読まなくてもいいかなと思いました。
261ページ、大暴落は、稀にしかおこらない。(まれにしかおこらない)。
分割投資と即一括投資の比較では、即一括投資のほうが優れている。(すぐれている)。
そのへんが、よくわからないのですが、同じ商品を分割で買うか、一括で買うかということの説明なのかなと思いました。
『底値を待って現金を貯めるのは意味がない』とあります。(そうかな。安い時に買って、高くなったら売って、差額をもうけるのではなかろうか)
投資には、『運』が必要。(それはあります)
若い人にとっての味方は、『時間』があること。(ごもっともです)。
相場の変動を恐れない。ほとんどの市場は、ほとんどの期間、上昇しているとあります。
長期的な投資が基本です。
なにもしなければ、もうからない。
余裕資金で投資をする。
もともと使う予定がないお金で買った株式なら、放置しておいてもがまんできる。
そのうち上がるだろうという期待と夢をもつ。
日本の株式市場では、去年の8月5日に大暴落がありました。
そのときにいい会社の銘柄をお安く買った人は、もうかったと思います。ほくほくでしょう。
暴落後、株価は、ゆっくりと回復しています。
326ページに、『なぜ、暴落時は買いのチャンスなのか?』とあります。
わたしは、含み益とか、含み損というのは、換金しなければ、利益も損もないものだと思っています。
含み益は、ぼーっとしているとあっという間に溶けてなくなります。そういう体験をしたことがあります。
だから、利益がある程度出たら、売却して利益を手元に寄せるようにしています。少しずつ指値を上げて、切り刻むように売却することが多い。
含み損は、株価があがるまで放置します。三年ぐらい待つぐらいたいしたことありません。昔は銀行預金で三年定期というものがありました。なんなら、ずーっと待って、相続で次世代に引き継いでもいいです。
億万長者らしくない億万長者はそこそこいる。
376ページに、『暮らし向きがいいだけ』とあります。
衣食住の生活に派手さを求めなければ、ふつーの生活で十分だいじょうぶです。
老齢者にとっては、お金よりも寿命ということはあります。
なおかつ、健康長寿が願いです。
ウォーレン・バフェットさんでも、お金よりも寿命がほしいと言うだろうとのことです。
若い時に、まじめにがんばって働くことが、お金持ちになる基本です。
著者の体験が書いてあります。
23歳の時、著者の財産は、2000ドルだったそうです。(今だと、31万円ぐらい)。
31歳のとき、資産が、50万ドル近くになったそうです。(同じく、7800万円ぐらい)。
その間、8年以上フルタイムで働き、そのほかにも稼ぐ努力を惜しまなかったそうです。
時間が大事で、今がんばらなければ、このあとの年齢(30代以降の年齢)では時間(お金持ちになるための時間)が足りないと思われたようです。
若い人向けの投資の勧めの本だと思いました。
投資の本です。おもに株式投資のことです。
わたしは、実用書を読むときは、まず、ゆっくりページをめくりながら、最後のページまで目をとおします。そうやって、だいたい何が書いてあるかをつかんでから、2回目の本読みをします。
(1回目の本読み)
403ページあって、最後に訳者の言葉があります。
『はじめに』があって、第1章から第20章まであります。
冒頭に注意事項があります。
米国の読者に向けて書いてあるので、日本向けではない。よく考えて読んで、ご自身で判断してくださいとあります。(はい、わかりました)。
前半は、『貯金力アップ篇』、後半が、『投資力アップ篇』という構成になっているそうです。
第2章からが第1部で、『貯金力アップ篇』、第10章からが第2部で、『投資力アップ篇』になっています。
亡くなった著者の祖父が、競馬にお金をつぎこんでいた話から始まります。祖父は無一文で亡くなったそうです。
おこられるかもしれませんが、全部が全部ではありませんが、わたしが思うに、お金が無くて困っている人というのは、浪費グセがある人が多いです。
アルコール、ニコチンを始め、ギャンブルや趣味などに、無計画にお金を散財します。金銭感覚がありません。あわせて、金銭管理能力もありません。欲望をこらえきれずに財産を使い果たす人です。性格的に頑固(がんこ)だったりもします。他者からのアドバイスを聞き入れません。自分は何をやっても許されると勘違いされているときもあります。
経済的に安定するためには、『無職』の期間をなるべく短くすることです。働けばお金は入ってきます。働かなければお金は消えていきます。
タイトルにもありますが、『ジャスト・キープ・バイイング』の意味は、『ただ買い続けなさい』だそうです。
(株を買い続けなさいということだろうか。買った株の配当金をあてにしなさい。配当金でまた株を買いなさい。それをくりかえして、雪の玉をころがすように利益を増やしていきなさいということだろうか)。著者曰く(いわく。言うには)、それが、あなたをお金持ちにしてくれるアイデアだそうです。
ページをめくります。どうもそれっぽい。(さきほどわたしが書いたこと)。
『世間でいわれているほど、貯金はしなくてもいい』(貯金は必要なある程度の額でいい。それ以上のお金は投資に回すということか)。
日本人は、『金銭的自立』に遅れた世界の金融孤児になりかねない』とあります。日本人は、貯金(預金)することしか知らないということだろうか。(投資活動に消極的ということ)。
『お金がない人は「貯金」を、お金がある人は「投資」を重視すべき理由』とあります。(やっぱり)。
『どのくらい貯金すればいいのか?』(ヒントをもらえそうです)
『借金はすべきか?』クレジットカードの負債の説明があるようです。
『家は借りるべきか買うべきか?』(わたしは買える人は、家を買ったほうがいいと思います)。
『なぜ投資すべきか?』老後に備える。インフレ(物価上昇)から資産を守るため。人的資本を金融資本に置き換えるため(ちょっと今は意味がわかりません)。そんなことが書いてあるようです。
『何に投資すべきか?』
『個別株は買うな』
『(株の)安値を待つべきではない理由』
『投資が「運」に左右される理由』
『暴落時の投資法』平静を維持する。動じないメンタルをもつというようなことが書いてありそうです。暴落時は、買いのチャンスだと書いてありそうです。
『(株を)いつ売ればいいのか?』
目次が終わりました。さらに目を通していきます。
たとえば、『収入の2割を貯金しよう』という考えはだめだそうです。
答えは、『できる範囲内で貯金する』だそうです。(なるほど)。
『貯金しすぎている可能性』に気づきなさいだそうです。
恐怖心があるから、お金を使わない。お金を使わないからお金が残る。
そんなこんなの心理を分析してあります。
『支出を減らせばお金持ちになれる』ということはないそうです。
『収益を生み出す資産に投資する』ことで、お金持ちになれるそうです。
98ページまで目をとおして、読みやすそうな文章です。
マニュアル本(手引き)というよりも、読み物という感じの本です。
借金してまでギャンブルにお金をつぎこむ人は、心の病(やまい)です。
大学に通うことで収入が増えるということが書いてありますが、現実社会では、大学を卒業しても仕事をしていない人はいます。学歴はあてになりません。
借金は心身の健康に影響する。(まあ、そうですな)。
住宅ローンは、資産の形成(貯金の意味もある。住宅ローンを返済後、家が財産になる)につながるから、心の負担は小さいとあります。
持ち家のコストが書いてあります。
わたしが思うに、分譲マンションは一戸建てよりもかなり維持費がかかります。
住宅ローンを返済し終えても、管理費、修繕積立金、駐車場代の支払いは毎月永遠に続きます。
戸建てなら、駐車料金は無料だし、壁の塗り替えが十数年に一回です。その他の修理等をやるかやらないかは、自分の意思で判断できます。義務ではありません。気楽です。
本には、持ち家ではなく賃貸住宅だと、長期的なリスク(損失)があると書いてあります。
(つづく)
銀行口座に大金が入っていれば、幸せな老後を送れるか?という質問が提示されています。
答えはノーです。
まず、心身の健康や豊かな人間関係が前提にないと、幸せな老後を送ることはたいへんなのです。
お金のある人が、3年間リタイア生活を送っての感想です。
『退屈だった』何もすることがないのです。働かなくても食べていけるのです。
その人は、再び働き始めた。仕事をすることで、人とのつながりができて、生活に張りが生まれた。
『FIRE(ファイアー。早期退職を目指す。経済的に自立する)』をお勧めしない理由という項目があります。
FIREノマド的なライフスタイル:リモートで働く労働者。出社はしない。その立ち位置を、【自分はもはや世の中にとって重要な存在ではないと受け入れること】とあります。
わたしなんぞは、出勤しないで、毎日自宅にいてパソコンでできる仕事なんぞ、この世にあるのだろうかと驚かされます。営業でも事務でも、顧客や社員が自分のそばにいなければ、話が進まない気がするのです。
179ページに、ファイアーノマドは、やがて、孤独を感じるようになるとあります。生活を楽しめなくなるそうです。
何のために投資をするのかという質問の提示があります。
理由1:老後に備えるため。(加齢で働けない心身になってしまうから)。
理由2:インフレ(物価上昇)から資産を守るため。(去年は、なにもかもが値上がりしました)
理由3:「人的資本」を「金融資本」に置き換えるため。(ちょっと意味がわかりません。2回目の本読みで読み込んでみますが、それでもわからないかもしれません)
賢い(かしこい)株の買い方。
インデックスファンド(指数に連動する投資信託。1日1回の基準価格)とETF(投資信託。リアルタイムの価格で取引ができる)の勧めがあります。
株は、バリュー株(格安株)を買う。
国債(こくさい)の説明があります。著者は米国の人ですから、米国債の説明が中心です。
『個別株は買うな』とあります。
個別株投資をしても、圧倒的多数の人は負けるそうです。挑戦しないほうがいいとあります。
会社自体の稼ぐ力に限度があるようなことが書いてあります。長期的に成功し続ける個別銘柄はごくわずかしかないそうです。個人株主の都合ではなく、会社運営の傾向として、個別株投資をしてもうまくいかないというふうに書いてあります。
ゆえに専門家がたくさんの会社の株を運営する投資信託の類(たぐい)を個人にお勧めするこちらの本です。
242ページあたりまで読んできて、このあたりまで読めば、もうあとのページを読む必要もないのではないかと思いました。趣旨は、言い尽くされた。あとのページは、おまけという感じです。
本は参考にするだけです。
本のいいなりにはなりません。
本を読んで、こういう世界もあるのかと参考にするだけです。
どうするかは、自分の頭で考えます。
大暴落があっても、狼狽(ろうばい。うろたえて、あわてふためくこと)売りはしない。
わたしの経験だと、三か月ぐらい待てば、だいぶ回復する感じです。株価が上がるというよりも、もとの価格に戻るという感覚です。
むしろ、ちゃんとした会社の株なら、暴落した時に買いたい。そのために、証券会社に開設してある特定口座に資金を蓄えておきたい。購入のチャンスを逃さないように、お金を特定口座で準備しておく。
これまでの体験として、決算報告が悪いと、株価がすーっと下がっていきますが、三か月ぐらいかけて、ゆっくり元の株価に戻っていくことが多かった。
自分の体験からいえることとして、間違っても株を高値づかみはしないこと。巷の(ちまたの。世間の)話題になってしまったときは(これはいい株だとの評価が出たとき)、もう遅い。買わないほうがいい。あきらめる。がまんする。
宝くじに当たって、その後の人生をボロボロにしてしまった人のことが書いてあります。(そういうことってあるだろうなあと納得します。宝くじが当たった時は、それなりに注意して暮らさねばなりません)。自分の心をコントロールすることはむずかしいし、お金があることを知られて、いろんな人が群がってきます。(むらがってきます)。
『とりもどせないもの』という項目があります。
とりもどせないもの、それは、『時間』です。
お金は取り戻せるけれど、『時間』は、取り戻せない。
(2回目の本読み)
祖父が、ギャンブルにつぎこんだお金を株式につぎこんでいたらお金持ちになれていたのに…… という話です。
重要なこと:株を買い続けること。
ジャスト・キープ・バイイング:収益を生み出す資産(株式、債券、不動産など)を継続的に購入すればお金持ちになれる。
ただひたすら買い続けることがお金持ちになることにつながる。
インデックスファンド(株価指数連動型投資信託)、『S&P500』を買う。
日本人は、お金をつくるための意識が遅れている。
ウォーレン・バフェット:アメリカ合衆国の投資家、資産家。1930年(昭和5年)生まれ。94歳。
ウィリアム・バーンスタイン:金融理論家、神経科医。1948年(昭和23年)生まれ。76歳。
ジョン・クリフトン・”ジャック”・ボーグル:アメリカ合衆国の投資家、実業家。2019年(令和元年)89歳没。
浪費をやめる。
外食を慎む。酒を飲み過ぎない。タクシーを控える。
頭がいいか、悪いかのお話になります。頭がいい人にならないとお金は逃げていくのです。
高齢者はお金をため込むだけため込む。(『お金がなくなることの恐怖』が大きいとあります』)
その結果、相続人は多額の遺産を手にすることになると書いてあります。(ゆえに特殊詐欺にひっかかるということもあるのでしょう。自分のためにはお金を使わず、よかれと思って、子どもや孫のために使う。子どもや孫にお金を出すそのときの判断力はゆるゆるになる。簡単に特殊詐欺にひっかかる)。
『節約』だけでは、資産は増えない。限界がある。
お金持ちになるためには、収入を増やし、収益を生み出す資産に投資してお金を増やす。
76ページにある、『人的資本』というのは、わたしにはよくわかりませんでした。
自分がすでにもっている、技能、知識、時間を収入増加に役立てるというようなことが書いてありました。
読んでいて思ったのは、まず、『学ぶ』ことです。お金持ちになるためには、自分に投資して、賢い自分になる。
本に書いてあるのは、会社などの社会で、しっかり学んで、40歳ぐらいで独立して、起業するというような流れです。
一生、人や組織に使われるサラリーマンや公務員では、お金持ちにはなりにくい。(生活は安定するでしょうが)。富を築くためには、『オーナー(会社や組織の所有権をもつ人。トップ)』になる。
お金にまつわるいろいろな話が実例として続きます。
富む人、困窮する人の話です。
貧困層は、貯金があるのに、借金をして利子をつけて返済するそうです。
大学に行けば収入が増えるという話がありますが、参考になりません。大学を出ていても働いていない人もいます。奨学金という負債をかかえて社会人生活をスタートさせる人もいます。なんというか、だれでも受験すれば入学できるという大学を卒業しても大卒の意味がないということもあります。案外職場では、たたき上げの事務員とか技術職をしている高卒の力は強いです。
いろいろ書いてあります。
借金がストレスになって、心身の病気になってしまう。
住宅購入は、長期所有でないと意味がない。
家は買ったほうがいい。
今は、146ページあたりにいます。
流し読みに入ります。必要な情報はだいたい拾いました。
知りたい情報の部分だけ、ていねいに読みます。
(つづく)
投資とは:自分が働かなくても、代わりにお金を生み出し続けてくれる金融資産をつくること。
年齢が上がるとともに、お金を稼ぐ力は衰えていく。老後も稼ぐために投資をする。
第一に、株式投資をする。
暴落の確率です。
100年に2回:50%以上ダウン。
4~5年に1回:30%ダウン。
2年に1回:10%ダウン。
ゆえに、長期的に投資する。個人株式投資家の武器は、『時間』である。
インデックスファンドやETFを買う。(投資信託)。積み立てをする。NISA(ニーサ)ですな。
そのほかのこととして、債券、不動産、REIT(リート。不動産投資信託)、農地、エンジェル/中小企業、ロイヤリティ、オリジナル商品などについて説明があります。
(つづく)
全体を読み終えての感想です。
個別株をやってももうからない。投資信託での投資をやりなさいという勧めです。
う~む。若い世代の人ならそれでいいのでしょう。
相続財産を残したい高齢者の人もそれでいいのでしょう。
わたしには、向かないと考えました。
自分の作戦がうまくいくかどうかの楽しみがありません。
わたしは、わたしなりに、自分自身の投資信託をつくるようなつもりで、いろいろな会社の銘柄を少しずつ買って固めて、それぞれの値動きを見ながら一喜一憂するパターンでいこうと思いました。いいなと思った会社の株を買い集めて、先ざきの上昇を楽しみにします。
感想を付け加えておきます。
『個別株は買うな』
失ってもいいお金なら、個別株を買いなさいというちょっと厳しい教えです。
249ページ、『第13章 いつ投資すべきか?』以降のページは、読まなくてもいいかなと思いました。
261ページ、大暴落は、稀にしかおこらない。(まれにしかおこらない)。
分割投資と即一括投資の比較では、即一括投資のほうが優れている。(すぐれている)。
そのへんが、よくわからないのですが、同じ商品を分割で買うか、一括で買うかということの説明なのかなと思いました。
『底値を待って現金を貯めるのは意味がない』とあります。(そうかな。安い時に買って、高くなったら売って、差額をもうけるのではなかろうか)
投資には、『運』が必要。(それはあります)
若い人にとっての味方は、『時間』があること。(ごもっともです)。
相場の変動を恐れない。ほとんどの市場は、ほとんどの期間、上昇しているとあります。
長期的な投資が基本です。
なにもしなければ、もうからない。
余裕資金で投資をする。
もともと使う予定がないお金で買った株式なら、放置しておいてもがまんできる。
そのうち上がるだろうという期待と夢をもつ。
日本の株式市場では、去年の8月5日に大暴落がありました。
そのときにいい会社の銘柄をお安く買った人は、もうかったと思います。ほくほくでしょう。
暴落後、株価は、ゆっくりと回復しています。
326ページに、『なぜ、暴落時は買いのチャンスなのか?』とあります。
わたしは、含み益とか、含み損というのは、換金しなければ、利益も損もないものだと思っています。
含み益は、ぼーっとしているとあっという間に溶けてなくなります。そういう体験をしたことがあります。
だから、利益がある程度出たら、売却して利益を手元に寄せるようにしています。少しずつ指値を上げて、切り刻むように売却することが多い。
含み損は、株価があがるまで放置します。三年ぐらい待つぐらいたいしたことありません。昔は銀行預金で三年定期というものがありました。なんなら、ずーっと待って、相続で次世代に引き継いでもいいです。
億万長者らしくない億万長者はそこそこいる。
376ページに、『暮らし向きがいいだけ』とあります。
衣食住の生活に派手さを求めなければ、ふつーの生活で十分だいじょうぶです。
老齢者にとっては、お金よりも寿命ということはあります。
なおかつ、健康長寿が願いです。
ウォーレン・バフェットさんでも、お金よりも寿命がほしいと言うだろうとのことです。
若い時に、まじめにがんばって働くことが、お金持ちになる基本です。
著者の体験が書いてあります。
23歳の時、著者の財産は、2000ドルだったそうです。(今だと、31万円ぐらい)。
31歳のとき、資産が、50万ドル近くになったそうです。(同じく、7800万円ぐらい)。
その間、8年以上フルタイムで働き、そのほかにも稼ぐ努力を惜しまなかったそうです。
時間が大事で、今がんばらなければ、このあとの年齢(30代以降の年齢)では時間(お金持ちになるための時間)が足りないと思われたようです。
若い人向けの投資の勧めの本だと思いました。