2020年08月20日

(再読) 英語のリスニングは発音力で決まる! 宇田豊

(再読) 英語のリスニングは発音力で決まる! UDA式30音練習帳 宇田豊 ジャパン・タイムズ社

(1回目の本読みとして)
 英語の「発音」に重点をおいたこの本を読んで英語の練習をしたのはもうずいぶん前のことです。
 自宅のクローゼットの中から引っ張り出してきた本は、2004年初版の本で、2005年第5刷とあります。付属のCDが、どこを探しても見つからなくて、再度注文して手に入れました。
 手に入れた新しいほうの本は、2018年第29刷ですから息長く売れ続けています。2020年のいまはさらに伸びているようです。(その後、衣装ケースの中から昔のCDが見つかりました。同じ本がふた組になりましたが気にしません)

 わたくしごとですが、数年前に脳血管障害で脳に血がたまってしまい、脳の手術を二度体験したこともあって、今は旅行を控えていますが、体力が回復したらまた外国へ行ってみたいという希望をもっています。そのときを楽しみに英会話の練習を再び始めることにしました。
 旅先で、三十代、四十代のころのように、びゅんびゅん体を動かすことはできませんが、パターンを変えて、同じところでゆったりして時間を過ごしたい。

 これから新しいことを覚えるということではなく、昔覚えていてできたことを思い出す作業になります。いちおう英検は二級で、トーイックは650点ぐらいでした。たいしたことはない英会話能力ですが、いくらかでも取り戻したい。

 とりあえず、発音と聞き取りができるようになりたい。
 まず、CDをひととおり聴いてみました。古いCDプレーヤーは一部壊れていて、ラジオしか聴けませんでした。しかたなく、これまた古いVHSデッキに付いているDVDプレーヤーに入れたら音が出ました。これで練習しよう。
 CD全体をひととおり流して聴きました。90分間ぐらいでした。60分を過ぎて睡魔に襲われしばし熟睡してしまいましたが、CDが終わる前に目が覚めました。

 ネットで調べていたら、著者の方はすでにご病気でご逝去されたようです。ご遺族が意志を引き継いでおられます。ご冥福をお祈りいたします。熱量を注いでつくられたこの本で練習させていただきます。

(2回目以降の本読みとして)
 DVDのデッキでは、録音の頭出しをするための「トラック」を瞬時に出せないことに気づきました。
 よく考えたら、パソコンのDVDドライブでできました。ここ数年パソコンのDVDドライブを使っていなかったので忘れていました。

(その後)
 CDを数回繰り返し聴いてある程度は内容を思い出しました。

(さらに)
 まとめてみます。
 音について30音がある。22ページから24ページにかけて発音記号があります。まず、濁らない音と濁る音のセットがあります。次に、舌やくちびるの使い方、鼻の奥に響かせる音などの説明があります。そして、「r」の発声方法、いろいろな「ア」の発声方法となります。
 とりあえず、発音方法を思い出したので、今度は別の本で、構文(英文の決まった型)を学んでみます。そのときそのときに必要な単語をあてはめれば、会話ができます。単語がわからないときは、「あれ、これ、それ」の代名詞を入れれば通じることが多い。あとは、度胸です。観光の場合は、お金を払うほうの立場なので、相手は親切に対応してくれます。だから、安心して下手くそな英語をしゃべることができます。  

Posted by 熊太郎 at 07:26Comments(0)TrackBack(0)読書感想文