2023年06月30日
バスにのって 荒井良二
バスにのって 荒井良二 偕成社
北アフリカやサウジアラビアにあるような砂漠(さばく)に、一本道があって、バス停がある絵です。
背中に荷物をせおった人がひとりだけ歩いてバス停に近づいているのが表紙の絵です。
さて、表紙をめくって読みはじめます。
なんだか、わたしにも描けそうな(かけそうな)絵です。
バス停の中にある長椅子に、ちょこんとひとりの人物がすわっています。赤い帽子をかぶっています。ぼうしの形は、バケツの形です。ひさしはありません。
バスにのって、とおくへ行くそうな。
このあと、出てくる人物たちもふくめて、みんな人形のようなからだをしています。こけしみたい。
なんだか、バスは、きそうになさそうな雰囲気がただよっています。
のどかな風景です。
牛車(ぎゅうしゃ)が近づいてきました。
農耕用の牛でしょう。
木の枝には、一羽の鳥がとまっています。鳥はじっとしています。小さなクジャクのような姿の鳥です。
バスに乗りたい人がラジオをつけて音楽を流し始めると、たくさんの人たちが現れました。
まるで、市場(いちば。バザール)のにぎわいです。
おもしろい! 大きくて細長いトラックが、轟音(ごうおん)をたてながら走っていきました。映画『トトロ』のネコバスみたいです。
こんどは、馬に乗った人が道を進んでいきました。
(これは、さいごまで、路線バスはこないのではないか?! このさきの話の展開にピンとくるものがあります。ついでに、太川陽介&蛭子能収(えびす・よしかず)の路線バス乗り継ぎ人情旅のロケを思い出しました)
ほら、こんどは、自転車に乗った人がバス停の前を通り過ぎました。
(バスは来ないんだ。たぶん)
夜になっちゃった。
バスは来ない。
どうするのだろう?
星が出てきて、屋根付きのバス停は、簡易宿泊所みたいになりました。
バスに乗りたい人は、長いすの上で、どうどうと眠りにつきました。
(どろぼうが出てくるんじゃなかろうか)
朝です。
まぶしい太陽が、地平線からのぼってきました。
バスはきません。旅人は、おなかがすいただろうに。
昼になりました。
バスは来ません。
あんがい、外国の不便なところだとこういうことって、じっさいにあるのだろうなと思う。
定刻通りにバスが来ないということはあるだろうなあと思う。
もしかしたら、日本のいなかでもあるのかもしれません。
『きょうは、バスがこないねぇ』って、そして、こなくても気にしないのかもしれません。まあいいかで、すむのかもしれません。
あれーーー
バスが来ましたーーー
トラックみたいなバスです。
タイヤのあたりから、はげしい土けむりが出ています。
このままバス停に止まらずに行ってしまいそうな勢いです。
バスは止まりました。
まるで、列車みたいなバスです。とても長い。
そして、満員でもう人は乗れないそうです。
おりるお客さんもいないようです。
どうしよう。
あらら。バスは、ずーっと待っていた人を乗せずに出発してしまいました。
(次のバスはいつ来るかわからないし、来ても、のれないかもしれないし。だけど、外国だと本当にそんなことがありそうです)
なんだかかわいそうなバス待ちの登場人物です。
歩いて行くそうです。
(それでもいいか。太川陽介さんとえびすよしかずさんのバス旅も、かなり歩いていました)
おもしろかった。
こんど親戚のちびっこに会ったときにプレゼントする候補の一冊にくわえておきます。
北アフリカやサウジアラビアにあるような砂漠(さばく)に、一本道があって、バス停がある絵です。
背中に荷物をせおった人がひとりだけ歩いてバス停に近づいているのが表紙の絵です。
さて、表紙をめくって読みはじめます。
なんだか、わたしにも描けそうな(かけそうな)絵です。
バス停の中にある長椅子に、ちょこんとひとりの人物がすわっています。赤い帽子をかぶっています。ぼうしの形は、バケツの形です。ひさしはありません。
バスにのって、とおくへ行くそうな。
このあと、出てくる人物たちもふくめて、みんな人形のようなからだをしています。こけしみたい。
なんだか、バスは、きそうになさそうな雰囲気がただよっています。
のどかな風景です。
牛車(ぎゅうしゃ)が近づいてきました。
農耕用の牛でしょう。
木の枝には、一羽の鳥がとまっています。鳥はじっとしています。小さなクジャクのような姿の鳥です。
バスに乗りたい人がラジオをつけて音楽を流し始めると、たくさんの人たちが現れました。
まるで、市場(いちば。バザール)のにぎわいです。
おもしろい! 大きくて細長いトラックが、轟音(ごうおん)をたてながら走っていきました。映画『トトロ』のネコバスみたいです。
こんどは、馬に乗った人が道を進んでいきました。
(これは、さいごまで、路線バスはこないのではないか?! このさきの話の展開にピンとくるものがあります。ついでに、太川陽介&蛭子能収(えびす・よしかず)の路線バス乗り継ぎ人情旅のロケを思い出しました)
ほら、こんどは、自転車に乗った人がバス停の前を通り過ぎました。
(バスは来ないんだ。たぶん)
夜になっちゃった。
バスは来ない。
どうするのだろう?
星が出てきて、屋根付きのバス停は、簡易宿泊所みたいになりました。
バスに乗りたい人は、長いすの上で、どうどうと眠りにつきました。
(どろぼうが出てくるんじゃなかろうか)
朝です。
まぶしい太陽が、地平線からのぼってきました。
バスはきません。旅人は、おなかがすいただろうに。
昼になりました。
バスは来ません。
あんがい、外国の不便なところだとこういうことって、じっさいにあるのだろうなと思う。
定刻通りにバスが来ないということはあるだろうなあと思う。
もしかしたら、日本のいなかでもあるのかもしれません。
『きょうは、バスがこないねぇ』って、そして、こなくても気にしないのかもしれません。まあいいかで、すむのかもしれません。
あれーーー
バスが来ましたーーー
トラックみたいなバスです。
タイヤのあたりから、はげしい土けむりが出ています。
このままバス停に止まらずに行ってしまいそうな勢いです。
バスは止まりました。
まるで、列車みたいなバスです。とても長い。
そして、満員でもう人は乗れないそうです。
おりるお客さんもいないようです。
どうしよう。
あらら。バスは、ずーっと待っていた人を乗せずに出発してしまいました。
(次のバスはいつ来るかわからないし、来ても、のれないかもしれないし。だけど、外国だと本当にそんなことがありそうです)
なんだかかわいそうなバス待ちの登場人物です。
歩いて行くそうです。
(それでもいいか。太川陽介さんとえびすよしかずさんのバス旅も、かなり歩いていました)
おもしろかった。
こんど親戚のちびっこに会ったときにプレゼントする候補の一冊にくわえておきます。
2023年06月29日
がいこつさん 五味太郎
がいこつさん 五味太郎(ごみ・たろう) 文化出版局
こどもさん向けの絵本です。
読んでいてのこととして『がいこつ』ですから、骨しかないのですが、内容は、肉が付いている人間みたいな雰囲気があるのです。
『がいこつ』が寝ているところから始まります。
『がいこつ』は熟睡(じゅくすい)できていないらしく、夜中に目が覚めます。(なにかを忘れていて、気になって目が覚めたらしい)
文章は『がいこつ』を観察する書き方なのに『がいこつ』自身が自分の気持ちを語っているように思えるという不思議な文章です。
(この絵本の読み聞かせでは、ちびっこたちは、興味津々でしょう。(きょうみしんしん:どきどき、わくわくするようす)
『なにか、忘れていることがある……』(なにを、忘れているのだろう?)
思い出せない『がいこつ』です。
おもしろい発想があります。
『考えながら 歩きます。歩きながら 考えます』(いい文章です。いいなあ)
電話ボックスがあります。
推理小説の要素があります。
1982年(昭和57年)初版の絵本です。
そのとき、スマホは、まだこの世には、ありませんでした。
ページをめくって、めくって、進んでも、『がいこつ』が忘れていることが、何なのかがわかりません。
井上陽水(いのうえ・ようすい)さんの『さがしものは なんですかーー』という歌が思い出されます。タイトルは何だったけ? 忘れました。思い出せません。自分は、歳(とし)をとりました。(曲名を調べました。『夢の中へ』でした)
絵本に描かれている絵がきちっとしています。
外の世界を知る冒険です。
『がいこつ』は『がいこつ』の姿のまま、街を歩きます。歩きながら考えます。『自分は何かを忘れている。なにを忘れているのだろうか?』と。
『がいこつ』が百貨店のトイレに入ります。(なにを排泄するのだろう。はいせつ:おしっこやうんこをする。『がいこつ』には骨しかありません。おしっこもうんこもありません。へんです)
洗面台の鏡に映った自分の顔を見た『がいこつ』は、はたと気づきました。(何を思い出したのだろう? 読み手は、想像もつきません)
ははははは(笑い)、そうか。そういうことか。わかりました。(ここに書きたいけれど書けません。本を買って読んでくださいな)
おやすみ。かわいいがいこつさん。
また、あした、あおうねーっ。(会おうね)
心にやさしい絵本でした。
こどもさん向けの絵本です。
読んでいてのこととして『がいこつ』ですから、骨しかないのですが、内容は、肉が付いている人間みたいな雰囲気があるのです。
『がいこつ』が寝ているところから始まります。
『がいこつ』は熟睡(じゅくすい)できていないらしく、夜中に目が覚めます。(なにかを忘れていて、気になって目が覚めたらしい)
文章は『がいこつ』を観察する書き方なのに『がいこつ』自身が自分の気持ちを語っているように思えるという不思議な文章です。
(この絵本の読み聞かせでは、ちびっこたちは、興味津々でしょう。(きょうみしんしん:どきどき、わくわくするようす)
『なにか、忘れていることがある……』(なにを、忘れているのだろう?)
思い出せない『がいこつ』です。
おもしろい発想があります。
『考えながら 歩きます。歩きながら 考えます』(いい文章です。いいなあ)
電話ボックスがあります。
推理小説の要素があります。
1982年(昭和57年)初版の絵本です。
そのとき、スマホは、まだこの世には、ありませんでした。
ページをめくって、めくって、進んでも、『がいこつ』が忘れていることが、何なのかがわかりません。
井上陽水(いのうえ・ようすい)さんの『さがしものは なんですかーー』という歌が思い出されます。タイトルは何だったけ? 忘れました。思い出せません。自分は、歳(とし)をとりました。(曲名を調べました。『夢の中へ』でした)
絵本に描かれている絵がきちっとしています。
外の世界を知る冒険です。
『がいこつ』は『がいこつ』の姿のまま、街を歩きます。歩きながら考えます。『自分は何かを忘れている。なにを忘れているのだろうか?』と。
『がいこつ』が百貨店のトイレに入ります。(なにを排泄するのだろう。はいせつ:おしっこやうんこをする。『がいこつ』には骨しかありません。おしっこもうんこもありません。へんです)
洗面台の鏡に映った自分の顔を見た『がいこつ』は、はたと気づきました。(何を思い出したのだろう? 読み手は、想像もつきません)
ははははは(笑い)、そうか。そういうことか。わかりました。(ここに書きたいけれど書けません。本を買って読んでくださいな)
おやすみ。かわいいがいこつさん。
また、あした、あおうねーっ。(会おうね)
心にやさしい絵本でした。
2023年06月28日
メタモルフォーゼの縁側 邦画2022年公開
メタモルフォーゼの縁側 邦画2022年公開 ケーブルテレビ日本映画チャンネル
数か月ぐらい前から、この映画を観ようとしていて、だけど、どうしても旅番組の映像優先で鑑賞してしまうので、あとまわしになっていました。
以前、映画評を見て回っていて、いい映画だという評価がありました。そのうち動画配信サービスで観るつもりでしたが、たまたまお昼ごはんどきに、ニュースを見たくてケーブルテレビの番組表を開いたら、この映画が放映されていたので、そのまま最後まで家族とお昼ご飯を食べながら観ました。
年齢は離れていますが、女性同士の友情をじょうずに表現してありました。
素材は、BLというボーイズラブのマンガを、女性ふたりともが好きということで、ちょっとわたしには理解できませんが、寄り添う気持ちをもちながら鑑賞することはできます。
映画では、どちらもマンガ好きなお年寄りと大学受験間近の女子高生という設定で、宮本信子さんと芦田愛菜さんが好演されています。
宮本信子さんは、自分はいま毎日NHK朝ドラ『あまちゃん』の再放送を見ていて、この日も午前中に宮本信子さんの姿をテレビでお見かけしたばかりでした。そのときの朝のシーンでは、夏ばっぱと呼ばれている宮本信子さんが、アイドルになるために岩手県三陸海岸にある鉄道駅を出発する孫娘アキ(のんさん)を、海岸で、大漁旗(たいりょうばた)を振りながら見送っておられました。
宮本信子さんの出演は、こちらの邦画もふくめて、年齢の離れた女性相手に心の交流を図るというポジションの役が多いねと家族は言っていました。
この映画で、ふたりがあこがれる女性漫画家を演じておられる方が、今の大河ドラマ『どうする家康』に出ておられる方だったので驚きました。
切れ長の目で、ちょっとこわい役どころが大河ドラマのほうです。こちらの映画では、やさしい心持ちのマンガ家「コメダ優」を演じておられました。古川琴音(ふるかわ・ことね)さんという方です。
メタモルフォーゼというのは、直訳としては、変身とか、変形、変態で、ドイツ語だそうです。この映画では、人と出会って、それぞれが豊かな人生を送る方向へ変わっていくことだそうです。
映画に出てくる芦田愛菜さんが演じる女子高生は、ちょっとおっかなびっくりで、消極的、ひっこみじあんなふうの奥手の女の子です。やがて彼女は、祖母といってもおかしくない年齢の女性とかかわりをもつことによって、積極的な心持ちになっていきます。メタモルフォーゼ(変化)があります。
なかなか味わいのある作品でした。
夢ですね。こうであったらいいなと思う夢の世界でした。
昔の日本家屋にはどこにもあった『縁側(えんがわ)』です。家の外の世界の人も招き入れて談笑する憩いの場所でした。(いこい:くつろぐ。休息)
男とか女とか、関係ない。人間であるという意識があればいい。
年齢についていえば、登場人物である75歳の市野井雪さん(宮本信子さん)は、自分が若かった時の自分と芦田愛菜さん演じる女子高生佐山うららとの姿が重なったのでしょう。自分でむかしの自分を応援しているようなものです。時を超えるような、不思議な友情があります。
思うに、お金があってもなくても、心豊かな人生を送りたい。効率最優先が目標の競争社会で、なにがなんでも一番になるという生き方はけっこう苦しい。
数か月ぐらい前から、この映画を観ようとしていて、だけど、どうしても旅番組の映像優先で鑑賞してしまうので、あとまわしになっていました。
以前、映画評を見て回っていて、いい映画だという評価がありました。そのうち動画配信サービスで観るつもりでしたが、たまたまお昼ごはんどきに、ニュースを見たくてケーブルテレビの番組表を開いたら、この映画が放映されていたので、そのまま最後まで家族とお昼ご飯を食べながら観ました。
年齢は離れていますが、女性同士の友情をじょうずに表現してありました。
素材は、BLというボーイズラブのマンガを、女性ふたりともが好きということで、ちょっとわたしには理解できませんが、寄り添う気持ちをもちながら鑑賞することはできます。
映画では、どちらもマンガ好きなお年寄りと大学受験間近の女子高生という設定で、宮本信子さんと芦田愛菜さんが好演されています。
宮本信子さんは、自分はいま毎日NHK朝ドラ『あまちゃん』の再放送を見ていて、この日も午前中に宮本信子さんの姿をテレビでお見かけしたばかりでした。そのときの朝のシーンでは、夏ばっぱと呼ばれている宮本信子さんが、アイドルになるために岩手県三陸海岸にある鉄道駅を出発する孫娘アキ(のんさん)を、海岸で、大漁旗(たいりょうばた)を振りながら見送っておられました。
宮本信子さんの出演は、こちらの邦画もふくめて、年齢の離れた女性相手に心の交流を図るというポジションの役が多いねと家族は言っていました。
この映画で、ふたりがあこがれる女性漫画家を演じておられる方が、今の大河ドラマ『どうする家康』に出ておられる方だったので驚きました。
切れ長の目で、ちょっとこわい役どころが大河ドラマのほうです。こちらの映画では、やさしい心持ちのマンガ家「コメダ優」を演じておられました。古川琴音(ふるかわ・ことね)さんという方です。
メタモルフォーゼというのは、直訳としては、変身とか、変形、変態で、ドイツ語だそうです。この映画では、人と出会って、それぞれが豊かな人生を送る方向へ変わっていくことだそうです。
映画に出てくる芦田愛菜さんが演じる女子高生は、ちょっとおっかなびっくりで、消極的、ひっこみじあんなふうの奥手の女の子です。やがて彼女は、祖母といってもおかしくない年齢の女性とかかわりをもつことによって、積極的な心持ちになっていきます。メタモルフォーゼ(変化)があります。
なかなか味わいのある作品でした。
夢ですね。こうであったらいいなと思う夢の世界でした。
昔の日本家屋にはどこにもあった『縁側(えんがわ)』です。家の外の世界の人も招き入れて談笑する憩いの場所でした。(いこい:くつろぐ。休息)
男とか女とか、関係ない。人間であるという意識があればいい。
年齢についていえば、登場人物である75歳の市野井雪さん(宮本信子さん)は、自分が若かった時の自分と芦田愛菜さん演じる女子高生佐山うららとの姿が重なったのでしょう。自分でむかしの自分を応援しているようなものです。時を超えるような、不思議な友情があります。
思うに、お金があってもなくても、心豊かな人生を送りたい。効率最優先が目標の競争社会で、なにがなんでも一番になるという生き方はけっこう苦しい。
2023年06月27日
どしゃぶり おーなり由子・ぶん はたこうしろう・え
どしゃぶり おーなり由子(おーなり・ゆうこ)・ぶん はたこうしろう・え 講談社
いまは、つゆどきです。
つゆどきにふさわしい絵本を読んでみることにします。
ところが、読み始めて、絵本の中では、家から出てきた少年が『あっついなあ!』です。
つゆどきのお話ではありませんでした。
夏です。
つゆじゃない、ゆうだち(夕立)でしょう。にわか雨。午後からの一時的な豪雨です。(雨を表現する言葉はいろいろです)
今回の絵本に出てくる雨は、真夏の雨のことのようです。
やっぱり。
入道雲が盛り上がっていて、その奥にある空の上から黒々とした雨雲のかたまりがあらわれました。
ぽつ、ぽつと、空から、おおつぶの雨つぶが落ちてきました。(あぶないです。いっきに、ずぶぬれになることが予想されます)
『空のにおいがするぞ……』だそうです。においか。たしかに、雨くさいときがある。
絵本の絵がきれいです。
音楽会みたいになってきました。
ぱらぱらと、ふってくる雨の音がミュージックです。
けっこうにぎやかです。(楽しい絵本の読み聞かせになりそうです)
こういうことってあります。
雨の中でずぶぬれになった実体験があると、絵本の文章や絵で実感がわきます。
幸い(さいわい)といってなんですが、雨だけです。台風のような暴風がなくてよかった。
激しい雨です。もう傘はいらない。(傘は無意味。傘なしでずぶぬれになったほうが楽しい)
雨は天からの恵みだーー
いいぞ! 少年よ、走れーー
ジャンプ ジャンプ ジャンプ 水が飛び散ります。
雨で顔面を洗う。『詩』を読むようです。
さらに絵がきれいです。
見上げれば、雨つぶが、空の天井から落下してきます。
ずずずずずーっ。目を閉じて、幻想の世界を、のうみその中にえがきます。
そして、雨があがる。
ちょっと平凡なオチ(話の締め)が待っていました。
つゆどきのじめじめさはありません。
真夏のカラッと晴れた空が広がっています。
(なるほど)。雨さん、また来てねーー
じょうずに終わりました。
いまは、つゆどきです。
つゆどきにふさわしい絵本を読んでみることにします。
ところが、読み始めて、絵本の中では、家から出てきた少年が『あっついなあ!』です。
つゆどきのお話ではありませんでした。
夏です。
つゆじゃない、ゆうだち(夕立)でしょう。にわか雨。午後からの一時的な豪雨です。(雨を表現する言葉はいろいろです)
今回の絵本に出てくる雨は、真夏の雨のことのようです。
やっぱり。
入道雲が盛り上がっていて、その奥にある空の上から黒々とした雨雲のかたまりがあらわれました。
ぽつ、ぽつと、空から、おおつぶの雨つぶが落ちてきました。(あぶないです。いっきに、ずぶぬれになることが予想されます)
『空のにおいがするぞ……』だそうです。においか。たしかに、雨くさいときがある。
絵本の絵がきれいです。
音楽会みたいになってきました。
ぱらぱらと、ふってくる雨の音がミュージックです。
けっこうにぎやかです。(楽しい絵本の読み聞かせになりそうです)
こういうことってあります。
雨の中でずぶぬれになった実体験があると、絵本の文章や絵で実感がわきます。
幸い(さいわい)といってなんですが、雨だけです。台風のような暴風がなくてよかった。
激しい雨です。もう傘はいらない。(傘は無意味。傘なしでずぶぬれになったほうが楽しい)
雨は天からの恵みだーー
いいぞ! 少年よ、走れーー
ジャンプ ジャンプ ジャンプ 水が飛び散ります。
雨で顔面を洗う。『詩』を読むようです。
さらに絵がきれいです。
見上げれば、雨つぶが、空の天井から落下してきます。
ずずずずずーっ。目を閉じて、幻想の世界を、のうみその中にえがきます。
そして、雨があがる。
ちょっと平凡なオチ(話の締め)が待っていました。
つゆどきのじめじめさはありません。
真夏のカラッと晴れた空が広がっています。
(なるほど)。雨さん、また来てねーー
じょうずに終わりました。
2023年06月26日
出川哲郎の充電バイクの旅 久能山東照宮から甲斐善光寺
出川哲朗の充電させてもらえませんか? 静岡県久能山東照宮(くのうさんとうしょうぐう)から山梨県甲斐善光寺(かいぜんこうじ) テレビ東京
久能山東照宮は何度か訪れたことがあります。
今回の映像にある出川さんと同じロープウェイに乗ったこともあるし、反対側の長い階段をのぼりおりしたこともあります。太平洋に面した土地には、イチゴのビニールハウスがたくさんありました。
なにせ、海がきれいなブルーで、どこまでも広がっている太平洋です。
そして、三保の松原(みほのまつばら)ではみごとな富士山を見上げることができます。
いいお天気です。映像を見るだけでも気持ちがいい。
ディレクターの縫田さん(ぬいださん)が、元気がいい。きっとご自身がとくに行きたかったところなのでしょう。
出川さんたちは東照宮で徳川家康のお墓まで行っています。(ちょっと歩きます)
けっこう、ほかの寺社見学も含めて、出川さんたちは歩いています。傾斜や階段が多いのでたいへんだったとおさっしします。
さくらえびの料理のお店のご主人がマンガに出てきているシーンがあって、すごいなあと感心しました。
バーベキューがらみのシーンに出てきた、投げ縄受けの男の子のそんたくが良かった。(ゲストの竹内涼真さんが投げる人、少年が受ける人でした。そういえば、竹内涼真さんは運転免許証を忘れて、急遽(きゅうきょ)スタッフが購入した電動自転車で参加でした。もうこれで運転免許証忘れは三人目です。ここまでくると叱る気にもなれません。ひとりめが、ずんのやすさん、ふたりめが長島一茂さんでした。一茂さんは、ハワイの家に置いてある車の中に運転免許証を忘れてきました。凡人では理解できないような世界で生活しておられてびっくりします)
竹内涼真さんがピンポーンして、充電依頼を受けてくださったお宅にいた三歳半ぐらいの男の子の言葉がおもしろかった。『どおいうことぉ?』『まじぃ?』『だれかあそんでくれよ!』トミカの自動車が大好きなようすでした。
テレビを見ながら、電動自動車、電動バイク、電動自転車、いまは、そしてこれからは、なんでも電気で動く乗り物の時代になるのだという実感がわきました。
お食事のお店で撮影許可の依頼をすると女性の店主が「はずかしいから」とこばむのですが、出川さんの「ママ、おきれいだから」と常連さん(いつもいる客)の「OKOK」ではじまるくだりがおもしろかった。女性にものを頼むときは「おきれいですね」と声がけすることが効果的であることを学びました。
佐野川温泉というところにえびすよしかずさんのマンガ絵ありの色紙が飾ってありました。バス旅かと思って調べてみましたがどうも違うようです。
温泉ですので演者のみなさんが入浴します。沢村一樹さんが、いちどすっぱだかになってのシーン撮影をスタッフにとめられるのですが、本人は積極的にやられました。キャラクターのイメージをこわすといけないのでしょう。健全な入浴シーンですからだいじょうぶです。
東野・岡村の旅猿だと、みんなすっぽんぽんでやりたいほうだいです。人の尻をなでたりもします。充電バイクのほうはそんなことはしないのでだいじょうぶです。
ゲストが、沢村一樹さんに変わりましたが、わたしは、お名前は「かずき」さんだと思っていましたが違っていました。ご本人が「いっき」ですとごあいさつをされていました。
わたしは知らないのですが、家族が「サラリーマンNEO(ネオ)」がおもしろかったと言っていました。
沢村さんは、鉄道模型が大好きだそうです。鉄道会社の社員さんたちが参加して活動をされていました。今日はそこで10時間がんばるそうです。
ブラジル人の人たちの無理やりな、もりあがりがありました。ブラジルの食材のお店でした。
おそばやの家族の方の二歳ぐらいの女の子がかわいかった。
久遠寺(くおんじ)も甲斐善光寺(かいぜんこうじ)も立派なお寺でした。
なかなかハードなルートだったと思います。
久能山東照宮は何度か訪れたことがあります。
今回の映像にある出川さんと同じロープウェイに乗ったこともあるし、反対側の長い階段をのぼりおりしたこともあります。太平洋に面した土地には、イチゴのビニールハウスがたくさんありました。
なにせ、海がきれいなブルーで、どこまでも広がっている太平洋です。
そして、三保の松原(みほのまつばら)ではみごとな富士山を見上げることができます。
いいお天気です。映像を見るだけでも気持ちがいい。
ディレクターの縫田さん(ぬいださん)が、元気がいい。きっとご自身がとくに行きたかったところなのでしょう。
出川さんたちは東照宮で徳川家康のお墓まで行っています。(ちょっと歩きます)
けっこう、ほかの寺社見学も含めて、出川さんたちは歩いています。傾斜や階段が多いのでたいへんだったとおさっしします。
さくらえびの料理のお店のご主人がマンガに出てきているシーンがあって、すごいなあと感心しました。
バーベキューがらみのシーンに出てきた、投げ縄受けの男の子のそんたくが良かった。(ゲストの竹内涼真さんが投げる人、少年が受ける人でした。そういえば、竹内涼真さんは運転免許証を忘れて、急遽(きゅうきょ)スタッフが購入した電動自転車で参加でした。もうこれで運転免許証忘れは三人目です。ここまでくると叱る気にもなれません。ひとりめが、ずんのやすさん、ふたりめが長島一茂さんでした。一茂さんは、ハワイの家に置いてある車の中に運転免許証を忘れてきました。凡人では理解できないような世界で生活しておられてびっくりします)
竹内涼真さんがピンポーンして、充電依頼を受けてくださったお宅にいた三歳半ぐらいの男の子の言葉がおもしろかった。『どおいうことぉ?』『まじぃ?』『だれかあそんでくれよ!』トミカの自動車が大好きなようすでした。
テレビを見ながら、電動自動車、電動バイク、電動自転車、いまは、そしてこれからは、なんでも電気で動く乗り物の時代になるのだという実感がわきました。
お食事のお店で撮影許可の依頼をすると女性の店主が「はずかしいから」とこばむのですが、出川さんの「ママ、おきれいだから」と常連さん(いつもいる客)の「OKOK」ではじまるくだりがおもしろかった。女性にものを頼むときは「おきれいですね」と声がけすることが効果的であることを学びました。
佐野川温泉というところにえびすよしかずさんのマンガ絵ありの色紙が飾ってありました。バス旅かと思って調べてみましたがどうも違うようです。
温泉ですので演者のみなさんが入浴します。沢村一樹さんが、いちどすっぱだかになってのシーン撮影をスタッフにとめられるのですが、本人は積極的にやられました。キャラクターのイメージをこわすといけないのでしょう。健全な入浴シーンですからだいじょうぶです。
東野・岡村の旅猿だと、みんなすっぽんぽんでやりたいほうだいです。人の尻をなでたりもします。充電バイクのほうはそんなことはしないのでだいじょうぶです。
ゲストが、沢村一樹さんに変わりましたが、わたしは、お名前は「かずき」さんだと思っていましたが違っていました。ご本人が「いっき」ですとごあいさつをされていました。
わたしは知らないのですが、家族が「サラリーマンNEO(ネオ)」がおもしろかったと言っていました。
沢村さんは、鉄道模型が大好きだそうです。鉄道会社の社員さんたちが参加して活動をされていました。今日はそこで10時間がんばるそうです。
ブラジル人の人たちの無理やりな、もりあがりがありました。ブラジルの食材のお店でした。
おそばやの家族の方の二歳ぐらいの女の子がかわいかった。
久遠寺(くおんじ)も甲斐善光寺(かいぜんこうじ)も立派なお寺でした。
なかなかハードなルートだったと思います。
2023年06月23日
東野&岡村の旅猿23 シンガポールでマーライオン見まくり旅
東野&岡村の旅猿23 第5話 シンガポールでマーライオン見まくり旅 fulu(フールー)動画配信サービス
第1回目と第2回目の放送を観ましたが、なんだかパッとしません。
ゲストがメッセンジャーの黒田有(くろだ・たもつ)さんなのですが、本当は、若槻千夏さん(わかつき・ちなつさん)の予定だったそうです。黒田さんでは『華(はな)』がありません。(華:はなやかさ)オジサン三人のどんくさい旅行になっています。暑いらしく、ホテルのロビーで、立ちながら、クーラーに当たっていました。若槻さんはスケジュールの都合が悪くなったそうです。
代わりの人探しで、何人にも声をかけたけれどスケジュールが合わず、代わりのゲストがなかなか見つからなかったので、黒田有さんになった経過があるそうです。
今回の旅は、三泊四日コースだと思います。(全部の回を見て、前泊と後泊が機中で、現地で一泊二日のような感じでした)
知らなかったのですが、シンガポールには、口から水を出すマーライオンの像が、政府公認で6体もあるそうです。
今回の旅で、6体全部を巡るそうです。
あわせて、おいしいチキンライスを食べるとか、ナイトサファリパークに行くようなことをメンバーは言っています。さて、どうなりますや
気温29℃で、ムシムシするそうです。湿度が高いのでしょう。
朝食からスタートです。
黒田さんが料理にうるさいのですが、シンガポール料理のことはあまり知らずに、知っているふりをして説明をするので、流れがうまくいきません。黒田さんがゆで卵だと言うので、東野さんが卵を割ったら半熟卵でした。まあ、それはそれで、エピソードにはなりますが、以前見た、淡路島とか神戸と同じパターンです。旅猿恒例のゲストいじめみたいなものが東野・岡村のふたりにあります。
朝粥(あさがゆ)を食べたあと、カフェでトーストの朝食をとりました。
おかゆは、細切り鶏(とり)とイカでした。ショウガ入りでおいしいそうです。
空心菜のチリ炒めは辛い(からい)そうです。
トーストは、カヤトーストと呼ばれるものでした。
道ばたに細長いカラスみたいな鳥がいて、黒田さんが、おもしろい鳥だとふたりに紹介します。
なんというか、黒田さんとディレクターの田川さんが喫煙者のようで、番組中にタバコを吸いたいとか吸いに行きたいという話が複数回出ます。そして喫煙ができるところへ消えてしまいます。その間、東野さんと岡村さんのふたりはその場にぼーっと立っています。それがまた番組をおもしろくなくしています。健康とまわりの人に迷惑をかけないために、タバコはやめましょう。
汗をかいた黒田さんが、東野さんと岡村さんの勧めで買ったTシャツに着替えました。
Tシャツは女性向けのXLサイズだということが、着てみてわかりました。笑えました。
路線バスにのって、有名な大きなマーライオンを観に行きました。観光客でいっぱいです。
途中であった現地居住の日本人男性から『バクテー』(牛骨のスープ)とごはんを勧められます。
路線バスの中で、黒田さんは、日本の料理がおいしいと、料理の話をします。
黒田さんは、毎回、料理話ばかりで、それも不確かなときもあり、話題に広がりがありません。そのことを東野さんが指摘していましたが、そのとおりの進行になっています。
湾岸部がきれいな風景です。映像を見ているだけで、現地にいるような気分になれます。
高層ビルがたくさん建っています。
次に見たマーライオン(これは政府非公認。お店の看板みたいな小型のマーライオン像)は、濃い朱色っぽいピンク色です。客の呼び込み用の像でした。
マリーナベイサンズという高級ホテルの屋上で展望を楽しむメンバーですが、黒田さんは高所恐怖症ですので怖がっています。
高層ビルの屋上から見渡す風景は、人工的な島(区域)を見るようです。
シンガポールの国土は、東京23区ぐらいの広さしかないそうです。
(つづく)
3回目の放送回です。
リヤカーを自転車で引っ張るようなサイドカーに乗る三人です。(二人と一人に分かれて乗車)。見た目がちょっと変な感じがしました。東野さんが、タクシーで良かったんじゃない。岡村さんが、(テレビ的に)画(え)がほしいんじゃない。
リヤカーサイドカーは、中華街に着きました。
まずは、短パンさがしです。現地は暑いのだそうです。
黒田さんの足が細くて白いのがみすぼらしく見えました。
短パンもそれほどいいものではなく、2枚(黒田さんと岡村さんのぶん)で、1000円で、安物に見えます。
黒田さんが短パンをはきましたが、股間付近からおちんち○が、見えてしまいそうです。黒田さんが、(買ったのは)こども用じゃないかと文句を言っています。
昼食場所に移って、チキンライスとライトビールの大衆食堂に入りました。
おいしそうです。
映像を見るだけで自分も行った気分になれました。
東野さんが『黒田くんの黒い短パンにカンパイ!』
ローストチキンとスチームチキンは、見た目も味もおいしそう。
お客さんたちは、欧米人も多い。
マーライオン像三体目を見に行きますが、東野さんは興味がありません。
観光の目的としては弱い『政府公認6体のマーライオン見学企画』です。
わくわく感はありません。
マーライオン像の大きさもだんだん小さくなっていきます。
観光局に置いてある非公認の一体も見学します。
東野さんのひとこととして『ひこうにんのひこにゃん(みたい)』がおもしろかった。
シンガポール現地ガイドのベンソンさん登場です。
世界文化遺産の植物園を案内してくださいました。
植物園も胡蝶蘭(こちょうらん)もきれいでした。
東野さんが最初はベンソンさんの案内を嫌がりました。
現地旅行ガイドの家に連れて行かれて、ガイドの奥さんの手料理を食べさせられる。(メンバーは気を使う。疲れる。「旅猿」の初期にはときどきありました。お気持ちはよくわかります)
4回目の放送回です。
ナイトサファリは、名古屋東山動物園の『ナイトズー』のような雰囲気の映像でした。動物たちが、緑色の光線に照らされていました。
インドサイ、鹿、フラミンゴ、アジアライオン、カバ、アジアゾウは白い牙が立派でした。シマハイエナなどが映像に出ていました。時刻は午後8時前ぐらいです。
車で回るのですが、虫が多いらしく、黒田さんは虫が気になって、不自由されていました。
ナイトズーの前に、エビ釣りに行かれました。エビを釣って、素揚げで料理してもらって食べるのです。
釣り堀ですから入れ食いです。釣っているそばでエビを放流しています。なんだか不思議な光景です。放流しないで料理して食べてもいいのではないかと。釣りの行為は不要です。
エビ釣りの餌は、ニワトリの心臓だそうです。エビがよく食いついていました。
気候が熱いらしく、三人とも、かなりばてています。疲れがたまっているそうです。
45分間の釣りタイムで、岡村さんが二匹、東野さんも二匹、黒田さんが三匹の成果でした。
本日のお宿で、まあ、ホテルですが、二段ベッド、ソファーベッド、五十代のおじさんたちがわいわいがやがやと変な風景です。東野さん55歳、岡村さん52歳、黒田さん53歳、心は今も少年です。車内の話もふくめて、下ネタが多いけれど、下ネタがおもしろい。
そのあとも屋台村でそれぞれ好みの焼そばなんかを注文してにぎやかな食事風景でした。戦争をしたがる国の指導者たちに、この三人の楽しそうな食事風景を見てほしい。平和は大事です。
ワンタンやきそば、海鮮やきそば、フライドライス(焼き飯)、豚の角煮、フライド福建飯(ふっけんめし)、みなおいしそうでした。
あしたの朝は、オランウータンのそばで朝食を食べるそうです。
東野さんの下ネタ話が止まりません。おもしろい。笑えます。
(つづく)
シンガポール動物園へオランウータンとの朝食をということで出かけています。
自然にオランウータンがテーブルの横あたりにある樹木に来るのかと思ったら違っていました。ショーです。マイクを持った女性がアナウンスしながら出てくると、おもむろに複数のオランウータンが現れて、足でさかだちするようにさかさまに枝にぶらさがってバナナを食べていました。
マーライオンの4体目、5体目の見学は、さえない経過をたどりました。今回はテーマ設定がテーマになっていない雰囲気です。『シンガポールでマーライオン見まくりの旅』です。マーライオン見学は、もういいかなと思いますが、まだ、最後の一体があって、見学と映像撮影はあとのためにとっておくそうです。
大失敗に終わったのが、マーライオンの姿をした「ろうそく」をつくろう企画でした。キャンドル製作企画です。
当初予定していた若槻千夏さん用に用意してあった企画なのですが、若槻さんの都合が悪くなって、おじさんの黒田さんをゲストに迎えての企画となってしまったようです。
三人ともろうそくの「ろう」が、ボロボロにくずれた状態で最後の仕上がりになってしまいました。教えてくれる人が別のできあがった品物を出してきて、とりかえて、映像上、ごまかそうとして、まあ、ひどい経過と結果でしたが、笑いはとれました。きれいに成功するよりもかえって笑えてよかった。黒田さんが『ぜんぜんちゃう!』を連発します。
(つづく)
ドタバタいろいろありましたが、番組後半にあったスカイラインリュージュという山の上からひとりのりそり型のりもの(ゴーカートのよう)の乗車で盛り上がったシーンが良かった。そのようすをみながら、自分が小学生のときに、冬になると自作のそりをつくって、雪が積もった里山の斜面から勢いよくすべりおりてあそんでいた無邪気なころを思い出しました。土そり(どそり)遊びと呼んでいました。
東野さんはリュージュ(そり)で坂道をくだりながら『こわい』『おもしろい!』『いやいやいや(これはすごい)』の連呼でした。
スピードが出ます。勢いがあります。スリルが、映像を見ているほうにも伝わってきました。
岡村さんは『おもしろい おもしろい』終わって『おもしろかった』でした。
もう一度いきたい! ということで二度目のチャレンジをされました。
その部分も含めて、今回の放映は、三人のおじさんたちが、まるでこどものように遊びたわむれているという感じでした。
旅行ガイドの人とはいつものようにもめます。
まあ、いいかげん、旅行ガイドの知り合いの家で食事のごちそうになるのはやめたほうがいい。東野・岡村のふたりがとてもいやがっています。気を使うから疲れるでしょう。現地ガイドのためにガイドの友人宅で愛想をふりまくふたりです。ガイドが、日本人芸能人を連れてきたという自慢のためのコーナーです。
黒田さんは気の毒でした。ふたりが、ガイドの知人宅で食事をする間、バクテーというお肉料理のお店で、順番待ちの行列並びでした。いつまでたってもふたりが店に来ないので、店の入口で、うしろのお客さんに『お先にどうぞ』と譲り続けたそうです。黒田さんはいい人です。好感度がアップしました。黒田さんはその時『さき行っておじさん』だったそうです。
次回でシンガポール編の最終回の放送だそうです。ということは、一泊二日のシンガポール海外旅行だったということです。あるいは、その翌日朝の飛行機で帰国したのだろうか。来週の放送を楽しみにしています。
(つづく)
最終話はおとなしく終了しました。
高級そうなマッサージ店でマッサージをしてもらって、スパに入ったあと、ラスト6体目のマーライオンを見学したあと、海や街を見下ろす場所で夕食を食べるという流れでした。流れながら、今回の旅程をふりかえるという内容でした。
たぶん、夕食のあと、夜の便で帰国されたのだと思いますが、前後機中泊で、実質はおそらく一泊二日の海外旅行だったのではないかと、スケジュールの厳しさを感じる仕事だと同情しました。
テーマだったマーライオンの像を6体見る目標設定については、東野さんがくりかえすとおり『達成感がない』という内容でした。一番有名な最初のマーライオンだけが見栄えが良かった。
テレビを見ているほうは、映像を見ているだけで訪れた気分になれました。
(ほかのこと)
この回ではありませんが、昨年末ころに観た『旅猿』にちなんだ話です。
戦国時代の歴史好きなロバート山本さんをゲストに迎えて旅猿ロケをしたことがありました。そのときの感想メモの一部です。
『旅猿22 静岡・愛知で歴史巡りの旅 2022年12月 動画配信サービスHulu(フールー)』
……あたりが真っ暗になって到着した場所が古戦場跡でした。『とりい・すねえもん』という足軽(あしがる)に関するロバート山本さんの熱弁が良かった。
先日NHKで、上記した『とりい・すねえもん』のシーンが大河ドラマ『どうする家康』で放映されました。
前知識を旅猿で得ていたので、そうかと納得したのでした。
第1回目と第2回目の放送を観ましたが、なんだかパッとしません。
ゲストがメッセンジャーの黒田有(くろだ・たもつ)さんなのですが、本当は、若槻千夏さん(わかつき・ちなつさん)の予定だったそうです。黒田さんでは『華(はな)』がありません。(華:はなやかさ)オジサン三人のどんくさい旅行になっています。暑いらしく、ホテルのロビーで、立ちながら、クーラーに当たっていました。若槻さんはスケジュールの都合が悪くなったそうです。
代わりの人探しで、何人にも声をかけたけれどスケジュールが合わず、代わりのゲストがなかなか見つからなかったので、黒田有さんになった経過があるそうです。
今回の旅は、三泊四日コースだと思います。(全部の回を見て、前泊と後泊が機中で、現地で一泊二日のような感じでした)
知らなかったのですが、シンガポールには、口から水を出すマーライオンの像が、政府公認で6体もあるそうです。
今回の旅で、6体全部を巡るそうです。
あわせて、おいしいチキンライスを食べるとか、ナイトサファリパークに行くようなことをメンバーは言っています。さて、どうなりますや
気温29℃で、ムシムシするそうです。湿度が高いのでしょう。
朝食からスタートです。
黒田さんが料理にうるさいのですが、シンガポール料理のことはあまり知らずに、知っているふりをして説明をするので、流れがうまくいきません。黒田さんがゆで卵だと言うので、東野さんが卵を割ったら半熟卵でした。まあ、それはそれで、エピソードにはなりますが、以前見た、淡路島とか神戸と同じパターンです。旅猿恒例のゲストいじめみたいなものが東野・岡村のふたりにあります。
朝粥(あさがゆ)を食べたあと、カフェでトーストの朝食をとりました。
おかゆは、細切り鶏(とり)とイカでした。ショウガ入りでおいしいそうです。
空心菜のチリ炒めは辛い(からい)そうです。
トーストは、カヤトーストと呼ばれるものでした。
道ばたに細長いカラスみたいな鳥がいて、黒田さんが、おもしろい鳥だとふたりに紹介します。
なんというか、黒田さんとディレクターの田川さんが喫煙者のようで、番組中にタバコを吸いたいとか吸いに行きたいという話が複数回出ます。そして喫煙ができるところへ消えてしまいます。その間、東野さんと岡村さんのふたりはその場にぼーっと立っています。それがまた番組をおもしろくなくしています。健康とまわりの人に迷惑をかけないために、タバコはやめましょう。
汗をかいた黒田さんが、東野さんと岡村さんの勧めで買ったTシャツに着替えました。
Tシャツは女性向けのXLサイズだということが、着てみてわかりました。笑えました。
路線バスにのって、有名な大きなマーライオンを観に行きました。観光客でいっぱいです。
途中であった現地居住の日本人男性から『バクテー』(牛骨のスープ)とごはんを勧められます。
路線バスの中で、黒田さんは、日本の料理がおいしいと、料理の話をします。
黒田さんは、毎回、料理話ばかりで、それも不確かなときもあり、話題に広がりがありません。そのことを東野さんが指摘していましたが、そのとおりの進行になっています。
湾岸部がきれいな風景です。映像を見ているだけで、現地にいるような気分になれます。
高層ビルがたくさん建っています。
次に見たマーライオン(これは政府非公認。お店の看板みたいな小型のマーライオン像)は、濃い朱色っぽいピンク色です。客の呼び込み用の像でした。
マリーナベイサンズという高級ホテルの屋上で展望を楽しむメンバーですが、黒田さんは高所恐怖症ですので怖がっています。
高層ビルの屋上から見渡す風景は、人工的な島(区域)を見るようです。
シンガポールの国土は、東京23区ぐらいの広さしかないそうです。
(つづく)
3回目の放送回です。
リヤカーを自転車で引っ張るようなサイドカーに乗る三人です。(二人と一人に分かれて乗車)。見た目がちょっと変な感じがしました。東野さんが、タクシーで良かったんじゃない。岡村さんが、(テレビ的に)画(え)がほしいんじゃない。
リヤカーサイドカーは、中華街に着きました。
まずは、短パンさがしです。現地は暑いのだそうです。
黒田さんの足が細くて白いのがみすぼらしく見えました。
短パンもそれほどいいものではなく、2枚(黒田さんと岡村さんのぶん)で、1000円で、安物に見えます。
黒田さんが短パンをはきましたが、股間付近からおちんち○が、見えてしまいそうです。黒田さんが、(買ったのは)こども用じゃないかと文句を言っています。
昼食場所に移って、チキンライスとライトビールの大衆食堂に入りました。
おいしそうです。
映像を見るだけで自分も行った気分になれました。
東野さんが『黒田くんの黒い短パンにカンパイ!』
ローストチキンとスチームチキンは、見た目も味もおいしそう。
お客さんたちは、欧米人も多い。
マーライオン像三体目を見に行きますが、東野さんは興味がありません。
観光の目的としては弱い『政府公認6体のマーライオン見学企画』です。
わくわく感はありません。
マーライオン像の大きさもだんだん小さくなっていきます。
観光局に置いてある非公認の一体も見学します。
東野さんのひとこととして『ひこうにんのひこにゃん(みたい)』がおもしろかった。
シンガポール現地ガイドのベンソンさん登場です。
世界文化遺産の植物園を案内してくださいました。
植物園も胡蝶蘭(こちょうらん)もきれいでした。
東野さんが最初はベンソンさんの案内を嫌がりました。
現地旅行ガイドの家に連れて行かれて、ガイドの奥さんの手料理を食べさせられる。(メンバーは気を使う。疲れる。「旅猿」の初期にはときどきありました。お気持ちはよくわかります)
4回目の放送回です。
ナイトサファリは、名古屋東山動物園の『ナイトズー』のような雰囲気の映像でした。動物たちが、緑色の光線に照らされていました。
インドサイ、鹿、フラミンゴ、アジアライオン、カバ、アジアゾウは白い牙が立派でした。シマハイエナなどが映像に出ていました。時刻は午後8時前ぐらいです。
車で回るのですが、虫が多いらしく、黒田さんは虫が気になって、不自由されていました。
ナイトズーの前に、エビ釣りに行かれました。エビを釣って、素揚げで料理してもらって食べるのです。
釣り堀ですから入れ食いです。釣っているそばでエビを放流しています。なんだか不思議な光景です。放流しないで料理して食べてもいいのではないかと。釣りの行為は不要です。
エビ釣りの餌は、ニワトリの心臓だそうです。エビがよく食いついていました。
気候が熱いらしく、三人とも、かなりばてています。疲れがたまっているそうです。
45分間の釣りタイムで、岡村さんが二匹、東野さんも二匹、黒田さんが三匹の成果でした。
本日のお宿で、まあ、ホテルですが、二段ベッド、ソファーベッド、五十代のおじさんたちがわいわいがやがやと変な風景です。東野さん55歳、岡村さん52歳、黒田さん53歳、心は今も少年です。車内の話もふくめて、下ネタが多いけれど、下ネタがおもしろい。
そのあとも屋台村でそれぞれ好みの焼そばなんかを注文してにぎやかな食事風景でした。戦争をしたがる国の指導者たちに、この三人の楽しそうな食事風景を見てほしい。平和は大事です。
ワンタンやきそば、海鮮やきそば、フライドライス(焼き飯)、豚の角煮、フライド福建飯(ふっけんめし)、みなおいしそうでした。
あしたの朝は、オランウータンのそばで朝食を食べるそうです。
東野さんの下ネタ話が止まりません。おもしろい。笑えます。
(つづく)
シンガポール動物園へオランウータンとの朝食をということで出かけています。
自然にオランウータンがテーブルの横あたりにある樹木に来るのかと思ったら違っていました。ショーです。マイクを持った女性がアナウンスしながら出てくると、おもむろに複数のオランウータンが現れて、足でさかだちするようにさかさまに枝にぶらさがってバナナを食べていました。
マーライオンの4体目、5体目の見学は、さえない経過をたどりました。今回はテーマ設定がテーマになっていない雰囲気です。『シンガポールでマーライオン見まくりの旅』です。マーライオン見学は、もういいかなと思いますが、まだ、最後の一体があって、見学と映像撮影はあとのためにとっておくそうです。
大失敗に終わったのが、マーライオンの姿をした「ろうそく」をつくろう企画でした。キャンドル製作企画です。
当初予定していた若槻千夏さん用に用意してあった企画なのですが、若槻さんの都合が悪くなって、おじさんの黒田さんをゲストに迎えての企画となってしまったようです。
三人ともろうそくの「ろう」が、ボロボロにくずれた状態で最後の仕上がりになってしまいました。教えてくれる人が別のできあがった品物を出してきて、とりかえて、映像上、ごまかそうとして、まあ、ひどい経過と結果でしたが、笑いはとれました。きれいに成功するよりもかえって笑えてよかった。黒田さんが『ぜんぜんちゃう!』を連発します。
(つづく)
ドタバタいろいろありましたが、番組後半にあったスカイラインリュージュという山の上からひとりのりそり型のりもの(ゴーカートのよう)の乗車で盛り上がったシーンが良かった。そのようすをみながら、自分が小学生のときに、冬になると自作のそりをつくって、雪が積もった里山の斜面から勢いよくすべりおりてあそんでいた無邪気なころを思い出しました。土そり(どそり)遊びと呼んでいました。
東野さんはリュージュ(そり)で坂道をくだりながら『こわい』『おもしろい!』『いやいやいや(これはすごい)』の連呼でした。
スピードが出ます。勢いがあります。スリルが、映像を見ているほうにも伝わってきました。
岡村さんは『おもしろい おもしろい』終わって『おもしろかった』でした。
もう一度いきたい! ということで二度目のチャレンジをされました。
その部分も含めて、今回の放映は、三人のおじさんたちが、まるでこどものように遊びたわむれているという感じでした。
旅行ガイドの人とはいつものようにもめます。
まあ、いいかげん、旅行ガイドの知り合いの家で食事のごちそうになるのはやめたほうがいい。東野・岡村のふたりがとてもいやがっています。気を使うから疲れるでしょう。現地ガイドのためにガイドの友人宅で愛想をふりまくふたりです。ガイドが、日本人芸能人を連れてきたという自慢のためのコーナーです。
黒田さんは気の毒でした。ふたりが、ガイドの知人宅で食事をする間、バクテーというお肉料理のお店で、順番待ちの行列並びでした。いつまでたってもふたりが店に来ないので、店の入口で、うしろのお客さんに『お先にどうぞ』と譲り続けたそうです。黒田さんはいい人です。好感度がアップしました。黒田さんはその時『さき行っておじさん』だったそうです。
次回でシンガポール編の最終回の放送だそうです。ということは、一泊二日のシンガポール海外旅行だったということです。あるいは、その翌日朝の飛行機で帰国したのだろうか。来週の放送を楽しみにしています。
(つづく)
最終話はおとなしく終了しました。
高級そうなマッサージ店でマッサージをしてもらって、スパに入ったあと、ラスト6体目のマーライオンを見学したあと、海や街を見下ろす場所で夕食を食べるという流れでした。流れながら、今回の旅程をふりかえるという内容でした。
たぶん、夕食のあと、夜の便で帰国されたのだと思いますが、前後機中泊で、実質はおそらく一泊二日の海外旅行だったのではないかと、スケジュールの厳しさを感じる仕事だと同情しました。
テーマだったマーライオンの像を6体見る目標設定については、東野さんがくりかえすとおり『達成感がない』という内容でした。一番有名な最初のマーライオンだけが見栄えが良かった。
テレビを見ているほうは、映像を見ているだけで訪れた気分になれました。
(ほかのこと)
この回ではありませんが、昨年末ころに観た『旅猿』にちなんだ話です。
戦国時代の歴史好きなロバート山本さんをゲストに迎えて旅猿ロケをしたことがありました。そのときの感想メモの一部です。
『旅猿22 静岡・愛知で歴史巡りの旅 2022年12月 動画配信サービスHulu(フールー)』
……あたりが真っ暗になって到着した場所が古戦場跡でした。『とりい・すねえもん』という足軽(あしがる)に関するロバート山本さんの熱弁が良かった。
先日NHKで、上記した『とりい・すねえもん』のシーンが大河ドラマ『どうする家康』で放映されました。
前知識を旅猿で得ていたので、そうかと納得したのでした。