2023年07月22日
出川哲朗の充電バイクの旅 京都嵐山から三重県椿大社
出川哲朗の充電させてもらえませんか? 京都嵐山から三重県椿大社(つばきおおかみやしろ) テレビ東京 関東地区2023年5月13日放送 中部地区は、7月に2週に分けて放送
ゲストが漫才コンビブラックマヨネーズの小杉竜一さんと、あのちゃんです。(あのちゃんで、この企画をやれるのだろうか? だいじょうぶなのだろうか……)
事前にゲストがあのちゃんと聞いて微妙な気持ちになりましたが、番組では大活躍で爆笑しました。
あのちゃんは太川陽介チームの一員として、以前太川陽介さんと河合郁人さん(かわいふみとさん)のバス対決旅の番組に出て、その態度が、かなりひどかった。(なのに、勝負には勝ちました)
次が、そのときの感想メモの一部です。
『ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 陣取り合戦 in富士山麓 三島大社-甲府城跡天守台 テレビ番組
太川陽介チーム:あの(歌手) こがけん
河合郁人チーム:久代萌美(くしろ・もえみ) 田村亮
あのちゃんという方は、自分は知りませんが、相当変わった人でした。
女性だと思うのですが、自分のことを『ボク』と言っていました。年齢は非公表で不詳だそうです。見た感じは、30歳ぐらいに見えました。(もっと若いのかもしれません)(その後:25歳ぐらいであろうということがわかりました)
あのちゃんの番組での出だしのようすを見て、今回は、太川陽介チームは、あのちゃんに足を引っ張られて負けると予想しましたが、みごと、河合郁人(かわいふみと)チームに大差をつけて勝ちました。たいしたものです。
以下バス旅のときの、あのちゃん語録です。
『かわいい! このバス!』(見た目は大人なのに、頭の中は5歳児のようです。声はアニメの声優さんのようです)
『わけがわかんない』(見ていて、とまどいます。おとなからなにも教育をうけずに、こどものままおとなの姿になったような人物像です)
『(太川さんに向かって)歩くの、速い!』(友だちに話しかけるような乱暴な言葉づかいが目立ちました)
あのちゃんのOFFオフ。(カメラが回って撮影中なのに、バスの中で堂々と寝ています。ふつうなら、次回の出演はNGです。(ノーグッド。出演拒否))
(スマホを使っての3人の自撮りシーンで)『3・2……5』のかけ声。(けっこうおもしろくて楽しかった)
あのちゃんが『オーマイゴー(ッド)』こがけんさんは、おいしいものを食べて『うーまいごーっど』あのちゃんが『そおいうお仕事をされているんですね(お笑いの仕事という意味です。なんとなく、相手をばかにしているような雰囲気があるのですが、本人にはそういう気持ちはなく、いわゆる天然なのです)』
『(こがけんさんに向かって、あなたは)優しいだけがとりえですね』
『家に帰りたいかも』
『(さっきのバス停でバスを降りたらよかったのにというタイミングで)ひよったんですね(ひよる:ひるむ。おじけづく。暗に太川陽介さんのバス利用での判断ミスをおちょくる。責める)』
『ママにでんわしたい』
『おいぬかれたど』
『すごいショックだ』
『(負けたら)はずい(恥ずかしい。意外に負けず嫌いで驚きました)』
甲府市内の山の中で歩きながら、あのちゃんが30分おきに太川さんに『タクシー! タクシー!(に乗ろう!)』
あのちゃんという方は、OLは無理です。会社勤めは無理です。営業も事務も接客接遇もできません。このまま芸能界にしがみついていてほしい。わが道を行かれたほうがいい。』
さて、こちらの番組では、小杉竜一さんのお母さんが笑いのヒットを飛ばし続けました。
小杉竜一さんのご実家がロケのスタート地である京都嵐山に近いということで、出川哲朗さんが小杉竜一さんの実家に立ち寄りたいのですが、小杉竜一さんご実家に電話をかけると、小杉竜一さんのお母さんが、自分は出川哲郎さんのファンだと言いつつ、自宅への訪問は、きっぱりと断られました。
なんというか、だれでもそうなのですが、人間の表の顔と、腹の中は違うということがはっきり出ていて笑えました。
『いや来んでいい(こんでいい)!』『必ずしも(出川哲朗さんに)会いたいとは思ってない!』なかなか良かった。
すき焼きを食べたお店で、かなり年配の男性(昔の店長さんらしい)が、常連客である小杉さんに塩対応をされたのがこれまたおもしろかった。(塩対応:何度声をかけても、知らんふりのほったらかしでした)このあと、その話題も含めて、小杉竜一さんご本人も言っていましたが、ご本人のギャクよりも、お母さんのひとこと、ひとことが爆笑を生んでまわりにうけていました。
途中で立ち寄った学童保育所風景がなつかしかった。
うちのこどもたちも通っていました。こどもを預けての共働きはたいへんでした。生活していくためにはふたりで働かなければならなかったのです。
今ではこどもたちも中年のおばさん、おじさんになってしまいました。時がたつのは早いものです。
途中で偶然立ち寄った放送局『えふえむ草津』から、おっぱいの形をした『うばがもち』の由来までのくだりがなかなか良かった。偶然が重なりました。たしか、400年以上前から続いている伝統あるおもちと紹介がありました。たいしたものです。三重県伊勢市の赤福餅(あかふくもち)の親戚のようだねと番組を見ていた家族からは感想がありました。
移動の途中に小杉竜一さんが映画『トップガン マーベリック』のことを話します。先日、番組『アメトーク』でテーマになっていて、小杉竜一さんも出演されていました。
充電の番組は、ゲストが翌週の放送で、あのちゃんでした。
人見知りな人です。『充電させてください』と言えるのだろうか。
なんと、最初に声をかけた相手は、(相手がどんな人なのかも確認せず声をかけました)、こわそうな外国人男性でした。声をかけてから外国人(ブラジル人)だと気づいたあのちゃんです。相手は背が高く色黒でヒゲづらで、毛糸の帽子をかぶっています。あのちゃんは、もう泣き顔です。
あのちゃん『あなたはだれですかーー』
相手の男性『ブラジル人です』
あのちゃん『あのです。充電させてください!』
相手の男性『オッケー いいよ』
だいじょうぶでした。あのちゃんが声をかけた相手はやさしい人でした。(よかった)
あのちゃん『ボク行くの? そっち?(充電場所へ移動する)』
あのちゃん『おしっこもれそう……』(幼児のようです)
あのちゃんが、なにかしゃべらないといけないと責任を感じたらしくブラジル人男性に『充電かしてくださいという人よく来ます?』
相手の男性が来ないよという流れもよかった。
出川哲朗さんが電池切れの充電バイクを押して遅れて現場に来た時にあのちゃんが、出川哲朗さんにブラジル人男性のことを『めっちゃ、聞きわけがよくて……』(犬のことを言うような言葉です)男性の名前は「サントスさん」でした。ブラジルには多い名前だと思います。ドス・サントスさんとか。
自動車工を仕事にしているサントスさんで、ニッサンフェアレディZが置いてあり懐かしかった。もう40年ぐらい前の型です。
充電バイクを運転しながらの、出川哲朗さんとあのちゃんとの語録です。
会話がかみあいません。
出川さんがペリーの黒船の話をあのちゃんに話しかけます。
あのちゃん『黒船? ペリー? フェリー? だれぇ?』
(あのちゃんの頭の中にある世界はどんな世界なのだろうと、見ていて思いました。狭いのだろうなあ)
出川さん:江戸末期にペリーの黒船が来たことをあのちゃんに説明します。
あのちゃん『だから(それが)なにー? (それがどうしたんだという反応でした)』
(あのちゃんは、ちゃんと学校に行ったのだろうか)
途中ふたりが立ち寄った『関宿(せきじゅく)』は自分も訪れたことがあります。
自分が観光バスで訪れたのは、もう20年以上前です。
古くて大きな屋敷の中を少し見学させてもらいました。
映像のメンバーは、おそばの昼食を楽しまれていました。
まあ、なんというか、あのちゃんパワー全開です。
少年たちとの野球もすごかった。
野球のルールを知らないわけで、しかたがありません。
まあ、びっくりしました。
こどもたちには、思い出がいっぱいできてよかった。いい企画です。
あのちゃんは、さっきおそばを食べていた時は左手におはしをもっていたのに、バッターボックスの中では右打席のバッターです。不思議でした。右利きなのか。両刀使いなのか。(おそばをたべるときには、「ネギ」は食べられないと言い、出川さんがあのちゃんのネギをもらっていました)
あのちゃんが、ヒットを打って、バッターボックス内で力強く片腕をあげて『ヤッターー』(走らない。なんでぇ?)
あのちゃんに、野球というものは、打ったら走るんだと教えて、再挑戦です。
次の打席でボールを打ったら(野球をやったことがないのによく当たるなあ)、なんと、あのちゃんは、ピッチャーに向かって爆走を始めました。おびえる女子小学生のピッチャーでした。守備についていた選手たちがマウンドに集まってあのちゃんを止めます。(まあ。しかたがありません。たしか、以前野球を知らないというゲストのDA PUMP(ダ・パンプ)のISSA(イッサ)さんは、ボールを打ったあと3塁方向へ走りました)
番組では、勝負に負けた出川哲朗さんとゲストが土下座(どげざ)をして少年たちに「負けました」と頭を下げるのですが、あのちゃんは、「ボクはボールを打てたのにどうしてあやまらなくちゃいけないんだ」と主張します。なるほど。言い分はわかります。
これまでの番組をふりかえると、このシーンの場合のこどもたちの反応はふたとおりあります。イェーイと喜ぶ子たちのグループと、そんなこと(土下座であやまる)しなくていいですよと出川哲朗さんに声をかけるこどものグループがいます。まあ、お笑いバラエティの番組ですが、土下座はやめたほうがいい。こどもがいじめでまねします。
たいてい農家では、お年寄りが留守番代わりに在宅しています。
田んぼの中に親族同士が集落をつくるように家を建てて住んでいて、年寄りは農作業をする体力がなくなったので、家にいます。
あのちゃんが、また、おばあちゃんに充電させての声をかけました。
おばあちゃん『出川のアレか?』
あのちゃんがおばあちゃんに『(あなたは)死にかかっているの?』おもしろすぎる。
あのちゃんが遅れてきた出川哲朗さんに『(おばあちゃんが)なんか死に間際(まぎわ)なんだって』
ヨシコさんといわれる80歳の方でした。
バイクのバッテリーの充電にあと30分ぐらいかかると聞いて、
ヨシコさん『あんたらまだ30分おるの?』
そのあと、目的地の神社に着いてお参りです。
あのちゃんが宮司(ぐうじ)さんに、
あのちゃん『(おさいせんは)いくらがいいですか?』
宮司さん『お気持ちで……』
なんか、あのちゃんは、本音(ほんね)むきだしで、正真正銘の善人です。人からだまされないように気をつけてね。いや、本人には無理そうなので、まわりにいる人たちが気を配ってください。
神社で芸能人の人たちが奉納した板がいっぱい掲示されていました。出川哲朗さんたちが板を差し込んだ横のほうに三重県の演歌歌手の人の名前があったのでびっくりしました。わたしは株式投資をやるので、毎朝三重テレビの株式の番組を見ています。コマーシャルのときに『ていじのひとりごと』というフレーズを繰り返す三重県が地元である男性演歌歌手がおられます。その方が納めたお札の板がありました。なんというか、頭の中で、知っていることの『点』が結びついて『線』になることがあります。うれしい気分になれました。
次回は、自分も行ったことがある愛知県三河湾に浮かぶ『日間賀島(ひまかじま)』から名古屋市内にある『熱田神宮』を経て、岐阜市へ向かうそうです。楽しみです。
(その後思ったこと)
あのちゃんという人は、むかし太川陽介さんと組んで路線バスの旅をしていた蛭子能収(えびす・よしかず)さんみたいな個性の人だと気づきました。表現の仕方が正直です。予定調和の行為ができませんが、根は善人です。なかなかこういう人はいない。
ゲストが漫才コンビブラックマヨネーズの小杉竜一さんと、あのちゃんです。(あのちゃんで、この企画をやれるのだろうか? だいじょうぶなのだろうか……)
事前にゲストがあのちゃんと聞いて微妙な気持ちになりましたが、番組では大活躍で爆笑しました。
あのちゃんは太川陽介チームの一員として、以前太川陽介さんと河合郁人さん(かわいふみとさん)のバス対決旅の番組に出て、その態度が、かなりひどかった。(なのに、勝負には勝ちました)
次が、そのときの感想メモの一部です。
『ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 陣取り合戦 in富士山麓 三島大社-甲府城跡天守台 テレビ番組
太川陽介チーム:あの(歌手) こがけん
河合郁人チーム:久代萌美(くしろ・もえみ) 田村亮
あのちゃんという方は、自分は知りませんが、相当変わった人でした。
女性だと思うのですが、自分のことを『ボク』と言っていました。年齢は非公表で不詳だそうです。見た感じは、30歳ぐらいに見えました。(もっと若いのかもしれません)(その後:25歳ぐらいであろうということがわかりました)
あのちゃんの番組での出だしのようすを見て、今回は、太川陽介チームは、あのちゃんに足を引っ張られて負けると予想しましたが、みごと、河合郁人(かわいふみと)チームに大差をつけて勝ちました。たいしたものです。
以下バス旅のときの、あのちゃん語録です。
『かわいい! このバス!』(見た目は大人なのに、頭の中は5歳児のようです。声はアニメの声優さんのようです)
『わけがわかんない』(見ていて、とまどいます。おとなからなにも教育をうけずに、こどものままおとなの姿になったような人物像です)
『(太川さんに向かって)歩くの、速い!』(友だちに話しかけるような乱暴な言葉づかいが目立ちました)
あのちゃんのOFFオフ。(カメラが回って撮影中なのに、バスの中で堂々と寝ています。ふつうなら、次回の出演はNGです。(ノーグッド。出演拒否))
(スマホを使っての3人の自撮りシーンで)『3・2……5』のかけ声。(けっこうおもしろくて楽しかった)
あのちゃんが『オーマイゴー(ッド)』こがけんさんは、おいしいものを食べて『うーまいごーっど』あのちゃんが『そおいうお仕事をされているんですね(お笑いの仕事という意味です。なんとなく、相手をばかにしているような雰囲気があるのですが、本人にはそういう気持ちはなく、いわゆる天然なのです)』
『(こがけんさんに向かって、あなたは)優しいだけがとりえですね』
『家に帰りたいかも』
『(さっきのバス停でバスを降りたらよかったのにというタイミングで)ひよったんですね(ひよる:ひるむ。おじけづく。暗に太川陽介さんのバス利用での判断ミスをおちょくる。責める)』
『ママにでんわしたい』
『おいぬかれたど』
『すごいショックだ』
『(負けたら)はずい(恥ずかしい。意外に負けず嫌いで驚きました)』
甲府市内の山の中で歩きながら、あのちゃんが30分おきに太川さんに『タクシー! タクシー!(に乗ろう!)』
あのちゃんという方は、OLは無理です。会社勤めは無理です。営業も事務も接客接遇もできません。このまま芸能界にしがみついていてほしい。わが道を行かれたほうがいい。』
さて、こちらの番組では、小杉竜一さんのお母さんが笑いのヒットを飛ばし続けました。
小杉竜一さんのご実家がロケのスタート地である京都嵐山に近いということで、出川哲朗さんが小杉竜一さんの実家に立ち寄りたいのですが、小杉竜一さんご実家に電話をかけると、小杉竜一さんのお母さんが、自分は出川哲郎さんのファンだと言いつつ、自宅への訪問は、きっぱりと断られました。
なんというか、だれでもそうなのですが、人間の表の顔と、腹の中は違うということがはっきり出ていて笑えました。
『いや来んでいい(こんでいい)!』『必ずしも(出川哲朗さんに)会いたいとは思ってない!』なかなか良かった。
すき焼きを食べたお店で、かなり年配の男性(昔の店長さんらしい)が、常連客である小杉さんに塩対応をされたのがこれまたおもしろかった。(塩対応:何度声をかけても、知らんふりのほったらかしでした)このあと、その話題も含めて、小杉竜一さんご本人も言っていましたが、ご本人のギャクよりも、お母さんのひとこと、ひとことが爆笑を生んでまわりにうけていました。
途中で立ち寄った学童保育所風景がなつかしかった。
うちのこどもたちも通っていました。こどもを預けての共働きはたいへんでした。生活していくためにはふたりで働かなければならなかったのです。
今ではこどもたちも中年のおばさん、おじさんになってしまいました。時がたつのは早いものです。
途中で偶然立ち寄った放送局『えふえむ草津』から、おっぱいの形をした『うばがもち』の由来までのくだりがなかなか良かった。偶然が重なりました。たしか、400年以上前から続いている伝統あるおもちと紹介がありました。たいしたものです。三重県伊勢市の赤福餅(あかふくもち)の親戚のようだねと番組を見ていた家族からは感想がありました。
移動の途中に小杉竜一さんが映画『トップガン マーベリック』のことを話します。先日、番組『アメトーク』でテーマになっていて、小杉竜一さんも出演されていました。
充電の番組は、ゲストが翌週の放送で、あのちゃんでした。
人見知りな人です。『充電させてください』と言えるのだろうか。
なんと、最初に声をかけた相手は、(相手がどんな人なのかも確認せず声をかけました)、こわそうな外国人男性でした。声をかけてから外国人(ブラジル人)だと気づいたあのちゃんです。相手は背が高く色黒でヒゲづらで、毛糸の帽子をかぶっています。あのちゃんは、もう泣き顔です。
あのちゃん『あなたはだれですかーー』
相手の男性『ブラジル人です』
あのちゃん『あのです。充電させてください!』
相手の男性『オッケー いいよ』
だいじょうぶでした。あのちゃんが声をかけた相手はやさしい人でした。(よかった)
あのちゃん『ボク行くの? そっち?(充電場所へ移動する)』
あのちゃん『おしっこもれそう……』(幼児のようです)
あのちゃんが、なにかしゃべらないといけないと責任を感じたらしくブラジル人男性に『充電かしてくださいという人よく来ます?』
相手の男性が来ないよという流れもよかった。
出川哲朗さんが電池切れの充電バイクを押して遅れて現場に来た時にあのちゃんが、出川哲朗さんにブラジル人男性のことを『めっちゃ、聞きわけがよくて……』(犬のことを言うような言葉です)男性の名前は「サントスさん」でした。ブラジルには多い名前だと思います。ドス・サントスさんとか。
自動車工を仕事にしているサントスさんで、ニッサンフェアレディZが置いてあり懐かしかった。もう40年ぐらい前の型です。
充電バイクを運転しながらの、出川哲朗さんとあのちゃんとの語録です。
会話がかみあいません。
出川さんがペリーの黒船の話をあのちゃんに話しかけます。
あのちゃん『黒船? ペリー? フェリー? だれぇ?』
(あのちゃんの頭の中にある世界はどんな世界なのだろうと、見ていて思いました。狭いのだろうなあ)
出川さん:江戸末期にペリーの黒船が来たことをあのちゃんに説明します。
あのちゃん『だから(それが)なにー? (それがどうしたんだという反応でした)』
(あのちゃんは、ちゃんと学校に行ったのだろうか)
途中ふたりが立ち寄った『関宿(せきじゅく)』は自分も訪れたことがあります。
自分が観光バスで訪れたのは、もう20年以上前です。
古くて大きな屋敷の中を少し見学させてもらいました。
映像のメンバーは、おそばの昼食を楽しまれていました。
まあ、なんというか、あのちゃんパワー全開です。
少年たちとの野球もすごかった。
野球のルールを知らないわけで、しかたがありません。
まあ、びっくりしました。
こどもたちには、思い出がいっぱいできてよかった。いい企画です。
あのちゃんは、さっきおそばを食べていた時は左手におはしをもっていたのに、バッターボックスの中では右打席のバッターです。不思議でした。右利きなのか。両刀使いなのか。(おそばをたべるときには、「ネギ」は食べられないと言い、出川さんがあのちゃんのネギをもらっていました)
あのちゃんが、ヒットを打って、バッターボックス内で力強く片腕をあげて『ヤッターー』(走らない。なんでぇ?)
あのちゃんに、野球というものは、打ったら走るんだと教えて、再挑戦です。
次の打席でボールを打ったら(野球をやったことがないのによく当たるなあ)、なんと、あのちゃんは、ピッチャーに向かって爆走を始めました。おびえる女子小学生のピッチャーでした。守備についていた選手たちがマウンドに集まってあのちゃんを止めます。(まあ。しかたがありません。たしか、以前野球を知らないというゲストのDA PUMP(ダ・パンプ)のISSA(イッサ)さんは、ボールを打ったあと3塁方向へ走りました)
番組では、勝負に負けた出川哲朗さんとゲストが土下座(どげざ)をして少年たちに「負けました」と頭を下げるのですが、あのちゃんは、「ボクはボールを打てたのにどうしてあやまらなくちゃいけないんだ」と主張します。なるほど。言い分はわかります。
これまでの番組をふりかえると、このシーンの場合のこどもたちの反応はふたとおりあります。イェーイと喜ぶ子たちのグループと、そんなこと(土下座であやまる)しなくていいですよと出川哲朗さんに声をかけるこどものグループがいます。まあ、お笑いバラエティの番組ですが、土下座はやめたほうがいい。こどもがいじめでまねします。
たいてい農家では、お年寄りが留守番代わりに在宅しています。
田んぼの中に親族同士が集落をつくるように家を建てて住んでいて、年寄りは農作業をする体力がなくなったので、家にいます。
あのちゃんが、また、おばあちゃんに充電させての声をかけました。
おばあちゃん『出川のアレか?』
あのちゃんがおばあちゃんに『(あなたは)死にかかっているの?』おもしろすぎる。
あのちゃんが遅れてきた出川哲朗さんに『(おばあちゃんが)なんか死に間際(まぎわ)なんだって』
ヨシコさんといわれる80歳の方でした。
バイクのバッテリーの充電にあと30分ぐらいかかると聞いて、
ヨシコさん『あんたらまだ30分おるの?』
そのあと、目的地の神社に着いてお参りです。
あのちゃんが宮司(ぐうじ)さんに、
あのちゃん『(おさいせんは)いくらがいいですか?』
宮司さん『お気持ちで……』
なんか、あのちゃんは、本音(ほんね)むきだしで、正真正銘の善人です。人からだまされないように気をつけてね。いや、本人には無理そうなので、まわりにいる人たちが気を配ってください。
神社で芸能人の人たちが奉納した板がいっぱい掲示されていました。出川哲朗さんたちが板を差し込んだ横のほうに三重県の演歌歌手の人の名前があったのでびっくりしました。わたしは株式投資をやるので、毎朝三重テレビの株式の番組を見ています。コマーシャルのときに『ていじのひとりごと』というフレーズを繰り返す三重県が地元である男性演歌歌手がおられます。その方が納めたお札の板がありました。なんというか、頭の中で、知っていることの『点』が結びついて『線』になることがあります。うれしい気分になれました。
次回は、自分も行ったことがある愛知県三河湾に浮かぶ『日間賀島(ひまかじま)』から名古屋市内にある『熱田神宮』を経て、岐阜市へ向かうそうです。楽しみです。
(その後思ったこと)
あのちゃんという人は、むかし太川陽介さんと組んで路線バスの旅をしていた蛭子能収(えびす・よしかず)さんみたいな個性の人だと気づきました。表現の仕方が正直です。予定調和の行為ができませんが、根は善人です。なかなかこういう人はいない。