2023年05月03日

東野&岡村の旅猿23 小籔プロデュース京都?の旅

東野&岡村の旅猿23 小籔プロデュース京都?の旅 BS日テレとTVer(ティーバー)とhulu(フールー)

 これまでは、動画配信サービスで観ていましたが、BS日テレで火曜日の夜に観ることができることがわかったので、録画するなりして観てみることにしました。(わたしは、年寄りなので早寝早起きです)

(1回目の放送から BS日テレ録画)
 オール阪神巨人さんたちが優しい。
 ゲストは、吉本の小籔千豊(こやぶ・かずとよ)さんです。
 『なんばグランド花月』の楽屋での雰囲気がとてもよかった。いやされました。
 オール阪神巨人のおふたりが、この番組のために、笑いの空間をつくろうと配慮されていることが肌で伝わってきました。おもしろい。なごやかです。
 映像を観ながらふと思うのですが、自分が二十歳ぐらいのころにいっしょに遊んでいて泊りの旅行にも行ったメンバーが、六十代になった今も付き合いがあります。若い時の仲間は、利害関係なく、組織上の上下関係もなく、気兼ねなく話ができるので気楽です。なんばグランド花月での楽屋の風景映像を見ながらそう感じました。みなさん若い時から交流があるのでしょう。

 今回の旅では、小籔さんがしたいことをする。
①クレープを焼きたい。
②『フォートナイト』を体験してほしい(わたしには何のことかわかりません。調べたら暴力を素材にしたオンラインゲームでした)
③大阪に行きたい。NGK(なんばグランド花月)に行きたい。新喜劇座長を勇退する川畑泰史さんにお疲れさまでしたのあいさつをしたい。
④京都の一流料亭の味を楽しむ。(番組取材申し込みを断られないだろうとの読みがあります)

 鴨川のほとり付近の風景に出てきたピンク色のたぶん彼岸桜がきれいでした。
 京都から大阪へと東野さんが運転するレンタカーの中での小籔さんの語りに笑いました。
 若井みどりさんが、舞台でチンチン電車に乗っていて、鼻毛を出して『よしもとのキョンキョンでーす(小泉今日子さん)』と言葉を発して『なぎさのハイカラ人形……』と歌ったという部分がとてもおもしろかった。(最近、BSプレミアムで放送されているNHK朝ドラ『あまちゃん』の再放送を見て楽しんでいるのですが、主人公の母親役で小泉今日子さんが出てくるので、ついつい番組「旅猿」の話を思い出してほほえんでしまいます)

 小籔さんは、腹が立っているときはしゃべらないそうです。拒否ですな。

 小籔さんの『ロングマネーがほしい』の発言は、意味がわかりませんでした。
 家賃を死ぬまで払えるぐらいのお金があるといいという説明でしたが、賃貸ではなくて、買って住んで維持していけば安くすむのにと思いました。
 小籔さんなら即金で戸建てを購入できるでしょう。住宅ローンがなければ、固定資産税と十数年に一回ペースの外壁塗装代金、ときおりの修繕代金ですみます。大事に維持管理すれば家は長持ちします。

 学歴の話が出ます。吉本の社員さんは高学歴だけれど、素行がきちんとしているわけでもないそうです。学歴ときちんと生活のコントロールができることとは違います。

 白ごはんがおいしい。三人で遅い朝食を食べておられます。
 以前この番組で見た時の長崎県、秋田県のときの朝食とはちがって、都会の街中での朝食です。それはそれでいいと思いますが、やはり、地方で食べる朝食のほうが、郷土色があって風情があります。

(3回目の放送分から TVer)
 TVerでこの番組を見ることができることを知りさっそくテレビをつけてみました。
 2回目の放送はもうやっていないようで、2回目を飛び越して3回目を観ました。
 話は前後しますが、3回目の感想を先に書いて、2回目はBS日テレの放送を観てから書きます。

 京都市内立ち飲み居酒屋で飲食を楽しんだあと、市内を出て、京都府亀岡市に向かました。
 『フォートナイト』というゲームに三人がワンチームになって挑戦です。
 小籔さんはゲームおたくのように熱中していました。
 あとのふたりは、なんとかついていきながら楽しまれていました。
 ゲーム前の小籔さんの説明ではなにかと制限が多いゲームだという先入観をもちましたが、禁句を発言するようなシーンはありませんでした。「殺す」とか言っちゃだめだそうです。
 岡村さんが操作するキャラクターが銃を持とうとするのですが、いつも銃じゃなくて、救急箱を持って走り回っていたところがおもしろかった。

(4回目の放送から fuluフールー)
 テレビをさわっていたら、偶然フールーで4回目の放送を見てしまったので感想を書きます。京都の最後の回です。順番が前後しますが、このあと2回目の放送の感想を書きます。

 料亭で三人そろって、晩ごはんです。
 かなり高級なところでした。
 無難に撮影が進んでいたのですが、お店の人とのやりとりの中で、以前、東野幸治さんがこのお店に来たことがあることが判明しました。東野さんは覚えていません。(タレントさんのよくあるパターンです。その場限りの仕事の撮影なのです。自分で企画したわけではなく、連れてこられて演じるだけなので仕事が終われば忘れます)東野さんはたいへん恐縮されていました。

 宿泊した旅館もいいところでした。
 柚子(ゆず)がたくさん浮かんでいるおふろでした。
 朝食も京都らしく立派な内容でした。

 みなさんの雑談のなかで、吉本の先輩から生前贈与で、いろいろなものをもらいたいというお話が楽しかった。
 池乃めだかさんからキンキラ金の衣装をいただきたいと岡村隆史さんがメッセージを送っていました。
 1回目の映像に池乃めだかさんが映っていましたが、優しそうな人でした。
 芸能人の方たちは舞台の上ではにぎやかでも楽屋では静かな雰囲気です。好感をもちました。

 次回は、シンガポールの旅で、ゲストは、メッセンジャーの黒田さんが出るようです。
 楽しみです。

 京都の番組を見て思ったことです。
 仕事のロケ、話題づくりのためにあちこち転々と移動します。
 たいへんそうです。
 本来なら、同じ場所で、ずーっとリラックスするのが旅の醍醐味だと思います。(醍醐味:だいごみ。本当の楽しみ方)
 目的が仕事のためのロケですからしかたがないのでしょう。この番組のサブタイトルは、プライベートでごめんなさいですが、やはりカメラが回っているあいだは仕事です。(ロケ―ション:外での撮影)

(2回目の放送から BS日テレの録画)
 西川きよしさんを久しぶりにお見かけしました。
 NGKの楽屋風景です。(がくや。なんばグランド花月です)
 西川さんの三点倒立(さかだち)を東野さんと岡村さんと小籔さんで手伝います。
 西川さんは芸能生活60周年を迎えるそうです。たいしたものです。
 漫才をされていたころを思い出します。破天荒だった故横山やすしさんは乱暴者でしたが爆発的なおもしろさがありました。(1996年平成8年没)
 息子さんの本を読んだことがあります。
『父・横山やすし伝説 木村一八(きむらかずや) 宝島社』(以下は感想メモの一部です)
 親父さんはギャンブルはやらない人でした。イメージと実物がずいぶん違うのです。演じていた。最後に、演じきれなくなって、疲れ果てた。たいてい芸能人は、仕事場では、素(す)の自分ではない仕事用のキャラクター(個性)を演じています。
 もう一冊笑点の林家木久扇(はやしやきくおう)さんの本にも横山やすしさんが登場します。
『バカのすすめ 林家木久扇(はやしや・きくおう) ダイヤモンド社』(こちらも感想メモから)
 横山やすしさんも三遊亭小圓遊(さんゆうてい・こえんゆう)さんも、お酒飲みです。おふたりともお亡くなりになっています。気迫満々のお酒飲みです。アルコール依存があったようにみうけられます。林家木久扇さんは、けっこう苦労されています。(横山やすしさんに振り回されています) 不条理(常識はずれ)、不合理(理屈に合わない)な世界を忍耐と努力、そしてばかになりきることでのりきっておられます。暴れん坊であっても、芸人は、繊細(せんさい。感情や感覚が細かい)な人が多い。

 番組では、西川きよしさんの前立腺がん治療の話が出るのですが、東野幸治さんが書いた本にそのことが書いてあったことを思い出しました。
『この素晴らしき世界 東野幸治 新潮文庫』
 西川きよしさんの前立腺がん治療話が目を引きました。前立腺を全部摘出です。術後は尿漏れに苦しみますが、尿を人工的に調節してくれる機械を埋め込む手術をされています。「人工尿道括約筋」の手術だそうです。睾丸に(こうがん。なんとか玉)に機械が埋め込まれました。小さなボタン電池ぐらいの大きさだそうです。快適だそうです。(ほーっ。そんなことができるのか)

 座長をおりられる川畑泰史さんのギャグはおもしろかった。
 そばにいた池乃めだかさんも笑っておられました。
 Mr.オクレさんも映像に出ていて、なごやかな雰囲気が良かった。

 小籔さんが町のクレープ屋さんで、クレープづくりに挑戦されました。
 最初はうまくいきませんでしたが、だんだんじょうずになられました。
 なぜ、小籔さんがクレープを焼きたい希望が強いのかが最後までわかりませんでしたが、焼きたいから焼くが理由でいいのでしょう。人間の動機とか意欲とかは、そういうものなのでしょう。脳みそが、やりたいと言っているからやるのです。

 岡村隆史さんの自分はおなかがいっぱいだからクレープは小さいものでいいという女性店主への申し出に『キッズサイズがあります』の返事が良かった。その場で、おもしろおかしくうけていましたが、以前の旅猿で、旅館のゆかたのサイズが岡村さんは『特小(とくしょう)』だったのですが、そのときのゲストのジミー大西さんが笑いのツボにはまってしまって、一晩じゅう笑っていたという話を思い出しました。
 岡村隆史さんと池乃めだかさんはお互いに小柄で、誕生日が同じだということを知りました。
 池乃めだかさんは、こどものころから貧困でたいへんご苦労されています。