2018年01月09日

お金をかけない「老後の楽しみ方」 保坂隆

お金をかけない「老後の楽しみ方」 保坂隆 PHP文庫

 コンビニの書架で手にしました。
 魅力的なタイトルです。571円と安価です。2013年1刷、17年39刷、よく売れています。
 長引く出版不況の中、文芸書は売れていませんが、実用書は売れていると思うのです。

 実用書は、必要な部分だけを拾い読みします。
 冒頭付近第一章の外国のお話は身近ではありませんので、割愛(かつあい。思い切って省略)するように飛ばし読みをしました。

 良かった点です。
 定年後こそ健康診断にお金を使う:体第一です。お金を惜しまない。
 おごらない。おごられない。:友情を長持ちさせる手法です。
 家族・親族への一番の贈り物:一緒に過ごす時間
 
 お金よりも命、お金よりも時間です。

 借金がないこと。
酒もたばこもやらない。車も手放す。これだけで、かなりのお金が残ります。
 毎月生活保護基準額以下で暮らしている人はいくらでもいます。
 身の丈に合った暮らしをしていく。
 粗衣粗食。原則として、外食はしない。
 ただし、数点豪華主義。めりはりをつけて支出する。
 
 シルバーパスを使うよりも、健康のために歩く。

 書中にもあるとおり、マスコミの「老後何千万円必要」記事に不安を抱かない。そんなに用意できないし、そんなに必要でもない。

 著者の定年前退職、アルバイト体験は意外でした。自由な「時間」が欲しかった。同感です。読んで良かった1冊です。親族や親しき友と過ごす時間が大事です。何か目的をもって過ごすのではなく、ただ、一緒にいて、歩いたり、ながめたり、飲んだり、食べたりするだけでいい。思い出づくりです。
 束縛されない何もしなくていい時間がたっぷりあることが最高の贅沢です。(ひきこもりが頭に浮かびましたが、それとは違う。これまでにさんざん働いてきたのです。)

 いつものように、内容に賛同する部分もあるし、そうでない部分もあります。自分のスタイルに取り込んでいける部分を取り込んでいきます。


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この記事へのコメント
はじめておじゃましたものです。以後よろしく。
出版不況だけど実用書は売れているという推測、共感しました。農文協のムックなんか奥付を見ると目を疑います。ご紹介の本も読んでみますよ。

少々嫌な話になりますが、最近は著者が買い支えることがあるそうです。本を出したいとき、これこれの冊数を購入するから出してくれと出版社に頼む・・・・・・そこまでしなくともと思いますが、着火剤のようなものなのでしょうか。
Posted by 井上 at 2018年01月16日 14:48
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