2023年05月08日
おしっこちょっぴりもれたろう ヨシタケシンスケ
おしっこちょっぴりもれたろう ヨシタケシンスケ PHP
絵本です。
5歳ぐらいに見える男の子です。
幼稚園の年長さんぐらいか。ことし6歳になるぐらいです。
はいているパンツに、ちいさなおしっこのしみがついています。
自分がこれくらいの年齢のときに、こういうことがあったろうか。
歳をとったので、もう思い出せません。
あっても、気にしなかった。
ページをめくると、
『ぼく、おしっこちょっぴりもれたろう。』です。
(なんというか、年寄りになると、もれたろうになります。男でも女でもです。イケメンでも美女でもです。あんがい、しゅっとしたかっこいいお年寄りでも、紙パンツをはいていたりもします)
おかあさんにおこられるそうです。
おこるおかあさんって、いるのだろうか。
そんなママは、いやだなあ。(ママだって、お年寄りになって、介護を受けるようになったら、もれたろうになるのです)
絵本の中にいるママに、絵本の中にいるもれたろうの息子さんをおこらないでくださいと言いたくなるのです。(あんまりおこると、しかえしされますよ。ねたきりになったとき、西日の強い部屋に寝かされるかもしれません)
『…… これ、しばらくするとかわくんだ。』
なんだか、「安心してください。はいてますよ」の安村さんみたい。(とにかく明るい安村(やすむら)さん。芸人さんです。最近外国で演技をほめられて有名になられました)
ちょっぴりなら、もれても困らない。
たくさんだと困る。
ユーモラスな絵です。(人の心をなごませる。笑える)
この男の子には『自信』と『勇気』が必要です。
男の子が、あなたも漏らしていませんか? と聞いて、返答を拒否する人は、きっともらしているに違いない。
(そういう、理屈か)
邦画『ぼくらの七日間戦争』みたいな絵が出てきました。
(ぼくらの七日間戦争 宗田理(そうだおさむ) 角川文庫)
こどもたちが、おとなに戦いをいどむのです。
その後、ちょっと意外な方向性で、お話は進んでいきます。
それぞれ、そういうことってあるあるという出来事です。
ハハハ(笑い) しょせん人間の体は、そのようにできている。
かっこつけてもしょうがないのです。
見た目(外見がいけん)の良さを維持することはたいへんです。
以前『世界は、誤解と錯覚で成り立っている』という趣旨で書かれた旅行記を読んだことがあります。恐れなくてもいいものを恐れていたという内容だった記憶です。(インパラの朝 中村安希 集英社)
外からの情報を信じやすいのが人間です。何者かに加工されて(意図をもってつくられた)できている世界にわたしたちはいるのです。わざとだまされているふりをするか、真実を暴くか(あばくか)は、自分次第です。(きのうは、同作者の『りんごかもしれない』を読みました。りんごのようでりんごではないのです。同趣旨が流れていると感じました)
赤いシャツを着て、ズボンにおしっこをつけた少年登場です。
この子が『もれたろうくん』なのか。いままでの子は『おしっこちょっぴりもれたろうくん』で、こんどの子は『おしっこけっこうもれたろうくん』です。
股間付近に(こかんふきんに。両足の付け根あたりに)少し大きなしみができています。
木に登ったり、ぶらさがったりして遊ぶふたりの姿は、妖精のようです。
共通の行為をもつことで、友だち同士になりました。
出会いがあれば、別れがあるのが人生です。
工夫(くふう。いいやりかたを考えること)された設定があります。
先日読み終えた本『方舟(はこぶね) 夕木春央(ゆうき・はるお。男性) 講談社』の設定を思い出しました。(内容は、なかなか良かった)
おちんちんのさきっぽが濡れていると、パンツにしみがつくのですよ。
『ぼく、いつまでもれたろうなんだろう…』(へんな言い方ですが、なにが、むけたらだいじょうぶです。パパに聞いてごらん)
おじいさん登場です。
ほらね。
そうだよ。あんがい、おばあちゃんももれたろうなんだよ。
いや、女子の場合は、もれ花子というのだろうか。(今どきのお名前ではありませんが……)
絵本です。
5歳ぐらいに見える男の子です。
幼稚園の年長さんぐらいか。ことし6歳になるぐらいです。
はいているパンツに、ちいさなおしっこのしみがついています。
自分がこれくらいの年齢のときに、こういうことがあったろうか。
歳をとったので、もう思い出せません。
あっても、気にしなかった。
ページをめくると、
『ぼく、おしっこちょっぴりもれたろう。』です。
(なんというか、年寄りになると、もれたろうになります。男でも女でもです。イケメンでも美女でもです。あんがい、しゅっとしたかっこいいお年寄りでも、紙パンツをはいていたりもします)
おかあさんにおこられるそうです。
おこるおかあさんって、いるのだろうか。
そんなママは、いやだなあ。(ママだって、お年寄りになって、介護を受けるようになったら、もれたろうになるのです)
絵本の中にいるママに、絵本の中にいるもれたろうの息子さんをおこらないでくださいと言いたくなるのです。(あんまりおこると、しかえしされますよ。ねたきりになったとき、西日の強い部屋に寝かされるかもしれません)
『…… これ、しばらくするとかわくんだ。』
なんだか、「安心してください。はいてますよ」の安村さんみたい。(とにかく明るい安村(やすむら)さん。芸人さんです。最近外国で演技をほめられて有名になられました)
ちょっぴりなら、もれても困らない。
たくさんだと困る。
ユーモラスな絵です。(人の心をなごませる。笑える)
この男の子には『自信』と『勇気』が必要です。
男の子が、あなたも漏らしていませんか? と聞いて、返答を拒否する人は、きっともらしているに違いない。
(そういう、理屈か)
邦画『ぼくらの七日間戦争』みたいな絵が出てきました。
(ぼくらの七日間戦争 宗田理(そうだおさむ) 角川文庫)
こどもたちが、おとなに戦いをいどむのです。
その後、ちょっと意外な方向性で、お話は進んでいきます。
それぞれ、そういうことってあるあるという出来事です。
ハハハ(笑い) しょせん人間の体は、そのようにできている。
かっこつけてもしょうがないのです。
見た目(外見がいけん)の良さを維持することはたいへんです。
以前『世界は、誤解と錯覚で成り立っている』という趣旨で書かれた旅行記を読んだことがあります。恐れなくてもいいものを恐れていたという内容だった記憶です。(インパラの朝 中村安希 集英社)
外からの情報を信じやすいのが人間です。何者かに加工されて(意図をもってつくられた)できている世界にわたしたちはいるのです。わざとだまされているふりをするか、真実を暴くか(あばくか)は、自分次第です。(きのうは、同作者の『りんごかもしれない』を読みました。りんごのようでりんごではないのです。同趣旨が流れていると感じました)
赤いシャツを着て、ズボンにおしっこをつけた少年登場です。
この子が『もれたろうくん』なのか。いままでの子は『おしっこちょっぴりもれたろうくん』で、こんどの子は『おしっこけっこうもれたろうくん』です。
股間付近に(こかんふきんに。両足の付け根あたりに)少し大きなしみができています。
木に登ったり、ぶらさがったりして遊ぶふたりの姿は、妖精のようです。
共通の行為をもつことで、友だち同士になりました。
出会いがあれば、別れがあるのが人生です。
工夫(くふう。いいやりかたを考えること)された設定があります。
先日読み終えた本『方舟(はこぶね) 夕木春央(ゆうき・はるお。男性) 講談社』の設定を思い出しました。(内容は、なかなか良かった)
おちんちんのさきっぽが濡れていると、パンツにしみがつくのですよ。
『ぼく、いつまでもれたろうなんだろう…』(へんな言い方ですが、なにが、むけたらだいじょうぶです。パパに聞いてごらん)
おじいさん登場です。
ほらね。
そうだよ。あんがい、おばあちゃんももれたろうなんだよ。
いや、女子の場合は、もれ花子というのだろうか。(今どきのお名前ではありませんが……)