2024年12月02日
死霊のはらわた(しりょうのはらわた) 洋画 1981年
死霊のはらわた(しりょうのはらわた) 洋画 1981年(昭和56年) 1時間25分 動画配信サービス
先日読んだ本が、小泉今日子さんが書いた、『黄色いマンション 黒い猫 新潮文庫』でした。
若い頃、ホラー映画にはまって、よく観ていたそうです。
キョンキョンのお勧めホラー映画です。
1978年(昭和53年) ハロウィン
1979年(昭和54年) 悪魔の棲む家(あくまのすむいえ)
1980年(昭和55年) 13日の金曜日
1981年(昭和56年) 死霊のはらわた(しりょうのはらわた)
1984年(昭和59年) エルム街の悪夢
いちばん怖かったのが、『死霊のはらわた』だったそうです。
さっそく観てみました。
わたしはつくり手の立場で観るので怖くはありません。
5人の学生風若者たちです。
男がふたり、女が3人。大きなアメ車で、山の中の古い家屋に到着しました。別荘だろうか。
危機として、途中、山道で中型トラックみたいな車と、①正面衝突しそうになりました。
犠牲者たちです。映画館で観たほうが、怖い(こわい)だろうなあ。
主人公男子 アッシュ
アッシュの姉 シェリル
アッシュの恋人 リンダ
アッシュの友人 スコット
スコットの恋人 シェリー
危機として、②車が橋から落ちそうになりました。③無音の画面、④ゴンゴンと繰り返す音、⑤午後5時52分に掛け時計の針が止まりました。⑥絵を描いていたら、勝手に手が動き出して、オバケの絵を描いてしまったようです。⑦地下へつながる階段がある木造の床のフタが動きました。以降、いろいろあります。
いきなり何かが起きる。そーっと何かが起きる。危険があります。
推測→笑い→恐怖の流れです。
ゆっくり、ていねいにつくってあります。ゴリラみたいな、悪魔の顔の彫り物、ガイコツ、しゃれこうべ(頭蓋骨(ずがいこつ))。オープンリールテープのテープレコーダー、1970年代(昭和45年代)という時代を感じます。
遺跡とか、死者の本とか、悪霊が生き返るとか、呪文を唱える(じゅもんをとなえる)とか。
白い煙が出て、夜空に月が浮いて、ルーペ(虫メガネ)のようなペンダントがあります。
いっぱいのヒモで体中を縛られる(しばられる)。
(まあ、すごいことをなさるのね)
シンプルなつくりです。悪霊が追う。悪霊から逃げる。犠牲者が出る。
鍵が開かない(あかない)。あせる。鍵があっても、助けにならない。
車のエンジンがかからない。うまくいかないことが続きます。
橋が落ちている。町には戻れない。<大地震のあとのようでもあります>
ヒットした邦画、『カメラを止めるな!』にも似た雰囲気があります。
憑依(ひょうい。悪魔が体に入りこむ)があります。洋画、『エクソシスト』みたい。
痛い! これは怖い。本物の悪魔です。すごいなあ。
『恐怖』が歩いている。
『恐怖』が追ってくる。
逃げられるだろうか。
『(こっちに)来るんだ!』と悪魔が叫ぶ。
悪魔は、笑っているのか。叫んでいるのか。わからない。声はする。声は聞こえる。
うわーっ これは怖い!
血が流れる。
なんじゃ、こりゃーーー
サンキュー(サンキューという言葉が怖い)
武器がいります。
悪魔に立ち向かうために武器がいる。
グロイなあ。(グロテスク)。つくりものの血が大量に流れます。
がんばれ悪魔くーんと応援したくなる。(悪魔のほうの好演技を期待する応援です)
かなり、いい感じです。
まあ、ボロボロですなあ。
悪魔は、死なないと思う。
Hit it!((武器で相手を)やるんだ!)
すさまじい。力作です。(これは夢じゃなかろうか。夢であってほしい)
ちょっと、こどもには見せられない(映画です)。
生き物は、いつかは死ぬ。最後は死ぬ。埋葬する。
海の波が次から次に押し寄せるように、恐怖という波が押し寄せてきます。
みんなゾンビみたいになっちゃった。
なんだか、認知症になってしまった人のようでもある。意思疎通ができません。されど、『共存』の道を選ぶしかありません。
姉さんをどうする。
びっくりしたなあもう。そっちもかい。コワイ、コワイ、コワイ。にぎやかではある。
主人公男子のアッシュは忙しい。たいへんな目にあっています。
気持ち悪い。パワフルな女悪魔です。手も足もつかまれた。さて、どうなる。クライマックスですなあ。みなさん熱演です。
もうがんばらなくていい。そんなにがんばらなくていい。アッシュにかける言葉です。
目が開いたり(あいたり)、閉じたりの演技が恐怖を生みます。
けっこう怖い。古いけれど、いい映画です。傑作です。優れています(すぐれています)。
すごい→すばらしい恐怖の演出です。小泉今日子さんお勧めのホラームービーです。恐れ入りました。(まいりました)。
うまいなあ。よくねりこんである演出です。
今年観て良かった一本になりました。
ち密に事柄が積み重ねられています。
言葉のやりとりは少ない。『恐怖』に言葉はいらない。世界共通の感覚があればいい。
時間が戻りました。(掛け時計の針)。過去へ戻って終わりか。(そうはならない)。
キモイ。
朝が来ました。もうひと動きあります。
終わり方はこれでいい。
特殊撮影を楽しむ映画でもありました。
先日読んだ本が、小泉今日子さんが書いた、『黄色いマンション 黒い猫 新潮文庫』でした。
若い頃、ホラー映画にはまって、よく観ていたそうです。
キョンキョンのお勧めホラー映画です。
1978年(昭和53年) ハロウィン
1979年(昭和54年) 悪魔の棲む家(あくまのすむいえ)
1980年(昭和55年) 13日の金曜日
1981年(昭和56年) 死霊のはらわた(しりょうのはらわた)
1984年(昭和59年) エルム街の悪夢
いちばん怖かったのが、『死霊のはらわた』だったそうです。
さっそく観てみました。
わたしはつくり手の立場で観るので怖くはありません。
5人の学生風若者たちです。
男がふたり、女が3人。大きなアメ車で、山の中の古い家屋に到着しました。別荘だろうか。
危機として、途中、山道で中型トラックみたいな車と、①正面衝突しそうになりました。
犠牲者たちです。映画館で観たほうが、怖い(こわい)だろうなあ。
主人公男子 アッシュ
アッシュの姉 シェリル
アッシュの恋人 リンダ
アッシュの友人 スコット
スコットの恋人 シェリー
危機として、②車が橋から落ちそうになりました。③無音の画面、④ゴンゴンと繰り返す音、⑤午後5時52分に掛け時計の針が止まりました。⑥絵を描いていたら、勝手に手が動き出して、オバケの絵を描いてしまったようです。⑦地下へつながる階段がある木造の床のフタが動きました。以降、いろいろあります。
いきなり何かが起きる。そーっと何かが起きる。危険があります。
推測→笑い→恐怖の流れです。
ゆっくり、ていねいにつくってあります。ゴリラみたいな、悪魔の顔の彫り物、ガイコツ、しゃれこうべ(頭蓋骨(ずがいこつ))。オープンリールテープのテープレコーダー、1970年代(昭和45年代)という時代を感じます。
遺跡とか、死者の本とか、悪霊が生き返るとか、呪文を唱える(じゅもんをとなえる)とか。
白い煙が出て、夜空に月が浮いて、ルーペ(虫メガネ)のようなペンダントがあります。
いっぱいのヒモで体中を縛られる(しばられる)。
(まあ、すごいことをなさるのね)
シンプルなつくりです。悪霊が追う。悪霊から逃げる。犠牲者が出る。
鍵が開かない(あかない)。あせる。鍵があっても、助けにならない。
車のエンジンがかからない。うまくいかないことが続きます。
橋が落ちている。町には戻れない。<大地震のあとのようでもあります>
ヒットした邦画、『カメラを止めるな!』にも似た雰囲気があります。
憑依(ひょうい。悪魔が体に入りこむ)があります。洋画、『エクソシスト』みたい。
痛い! これは怖い。本物の悪魔です。すごいなあ。
『恐怖』が歩いている。
『恐怖』が追ってくる。
逃げられるだろうか。
『(こっちに)来るんだ!』と悪魔が叫ぶ。
悪魔は、笑っているのか。叫んでいるのか。わからない。声はする。声は聞こえる。
うわーっ これは怖い!
血が流れる。
なんじゃ、こりゃーーー
サンキュー(サンキューという言葉が怖い)
武器がいります。
悪魔に立ち向かうために武器がいる。
グロイなあ。(グロテスク)。つくりものの血が大量に流れます。
がんばれ悪魔くーんと応援したくなる。(悪魔のほうの好演技を期待する応援です)
かなり、いい感じです。
まあ、ボロボロですなあ。
悪魔は、死なないと思う。
Hit it!((武器で相手を)やるんだ!)
すさまじい。力作です。(これは夢じゃなかろうか。夢であってほしい)
ちょっと、こどもには見せられない(映画です)。
生き物は、いつかは死ぬ。最後は死ぬ。埋葬する。
海の波が次から次に押し寄せるように、恐怖という波が押し寄せてきます。
みんなゾンビみたいになっちゃった。
なんだか、認知症になってしまった人のようでもある。意思疎通ができません。されど、『共存』の道を選ぶしかありません。
姉さんをどうする。
びっくりしたなあもう。そっちもかい。コワイ、コワイ、コワイ。にぎやかではある。
主人公男子のアッシュは忙しい。たいへんな目にあっています。
気持ち悪い。パワフルな女悪魔です。手も足もつかまれた。さて、どうなる。クライマックスですなあ。みなさん熱演です。
もうがんばらなくていい。そんなにがんばらなくていい。アッシュにかける言葉です。
目が開いたり(あいたり)、閉じたりの演技が恐怖を生みます。
けっこう怖い。古いけれど、いい映画です。傑作です。優れています(すぐれています)。
すごい→すばらしい恐怖の演出です。小泉今日子さんお勧めのホラームービーです。恐れ入りました。(まいりました)。
うまいなあ。よくねりこんである演出です。
今年観て良かった一本になりました。
ち密に事柄が積み重ねられています。
言葉のやりとりは少ない。『恐怖』に言葉はいらない。世界共通の感覚があればいい。
時間が戻りました。(掛け時計の針)。過去へ戻って終わりか。(そうはならない)。
キモイ。
朝が来ました。もうひと動きあります。
終わり方はこれでいい。
特殊撮影を楽しむ映画でもありました。
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