2023年05月17日
りんごかもしれない ヨシタケシンスケ
りんごかもしれない ヨシタケシンスケ ブロンズ新社
おもしろそう。
りんごに見えるけれど、りんごではないというお話になりそうです。
表紙をめくると、たくさんのパターンが書いてあります。
りんごではないのです。
サッカーボール、地球儀、ボーリングのボール、自動車のタイヤ、バドミントンのシャトルコック、雨、ビリヤードの玉、ハンバーグの具、イス、靴、アイスクリーム、ボクシングのグローブでした。
さらにめくります。
見た目はりんごの形をしたものを、りんごじゃないとして、じゃなんだということで想像します。
『多角的な視点での考察』です。物事には多面性があるのです。いっぽうからだけの立場で見ると誤解を生むのです。
この絵本の目的が、『多角的な視点での考察』でなければ『素直ではない根性がひんまがっているという表現』になります。
本当はりんごなのに、りんごじゃないとするのです。
素直な性格のわたしには合わない性質をもつ絵本です。まずはとにかく、読み続けてみよう。
いろいろあります。
列記されているアイデアは、出来がいい発想です。
りんごの内部がエンジンのような機械になっています。
りんごは、実は卵で、卵からいろいろな生き物や物が生れてきます。恐竜とか、ビルディングとか、エイリアン(宇宙生物)みたいなものもいます。
(そういえば、以前、孫の誕生日にお店で売っていた恐竜の卵をプレゼントしたことがあります。1週間ぐらいバケツにためた水につけていた卵から生まれてきた『パラサウロロフス』という恐竜は、水分を含んで、最初のうちは大きかったのですが、乾燥してから、手のひらにちょこんとのるぐらい、ちっちゃくなってしまいました)
見開き2ページで、りんごに水やりをして育てたら一戸建ての家屋になったという絵があります。
わたしは、その絵を見て、自分が小学二年生のときに画用紙に描いたタコの形をした潜水艦を思い出しました。八本の足がありました。りんごは、形が、海底にいるタコにも似ています。赤いのです。
職場研修のブレインストーミングみたいです。(脳の嵐。自由奔放(じゆうほんぽう)なアイデア出し)おもしろい。
作者のアイデアは、あいかわらず理屈っぽいのですが、ちいさい子が読んだらどう思うのだろう。今度聞いてみます。
りんごのおしりをこしょこしょしさわりながら『ここをさわると、くすぐったいのかもしれない』の部分はいい感じです。
りんごの五十音が出てきます。あんご・いんご・うんご……と続きます。
ちんごの絵はやばいかもしれない。下ネタです。
発想はどんどん広がっていきます。
りんごは、亡くなったおじいちゃんの生まれ変わりかもしれない。
わたしは、だれかに、昆虫のクモは、先祖のだれかの生まれ変わりと教わった覚えがあります。
宗教的です。科学的に考えて、そんなことはないのです。洗脳されないようにしよう。
その下の絵がおもしろい。
鳥を捕まえるように、おびきだす餌としてのりんごが置かれています。
りんごをとろうとすると、上から籠(かご)が落ちてきて逃げられなくなるのです。
りんごの歴史が描いてあります。
りんごはどこからきて、どこにいたことがあって、この先どこへいくのだろうかです。
りんごが人のようにも思えます。人生のようです。
あるいは、動く生き物です。
作者はオチ(話の締め(しめ)くくり)を、どうするのだろう?
りんごの皮の赤い色がベース(基本。下地(したじ))の絵本です。(色調)
りんご人間たちの世界があります。
右側にあるりんごと人間が入れ替わるストーリーがおもしろい。
ページをめくって、さらに、おもしろい。
ちびっこの男の子が怪獣みたいな巨人になりました。
落ち着いたラストページで、安心しました。
おもしろそう。
りんごに見えるけれど、りんごではないというお話になりそうです。
表紙をめくると、たくさんのパターンが書いてあります。
りんごではないのです。
サッカーボール、地球儀、ボーリングのボール、自動車のタイヤ、バドミントンのシャトルコック、雨、ビリヤードの玉、ハンバーグの具、イス、靴、アイスクリーム、ボクシングのグローブでした。
さらにめくります。
見た目はりんごの形をしたものを、りんごじゃないとして、じゃなんだということで想像します。
『多角的な視点での考察』です。物事には多面性があるのです。いっぽうからだけの立場で見ると誤解を生むのです。
この絵本の目的が、『多角的な視点での考察』でなければ『素直ではない根性がひんまがっているという表現』になります。
本当はりんごなのに、りんごじゃないとするのです。
素直な性格のわたしには合わない性質をもつ絵本です。まずはとにかく、読み続けてみよう。
いろいろあります。
列記されているアイデアは、出来がいい発想です。
りんごの内部がエンジンのような機械になっています。
りんごは、実は卵で、卵からいろいろな生き物や物が生れてきます。恐竜とか、ビルディングとか、エイリアン(宇宙生物)みたいなものもいます。
(そういえば、以前、孫の誕生日にお店で売っていた恐竜の卵をプレゼントしたことがあります。1週間ぐらいバケツにためた水につけていた卵から生まれてきた『パラサウロロフス』という恐竜は、水分を含んで、最初のうちは大きかったのですが、乾燥してから、手のひらにちょこんとのるぐらい、ちっちゃくなってしまいました)
見開き2ページで、りんごに水やりをして育てたら一戸建ての家屋になったという絵があります。
わたしは、その絵を見て、自分が小学二年生のときに画用紙に描いたタコの形をした潜水艦を思い出しました。八本の足がありました。りんごは、形が、海底にいるタコにも似ています。赤いのです。
職場研修のブレインストーミングみたいです。(脳の嵐。自由奔放(じゆうほんぽう)なアイデア出し)おもしろい。
作者のアイデアは、あいかわらず理屈っぽいのですが、ちいさい子が読んだらどう思うのだろう。今度聞いてみます。
りんごのおしりをこしょこしょしさわりながら『ここをさわると、くすぐったいのかもしれない』の部分はいい感じです。
りんごの五十音が出てきます。あんご・いんご・うんご……と続きます。
ちんごの絵はやばいかもしれない。下ネタです。
発想はどんどん広がっていきます。
りんごは、亡くなったおじいちゃんの生まれ変わりかもしれない。
わたしは、だれかに、昆虫のクモは、先祖のだれかの生まれ変わりと教わった覚えがあります。
宗教的です。科学的に考えて、そんなことはないのです。洗脳されないようにしよう。
その下の絵がおもしろい。
鳥を捕まえるように、おびきだす餌としてのりんごが置かれています。
りんごをとろうとすると、上から籠(かご)が落ちてきて逃げられなくなるのです。
りんごの歴史が描いてあります。
りんごはどこからきて、どこにいたことがあって、この先どこへいくのだろうかです。
りんごが人のようにも思えます。人生のようです。
あるいは、動く生き物です。
作者はオチ(話の締め(しめ)くくり)を、どうするのだろう?
りんごの皮の赤い色がベース(基本。下地(したじ))の絵本です。(色調)
りんご人間たちの世界があります。
右側にあるりんごと人間が入れ替わるストーリーがおもしろい。
ページをめくって、さらに、おもしろい。
ちびっこの男の子が怪獣みたいな巨人になりました。
落ち着いたラストページで、安心しました。