2024年08月16日
名古屋東山動植物園 ナイトズー(夜の動物園)
名古屋東山動植物園 ナイトズー(夜の動物園)
前回のナイトズー訪問はたしか2019年(令和元年)でした。
その後コロナ禍もあって、久しぶりの訪問です。
先日知り合いからナイトズーのときに使える招待券を複数もらったので、親族でそろって出かけました。なお、小中学生はもともと無料です。
小学生の孫たちは、動物たちはもう見飽きたのでボートと遊園地だ!と主張しました。
午後4時ごろ入園して、まずは、スワンのペダルボートだ!! と勢いずいていたので、ボート池へ行き、複数のボートに分散して乗って足でペダルをこぎまくりました。ちょっと暑かったけれど、そこそこ楽しめました。
そのあと、遊園地へ移動してから、遊んでいるうちに夕暮れが始まりました。
何回も何回もジェットコースターに乗りました。
コーヒーカップも複数回乗ってぐるぐる目を回しました。
動物園ではありますが、人間さまがいっぱいなので、撮影した写真を必要以上にアップすることはやめておきますが、ほどほどに人出があってにぎやかな雰囲気でした。
『動物園』を訪れたときに、いつも思うのですが、『動物園』には、『平和』があります。
あかちゃん・ちびっこからお年寄りまで、カップルや夫婦、親子、祖父母・孫、お友だち同士など、安心して時間を過ごせる場所と空間があります。
ウクライナやパレスチナガザ地区の人たちにとって、一番必要な安全な場所が、『動物園』にはあります。
前回のナイトズー訪問はたしか2019年(令和元年)でした。
その後コロナ禍もあって、久しぶりの訪問です。
先日知り合いからナイトズーのときに使える招待券を複数もらったので、親族でそろって出かけました。なお、小中学生はもともと無料です。
小学生の孫たちは、動物たちはもう見飽きたのでボートと遊園地だ!と主張しました。
午後4時ごろ入園して、まずは、スワンのペダルボートだ!! と勢いずいていたので、ボート池へ行き、複数のボートに分散して乗って足でペダルをこぎまくりました。ちょっと暑かったけれど、そこそこ楽しめました。
そのあと、遊園地へ移動してから、遊んでいるうちに夕暮れが始まりました。
何回も何回もジェットコースターに乗りました。
コーヒーカップも複数回乗ってぐるぐる目を回しました。
動物園ではありますが、人間さまがいっぱいなので、撮影した写真を必要以上にアップすることはやめておきますが、ほどほどに人出があってにぎやかな雰囲気でした。
『動物園』を訪れたときに、いつも思うのですが、『動物園』には、『平和』があります。
あかちゃん・ちびっこからお年寄りまで、カップルや夫婦、親子、祖父母・孫、お友だち同士など、安心して時間を過ごせる場所と空間があります。
ウクライナやパレスチナガザ地区の人たちにとって、一番必要な安全な場所が、『動物園』にはあります。
2024年08月15日
観劇 ピーターパン 名古屋御園座(みそのざ)
観劇 ピーターパン 名古屋御園座(みそのざ)
自分がまだ小学校低学年のときに、絵本でピーターパンを知りました。
もう半世紀以上前のことです。
今回は小学校低学年の孫たちと観に行きました。
『ピーターパンとは何?』と聞くので、妖精のようなもので、ちびっこたちといっしょに冒険するんだと教えてやりました。ワニに手首を食べられたフック船長のグループとピーターパンのグループが闘う(たたかう)のです。
初代のピーターパン役は、榊原郁恵さんでした。
榊原郁恵さんがデビューされたときに、職場の独身寮で隣の部屋に住んでいたK君に誘われて市民会館へコンサートに行ったことがあります。K君は郁恵さんのファンで、その後も誘われて2回観に行きました。
郁恵さんは、ご主人の渡辺徹さんが2022年(令和4年)ご病気で亡くなってしまいました。
長い時が流れました。
その後、K君とは交流がなくなり、今はどこでどうしているのか、もうわかりません。たしか、岐阜県の山奥の出身でした。
次の写真は、ステージに降りている幕です。
この幕の向こうがステージです。
感想をちょろちょろと落としておきます。
きれいな舞台です。
舞台装置は、色鮮やかで、光は輝き、ピーターパンと三人のこどもたちは、ダイナミックな動きで空中を飛びます。
幻想的でもあります。
冒険の服装を始め、登場人物たちの各種衣装がなかなかいい。
音楽とダンスの世界です。
動きはすばやい。
筋書きはわかりにくい。
観客の感情を誘導して盛り上げようとしているのですが、何かが足りない。
盛り上がりません。
観客の気持ちが引いている。
7月に東京明治座で松平健さんの『暴れん坊将軍劇(あばれんぼうしょうぐんの劇)』とそのあとの歌謡ショーを観たのですが、マツケンサンバでは明治座が揺れるほどの熱狂で盛り上がりました。観客の気持ちがのっていました。観客席のサンバ棒が暗い中、光輝きながら右に左に大きく揺れていました。観客のノリが良かった。
ピーターパンのほうの観客は冷めて(さめて)いました。演者に合わせて歌や手ぶりをしていたのは、観客全体の半数以下でした。なにかしら、気持ちがのりにくい雰囲気がありました。
ピーターパンが観客に向かって、何度も、『信じる?』という呼びかけをするのですが、観客は無言なのです。なにかが足りないのと、観客自身にもどこかしら不思議な雰囲気がありました。神妙に座っていて、おとなしく、みなさんは、何をしにここにきたのだろうかという疑問をわたしはもちました。
舞台構成内容はけっこうにぎやかで充実していたと思います。迫力もありました。それでも、なにか工夫がいるのでしょう。観客のほうもファンならアクション(体の動きや声出し)が必要です。舞台芸術や娯楽の雰囲気は、演じる者と観る者との双方の協力でつくるものです。4割ぐらいの観客が歌とダンスの時には、声を出したり、両手を動かしたりして、アクションやポーズをとっていました。わたしたち夫婦はそうやってエンジョイしていましたが、孫たちはびっくりしたようすで固まっていました。なかなかむずかしいものです。
フック船長も空中を飛ぶとおもしろいのにとふと思いつきました。
コケッコーのニワトリの鳴き声が良かった。
森人(もりびと)たちや、海賊たちの動きも良かった。
基本は対決シーンの連続です。
そして、おとなになりたくない、ずっとこどもでいたいピーターパンです。
劇中のこどもたちは、やがておとなになっていきます。
人間がこどもでいられる期間は案外長くはありません。
そのへんの理屈の表現がむずかしい。
考え込むと、ステージ上が、深刻で暗い雰囲気になってしまいます。
ピーターパンのポイント(けしておとなにはならない)だから変えることもできないのでしょう。
それでもわたしは、観劇に来て良かったと思いました。
楽しい時間でした。
『アッア・アッアアーー』という掛け声が良かった。
何度もみんなで復唱しました。
まだ十代、高校生のころ、こういうことをする仕事につきたいと思っていましたが、生活していくためにあきらめました。
しかたがありません。それで良かったと思っています。
三幕あって、幕間休憩が各15分間の2回、全体で2時間40分ぐらいの公演でした。
男子トイレはスムーズに利用できました。
女子トイレは、行列は長いけれど、個室がたくさんあるので、トイレに入ってからはスムーズに利用できたそうです。だから、あせる必要はないそうです。
なお食事は座席でできます。
自分がまだ小学校低学年のときに、絵本でピーターパンを知りました。
もう半世紀以上前のことです。
今回は小学校低学年の孫たちと観に行きました。
『ピーターパンとは何?』と聞くので、妖精のようなもので、ちびっこたちといっしょに冒険するんだと教えてやりました。ワニに手首を食べられたフック船長のグループとピーターパンのグループが闘う(たたかう)のです。
初代のピーターパン役は、榊原郁恵さんでした。
榊原郁恵さんがデビューされたときに、職場の独身寮で隣の部屋に住んでいたK君に誘われて市民会館へコンサートに行ったことがあります。K君は郁恵さんのファンで、その後も誘われて2回観に行きました。
郁恵さんは、ご主人の渡辺徹さんが2022年(令和4年)ご病気で亡くなってしまいました。
長い時が流れました。
その後、K君とは交流がなくなり、今はどこでどうしているのか、もうわかりません。たしか、岐阜県の山奥の出身でした。
次の写真は、ステージに降りている幕です。
この幕の向こうがステージです。
感想をちょろちょろと落としておきます。
きれいな舞台です。
舞台装置は、色鮮やかで、光は輝き、ピーターパンと三人のこどもたちは、ダイナミックな動きで空中を飛びます。
幻想的でもあります。
冒険の服装を始め、登場人物たちの各種衣装がなかなかいい。
音楽とダンスの世界です。
動きはすばやい。
筋書きはわかりにくい。
観客の感情を誘導して盛り上げようとしているのですが、何かが足りない。
盛り上がりません。
観客の気持ちが引いている。
7月に東京明治座で松平健さんの『暴れん坊将軍劇(あばれんぼうしょうぐんの劇)』とそのあとの歌謡ショーを観たのですが、マツケンサンバでは明治座が揺れるほどの熱狂で盛り上がりました。観客の気持ちがのっていました。観客席のサンバ棒が暗い中、光輝きながら右に左に大きく揺れていました。観客のノリが良かった。
ピーターパンのほうの観客は冷めて(さめて)いました。演者に合わせて歌や手ぶりをしていたのは、観客全体の半数以下でした。なにかしら、気持ちがのりにくい雰囲気がありました。
ピーターパンが観客に向かって、何度も、『信じる?』という呼びかけをするのですが、観客は無言なのです。なにかが足りないのと、観客自身にもどこかしら不思議な雰囲気がありました。神妙に座っていて、おとなしく、みなさんは、何をしにここにきたのだろうかという疑問をわたしはもちました。
舞台構成内容はけっこうにぎやかで充実していたと思います。迫力もありました。それでも、なにか工夫がいるのでしょう。観客のほうもファンならアクション(体の動きや声出し)が必要です。舞台芸術や娯楽の雰囲気は、演じる者と観る者との双方の協力でつくるものです。4割ぐらいの観客が歌とダンスの時には、声を出したり、両手を動かしたりして、アクションやポーズをとっていました。わたしたち夫婦はそうやってエンジョイしていましたが、孫たちはびっくりしたようすで固まっていました。なかなかむずかしいものです。
フック船長も空中を飛ぶとおもしろいのにとふと思いつきました。
コケッコーのニワトリの鳴き声が良かった。
森人(もりびと)たちや、海賊たちの動きも良かった。
基本は対決シーンの連続です。
そして、おとなになりたくない、ずっとこどもでいたいピーターパンです。
劇中のこどもたちは、やがておとなになっていきます。
人間がこどもでいられる期間は案外長くはありません。
そのへんの理屈の表現がむずかしい。
考え込むと、ステージ上が、深刻で暗い雰囲気になってしまいます。
ピーターパンのポイント(けしておとなにはならない)だから変えることもできないのでしょう。
それでもわたしは、観劇に来て良かったと思いました。
楽しい時間でした。
『アッア・アッアアーー』という掛け声が良かった。
何度もみんなで復唱しました。
まだ十代、高校生のころ、こういうことをする仕事につきたいと思っていましたが、生活していくためにあきらめました。
しかたがありません。それで良かったと思っています。
三幕あって、幕間休憩が各15分間の2回、全体で2時間40分ぐらいの公演でした。
男子トイレはスムーズに利用できました。
女子トイレは、行列は長いけれど、個室がたくさんあるので、トイレに入ってからはスムーズに利用できたそうです。だから、あせる必要はないそうです。
なお食事は座席でできます。
2024年03月01日
観劇 名古屋御園座 ミュージカル『トッツィー』
観劇 名古屋御園座(みそのざ) ミュージカル『トッツィー』
山崎育三郎さんの舞台です。
映画は観たことがあります。もうずいぶん前の洋画です。1983年(昭和58年)日本公開、ダスティン・ホフマンさんの映画でした。
山崎育三郎さんは、出川哲朗さんの充電バイクの番組に出演されたのを見て、好青年で感じのいい人だと思いました。ファンになりました。
NHKの朝ドラでの甲子園高校野球の歌がとても良かった。強い印象で記憶に残っています。
毎週日曜日の夜にある井桁弘恵さん(いげた・ひろえ)さんとゲストを迎えてのトークショー、『おしゃれクリップ』も楽しみに観ています。
女ばかりの観客のところに、男一人で観に行くのはつらいので、奥さんに同行してもらいました。
御園座(みそのざ)はまだ建て替える前、三十年ちょっと前に行ったのが最後です。
まだ、今の年齢の自分よりも若かった五十代の実母とふたりで、『西郷輝彦ショー』を観ました。
親戚からもらった招待券で、2階だったか、3階だったか、座席の上の方、遠い位置から舞台を見下ろした記憶が残っています。『星のフラメンコ』の歌を聴いたことを覚えています。もう、遠い昔のことになりました。
さて、今回のトッツィーは、売れない男優が女装をして女優になったら売れたというコメディです。内容のおもしろさと山崎育三郎さんの魅力で観たいと思いました。
演劇終了後、緞帳(どんちょう。幕(まく))とタイトル照明の撮影はOKだったので撮ってみました。次の写真です。
始まる前に、ロビーのイスに座って、はらごしらえのパンを食べていました。(午後4時15分開場、午後5時開演、幕間休憩30分で、終わりは午後8時過ぎだった記憶です。幕間休憩30分間のときに、座席でお弁当を食べている人たちもいて、席で食事はOKでした)
ロビーの壁にかかっていた、たくさんのちょうちんがきれいでした。パンを食べながらちょうちんをながめていました。
ちょうちんを見上げながら、株式投資のことを思い出しました。
ちょうちんに書かれているUFJ銀行も三菱商事も株価が上昇しました。何度か売り買いをしている銘柄です。
思うに、ここにちょうちんがある会社や組織は、御園座が建て替えになる時に、建設費用としていくらかの寄付をされたのでしょう。そのみかえりとして、会社等の宣伝用にちょうちんを出してもらっているのでしょう。ひとつのちょうちんを出す経費がいくらだったのかは、想像するしかありません。
ロビーで、カーテンコール(公演終了後、観客の拍手に応じて幕を開ける)のときのダンスが紹介されていました。ミュージカルの最後に、観客みんなで軽い踊りをするのかと思ったら、なにもありませんでした。
東京で、森公美子さんの『天使にラブ・ソングを』を観たときは、男優さんがステージのふちっこ、ちょっと前に出てきて、観客を誘導しながら上半身だけの軽いダンスを楽しみました。ステージには、出演されたみなさんが並んでいて、いっしょに動作をしてほのぼのとしました。
今回のカーテンコールでは、何度も幕が上がったり下がったりして、演者のみなさんたちが観客に笑顔をふりまいておられました。わたしとしては、それで十分でした。
新しい御園座の上の方は、分譲マンション・賃貸マンションになっています。
東京都内のマンション価格との比較で、東京に住む人たちからみれば、名古屋のマンション分譲価格は賃貸月額も含めて、安価だと感じると思います。
さて、思い出すままに、劇の感想を書き落としてみます。
演者のみなさんは若い。若々しくて、元気いっぱいです。ダンスのキレもよく、観ていて気持ちがいい。勢いがあります。
山崎育三郎さんは、男っぽい。テレビで見るのとは違います。テレビだと、細くてきゃしゃな色男的弱さ(色男、金と力はなかりけり)があるのですが、実物はぜんぜん違っていました。ごつくて、力強くて、たくましい男のにおいがプンプン広がってくるような男性でした。(この劇では、女装して女優を演じられていましたが、その姿もピシッと決まっていて、なかなか見事な女優さんを演じておられました。声も女性の声として、高い声を出しておられました。体の大きな女の人です。男から女、女から男への衣装の早変わりがすばやいことに驚きました。演劇は、女性賛歌のステージでした)
山崎育三郎さんは、歌がうまい。声量があって、とくに、声の伸びがいい。
劇の始まりでは、40歳になっても、売れない男優で、役をもらえないと嘆いているところからはじまりますが、それを見ていて、自分も十代のころは、こういう文化芸術・芸能の仕事をしてみたかったけれど、それでは食べていけないわけで、現実は厳しいと割り切って、地味な仕事をコツコツと定年まで続けてきたことを思いだしました。リタイヤして、ようやく、自分のやりたいことができる時間を手に入れたので、これからは、演劇や芸能への参加はできないけれど、観る立場で演者のみなさんを応援していきたいと思ったのです。
劇中では、売れない男優が女装して女優を演じて、オーディションに合格して、劇に出演して大人気が出るのです。でも、男だからウソなのです。だからトラブルが起きるのです。恋愛模様でトラブルになります。三角関係があるのですが、女の立場で、同性同士のラブも生まれます。ややこしい。
ロミオとジュリエットが題材として扱われます。
なんというか、筋書きはあまり肝心なものではありません。
ミュージカルですから、歌とダンスでお客さんに楽しんでもらう内容です。
そして、笑いがあります。コメディです。
男の笑いのツボと女の笑いのツボは違うと感じました。
けっこう、女性のお客さんたちが大きな声をだして笑っておられました。男の自分はどうして笑えるのか不思議でした。笑いのツボが違うのです。
下ネタも多い。案外、女性のお客さんって、下ネタが好きなんだと驚きました。まあ、エロっぽい話もあります。キスシーンを何度も観ました。まあ、あいさつのようなものなのでしょう。
劇が始まる前に、ロビーをゆきかう女性客のみなさんを目にしたのですが、みなさん、めいっぱいおしゃれをされてきておられます。お洋服と靴とバッグと装飾品と、この機会を楽しみにされていることがわかりました。
年配の女性も多い。係員の介助が必要な方もおられました。楽しみにされているのだと思います。
自分も歳をとってわかったのですが、寿命という時間をだいじにしたい。限りがある残りの自分の持ち時間を十分楽しんであの世に旅立ちたいのです。歳をとると、お金よりも『時間』のほうが、愛おしく(いとおしく)思えるようになるのです。
ステージ上の舞台装置は、色も照明も鮮やかできれいに輝いていました。
あとさきのことになりますが、ステージ開始時に、まず、指揮者が、ステージ前のオーケストラピットから姿を現し(あらわし)ます。指揮者は、万歳のように両手をあげて、手拍子(てびょうし)をとり、観客に手拍子をするようにうながします。観客全員の手拍子の音はだんだん大きく速く(はやく)なってきて、雰囲気が盛り上がります。指揮者は、楽団だけではなくて、観客も指揮するのです。なかなかいい感じです。
展開として、山崎育三郎さんが演じている女優が、男であることがばれます。
その瞬間、舞台上は、暗い雰囲気になります。
山崎育三郎さんの熟女女優に心を奪われる若い男優がいるのですが、あんな男が実際にいるのかなあと思いながら観ていました。いないと思います。まあ、劇です。
山崎育三郎さんが、演技ですが、ウォッカだったかを瓶から(びんから)ラッパ飲みするシーンが何度も出てきました。セリフを言う時に呼吸がしにくいだろうにと思いました。
エージェント:契約交渉の代理人
デコルテ:胸元から肩・首まわり。その部分が開いたドレス。
ジェンダー:つくられた男性像、女性像。社会的性別
山崎育三郎さんの良かったセリフとして:『(わたしのことを)女王さまとお呼びーー』
男であることがばれて、乱れた男女関係や人間関係のトラブルについて、いろいろ修復に走って、最後は、男女の和解シーンで終わりますが、最後はあっけなかった。しんみりとして、突然幕が下り(おり)ました。
えッ?! 終わり? 尻切れトンボ感がありましたが、その後、何回ものカーテンコールで、幕があがったりさがったりしたので、まあいいかでした。
ミュージカルの最後というものは、出演者全員がステージに出てきて、踊って歌ってパーーとやるものだと思いこんでいました。ハッピーエンドパターンです。
楽しませてもらいました。
演者のみなさん、ありがとう。
山崎育三郎さんの舞台です。
映画は観たことがあります。もうずいぶん前の洋画です。1983年(昭和58年)日本公開、ダスティン・ホフマンさんの映画でした。
山崎育三郎さんは、出川哲朗さんの充電バイクの番組に出演されたのを見て、好青年で感じのいい人だと思いました。ファンになりました。
NHKの朝ドラでの甲子園高校野球の歌がとても良かった。強い印象で記憶に残っています。
毎週日曜日の夜にある井桁弘恵さん(いげた・ひろえ)さんとゲストを迎えてのトークショー、『おしゃれクリップ』も楽しみに観ています。
女ばかりの観客のところに、男一人で観に行くのはつらいので、奥さんに同行してもらいました。
御園座(みそのざ)はまだ建て替える前、三十年ちょっと前に行ったのが最後です。
まだ、今の年齢の自分よりも若かった五十代の実母とふたりで、『西郷輝彦ショー』を観ました。
親戚からもらった招待券で、2階だったか、3階だったか、座席の上の方、遠い位置から舞台を見下ろした記憶が残っています。『星のフラメンコ』の歌を聴いたことを覚えています。もう、遠い昔のことになりました。
さて、今回のトッツィーは、売れない男優が女装をして女優になったら売れたというコメディです。内容のおもしろさと山崎育三郎さんの魅力で観たいと思いました。
演劇終了後、緞帳(どんちょう。幕(まく))とタイトル照明の撮影はOKだったので撮ってみました。次の写真です。
始まる前に、ロビーのイスに座って、はらごしらえのパンを食べていました。(午後4時15分開場、午後5時開演、幕間休憩30分で、終わりは午後8時過ぎだった記憶です。幕間休憩30分間のときに、座席でお弁当を食べている人たちもいて、席で食事はOKでした)
ロビーの壁にかかっていた、たくさんのちょうちんがきれいでした。パンを食べながらちょうちんをながめていました。
ちょうちんを見上げながら、株式投資のことを思い出しました。
ちょうちんに書かれているUFJ銀行も三菱商事も株価が上昇しました。何度か売り買いをしている銘柄です。
思うに、ここにちょうちんがある会社や組織は、御園座が建て替えになる時に、建設費用としていくらかの寄付をされたのでしょう。そのみかえりとして、会社等の宣伝用にちょうちんを出してもらっているのでしょう。ひとつのちょうちんを出す経費がいくらだったのかは、想像するしかありません。
ロビーで、カーテンコール(公演終了後、観客の拍手に応じて幕を開ける)のときのダンスが紹介されていました。ミュージカルの最後に、観客みんなで軽い踊りをするのかと思ったら、なにもありませんでした。
東京で、森公美子さんの『天使にラブ・ソングを』を観たときは、男優さんがステージのふちっこ、ちょっと前に出てきて、観客を誘導しながら上半身だけの軽いダンスを楽しみました。ステージには、出演されたみなさんが並んでいて、いっしょに動作をしてほのぼのとしました。
今回のカーテンコールでは、何度も幕が上がったり下がったりして、演者のみなさんたちが観客に笑顔をふりまいておられました。わたしとしては、それで十分でした。
新しい御園座の上の方は、分譲マンション・賃貸マンションになっています。
東京都内のマンション価格との比較で、東京に住む人たちからみれば、名古屋のマンション分譲価格は賃貸月額も含めて、安価だと感じると思います。
さて、思い出すままに、劇の感想を書き落としてみます。
演者のみなさんは若い。若々しくて、元気いっぱいです。ダンスのキレもよく、観ていて気持ちがいい。勢いがあります。
山崎育三郎さんは、男っぽい。テレビで見るのとは違います。テレビだと、細くてきゃしゃな色男的弱さ(色男、金と力はなかりけり)があるのですが、実物はぜんぜん違っていました。ごつくて、力強くて、たくましい男のにおいがプンプン広がってくるような男性でした。(この劇では、女装して女優を演じられていましたが、その姿もピシッと決まっていて、なかなか見事な女優さんを演じておられました。声も女性の声として、高い声を出しておられました。体の大きな女の人です。男から女、女から男への衣装の早変わりがすばやいことに驚きました。演劇は、女性賛歌のステージでした)
山崎育三郎さんは、歌がうまい。声量があって、とくに、声の伸びがいい。
劇の始まりでは、40歳になっても、売れない男優で、役をもらえないと嘆いているところからはじまりますが、それを見ていて、自分も十代のころは、こういう文化芸術・芸能の仕事をしてみたかったけれど、それでは食べていけないわけで、現実は厳しいと割り切って、地味な仕事をコツコツと定年まで続けてきたことを思いだしました。リタイヤして、ようやく、自分のやりたいことができる時間を手に入れたので、これからは、演劇や芸能への参加はできないけれど、観る立場で演者のみなさんを応援していきたいと思ったのです。
劇中では、売れない男優が女装して女優を演じて、オーディションに合格して、劇に出演して大人気が出るのです。でも、男だからウソなのです。だからトラブルが起きるのです。恋愛模様でトラブルになります。三角関係があるのですが、女の立場で、同性同士のラブも生まれます。ややこしい。
ロミオとジュリエットが題材として扱われます。
なんというか、筋書きはあまり肝心なものではありません。
ミュージカルですから、歌とダンスでお客さんに楽しんでもらう内容です。
そして、笑いがあります。コメディです。
男の笑いのツボと女の笑いのツボは違うと感じました。
けっこう、女性のお客さんたちが大きな声をだして笑っておられました。男の自分はどうして笑えるのか不思議でした。笑いのツボが違うのです。
下ネタも多い。案外、女性のお客さんって、下ネタが好きなんだと驚きました。まあ、エロっぽい話もあります。キスシーンを何度も観ました。まあ、あいさつのようなものなのでしょう。
劇が始まる前に、ロビーをゆきかう女性客のみなさんを目にしたのですが、みなさん、めいっぱいおしゃれをされてきておられます。お洋服と靴とバッグと装飾品と、この機会を楽しみにされていることがわかりました。
年配の女性も多い。係員の介助が必要な方もおられました。楽しみにされているのだと思います。
自分も歳をとってわかったのですが、寿命という時間をだいじにしたい。限りがある残りの自分の持ち時間を十分楽しんであの世に旅立ちたいのです。歳をとると、お金よりも『時間』のほうが、愛おしく(いとおしく)思えるようになるのです。
ステージ上の舞台装置は、色も照明も鮮やかできれいに輝いていました。
あとさきのことになりますが、ステージ開始時に、まず、指揮者が、ステージ前のオーケストラピットから姿を現し(あらわし)ます。指揮者は、万歳のように両手をあげて、手拍子(てびょうし)をとり、観客に手拍子をするようにうながします。観客全員の手拍子の音はだんだん大きく速く(はやく)なってきて、雰囲気が盛り上がります。指揮者は、楽団だけではなくて、観客も指揮するのです。なかなかいい感じです。
展開として、山崎育三郎さんが演じている女優が、男であることがばれます。
その瞬間、舞台上は、暗い雰囲気になります。
山崎育三郎さんの熟女女優に心を奪われる若い男優がいるのですが、あんな男が実際にいるのかなあと思いながら観ていました。いないと思います。まあ、劇です。
山崎育三郎さんが、演技ですが、ウォッカだったかを瓶から(びんから)ラッパ飲みするシーンが何度も出てきました。セリフを言う時に呼吸がしにくいだろうにと思いました。
エージェント:契約交渉の代理人
デコルテ:胸元から肩・首まわり。その部分が開いたドレス。
ジェンダー:つくられた男性像、女性像。社会的性別
山崎育三郎さんの良かったセリフとして:『(わたしのことを)女王さまとお呼びーー』
男であることがばれて、乱れた男女関係や人間関係のトラブルについて、いろいろ修復に走って、最後は、男女の和解シーンで終わりますが、最後はあっけなかった。しんみりとして、突然幕が下り(おり)ました。
えッ?! 終わり? 尻切れトンボ感がありましたが、その後、何回ものカーテンコールで、幕があがったりさがったりしたので、まあいいかでした。
ミュージカルの最後というものは、出演者全員がステージに出てきて、踊って歌ってパーーとやるものだと思いこんでいました。ハッピーエンドパターンです。
楽しませてもらいました。
演者のみなさん、ありがとう。
2023年08月19日
東山動物園で遊ぶ
東山動物園で遊ぶ
台風7号が通過したあと、名古屋の東山公園へ、小学校低学年の孫たちと遊びに行ってきました。
真夏の昼間の動物園はシーズンオフです。すいています。
ただし、ナイトズーは大人気です。うちのメンバーが夕方帰るころには、混雑が始まっていました。
北園入口から入って左手にある食堂は穴場です。
ゆっくりリラックスして食事を楽しめます。
コアラのカレー、おいしかった。
ジェットコースターやちびっこ向けの「くまさんコースター」にも乗りました。
このこどものゾウが、かなりかわいい。(水で濡れています)
飼育員がホースで水をかけて、水浴びをさせていたのですが、ちっちゃい体が、コロコロと園庭の中をあっちへいったり、こっちへきたりと、細かく動き回って、見ている人たちの笑顔をさそっていました。
体の高さは135cmぐらいに見えました。(わたしが見た感じです。もうちょっと高いかもしれません)
女の子である、このこどもゾウのお名前は『うらら』です。去年(2022年)6月22日生まれです。
最近きれいに整備された区域です。『アジアの熱帯雨林エリア 新トラ・オランウータン舎』付近です。
スマトラトラです。
スマトラオランウータンです。
キリンのこどもです。前回見た、生まれてまもなくのときは体高が165cmぐらいでしたが、この日は、自分の感覚ですが、3m近くに見えました。2020年10月誕生。この女の子の名前は『カンナ』です。
以前いたホッキョクグマの『サスカッチ』は2020年(令和2年)5月に老齢で亡くなりました。
こちらは、秋田県の男鹿水族館GAO(おがすいぞくかんガオ)から今年(2023年)3月に来てくれた男の子の『フブキ』です。遠くから来てくれてありがとう。サスカッチよりも体が大きくて太くてびっくりしました。まだ2歳8か月ぐらいです。
定番のコアラです。(定番(ていばん):いつもの。ここでは代表的な)
おねんねです。
東山のボートにも乗りました。池の名称は『上池(かみいけ)』です。なかなか良かった。
外国の人たちがいっぱい足こぎボートをこいでいました。
アジア系、アラブ系、欧米系、南米系、いろんなお国のご家族やカップルが、水面移動を楽しんでおられました。
岸にボートが展示されていて『僕たちは別れません』という宣言がボートの側面に書いてあったのがほほえましかった。
ここでボートに乗った恋愛中のカップルは、別れるというジンクスがあります。(ジンクス:えんぎの悪い言い伝え)
台風7号が通過したあと、名古屋の東山公園へ、小学校低学年の孫たちと遊びに行ってきました。
真夏の昼間の動物園はシーズンオフです。すいています。
ただし、ナイトズーは大人気です。うちのメンバーが夕方帰るころには、混雑が始まっていました。
北園入口から入って左手にある食堂は穴場です。
ゆっくりリラックスして食事を楽しめます。
コアラのカレー、おいしかった。
ジェットコースターやちびっこ向けの「くまさんコースター」にも乗りました。
このこどものゾウが、かなりかわいい。(水で濡れています)
飼育員がホースで水をかけて、水浴びをさせていたのですが、ちっちゃい体が、コロコロと園庭の中をあっちへいったり、こっちへきたりと、細かく動き回って、見ている人たちの笑顔をさそっていました。
体の高さは135cmぐらいに見えました。(わたしが見た感じです。もうちょっと高いかもしれません)
女の子である、このこどもゾウのお名前は『うらら』です。去年(2022年)6月22日生まれです。
最近きれいに整備された区域です。『アジアの熱帯雨林エリア 新トラ・オランウータン舎』付近です。
スマトラトラです。
スマトラオランウータンです。
キリンのこどもです。前回見た、生まれてまもなくのときは体高が165cmぐらいでしたが、この日は、自分の感覚ですが、3m近くに見えました。2020年10月誕生。この女の子の名前は『カンナ』です。
以前いたホッキョクグマの『サスカッチ』は2020年(令和2年)5月に老齢で亡くなりました。
こちらは、秋田県の男鹿水族館GAO(おがすいぞくかんガオ)から今年(2023年)3月に来てくれた男の子の『フブキ』です。遠くから来てくれてありがとう。サスカッチよりも体が大きくて太くてびっくりしました。まだ2歳8か月ぐらいです。
定番のコアラです。(定番(ていばん):いつもの。ここでは代表的な)
おねんねです。
東山のボートにも乗りました。池の名称は『上池(かみいけ)』です。なかなか良かった。
外国の人たちがいっぱい足こぎボートをこいでいました。
アジア系、アラブ系、欧米系、南米系、いろんなお国のご家族やカップルが、水面移動を楽しんでおられました。
岸にボートが展示されていて『僕たちは別れません』という宣言がボートの側面に書いてあったのがほほえましかった。
ここでボートに乗った恋愛中のカップルは、別れるというジンクスがあります。(ジンクス:えんぎの悪い言い伝え)
2022年04月07日
久しぶりの動物園
久しぶりの動物園
東山動物園のそばで用事をすませたあと、少しだけ立ち寄ってみました。
いつもかわいらしいオグロプレーリードック
あくびをしているコビトカバ
仲の良いハクトウワシのカップル(2020年4月から同居開始)
動物園には、『平和』があります。
東山動物園のそばで用事をすませたあと、少しだけ立ち寄ってみました。
いつもかわいらしいオグロプレーリードック
あくびをしているコビトカバ
仲の良いハクトウワシのカップル(2020年4月から同居開始)
動物園には、『平和』があります。
2021年04月10日
名古屋市東山動物園 レッサーパンダさんほか
名古屋市東山動物園 レッサーパンダさんほか
こちらの動物園にとっては、新人さんのレッサーパンダを見に行ってきました。
おにぎりを食べながら空を見上げると、白い大きな鳥が、くちばしになにか食べ物をくわえて飛んでいきました。背景には満開の桜の花が広がっています。
目を地面に落とせば、アリさんもなにかをくちにくわえて歩いていました。
この世に楽園というものがあるのなら、今まさに、今いる場所が「楽園」でした。
幼稚園が春休み中の三月下旬から四月上旬にかけて幼稚園児の孫たちと動物園を複数回訪れました。
予約が必要だったので、スマホで予約して、入口では入場券の購入が行列になるので、コンビニで入場券を事前購入して、あらかじめスーパーで、から揚げや肉団子、助六寿司なんかを手に入れて、園内の木陰でレジャーシートを広げて、みんなでお昼ご飯を食べました。
ハクトウワシです。
オグロプレーリードックです。
カバくんは水を飲んでいます。
クロサイです。
コビトカバです。
ユキヒョウです。
アザラシです。
ミューです。
コアラです。
キリンさんたちは、お食事を始めたところでした。
ヒグマくんです。ちょっと暑そう。
フラミンゴです。
百獣の王ライオンのオスを見ていたら、今読んでいるミヒャエル・エンデ作品「はてしない物語」に出てくる生きているスフィンクス(複数)を思い出しました。
カンガルーの親子でしょう。
いつも絵本に登場してくるゾウです。
シカです。
キツネです。丸まって眠っていました。
カモシカです。
ツシマヤマネコです。
おしまいです。
また行くからねー
みんな元気にしててねー
こちらの動物園にとっては、新人さんのレッサーパンダを見に行ってきました。
おにぎりを食べながら空を見上げると、白い大きな鳥が、くちばしになにか食べ物をくわえて飛んでいきました。背景には満開の桜の花が広がっています。
目を地面に落とせば、アリさんもなにかをくちにくわえて歩いていました。
この世に楽園というものがあるのなら、今まさに、今いる場所が「楽園」でした。
幼稚園が春休み中の三月下旬から四月上旬にかけて幼稚園児の孫たちと動物園を複数回訪れました。
予約が必要だったので、スマホで予約して、入口では入場券の購入が行列になるので、コンビニで入場券を事前購入して、あらかじめスーパーで、から揚げや肉団子、助六寿司なんかを手に入れて、園内の木陰でレジャーシートを広げて、みんなでお昼ご飯を食べました。
ハクトウワシです。
オグロプレーリードックです。
カバくんは水を飲んでいます。
クロサイです。
コビトカバです。
ユキヒョウです。
アザラシです。
ミューです。
コアラです。
キリンさんたちは、お食事を始めたところでした。
ヒグマくんです。ちょっと暑そう。
フラミンゴです。
百獣の王ライオンのオスを見ていたら、今読んでいるミヒャエル・エンデ作品「はてしない物語」に出てくる生きているスフィンクス(複数)を思い出しました。
カンガルーの親子でしょう。
いつも絵本に登場してくるゾウです。
シカです。
キツネです。丸まって眠っていました。
カモシカです。
ツシマヤマネコです。
おしまいです。
また行くからねー
みんな元気にしててねー