2020年02月24日

旅猿 ジミープロデュース究極のキムチ鍋を作ろうの旅 DVD

旅猿 ジミープロデュース究極のキムチ鍋を作ろうの旅 DVD 2019年3月

 東野さんと岡村さんのジミーさんいじりが激しい。移動中の車内では、ジミーさんもつられて、ギャグ「やってる、やってる」の連発をして、大騒ぎです。ばかばかしいけれどおもしろい。大盛り上がりでした。
 日曜日の午前10時30分新大久保駅前で集合です。韓国料理の本場なのでしょう。このあと世の中は、日韓関係が冷えてしまい残念なことでした。関係回復してほしい。
 食材を手に入れて、名店のレシピで、最高のキムチ鍋をつくることが今回の旅の目的だそうです。結果をみると、岡村さんが、せっかくつくったキムチ鍋にわざとインスタントラーメンのだしを入れて、だいなしにしてしまいました。そこまでいじわるをしなくてもいいのに。
 当時、ジミー大西さんが、吉本を辞めて、風俗店の店長に転職するという話が真実味を帯びてあり、結局、オーナーが逃げて、店長はやれなくなったとやりとりがあります。「吉本で、もうちょっとがんばります」のコメントが本人からありました。ふつー、そういう転職をしようとは思いません。
 千葉県で、ニンジンの収穫、太巻きづくりのコンテスト、名産の豚肉、牛肉を手に入れて、スーパーに立ち寄ります。
 キムチ鍋のつくり方はやや雑で、ジミー大西さんの目分量は多すぎると見えたのですが、おいしいというスープの味でした。
 器(うつわ)へのよそい方が汚らしいのが残念でした。それから、チヂミは、ぶ厚すぎです。インスタントラーメン鍋となってしまったキムチ鍋も含めて、なんだか、もったいなかった。
  

2020年02月23日

星新一賞受賞作品集

星新一賞受賞作品集 電子書籍 日本経済新聞社編

 ピックアップしながら感想を記してみます。

〇第一回
「ピロウ」 相川啓太
 タイトルは、英語で枕という意味です。未来のお話です。
 3Dプリンターで、ピロウを作製して、自殺に用いるのです。「最適化型安楽自殺装置」をつくるのです。
 いろいろと出来事がありますが、なかなか自殺できません。
 おもしろかった。発想が豊かです。ラストがいい。

〇第二回
「墓石」 岩田レスキオ
 「私は墓石である。岩田好男という。」から始まります。おもしろそう。
 並んでいるお墓自体に、個々の意思があります。
 「詩」のようです。
 岩田好男さんの娘さんは、恋人について悩みをもっています。結婚、DV、アル中、離婚、そして、時は流れ、岩田好男さんの妻は亡くなります。
 幸福感という読後感がほしかった。

〇第三回
「その空白を複製で」 人鳥暖炉
 事故で失った左腕の複製から始まる未来の病院における複製科医師のお話です。
 医師の妹がいて、ベッドで眠っています。妹は、自殺未遂をして、脳機能が失われています。
 複製科医師は、妹の脳に残っている記憶を呼び起こしたい。
 後半部に至って、読み終わって、自分の口から、「うまいなあ」のつぶやきがもれました。
 脳科学の物語かと思って読んでいましたが、終わってみれば、本体が、オリジナルか、複製かの物語でした。

〇第四回 
「百二十キログラムの命」 金本心菜(かねもと・ここな)
 不老不死が実現した未来の話としてスタートします。宇宙では、太陽が寿命を迎えつつある時期です。
 人間は、体重が重いほど、長生きできるという条件があります。
 太陽の延命を図るために方策が実行されます。
 発想がいい。そういう思いつきかと感心しました。

〇第五回
「終末のハスラー」 弓永端子(ゆみなが・たんし)
 奇想天外、壮大なほら話です。おもしろかった。さいごのオチもいい。
 未来のお話です。小惑星群が地球に衝突して地球が最後の日を迎えようとしています。
 地球を守るために玉突きビリヤードのプレイヤーが呼ばれました。なんと、彼が、月を球にして、小惑星群を破壊するのです。
 内容はけっこう緻密で、本当に計算されたもののようですがたぶん違うのでしょう。気楽に読めるいい作品でした。

〇第六回
「コンティニュアス・インテグレイション」 安野貴博(あんの・たかひろ)
 コンティニュアス・インテグレイション:プログラマーの習慣。品質改善、納期短縮
 レンダリング:画像、音声などを生成する。
 ホログラフィー:空間に三次元像で再生する技術
 ルッツジャンプ:うしろ向きの助走から飛び上がるジャンプ
 ふたつの時間と空間が存在する世界で、2038年冬季オリンピックをめざす女子フィギュアスケート選手リンユーのお話です。途中で、仮想世界であることに気づけるのですが、現実の時代は、もっと先なのです。
  

Posted by 熊太郎 at 06:39Comments(0)TrackBack(0)読書感想文

2020年02月22日

旅猿 静岡・伊豆でオートキャンプの旅 DVD

旅猿 静岡・伊豆でオートキャンプの旅 DVD 2018年12月

 ゲストはオードリーの春日俊彰さんです。春日さんはケチなのか。東野さんたちにたかられて、コンビニコーヒーを何度かいやいやおごらされます。「不本意ですがおごります」、「もうこれで最後にしてください」、合計916円をうらめしく思っていたようで、最後に東野さんが1000円出すと言っていました。それから、家賃3万9000円のところに住んでいるそうで、驚きです。翌朝、裸になって、筋肉を見せながらポーズを決めて、フィジカルサラダをつくったようすは笑えました。肉体美をみせながらつくるサラダをフィジカルサラダと呼ぶようです。
 キャンピングカー仕立ての車ハイエースはなかなかの優れモノでした。屋根が上がって、その部分で寝ることができる。タープ(日よけ、雨よけの布)が車の横に出る。机、イス、グリル台が設置できる。
 雨が降りそうで、やっぱり降り出して、釣り堀に着いて、その後雨がやんで良かったなと思っていたら、ひとりだけ外で寝袋にくるまって寝ていた春日さんが、午前4時に降ってきた雨に濡れて気の毒でした。
 全体的におとなしめのロケでした。
  

2020年02月21日

旅猿 冬の山形満喫の旅 DVD

旅猿 冬の山形満喫の旅 DVD 2019年

 去年の正月明けが撮影時期です。岡村隆史さんが、紅白歌合戦に出たとか、数日後から、おそらく「決算、忠臣蔵」の映画撮影があるとか、そんな話の出だしでした。ゲストは、持田香織さんでした。
 雪上アクティビティ(活動)として、雪の中でのバナナボート、タイヤすべりなど、こどもが喜びそうな企画でした。
 次から次へと忙しい。旅猿10周年です。インド旅行がなつかしい。
 抜刀道は、日本刀を振るので見ていて怖かった。刀が空(くう)を斬る音に迫力あり。
 芋煮→こけしの絵づけ体験→夜のライトアップで樹氷見学、翌朝の山寺は、午前4時45分起き。まわりはまだ暗かった。まわりが真っ暗で、見えないのは旅猿の映像らしくていい。それが、いつもの旅猿の撮影映像です。期待した日の出も見ることができず。「ただの朝です」というコメントに笑いました。
  

2020年02月20日

旅猿 TKO木本武弘プロデュース千葉の旅 DVD

旅猿 TKO木本武弘プロデュース千葉の旅 DVD 2019年1月放映分

 なかみは、2018年の年末風景で、忘年会の話なんかが出ます。
 内容は、都心近くでうろうろが多く、これは旅なのかなあと、日帰りでもあり、そう感じました。
 船橋のパン屋さん-サーキット場でマニュアル車の運転、ドリフト走行-お肉屋さんでハンバーグを食べて-アカメフグ釣り(一匹も釣れず)-オリジナルお線香づくり-浦安のホテルの露天風呂という流れでした。
 木本武弘さんは、朝ドラ「スカーレット」に出ている人だとまずは思いました。
 マニュアル車の運転方法の話、カーレースの話、松竹芸能の話、いつものように車内の会話時間帯が長い。一日のスケージュールの流れは、バラエティに富んでいて、忙しい。魚釣りは午後からで、魚が釣れる時間帯ではなかろうにと予想しましたが、そのとおりになってしまいました。
  

2020年02月19日

「松本」の「遺書」 松本人志

「松本」の「遺書」 松本人志 朝日文庫

 ダウンタウンも松本人志さんもよくは知りません。局長というポストが西田敏行さんから松本人志さんに替わるころから、当地では深夜に放送されている「探偵ナイトスクープ」を録画して見るようになりました。こんなおもしろい番組があるのをいまごろ知りました。関西は笑いが豊富です。

 この本は文庫で、おおもとは、「松本」それから「遺書」という2冊の単行本があって、そのふたつをひとつの文庫にまとめてあるようです。
 さいごの「あとがたり」の日付は、1994年8月25日になっています。もうずいぶん前、四半世紀前です。読み始めにある本人の年齢は30才でした。現在は56才です。どこかの読書記事で、彼の本を読んで、へこんでいた気持ちが救われたとありました。今回の読書の動機です。

 週刊誌のコラム(柱。著者の意見、分析、考え)の集大成です。文脈が、テープ起こしのようになっています。口語です。(107ページにテープ起こし、ライター記述と思われるが、自らが書いていると説明があります。そして、1割ぐらいはうそが書いてあるそうです)

 多用される単語が、「ウンコちゃん人間」、屈折している部分があります。貧乏体験あり。
 読んでいて、どこまで本気なのかわかりません。芸人の個性づくりとして演じながら表現しているのかということがありますが、どうも、本人の「素(ありのままの人格)」の姿です。
 自己中心的な部分もあります。それでも大衆に受け入れられる理由は何か。プッシュ話法(ぐいぐい押していく)です。
 こどものころはいじめられていたが、吉本の演芸場を観に行って、笑いを武器にしてからはいじめられなくなったとあります。

 ぐっとくる言葉として、「自分はアイドルではない。自分は笑いをつくるコメディアンだ。笑いに魂を売った男だ」、「人の悪口で笑いをとるのには、テクニックと根性がいる」、「普通のサラリーマンのほうが芸人よりも忙しい生活を送っている」

 組織の中の歯車のひとつではいられない人です。

 番組に対するクレーム話がおもしろかった。主婦のクレーマーというのはあまり聞いたことがありませんでしたが多いそうです。下ネタが攻撃されるそうです。

 文字の色がページの途中で、黒から緑になり、茶色になり黒になりと変化します。最初は、自分の目がおかしくなったのかと心配しました。ゴシック体なので、文字色に関わらず読みやすい。

 本人の芸風を知らないのですが、書中では、「他人の悪口を言いまくる」というような趣旨が書かれています。読んでいて、合法的なもの対する批判はどうかと思います。新幹線のグリーン車にこどもが座るのは違法行為ではありません。それをどう思うかは個人個人の気持ちです。もう25年以上前のことなので、今、どうこう書く気もありませんが。説得力に弱い部分があります。
 M-1ぐらんぷりが始まる前の記述です。漫才大会の持ち時間は15分とあります。M-1は4分間です。なにもかもが短縮された世の中になりました。

 結婚反対の記事があります。「なぜ結婚するんですか」動物の本能だからです。理屈ではなく生体が生まれながらにもつ生活様式です。
 本人は現在、既婚者です。わたしは、別の観点から、配偶者は親友だと思っています。

 芸能人ならではの苦労が書かれています。自分や親族へのねたみ、そねみ、サインの強要、プライバシーの侵害、迷惑行為があります。対応がかなりたいへんです。人の心は汚れているけれど汚れがなくなることはありません。

 女性に対する視点として、「女で天下をとるためには、化粧もせず、恋愛もせず、結婚、妊娠、出産もあきらめるぐらいの気持ちがないと男に勝てない」とあります。そうして、栄光をつかんでも、最後は孤独死が待っています。それとも表面にはいないパートナーがいるのかもしれません。それがいいともよくないともいえません。

 読んでいて、本人の理論が正しいのか、そうでないのかがわかりにくい部分があります。ボクシングは好き。野球やサッカー、ゴルフは嫌い。わきあいあいのチームワークプレイはイヤなようです。もうひとつは、過去を見ながら未来は見られないという趣旨があります。物に対する愛着心は薄い。過去にこだわらないという、たしかにそうではあるけれど、過去に封印して、未来にがんばるということもあります。
 
 全体で265ページのうちの100ページまできました。これ以上読んで得るものがあるのだろうかと疑問をもちながら流し読みに入りました。
 吉本興業の若い未熟なマネージャーたちの話が出ます。去年もめた闇営業がらみに関係があるのかもしれません。
 
 「金は出さずに文句ばかり言う視聴者」、「横柄で自信過剰と見られる自分」、「親父への復讐心でがんばれた」、若い世代層に限って受け入れられる漫才を目指す。テレビ制作者にこびない。体を張ったリアクション芸はしない。口は悪い。読んでいて、ごく狭い世界で深い暮らしを送っている人と見受けました。そのあとのページで、「狭くても深く支持されることを選んだ」と、自認する記事があり、これからは、広く深くで行きたいと希望が書かれています。芸人の人権を守る意思が固い人でもあります。

 相方浜田雅功(はまだ・まさとし)さんの小学生時代がおもしろい。スペイン人のようなかっこうをしていたそうです。気が合うわけではない。漫才の相方として最高。私生活は知らないとあります。相棒です。

 過去の記録を書いた歴史書を読んでいるようです。書いている年明けが、1995年です。阪神淡路大震災がありました。オウム真理教サリン事件がありました。ウィンドウズ95の発売がありました。書中では、大相撲で、22歳の貴乃花が武蔵丸を破って優勝しています。もう25年前の出来事です。
 
本人は、小学3年生の時に学校嫌いだった。半年ほどほとんど学校へ行かなかった。足が痛くなった。神経性のものだろうとあります。そのあたりが、登校拒否やひきこもりだったことがある読者に理解されるのでしょう。

 「笑い」とは、「発想」
 右か左か、白か黒か、中途半端は嫌いだという記述です。考えが深いようで案外浅いのではないか。感覚的な判断と受け取れます。
 書中では、「ものを裏側から見る癖がある」と自己評価されています。本人に対する世間の評価は、「生意気、わがまま、ごうまん」と記されています。本人が書く文章は、怒りの連発です。
 わたしには、まだ彼のおもしろさがわかりません。DVDで漫才でも見てみます。昔、本人が監督で撮影した「さや侍」という映画は観たことがあります。それは、おもしろかった。ただ、笑いにしては、暗い部分もありました。
  

Posted by 熊太郎 at 07:57Comments(0)TrackBack(0)読書感想文

2020年02月18日

ザ・ファブル 邦画DVD

ザ・ファブル 邦画DVD 2019年公開

 「ファブル=つくり話」、と受け取りました。
 殺し屋青年佐藤アキラ役の岡田准一さんがボスからの命令で1年間人殺しをしてはいけない。普通の人間の生活を送るという条件で、時給800円の印刷・デザイン会社にアルバイトで就職します。されど、暴力組織が彼の命を狙います。
 岡田准一さんは、スピードとスリルで、忍者のような活躍でした。最初のうちはおもしろくなかったのですが、彼が体験した少年時代の貧困話、虫の幼虫を食べて生き抜いていた話のあたりからおもしろくなりました。「神を信じない。自然に感謝する」、あとは、勧善懲悪パターンです。
 タイトル通り、つくり話だとして見ました。
 殺し屋の仕事は、感情抜きの非情な行為です。ゲームのようです。ヤクザの乾杯シーンから血が飛び散る射殺シーンに移って、以降もときおりおぞましいシーンが出てきますが、最後は、穏やかなシーンでした。欺く(あざむく。本当だと思わせる)映画でした。