2023年05月13日
化石のよぶ声がきこえる天才恐竜ハンターウェンディ・スロボーダ
化石のよぶ声がきこえる 天才恐竜ハンター ウェンディ・スロボーダ 作・ヘレイン・ベッカー 絵・サンドラ・デュメイ 訳・監修 木村由莉 くもん出版
本のカバーと帯を読みました。
ウェンディ・スロボーダという女性が、新しい恐竜の化石を発見して、その恐竜の名前が『ウェンディケラトプス』と名付けられたというふうに読めます。
熊太郎じいさんが発見したらどんな恐竜の名前になるのだろう。考えました。『クマタロウケラトプス』ですな。うむ。覚えやすくてなかなかいい感じです。
作者と絵描きさんはカナダの人ですな。トロントとか、ケベック州とか、カナダの地名が本のカバーに出ています。カナダには恐竜の化石があるのでしょう。
調べたらカナダにある世界遺産として『州立恐竜公園』というところが見つかりました。都市カルガリーの東にあるそうです。昔、冬季オリンピックが開催されたのが、カルガリーでした。1988年。昭和63年でした。
さて、絵本を読み始めます。
訳者は、東京にある国立博物館の方です。
熊じいさんは、その昔、小学生の息子といっしょに新幹線に乗って東京国立博物館へ恐竜見学に行ったことがあります。
数年前、母親になった娘が、孫たちを連れて同じく国立博物館を見学に行ったときの写真を見せてくれたことがあります。
ちびっこは、恐竜が好きですな。
世代を変えながら東京国立博物館で恐竜見学を楽しみます。
読みだす前の前知識として、自分でつくった手書きの歴史ノートを見てみます。
宇宙の始まりが、138億年前
地球の誕生が、46億年前
恐竜時代が、紀元前2億年から紀元前6600万年前 三畳紀とジュラ紀と白亜紀がある。
日本の縄文時代が、1万年前から紀元前11世紀 青森県にある三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)を見学したことがあります。
弥生時代が、紀元前10世紀から紀元後(西暦)3世紀ごろ 佐賀県吉野ヶ里遺跡(よしのがりいせき)が有名です。こちらも見学したことがあります。
恐竜時代というのは、はるかかなたの大昔ですなあ。
(さあ、読み始めます)
髪の長い女の子が登場します。金髪です。主人公のウェンディ・スロボーダのこども時代でしょう。小学校6年生か中学1年生ぐらいに見えます。(あとから12歳と出てきます。絵では、小学生に見えます。カナダのアルバータ州というところに住んでいるそうです)
こども時代は知識欲が旺盛です。(おうせい:活発)
冒険心も旺盛です。
少女ウェンディ・スロボーダは野山を走り回ります。
石、植物、鳥の羽、なんでも興味が湧きます。
気に入ったものがあれば、写真をとって部屋に飾ります。
この絵本は、ページが広がるしかけ絵本になっています。
アーケロン:恐竜の名前でしょう。ウミガメです。
スクアリコラックス:イルカかサメみたい。
エラスモサウルス:ウミヘビみたい。
パキリゾドゥス:カジキマグロみたい。
不思議です。
大昔、海だったところが、今は山の上です。ということは、これから何千万年もたったら、地球の地形は今とは違ってくるのでしょう。地球は生きています。ずいぶんゆっくりと変化しています。
化石探しをする場所:バックランドにあるデビルズ・クーリーというところだそうです。
絵本の中では、ウェンディ・スロボーダは、17歳になりました。
この絵本は、ウェンディ・スロボーダの半生を記す伝記ですな。
17歳のウェンディ・スロボーダは、さきほど書いたデビルズ・クーリーで、なんと、恐竜の卵の化石を見つけたそうです!
その卵の中には、恐竜のあかちゃんの化石が入っていたそうです!!
『ヒパクロサウルス』のあかちゃんでした。頭と足、体全体の骨格がわかります。
びっくりです。
ウェンディ・スロボーダは、成人後、ロイヤル・ティレル古生学博物館に勤務しています。なかなか自分の好きなことを仕事にできる人はいません。たいしたものです。長時間、夢中になって研究をした成果でしょう。努力されて、運もあったのでしょう。
カナダアルバータ州ミルク・リバーの近くで、ウェンディ・スロボーダによる新種の恐竜の発見があります。
トリケラトプスに似た恐竜です。
(これを書いている手を休めて、机の引き出しを開けてみました。トリケラトプスの絵描き歌が書いてある紙が出てきました。イチゴのヘタを書いて、ごまがふたつ、さつまいもをのせて、つのを書いたらトリケラトプスのできあがりです。動物園にいるサイみたいな姿をした恐竜です)
化石の掘り出しには4年以上かかったそうです。
ウェンディ・スロボーダが発見した新種の恐竜は、『角竜類(つのりゅうるい)』に属するそうです。
新種の発見のときは、発見者の名前をもとにして恐竜の名前が付けられるのでしょう。星についてもそんな話を聞いたことがあります。
『ウェンディケラトプス 白亜紀後期 およそ、7900万年前』と表示されています。ウェンディさん、良かったですねえ。
この絵本を読み始めたとき、熊じいさんは、新種の恐竜というのは、ティラノサウルスの仲間だと思って読み始めましたが、トリケラトプスのほうでした。
ティラノサウルスは、肉食で、走りながら獲物を追いかけます。怖い恐竜です。(ティラノサウルスの絵描き歌は、おやまの下にホチキスを書いて、三日月が出てきて、もひとつおやまで、ねっこが生えたらティラノサウルスのできあがりです)
絵本のお話は、そこまでで終わりです。そのあとは細かい説明文があります。
自分なりの恐竜の大きさのイメージとしては、恐竜の体は『車』です。軽自動車から大型トラックまであります。海にいる生き物は船とか潜水艦ですな。
学者になるということは、その道を究めるということで(きわめる:つきつめる)凡人(ぼんじん。ふつうの庶民(しょみん))にはなかなかできることではありません。恐竜学者として働いて生活していくための給料をもらえる組織はそれほどありません。
一般的に、庶民は利潤(利益)を追いかける仕事に就きます。好きなことは、趣味にとどめます。
絵本を読んだお子さんには、そんなことも教えてあげたい、ちょっといじわるなおとなの熊じいさんです。
本のカバーと帯を読みました。
ウェンディ・スロボーダという女性が、新しい恐竜の化石を発見して、その恐竜の名前が『ウェンディケラトプス』と名付けられたというふうに読めます。
熊太郎じいさんが発見したらどんな恐竜の名前になるのだろう。考えました。『クマタロウケラトプス』ですな。うむ。覚えやすくてなかなかいい感じです。
作者と絵描きさんはカナダの人ですな。トロントとか、ケベック州とか、カナダの地名が本のカバーに出ています。カナダには恐竜の化石があるのでしょう。
調べたらカナダにある世界遺産として『州立恐竜公園』というところが見つかりました。都市カルガリーの東にあるそうです。昔、冬季オリンピックが開催されたのが、カルガリーでした。1988年。昭和63年でした。
さて、絵本を読み始めます。
訳者は、東京にある国立博物館の方です。
熊じいさんは、その昔、小学生の息子といっしょに新幹線に乗って東京国立博物館へ恐竜見学に行ったことがあります。
数年前、母親になった娘が、孫たちを連れて同じく国立博物館を見学に行ったときの写真を見せてくれたことがあります。
ちびっこは、恐竜が好きですな。
世代を変えながら東京国立博物館で恐竜見学を楽しみます。
読みだす前の前知識として、自分でつくった手書きの歴史ノートを見てみます。
宇宙の始まりが、138億年前
地球の誕生が、46億年前
恐竜時代が、紀元前2億年から紀元前6600万年前 三畳紀とジュラ紀と白亜紀がある。
日本の縄文時代が、1万年前から紀元前11世紀 青森県にある三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)を見学したことがあります。
弥生時代が、紀元前10世紀から紀元後(西暦)3世紀ごろ 佐賀県吉野ヶ里遺跡(よしのがりいせき)が有名です。こちらも見学したことがあります。
恐竜時代というのは、はるかかなたの大昔ですなあ。
(さあ、読み始めます)
髪の長い女の子が登場します。金髪です。主人公のウェンディ・スロボーダのこども時代でしょう。小学校6年生か中学1年生ぐらいに見えます。(あとから12歳と出てきます。絵では、小学生に見えます。カナダのアルバータ州というところに住んでいるそうです)
こども時代は知識欲が旺盛です。(おうせい:活発)
冒険心も旺盛です。
少女ウェンディ・スロボーダは野山を走り回ります。
石、植物、鳥の羽、なんでも興味が湧きます。
気に入ったものがあれば、写真をとって部屋に飾ります。
この絵本は、ページが広がるしかけ絵本になっています。
アーケロン:恐竜の名前でしょう。ウミガメです。
スクアリコラックス:イルカかサメみたい。
エラスモサウルス:ウミヘビみたい。
パキリゾドゥス:カジキマグロみたい。
不思議です。
大昔、海だったところが、今は山の上です。ということは、これから何千万年もたったら、地球の地形は今とは違ってくるのでしょう。地球は生きています。ずいぶんゆっくりと変化しています。
化石探しをする場所:バックランドにあるデビルズ・クーリーというところだそうです。
絵本の中では、ウェンディ・スロボーダは、17歳になりました。
この絵本は、ウェンディ・スロボーダの半生を記す伝記ですな。
17歳のウェンディ・スロボーダは、さきほど書いたデビルズ・クーリーで、なんと、恐竜の卵の化石を見つけたそうです!
その卵の中には、恐竜のあかちゃんの化石が入っていたそうです!!
『ヒパクロサウルス』のあかちゃんでした。頭と足、体全体の骨格がわかります。
びっくりです。
ウェンディ・スロボーダは、成人後、ロイヤル・ティレル古生学博物館に勤務しています。なかなか自分の好きなことを仕事にできる人はいません。たいしたものです。長時間、夢中になって研究をした成果でしょう。努力されて、運もあったのでしょう。
カナダアルバータ州ミルク・リバーの近くで、ウェンディ・スロボーダによる新種の恐竜の発見があります。
トリケラトプスに似た恐竜です。
(これを書いている手を休めて、机の引き出しを開けてみました。トリケラトプスの絵描き歌が書いてある紙が出てきました。イチゴのヘタを書いて、ごまがふたつ、さつまいもをのせて、つのを書いたらトリケラトプスのできあがりです。動物園にいるサイみたいな姿をした恐竜です)
化石の掘り出しには4年以上かかったそうです。
ウェンディ・スロボーダが発見した新種の恐竜は、『角竜類(つのりゅうるい)』に属するそうです。
新種の発見のときは、発見者の名前をもとにして恐竜の名前が付けられるのでしょう。星についてもそんな話を聞いたことがあります。
『ウェンディケラトプス 白亜紀後期 およそ、7900万年前』と表示されています。ウェンディさん、良かったですねえ。
この絵本を読み始めたとき、熊じいさんは、新種の恐竜というのは、ティラノサウルスの仲間だと思って読み始めましたが、トリケラトプスのほうでした。
ティラノサウルスは、肉食で、走りながら獲物を追いかけます。怖い恐竜です。(ティラノサウルスの絵描き歌は、おやまの下にホチキスを書いて、三日月が出てきて、もひとつおやまで、ねっこが生えたらティラノサウルスのできあがりです)
絵本のお話は、そこまでで終わりです。そのあとは細かい説明文があります。
自分なりの恐竜の大きさのイメージとしては、恐竜の体は『車』です。軽自動車から大型トラックまであります。海にいる生き物は船とか潜水艦ですな。
学者になるということは、その道を究めるということで(きわめる:つきつめる)凡人(ぼんじん。ふつうの庶民(しょみん))にはなかなかできることではありません。恐竜学者として働いて生活していくための給料をもらえる組織はそれほどありません。
一般的に、庶民は利潤(利益)を追いかける仕事に就きます。好きなことは、趣味にとどめます。
絵本を読んだお子さんには、そんなことも教えてあげたい、ちょっといじわるなおとなの熊じいさんです。