少女は夜を綴らない 逸木裕 角川書店

2017年10月23日

Posted by 熊太郎 at 18:23Comments(0)TrackBack(0)熊太郎の語り
少女は夜を綴らない 逸木裕(いつき・ゆう 30代なかば女性) 角川書店

 独特です。
 320ページのうちの100ページぐらいまできました。
 以前、同作者の虹を待つ彼女を読んだことがある。文章はつたない。
 中学生女子の筆記物を読むようです。
 
 ムンクの「叫び」。さけぶ人、通行人でそれを聞いた人である小学校1年生の瀬戸加奈子は主人公ぴっかりちゃんのいじめっ子。君島芽衣(めい)が瀬戸加奈子にきっぱりと注意をした同級生。
 パパは8歳で事故死。
シーンが転々と変化していきます。気持ちがのりません。益子慎一郎(デブ)。刺殺するそうです。
兄は、中学校教師山根智己(ともき)13歳年上、ママは今、53歳。主人公は山根理子さんで、今は、中学1年生です。
明るい家とあるけれど、管理社会で暗い、陰気な親子関係です。

マキは棋士の子。3年1組とある。さっきの益子慎一郎殺しのエピソードは、どこへいってしまったのか。
ボードゲームがどういうものかわからないが、想像してみる。

一人称のどちらかといえば、読み手に察してくれという書き方をしてあります。めずらしい。

今度は、月村薫。女子。
佐藤真奈美(去年までいた後輩)、将棋の宮野徹50歳の娘マヤ、そのあと、加害者恐怖、ホームレス

(読み終えました)
  なんだろう。
  教室でひとりぼっちの女子中学生が書いた殺人小説という雰囲気がします。稚拙な文章なので、読みながら、ときおり、あたまをかかえてしまう。こんなふうに書くだろうか。読み進めるリズムがつまずいてしまう。
  それでも、現代に生きる若い人たちは読んでいるのだろう。だから、いいとしよう。
 細かいことははずして、不気味さはある。だからいいじゃないか。それで、いいじゃないかという意見はあると思う。  

レンタカー 新型ヴィッツ

2017年04月24日

Posted by 熊太郎 at 18:53Comments(0)TrackBack(0)熊太郎の語り
レンタカー 新型ヴィッツ









照明の「オート」のスイッチが別の場所になったのは良かった。(右上右側ボタン)
わたしにとって「オート」は使いにくい。

施錠すると、サイドミラーが自動的にたたまれます。開場するとサイドミラーが開きます。良かった。

1000ccだからエンジン音もします。それはそれでいい。

新型車タンクの方向指示器は、わかりにくくて使いづらい。(動かすとすぐにニュートラルの位置に戻ります。どちらの方向を指しているのかわからなくなることがあります。)ヴィッツは昔ながらの方式なのでわかりやすい。  

レンタカー タンク

2017年03月27日

Posted by 熊太郎 at 22:25Comments(0)TrackBack(0)熊太郎の語り
レンタカー タンク

トヨタの新型車です。




Aピラー、運転席横の柱、縦部分に空間があるのがいい。
この柱が壁になって、横断歩道で、横から来た自転車が見えなくて、当たりそうになり、危なかったことがあります。




頭の上の大きな黒い箱。これが何かはわかりません。
最初、ドライブレコーダーだと思いましたが、その後、安全装置としてのセンサーかと思いました。前を走っている車との車間距離とか、ふたつの車の速度の比較とか。その数値を根拠にして、自動的にブレーキがかかるとか。
時おり、注意喚起の警告音が鳴るのですが、せっぱつまった状況でもなく、意味がわかりませんでした。




方向指示器は、パッソと同じ。電子的。なんだかよくわからない2段階方式です。
1段階目が「車線変更」。3回だけ点滅します。2段階目が本気の左折、右折。
とても使いにくい。
車線変更後、戻しすぎて、反対方向にサインが出て、また戻して、そんなことが何度もあって、イヤになりました。自分が下手くそなのでしょう。
1000ccとは思えません。乗り心地はいいです。
169km走って、リッター25kmちょっとでした。  

1000本の読書感想文

2017年01月09日

Posted by 熊太郎 at 07:58Comments(0)TrackBack(0)熊太郎の語り
1000本の読書感想文

1000本の読書感想文を書いたら、1本の名作を書き始めよう。
それが、2007年、平成19年のことでした。
あれから10年間が経過してようやく読書感想文が1000本を超えました。
1本の名作をこの世に残すため、読書感想文が1000本に至る数か月前から最初の作品を書き始めました。原稿用紙150枚ぐらい書いて今は推敲(すいこう、見直し)を重ねています。1本の名作を残すためには、たくさんの作品をつくらなければならない気がしています。人生最後の夢への挑戦 by 熊太郎  

2016年 今年観てよかった映画

2016年12月31日

Posted by 熊太郎 at 09:14Comments(0)TrackBack(0)熊太郎の語り
2016年 今年観てよかった映画

カフーを待ちわびて 邦画 DVD
 いい映画でした。ラストは泣けました。
 女性の側の設定とか、ラストシーンの場所に、自分はこうしてほしいという要望がありますが、ネタバレになってしまうので書きません。
 沖縄の島に住む青年、友寄明青(ともよせ・あきお)が、本州を旅した折に、神社の絵馬に「嫁募集」と書いて奉納します。それを見た、幸さんという女性が、わたしを嫁にしてくださいと手紙を送りつけたのち、実際に沖縄へ来て、友寄ファミリーと暮らし始めます。ロマンチック・ファンタジー・ラブ・ストーリーです。

息子 邦画 DVD
 もう、これでいい。これ以上のものは、この世界にはないと言い切れる一作でした。後半、三国連太郎さん演じる親父と、永瀬正敏さん演じるばか息子のやりとりは絶品で、もう、そのシーンで終わってもいいとさえ思いました。昭和の時代にあったあの人情はどこにいってしまったのだろう。親子で、遠慮のない会話が嬉しい。でけそこないの息子(子ども)ほどかわいい。心が温まりました。

学校 邦画 DVD
 1993年作品ですから、もう23年ぐらい前の映画です。映像の中には、昔なつかしい風景や光景が登場します。あの頃、まだ、車のシートベルトを装着しなくても許されたし、街中の喫煙もとがめられませんでした。なにもかもがダメダメダメの規制された世の中に変化しました。迷惑行為だったので、しかたがないでしょう。
 これまでに、とぎれとぎれでシーンを見た記憶がありますが、全体をとおして観たのは今回が初めてでした。いい映画でした。
 ことに競走馬オグリキャップのレースシーンを田中邦衛さんが熱く語ったときには思わず感涙しました。わかる人にはわかる理屈があります。

歳をとってきて、映画館で、2時間以上、じっとしながら映画を観ることができないぐらいに体力が衰えました。たいてい退屈なシーンで眠ってしまいます。いびきをかいてまわりに迷惑をかけてしまいます。DVDも同様に観ていて眠ってしまいます。だから観る本数も減りました。  

2016年 今年読んでよかった本

2016年12月30日

Posted by 熊太郎 at 06:49Comments(0)TrackBack(0)熊太郎の語り
2016年 今年読んでよかった本

戦場のコックたち 深緑野分(ふかみどり・のわき) 東京創元社
 作者の名前は最初、これは名前かと仰天しました。でも名前でした。よくわからないが、女性らしい。
 最初のほうのページをめくりました。第二次世界大戦、フランスノルマンディーでのコックアメリカ隊員たちの話らしい。

王とサーカス 米澤穂信(よねざわ・ほのぶ 男性) 東京創元社
 時代は2001年6月1日、場所は、標高1300mネパールの首都カトマンズ、主人公は、トーキョーロッジ202号室に旅行ルポ取材のため滞在する28歳太刀洗万智(たちあらい・まち 女性らしい。東洋新聞元記者、現在フリーライター)で始まります。

朝が来る 辻村深月(つじむら・みずき) 文藝春秋
 「朝が来る」というのは、こどもができない夫婦が、長いトンネルを通過するような体験を経て、最後に、特別養子縁組制度で、あかちゃんを家族に迎えた瞬間を指します。暗いトンネルを抜けて、朝が来たのです。40代栗原佐都子(さとこ)・清和さん夫婦は、養子としたあかちゃんに「朝斗(あさと)」と名付けました
 怖い話です。朝斗くんが幼稚園5歳になって、彼を産んだという女性が、栗原夫婦に迫ってきました。子どもを返してほしい。それがだめなら、お金が欲しい。

ホセ・ムヒカの言葉 佐藤美由紀 双葉社
 強烈なショックを受けました。
 日本が正しいとして目指してきたものへの否定があります。そして、それは正しい。説得力があります。先進諸国は、自分たちだけの富のために、地球上の原料を使い果たす気かという抗議と攻撃があります。その考え方は、少なくとも、日本国の方針に逆行する内容です。

海の見える理髪店 荻原浩(おぎわら・ひろし) 集英社
短編6本です。
「成人式」
 泣けました。ぜひ、読んでほしい。
 思春期、父親と対立していた中学3年生の娘さんが、高校入学前の3月に交通事故死します。両親の苦悩は深い。そして、重い。「生きていてこそ」、思ったことです。作品の出来はすばらしい。

向田理髪店 奥田英朗(おくだ・ひでお) 光文社
 最後は感涙でした。
 理想なのでしょう。現実には実現がむずかしい世界です。

書店主フィクリーのものがたり ガブリエル・セヴィン 早川書房
 2016年本屋大賞翻訳小説部門第1位作品です。
 62ページからがぜん面白くなりました。ここまでは、何が書いてあるのかよくわからず、何度も戻りながら頭を傾けていました。あと、200ページぐらい。いっき読みとおしたい。  

過去記事