しずく 西加奈子

2017年11月16日

Posted by 熊太郎 at 19:13Comments(0)TrackBack(0)読書感想文
しずく 西加奈子 光文社文庫

 特異な個性の持ち主を描くシリーズです。
「ランドセル」ランセルを目印にして前と後ろの数珠つなぎの関係が小学生を経ておとなになって、外国で再会した。
「灰皿」うんこのことしか記憶に残らなかった。
「木蓮」2週間まえによんだのだが思い出せない。
「影」こちらもまた思い出せない。
「しずく」、「サワーキャップ」以下同じ。
その瞬間(とき)だけの快感をえられる読書でいい。
  

8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら 中原尚志・麻衣

2017年11月11日

Posted by 熊太郎 at 13:47Comments(0)TrackBack(0)読書感想文
8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら 中原尚志・麻衣 主婦の友社

 小説、つくり話だと読み始めたら違っていました。びっくりしました。事実を伝えるドキュメンタリー形式の本でした。

 それまで健康に見えたのに、3月11日に結婚式を決めたら、1月に心肺停止してしまった。
 
 
 8年は長い。とてつもなく長い。12月17日結婚式場を予約した。挙式は、翌年3月11日予定だった。
 脳の病気の原因は書かれていませんが、そういう病気があるのだとは納得しました。

 おもに夫の記録です。
 妻のほうは、記憶がありません。
 日記を戻りながら記事をひろっていきます。日記の強みです。
 
 ご両親が出てきます。両方のご両親は似ています。風貌も似ています。

 「世の中には神も仏もない」、「生きてるだけで、まる儲け」、

 どこかに書いてあったような気がします。どろまみれになって、しあわせをすくいだすような表現、どうしても親の立場で読んでしまいますが、止めることはできません。  

少女は夜を綴らない 逸木裕 角川書店

2017年10月23日

Posted by 熊太郎 at 18:23Comments(0)TrackBack(0)熊太郎の語り
少女は夜を綴らない 逸木裕(いつき・ゆう 30代なかば女性) 角川書店

 独特です。
 320ページのうちの100ページぐらいまできました。
 以前、同作者の虹を待つ彼女を読んだことがある。文章はつたない。
 中学生女子の筆記物を読むようです。
 
 ムンクの「叫び」。さけぶ人、通行人でそれを聞いた人である小学校1年生の瀬戸加奈子は主人公ぴっかりちゃんのいじめっ子。君島芽衣(めい)が瀬戸加奈子にきっぱりと注意をした同級生。
 パパは8歳で事故死。
シーンが転々と変化していきます。気持ちがのりません。益子慎一郎(デブ)。刺殺するそうです。
兄は、中学校教師山根智己(ともき)13歳年上、ママは今、53歳。主人公は山根理子さんで、今は、中学1年生です。
明るい家とあるけれど、管理社会で暗い、陰気な親子関係です。

マキは棋士の子。3年1組とある。さっきの益子慎一郎殺しのエピソードは、どこへいってしまったのか。
ボードゲームがどういうものかわからないが、想像してみる。

一人称のどちらかといえば、読み手に察してくれという書き方をしてあります。めずらしい。

今度は、月村薫。女子。
佐藤真奈美(去年までいた後輩)、将棋の宮野徹50歳の娘マヤ、そのあと、加害者恐怖、ホームレス

(読み終えました)
  なんだろう。
  教室でひとりぼっちの女子中学生が書いた殺人小説という雰囲気がします。稚拙な文章なので、読みながら、ときおり、あたまをかかえてしまう。こんなふうに書くだろうか。読み進めるリズムがつまずいてしまう。
  それでも、現代に生きる若い人たちは読んでいるのだろう。だから、いいとしよう。
 細かいことははずして、不気味さはある。だからいいじゃないか。それで、いいじゃないかという意見はあると思う。  

このママにきーめた サンマーク出版 のぶみ

2017年10月18日

Posted by 熊太郎 at 14:42Comments(0)TrackBack(0)読書感想文
このママにきーめた サンマーク出版 のぶみ

 おとな(とくにママ)に読んでもらいたい本です。
 言葉(文字)が多い絵本です。
 
 素行の悪い女性のおなかに向けて、あかちゃん天使(卵・男子)が飛び込みます。
 みんなが、あんな女、やめとけみたいに言うのですが、天使は譲りません。
 おとなに読んでもらいたい絵本でしょうか。

 出産直前はドタバタです。

 おかあさんを喜ばせるというのは、たしかに、そうなのですが、
 なにか一番のことをぐっとつかんでいるとはいえない。
 うーむ。なんだろう。
 作者の思いをつかもうとする。
 つかめない。  

発達障害 岩波明

2017年10月17日

Posted by 熊太郎 at 07:58Comments(0)TrackBack(0)読書感想文
発達障害 岩波明 文藝新書

 3週間ぐらい前から読んでいます。
 まだ読み終えません。
 内容はおもしろい。有益です。
 いまのじぶんは仕事やら病気入院治療やらで、読むのが遅く、さらに、読んだことを忘れてしまう。されど、この本は読み進めれば、内容には惹かれます。いまは、天才と性格の片寄りみたいな部分を読んでいます。
 発達障害のある小学生や高校生が起こした事件の記事を読むのは薄気味悪い。遭遇したくはない。されど、身内にそういう子がいたらどうしたらいいのかは考える。声かけをする。話を聞く。仕事で指導者の立場に立てば、事件防止の策に意を注ぐ。

(つづく)

<アスペルガー症候群>空気が読めない。
<ASD自閉症スペクトラム障害、アスペルガー症候群を含む>
<ADHD注意欠如多動性障害>
以上の説明を読んで理解することはむずかしかった。

 アンデルセン(ASD患者)

 世の中には、冷酷、情けもなく、人の命を奪い、その肉体を切り刻んで水で洗い流して捨てる個性をもった人がいる。犯人には女の人もいる。
 この本は、ある意味、ホラーです。
  

一緒にいると楽しい人、疲れる人 有川真由美 PHP

2017年10月15日

Posted by 熊太郎 at 09:40Comments(0)TrackBack(0)読書感想文
一緒にいると楽しい人、疲れる人 有川真由美 PHP

 人には好かれたいと思う
 会話にはユーモアをと思う
 でもむずかしい。すぐ怒る人、愚痴ばかり、自慢ばっかりの人は敬遠される。

 一緒にいて楽しい人になれたらしあわせになれると冒頭付近にあります。
そのとおりです。
 マニュアル本(手引書)になっています。

 タモリさんが良いお手本とあります。そうは思いませんが読み進めます。
 会話は自然の流れ、大きくとらえて表現する。わかりやすく。そのあたりが参考になります。

 相手の顔や目を見ないで話すことが多くなりました。見たくないのです。仕事優先、孤独な食事、スマホ見ながら動作、いろいろと生きづらい。

 正直な人(お金の貸し借りをしない)、気楽をまとった人、 気にしない人、まじめすぎない、自分ではなくてもこの仕事はだれにでもできる。

 自分とぴったり合う他人はいない。寛容も必要。そうでないと友だちはできない。  

あの子が結婚するなんて 五十嵐貴久

2017年10月14日

Posted by 熊太郎 at 10:19Comments(0)TrackBack(0)読書感想文
あの子が結婚するなんて 五十嵐貴久 実業之日本社

 数か月前に本屋でタイトルが目に入りました。
 こういう購買欲を喚起するタイトルの本は読んでもおもしろくないんだよな。
 (入院してヒマだったことが今回読むきっかけになりましたが、やはり、おもしろくなかった)

 次は自分が結婚する順番だと思っていた七々未(ななみ)32歳が、同い年の小松美宇151cm、52kgに(お相手は医師)に先を越されてしまうラブコメディです。

 男性作家によるユーモラスな記述は想定内です。  

過去記事