2024年11月29日

動画配信サービスのリモコンが反応しなくなった。

動画配信サービスのリモコンが反応しなくなった。

 デジタルトラブルがときおり発生します。
 そのたびに、四苦八苦しながら自力で修繕します。
 ネットに対応のしかたがでているので、一生懸命読み込みます。
 老眼なので、とても時間がかかります。

 今回は、動画配信サービスのリモコンが反応しなくなりました。
 言葉で検索入力するときにボタンを押して話すと、リモコンの小さなランプがつくのですが、そのランプも点灯しません。
 『東野・岡村の旅猿25 プラベートでごめんなさい 第20話 2024年8月~ 山形から新潟へ オオクワガタ……』、ゲストは寺門ジモンさんの回を見るつもりでした。
 テレビ画面に基本的なホーム画面は映るのですが、リモコンをいくら押しても反応がありません。

 さて、どうしよう。
 リモコンに入っている単四乾電池を交換しましたがだめです。
 テレビとの接続部分を抜き差ししましたがだめです。
 リモコンボタンを押しても画面に反応がありません。

 ネットで調べてやってみて、できました。
 うれしい。またひとつ克服できた。やればできる。満足感が心を満たしてくれました。

・リモコンから電池を抜く。
・テレビに接続してあるコードのプラグを抜いて、60秒待つ。
・リモコンの左、メニュー、戻るボタンを同時に長押しする。12秒待つ。(ボタンがどれかわからない。どうやって自分の指で3か所をおすのか、わからない。かなりとまどいましたが、そのうちわかりました)
・ボタンを離して、5秒待つ。
・プラグをコンセントに入れる。
・画面に、『リモコンが検出されない』という表示が出ました。
・リモコンに電池を入れる。(最近、単4電池のプラスの位置が、乾電池のどちらかわからなくなってきました。でっぱりが小さいのでわからないのです。まあ、加齢による脳みその劣化と老眼が原因でしょう)
・リモコンのホームボタンを押す。(家のマークが書いてあるボタンがホームボタンだと初めて理解しました)  

Posted by 熊太郎 at 06:25Comments(0)TrackBack(0)熊太郎の語り

2024年11月25日

新幹線利用スマートEX その後のこと

新幹線利用スマートEX その後のこと

 ちょっと前から、スマホにダウンロードした新幹線チケット予約システム『スマートEX』アプリに、所得に応じた負担金支払いで地下鉄・市バスが無料になる交通系ICカードである『敬老パス』をひもづけして新幹線利用を始めました。

 『早得21ワイド』とか、『早得7』という割引で買えるチケットのことは画面で観ましたが、自分に誤解がありました。
 そういう安いチケットは、なにかしら条件があるに違いない。いざというときに別の列車に変更ができないに違いないと思いこんでいました。
 変更はできる。ただし、割引の条件を整えていない(21日前を過ぎて、乗車する前日になっていたりするとか)と、通常料金に不足する差額を払えばいいということがわかりました。それもアプリの中で処理してもらえます。いったんキャンセルして再度購入という手順でした。まあ、キャンセル手数料はとられます。しかたありません。
 キャンセルしなければ割引料金でお安く乗車できます。

 なんというか、アプリをダウンロードしたときは、スマホやアプリの使い方の研修を受けているわけではないので、画面の文章をいっしょうけんめい読み込みますが、すんなり理解できない文章が書いてあることもあります。わかるまでが、ひと苦労です。

 乗る予定の列車の座席位置を変更することもできます。画面に座席が表示されるので、ひとりで新幹線に乗車するときは、乗車する前に、気楽に座ることができる座席位置を指定することができて助かります。

 初めてスマホのカメラで交通系ICカードを読み取って登録したのですが、これもすんなりやりかたがわからず四苦八苦しました。(番号を入力するやり方もあります)
 『画面に、カードをくっつけてください』みたいに書いてあって、交通系ICカード(敬老パス)をスマホの画面側にくっつけても反応はなく、スマホの裏側にくっつけてみたり、カードを縦にしたり横にしたりしましたがだめで、画面の映像に、カードの四角(よすみ)と、カード番号部分の枠(わく)があるのを見つけてようやく理解できて、カードをスマホから離してカードを撮影して、使用するカードの登録ができました。
 疲れましたが、できると満足感が湧きます。歳をとりましたが、新しいやり方になんとかついていきたい。アナログ時代に育った人間のデジタルへの挑戦です。
 あんがい、ほかのことでも、日常生活で誤解していることって多いんじゃないかなと気づきました。自分の思いこみを過信しないようにしよう。自信を持ちすぎてはいけないのです。

 その後、台風10号が日本列島へ来襲して、スマートEXで予約した新幹線チケットを払い戻しすることになりました。
 新幹線が台風を避けるために、運行する前日などに計画運休になったときには、どうなるのだろうか?
 そう思っていたら、本当に台風が二週続けて来て、新幹線が計画運休になってしまいました。
 心配はいりませんでした。JRからのスマホアプリへの案内表示があって、乗車する期間を示して、すでに予約したチケットのキャンセル手数料は無料ですと、スマホアプリの画面に表示がでました。
 安心してキャンセルしました。キャンセルできる乗車予定の期間は、長めに設定されていました。なにせ、往復で新幹線を利用するわけですから、行きがだめなら、帰りもだめになるのです。

(この文章は、今年の9月に作成したのですが、ブログにアップし忘れていました。数日前に気づいて今回アップしました。旅の参考になれば幸いです。敬老パス1枚で、全国あちこちの駅まで行くことができてたいへん便利です)  

Posted by 熊太郎 at 06:29Comments(0)TrackBack(0)熊太郎の語り

2024年11月20日

『PIN(ピン)』を設定する。

『PIN(ピン)』を設定する。

 以前使っていて、引き出しにしまってあるノートパソコンのDドライブに保存してあるエクセルファイルのデータが必要になりました。

 1年以上立ち上げていなかったのですが、電源を入れて、画面が現れて(あらわれて)、PINの入力を求められました。PINを忘れました。

 いくつか、これだったんじゃなかろうかというようなものを入力してみましたが、ノートパソコンは受け付けてくれません。

 しかたなく、パスワードを入力して立ち上げました。(PINかパスワードか、どちらでも立ち上げることができます)
 必要なデータをUSBメモリにコピーしました。
 やることをやったので、ノートパソコンは再び必要になるまで保管したままになります。
 あるいは、もう立ち上げることがないのかもしれません。

 迷いました。
 ネットにつながれば、パスワードで立ち上がるからこのままにしておこうか。
 終活をする立場のわたしです。
 わたしが死んだあと、パソコンを開くことができなくて困ることがあるかもしれないと思い、PINを設定することにしました。

 何度も失敗を繰り返してうまくいかなかったのですが、チャレンジを始めて、三日目にきちんとPINを設定することができました。

 途中、ノートパソコンから、『間違えた回数が多すぎる』とか、メールを送るから暗号(番号)みたいなものを入力してくれとか、いろいろ要求がありました。(二重認証システム)
 ウィルス対策ソフトを更新してくれとかで、再起動をしたりして時間がかかりました。
 やりとげてみれば、達成感で心が満たされたのでした。

PIN(ピン):そのパソコンだけで通用する英数字。そのパソコンを立ち上げることができる。他者からの遠隔操作で悪用されることはない。

パスワード:他人に知られると、遠隔操作で悪用されることがある。

 そんなふうに違いを理解しています。  

Posted by 熊太郎 at 07:10Comments(0)TrackBack(0)熊太郎の語り

2024年11月05日

ちびっこたちへプレゼントする絵本

ちびっこたちへプレゼントする絵本

 年に1回ぐらい、九州福岡で親族が集まって、大衆食堂の広い座敷で2時間半ほどの昼食会をしています。今年は9月末に実施しました。
 親族は、自分より上の世代はほとんど亡くなって、自分よりも下の世代ばかりになりました。三十代とそのこどもたちが多いです。親族のうちのひとりが高校生のころにバイトをしていた大衆食堂なので、気軽に利用できます。わたしが奮発して、みんなをもてなしています。すでに亡くなりましたが、わたしの父親や義父(妻の父)が、それぞれの親族を招いて、ときおりそのような食事会を開催していました。それをわたしも真似しています。

 世の中は少子化ですが、うちの親族は、毎年のようにあかちゃんが生まれて、人数がだんだん増えてきました。今年も昨年に引き続き5月にあかちゃんが生まれました。
 ちびっこたちに会うたびに、ひとりずつ絵本と人形類、お菓子などをプレゼントしています。みんなよくなついてくれていて、体にまとわりついてくるのでうれしいです。
 あかちゃんの小さな5本指で、わたしのひとさし指1本をぎゅっと握ってもらうと、胸に幸福感が広がります。

 さて、今回ちびっこたちへのプレゼントとして選んだ絵本です。

 7歳女児小学一年生へ
 『11ぴきのねことあほうどり 馬場のぼる こぐま社』
 かなりおもしろいです。『11ぴきのねこが コロッケのみせをはじめました』から始まります。コロッケ販売店です。『ごっこ遊び』があります。ちびっこは『ごっこ遊び』が大好きです。じゃがいもをゆでて、つぶして、パン粉をつけて、油であげます。どんどんつくって、どんどん売ります。

 6歳保育園女児へ
 『いろいろおふろはいり隊! 穂高順也・作 西村敏雄・絵 教育画劇』
 絵本の帯に、『おいしいおふろ、しょうかいします!』とあることからピンときました。お料理が関係している絵本に違いない。絵本の表紙をめくると、お顔が描いてあるタマネギさん、マイクを両手に持ったニンジンさん、ジャガイモさんの絵が、コンニチワと声をかけてきます。おふろ=お鍋(なべ)じゃないのかな。(あたりです)

 5歳保育園女児へ
 『やさいのおしゃべり 泉なお・作 いもとようこ・絵 金の星社』
 野菜の擬人化です。まず、きゅうりが出てきます。次に、きゅうりがキライな、小学一年生のれいちゃんが出てきます。(わたしは、きゅうりは、味がしないけれど、腸の中をきれいにそうじしてくれるような気がします)。そのあと、物を乱暴に扱うおかあさんが登場します。

 3歳保育園男児へ
 『きいろいのはちょうちょ 五味太郎(ごみ・たろう) 偕成社』
 よくできたしかけ絵本です。かなりおもしろい。虫とり網を右手にもったぼくちゃんの登場です。ぼくちゃんがつかまえたいのは、黄色いちょうちょです。(でも、なかなかつかまえられません)。ちょうちょかなと思ったら、つかまえてみるとちょうちょじゃないのです。

 1歳4か月男児へ
 『すしん たなかひかる ポプラ社』
 かなりおもしろかった。お寿司の話です。握りずしの下に、車輪が取り付けられます。まぐろの握りが、『すしーーーーん』と走り出します。爽快です。(そうかい:さわやかで気持ちが良い)。たまごと、えびも走ります。『すしーーーーん』、『すしーーーーん』。そのあとを、貝と、あなごと、いくらとウニとタコとイカとサーモンと鉄火巻きが走ります。『すしーーーーん』、『すしーーーーん』、『すしーーーーん』。

 生後4か月男児へ 3冊まとめてプレゼントです。
 まだちょっと早いですけど、じきに絵本を見ることができるようになるでしょう。
 『だるまさんと かがくい・ひろし ブロンズ新社』
 あいさつ、コミュニケーション、スキンシップを学んで楽しみます。
 『おつきさまこんばんは 林明子 福音館書店』
 最初にスリムなネコの黒い影絵があります。アメリカ映画のピンクパンサーみたい。かっこいい。黒い影の一戸建ての家があって、ネコが2匹いて、あたりは、真っ暗。室内に黄色い電灯がついている。屋根の上が少しだけ黄色いだ円になる。ほんの少し明るい。エジプト絵画みたい。明るい。太陽のような月が目を閉じている。おめめをあけてくださーい。金太郎顔のお月さんです。
 『とりがいるよ 風木一人(かぜき・かずひと) 角川書店』
 まだ、ひよっこのような幼児向けの絵本です。二歳半から三歳ぐらいの年齢に読んであげるのが良さそうです。ちびっこの外見が、いちばん可愛い時期です。これからオムツがはずれそうなころです。さて、絵本です。とりさんがいっぱいいます。鳥は右向きに歩いています。

 座敷で広げてそれぞれに渡しましたが、今回は、絵本よりもちいさな人形さんのほうが大好評でした。びっくりしました。

『7歳女児小学一年生と5歳保育園女児へ(白いクマの小さなぬいぐるみ。キーホルダーの形状で名前の頭文字(かしらもじ))イニシャルのアルファベットが付いています』
 かなり気に入ってくれました。洋服のあちこちにぶら下げて、にぎやかに喜んでくれました。

『6歳保育園女児へ(ライオンの小さなぬいぐるみ)』
 わーっ! わたしの好きなライオンだーーと言って喜んでくれました。右肩の上にのせて、小さなライオンのぬいぐるみの上に自分が着ているシャツの肩部分をかぶせてライオンを固定して、ずっとライオンを肩の上にのせながらあれやこれやしていました。

『3歳保育園男児と生後4か月男児へ(スヌーピーとパンダの小さなお人形』
 3歳の男の子は、小さなスヌーピーをかわいいと言ってくれて、うれしそうでした。

 喜んでもらえて良かったです。  

Posted by 熊太郎 at 07:50Comments(0)TrackBack(0)熊太郎の語り

2024年10月31日

75歳で車の運転はやめる。

75歳で車の運転はやめる。

 去年車を買い替えたときに、この車が自分の人生で最後に買う車だと思って買いました。
 75歳まで、もう10年ないので、75歳まではこの車に慎重に乗って、75歳になったら、運転免許証は手離すつもりです。あとは、敬老パス利用、タクシー利用、親族が運転する車で移動となるでしょう。なお日本人男性の平均寿命は81歳ぐらいです。

 思えば、現役で働いていた頃、鉄道交通が不便な場所に人事異動で配置されたときは、車通勤でがんばりました。
 5年間の勤務でしたが、思い出してみると、5年間、一日もハンドルを握らなかった日はありませんでした。自家用車で出勤したあとも、仕事場の車を使ってあちこち移動していました。プライベートでも車移動ばかりで、車を使って国内のあちこちへ旅行にも行きました。

 されど、歳をとり、体力・知力は衰えました。現役の時は、複数のことを同時進行でやる能力がありましたが、今は、ひとつのことをひとつずつしかできません。優先順位をつけて、ひとつずつ丁寧にやっています。当然、時間がかかります。うまくいかなくてやりなおすこともけっこうあります。しかたがありません。歳をとったのですから。だれもが通る道です。

 交通事故の加害者になると、相手にも、自分の親族にも迷惑をかけるので、最近は、車は、ご近所での買い物ぐらいでしか運転しません。
 運転感覚を失うといけないので、なるべく一日一度は短距離でも車を動かすようにはしています。
 高速道路には、たまにしかのりません。

 以前読んだ本です。
『高齢ドライバーの意識革命 安全ゆとり運転で事故防止 松浦常夫 福村出版』
 高齢者の運転免許証の返納者は、ペーパードライバーが多いそうです。あまり、高齢者運転事故の減少にはつながりそうもありません。
 運転免許証の返納者は、多いようでそうでもない。数的には少ないそうです。
 2019年東京池袋の暴走死亡事故のあと自主返納者が全国で60万人に達したというニュースを聞いたときは、たくさんの人たちが返納したのだなと納得しましたが、この本によると、65歳以上の高齢ドライバーは、1900万人もいるそうです。
 この本を読まなければそのことを知ることもありませんでした。まだこれからも、あのような悲惨な事故が続くのだろうか。自分が当事者になることは避けたい。  

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2024年10月14日

顔も見たくない人

顔も見たくない人

 歳をとって今は、ずいぶん楽になったと思います。
 先日読んだ本は、『ユダヤ人大富豪の教え 一生もののお金と人生の教養 100万人に読み継がれるビジネス書を変えた金字塔 本田健 だいわ文庫』です。
 本の中に、『自由人、不自由人』という項目が出てきます。
 サラリーマンは、不自由人です。
 そして、自分が思うには、定年退職した無職の年金生活者である今の自分は自由人です。
 拘束がありません。(こうそく:行動の自由を縛る(しばる)こと)

 もうどこの組織にも属する気持ちはありません。
 もう収入を得るために、だれかの指示に従う義務を負うこともありません。
 ほんとうに、心身ともに楽になりました。

 『立場で物を言う』
 そんな苦労がありました。
 自分の腹の中で思っていることと、相手の主張が同じなのです。
 でも、仕事だと、自分の意思とは正反対のことを相手に話さなければならないことがあります。
 そうしないと、給料をもらえないのです。生活していくためには、お金が必要なのです。自分だけの生活費ではありません。配偶者やこどもたちの生活費でもあります。仕事を辞めることはできません。

 テレビで報道される衆議院選挙のことでいろいろと思うことがあります。国会とか、永田町で起きていることは、日本の社会の縮図だと感じるのです。お金のことにしろ、世襲のことにしろ、どこでもあることなのです。
 人間界には、『理想』と『現実』があります。立場や人生体験によって、言うことが違ってきたりもします。
 世の中は、不合理、不条理、理不尽、不公平が下地になってできあがっています。
 純白も真っ黒もありません。あるのは灰色です。つねに、グレーゾーンのどこでお互いが妥協するかでしのぎを削っているのです。(互いに激しく争う。鎬(しのぎ):刀剣で、刀身(とうしん)の筋(すじ))。
 競争社会です。そして、民主主義は、自分たちとあいつらの世界です。どうしたって、ふたてに分かれるようなシステム(制度)なのです。

 どろどろとしていて、なかなか正義は通らないのです。組織においては、権力を握っている(お金とか人事とかの権限)人間が強いのです。権力闘争があります。きれいごとだけでは通りません。それが人間界です。
 『勇気ってなんだろう 江川紹子 岩波ジュニア文庫』という本があります。職場の不祥事を内部告発した本人とその家族・親族がぼろぼろになっていく記事がありました。世の中は、正しいか、正しくないかという基準だけで回っているわけではないのです。
 まず大きな利益の固まりがあって(世の中での一番のお金の塊りは(かたまり)は、『税金』です)、そこにたくさんの人たちが群がって(むらがって)利益を分かち合おうとするのです。各自の利益の取得を阻む(はばむ)存在は干される(ほされる)のが、人間社会の厳しい現実なのです。

 『あの日あの時あの場所で、あの人に会わなければ、あんなひどい目にあわなくて済んだのに……』ということは、だれしもにあてはまる人生体験です。

 人生を送っていくなかで、自分にひどい不利益をもたらした人、自分の人格を否定するような行為をした人、自分に大恥をかかせた人、仕返ししたいとか、復讐したいとか、そういうことを通りこして、『もう顔も見たくない人』というのは、だれしもにあるような気がします。
 そして、自分自身もだれかに、そう思われているということもあると思います。

 だから、『お互いさま』という言葉があるのだと思います。
 だれかが、『お互いさま』という言葉をつくったのだと思います。

 いっぽう、『あの日あの時あの場所で、あの人に会ったから、今の自分がある』という感謝の気持ちがこもった言葉もあります。

 人間界は、二面性でできあがっています。バランスをとるのです。白か黒かではなく、灰色(グレーゾーン)をめざそうとするのです。それが現実です。  

Posted by 熊太郎 at 06:58Comments(0)TrackBack(0)熊太郎の語り