2010年03月21日

愛知県足助町(あすけ、香嵐渓こうらんけい)かたくり群生

愛知県足助町(あすけ、香嵐渓こうらんけい)かたくり群生

おじぞうさまが、笑って出迎えてくれた。



かたくりはこんなお花です。はなびらがそっくりかえっています。おしべとめしべが突き出しています。



山の斜面に群生しています。


















奥のほうにさくらも咲いていました。



街道筋では、おひなさまやら



おうまさんたちがお出迎えをしてくれます。






途中のお店でししコロッケを買って歩きながら食べました。
その先にあったいのしし料理の店先です。
いのししさんさんたちの毛皮をなでなでしておきました。ありがとね。



山には野生のさくらが咲いていました。







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Posted by 熊太郎 at 10:32Comments(0)TrackBack(0)愛知県

2010年03月20日

廃墟に乞う 佐々木譲

廃墟に乞う 佐々木譲(じょう) 文藝春秋

 わからない。なぜだろう。この本の書評をいくつも読みました。絶賛でした。でも、わたしには、わからない。感動できない。
 短編集でした。6編の小品は、関連があるのかと思って読み始めましたがつながっていません。読み終えたあと、1ページずつめくりながら広告紙の裏である白紙にすべての登場人物やら出来事やらを書き出してみましたが、1話から6話まで重なる部分はありません。
 主人公は仙道孝司警部補です。彼は、捜査の失敗が原因でPTSD(具体的にどうなるのかは知りません)になり心療内科に通院中。仕事は休職となっています。されど、事件には首を突っ込む。わたしには、彼の魅力が伝わってきません。また彼は犯罪者をかばう刑事でもあります。制服職場の規律は見えない。
 北海道が舞台です。ニセコ、倶知安、岩見沢、夕張、オホーツク、斜里、名寄(なよろ)、厚田、日高、浦河、十勝川、帯広、それらは、観光ルートを旅しているようです。人名、地名、店名などの固有名詞が短い作品中にたくさん出てきます。
 殺人、援助交際、貧困、冤罪(えんざい)、内容は、芝居がかっています。古さを感じます。刑事の勘で片づけられてしまう。文字量は多くはありません。むりやり事件をつくりだしている感もあります。そして、読者に「察して欲しい」作品でもあります。
 気に入らないことがあったら殺してしまう。あげくの果てに犯人も自殺してしまう。書き方は、脚本のようでもあります。警察はとどのつまり、届けを受付けてくれるだけのところで、解決してくれるところではないという現実に戻ります。
 誰かから誰かに対する愛情がないから感動できない。偏り(かたより)、思い込み、ささいなことへのこだわりなどはあります。
 読者である自分が現実を知りすぎている。だから心が揺れ動かないのでしょう。短編集のうちの作品「廃墟に乞う」を例に出せば、犯人古川幸夫のような生育歴の人もいた。けれど、同じような生育歴の人はいくらでもいたわけで、かといって、彼のような人にはならなかったのです。

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Posted by 熊太郎 at 19:57Comments(0)TrackBack(0)読書感想文

2010年03月19日

土佐日記、蜻蛉日記(かげろう)、とはずがたり

土佐日記、蜻蛉日記(かげろう)、とはずがたり 小学館

「土佐日記」紀貫之(きのつらゆき)さんの作品です。作者は男性ですが主人公は女性です。日記なので、ふつうは男性のままで記録すると思うのですが、何か意図があったのでしょう。土佐から京都までの旅の記録です。西暦でいうと934年なので、平安時代です。文中にむかしの人はこうだったというくだりがあります。その昔は、716年奈良時代です。そして、2010年の今、わたしは、彼の旅行日記を読んでいるのです。子を亡くした女性の悲しみがせつせつと繰り返し語られています。また、異性との別れ話もあります。月、海、自然に囲まれて人々は暮らしていた。いくつもの和歌が添えられています。作品自体は短いものでした。仙洞御所(せんとうごしょ)に紀貫之さんの家があったそうです。仙洞御所は昨年見学しました。氷室(ひむろ)がありました。冬の間に凍った氷を地面の下のほうで保存するものでした。
「蜻蛉日記(かげろう)」女性の作品です。男が3日続けて通うと婚姻が成立するそうです。一夫多妻だったのでしょう。今でいう婚姻届はなかっただろうし、戸籍制度自体がなかったでしょう。こちらの作品も自然とか、情(じょう)、子に関するものになっています。
「とはずがたり」1271年から1306年、作者が14歳から49歳までの半世記となっています。原文は、和歌が合体したような文章です。外国語のようです。皇族の暮らし、宮廷の様子です。心地よいリズムがあります。当時の京都の風俗史でもあります。この頃、学校はなかったわけで、こどもたちは毎日何をしていたのだろう。労働力としかみられていなかったことでしょう。源氏物語ごっこみたいな遊びがあります。原文は、意味はとれませんが、生き生きとしていることはよく伝わってきます。後半では、仏教を始めとした宗教について考えました。だれしも死期が近づくと宗教にすがりつきたくなります。

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Posted by 熊太郎 at 20:03Comments(0)TrackBack(0)読書感想文

2010年03月16日

謎の1セント硬貨 向井万起男

謎の1セント硬貨 向井万起男 講談社

 今年読んでよかった3冊目の本になりました。作者の奥さんは宇宙飛行士の向井千秋さんです。前回は、同作者の「君についていこう」を楽しみました。189ページに作者自身が語っているとおり、作者の風貌はテロリストに見えます。おかっぱ頭に髭面(ひげずら)で、どうして向井千秋さんはこんな風貌の男性と結婚したのだろうかと疑問をもちます。
 電子メールの照会やりとりが、この本の骨格をなしています。作者は疑問があるとインターネットでホームページを見て、照会のメールを出すのです。相手はアメリカ合衆国のあらゆる組織や団体、機関などです。この本は、同国の旅行案内の面もあります。ガイドブックにはけして掲載されていないマニアックな事柄が多い。内容は、読まなくても済むことですが、読んでもムダにはならない事柄です。冒頭にある航空機内で、シャンパンをかけてペニー硬貨を探し出す内容はGoodでした。54ページのトヨタに関する合衆国旗掲揚のお話は、トヨタ叩きの今読むと泣けてきます。作者の好奇心を解(と)こうとする執着心はものすごい。戦時中の日本人収容所の記事を読みながら、アメリカ人の攻撃から日本人を守るために日本人を収容したのではないかと推測しました。シャワーの取り付け方を読みながら、他の本で、日本人は自分の顔を洗うときに両手を動かす。でもロシア人だったか、中国人は、顔のほうを動かすとあったことを思い出しました。ホームラン王ハンク・アーロンの記述で、黒人男性若者と千秋さんのやりとりには胸が熱くなりました。122ページのアメリカの高速道路の記事もよかった。無料でどこからでも出入り可能、道路沿いにレストランやガソリンスタンドが発達している。されど、治安は悪い。なかなか面白くて、この本の内容を家族や知人に話していると自分が作者と知り合いのような気分になれます。181ページを読んで、オバマ大統領の「Yes,we can!」の起源はここにあると確信しました。それは、トイレの落書きのお話です。日本人は時間にこだわりすぎる民族であることもわかります。アメリカ合衆国は人種のるつぼで、いろいろな民族が寄せ集まった国であることがわかります。
 最後のエピログーでは、国や組織や会社にも人間と同じように人生があると気づかせてくれました。日本は団塊の世代の老齢化とともに国自体も老齢化に向かっています。ゆっくりと経済力を失っていく反面、人口が減少して、いずれは、たくさんの人が一戸建ての家に住めるようになると思います。今や、戸建ての家は、空き家や年寄り夫婦、あるいは年寄りのひとり暮らしが多くなりました。

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2010年03月15日

県営名古屋空港からセントレア中部国際空港へ

県営名古屋空港からセントレア中部国際空港へ

6年ぶりに名古屋空港を訪ねてみました。お客さんの姿はほとんどなく、ひっそりとしていました。展望デッキもなく、1階に必要最小限のカウンターやみやげ物コーナー、食事場所と休憩コーナーがあるだけでした。されど駐車場にはたくさんの車が止まっており、航空機の利用はそこそこあるようです。



このあと車でセントレア中部国際空港まで移動してみました。セントレアは開校5周年です。展望デッキで飛行機の写真をとっていました。見渡すと家族連れが多く、おにぎり持参でちいさなこどもさんたちを連れて、ベンチでひなたぼっこしながら過ごすのはいいものです。






そこへ、鳥の姿をした人たちがにぎやかな打楽器の音とともに押し寄せてきました。





















ブラジルのサンバチームでした。

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Posted by 熊太郎 at 20:38Comments(0)TrackBack(0)愛知県

2010年03月13日

JAF Mate 2010年3月号

JAF Mate 2010年3月号

 毎月自宅に送られてくるジャフメイトですが、これまで生活の忙しさにかまけてペラペラとめくったあと積んでおいて廃品回収に出すだけでした。今回もぺらぺらとめくっていたら、埼玉県特集のなかに「忍城(おしじょう)行田市(ぎょうだし)」という城の写真を見てびっくりしました。1月に読んだ「のぼうの城」和田竜著の舞台であり、わたしは忍城(おしじょう)は、今は、城跡があるだけだろうと思い込んでいましたので、天守閣の写真を見てひっくりかえりました。そのあと、この雑誌をしっかり読んで、感想を書いてみようという気持ちに至りました。全体にわたって、しっかり書いてある記事内容です。感想は長くなりそうです。
「3ページ、星野富弘氏の書画」わたしたち夫婦は、群馬県の富弘美術館まで彼の書画を見に行ったことがあります。同氏は尊い人です。体育教師で授業中に体操を失敗して若くして半身不随となられ、長く暗い生活を乗り越えて復活されています。43ページに友人との語らいの記事があります。石油はいつかなくなる。だから電気自動車を開発しなければならない。
「うれしかったあの救援」困ったときに助けてくれる人。自動車の故障などのお助けマンがJAFの人たちの仕事です。やってよろこばれる仕事はやりがいがあります。
「埼玉県特集」中学1年の頃、電車に乗って家族で、埼玉県を斜めに縦断したことがあります。どこまで行っても窓の外の風景は農地でした。もう死にましたが酒さえ飲まなきゃいいオヤジでした。雑誌の写真を見ながら、食堂で親子丼を一緒に食べて、わたしの食べ残しを新聞紙に包んでもらったことを思い出しました。
*この雑誌の文章は、積極的で力強い。そういう基準でどの記事も作成されているのでしょう。
「車で巡る日本の世界遺産」本のPR記事です。わたしが買うかどうかはまだわかりません。世界遺産に猛烈に興味があるわけではありません。そこにたどり着く過程で、名もない場所で思い出に残る快適な体験をすることがわたしの旅の楽しみです。
「美しい道の絶景ポイント」北海道の道が紹介されています。わたしは、そのうちの3か所をレンタカーで走ったことがありますが、このページを見て、そういえばきれいだったなと再確認しました。運転することに気持ちが集中していました。
「松坂牛すき焼き茶漬け」高校生が提供しているそうです。わたしは、先月松坂牛のステーキを食べたくなりましたが、お一人さま13000円ぐらいからとわかり、家族みんなで行けばすごい金額になるわけであきらめました。帰路の東名阪自動車道にあるサービスエリアで松坂牛のコロッケを買って食べました。
「対談くるまをマナベ」ゲストは益戸育江さんで、聞き手は眞鍋かをりさんです。益戸さんってだれ? 女優の高樹沙耶さん(たかぎさや)でした。芸名で暮らすことが、めんどうくさくなって本名にしたそうです。農業をして、自給自足を目指している。車は、ハワイで暮らしていたときはトラック、今はハイブリッド車だけど、バスも利用する。自然エネルギーで動く車に乗りたいそうです。
「新しい車の装備」昨年11年間乗った車を買い替えました。装備類が新しくてとまどいました。そんなお悩み解決ページです。車の鍵はなくなり、ボタンをプッシュする始動方式に変わっています。カーナビとかETCもあります。レンタカーでは、わたしは、ETCカードの挿入口がどこにあるかわからなくて、貸し出してくれた事務所まで聞きに戻ったことがあります。給油口の位置表示がメーターにあることを初めて知りました。昔ながらの引っ張るパーキングブレーキは、回転させるのですが、慣れないとなかなか解除できません。ギアのアップダウンは、ハンドルそばの手元でできたり、全部のドアのドアロックのやりかたもメーカーで違ったりします。愛知県ではトヨタ車が多いのですが、四国・中国地方では、ホンダ車が多かった。
「障害者でもレースに参加できます」カートレースの事故で下半身不随になった男性が、車椅子に乗った写真で登場しています。それでもレースが好きです。すごいなあ。
「ハイブリッドカーのエコ運転」家族にハイブリッドって何?と聞かれて電子辞書で調べたら「雑種」という訳だったので驚きました。車の場合は「混成」が正解でしょう。ガソリンエンジンと電気モーターの混成です。とても静かで、わたしは歩いていて、ときおり後ろからクラクションを鳴らされます。飛び上がるぐらいびっくりします。まったく気づけません。あぶないです。
「フロントガラスが真っ白に!」エアコンは夏しか使わないという固定観念をもっているのは年配の人なのでしょう。わたしもそうです。でも、フロントガラスが冬でも曇るので、あわててエアコンで曇りを消します。ドライで、乾燥した空気をあてるために冬季でもエアコンは使うのでした。
「子どもを乗せる自転車の選び方」あたたかみがある親子のふたり乗り自転車です。ただし危険を伴います。わたしのこどもがまだ3歳ぐらいの頃、自転車を止めたら、後席のこどもはうしろへそっくりかえるようにして眠っていました。そんなこんなの自転車選びのポイントが書かれています。
「ママさん調査隊」シガーライターソケットに突っ込むといい香りがするそうです。アロマとは何なのかはわたしにはわかりませんが、清潔好きな人にはよさそうです。
「交通ニュース海外」ニューヨークの地下鉄が2線、廃止になるそうです。とてもびっくりしました。日本でそんなことがあったら一大事でしょう。鉄道料金は、家族で旅行するときには高額に感じます。経営が苦しいからといって、運賃の値上げはできないだろうし、高速道路1000円のように運賃の値下げも困難でしょう。車を運転しない高齢者とか障がい者、未成年者を大切なお客さんとして接していくのが生き残りの秘訣のひとつでしょう。
「投稿コーナー」とても楽しい。日本人の知らない日本語(蛇蔵著、海野凪子著)では、留学生が、日本の駐車場は人を励ましてくれると絶賛するのです。「前向きに」という表示があったからです。同様のことがこの雑誌にも寄せられていました。外国人でも日本人でも励まされるとうれしいということがわかります。それから、やくみつるさんの4コマ漫画で、まだガソリンスタンドのセルフを経験したことがない。わたしもたしかに初めてセルフをやるときには、勇気がいりました。ひとりでは不安なので、妻とふたりで挑戦しました。今は、もうなんともありません。
感想をもっと書けるのですが、きりがないので、もうやめておきます。とにかく、充実した内容の雑誌です。次回からは、ちゃんと読もう。

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Posted by 熊太郎 at 06:38Comments(0)TrackBack(0)読書感想文