2023年01月25日
太川&えびす路線バス旅 第8弾 京都三条大橋から島根出雲大社
太川陽介&えびすよしかずのローカル路線バス乗り継ぎ人情旅 第8弾 京都市三条大橋から島根県出雲大社(いづもたいしゃ) 2011年(平成23年)放送 BSテレ東再放送
昨年観たのですが、忘れている部分がたくさんありました。歳をとってきて、何度観ても初めて見るような感じで新鮮です。
ゲストの川上麻衣子さんは、ざっくばらんで、明るく元気で見ていて気持ちがいい。
ゴールの出雲大社には行ったことがないので、そのうち行きたい。いちおう、出雲と松江に行くつもりでだいたいのプランだけはつくってあります。ただ、その前に行きたいところがあるので、順番です。
オープニングにある京都鴨川の河川敷は昔行ったことがあるのでなつかしかった。
おいしそうなものがいっぱい出てきました。ぜんざい、カレー、煮卵、但馬牛(たじまぎゅう)、シジミのお汁。
この当時は、今の競争式バス旅と違ってのんびりしています。バスの乗り換え時間が3時間とかで、観光をしたり、今回は、三人でトランプゲームをしたりしています。
雪の天候がきつい。長距離の歩行は過酷でした。
鳥取県の『赤碕(あかさき)』という地名を聞いて、15歳高校一年生のときに大山(だいせん)から蒜山(ひるせん)という山を縦走して、麓(ふもと)に降りたところで、トラックを運転していた地元の方に声をかけられて、トラックの荷台にザック(リュックサック)といっしょに乗せてもらって、赤碕の海岸端(かいがんばた)まで乗せて行ってもらったことを思い出しました。
堤防近くの小さな広場にテントを張って一夜を明かしました。それももう半世紀ぐらい昔のことになりました。思い出してみると若い頃の自分は、日本のあちこちを移動しながら年齢を重ねていました。
番組では、三人さんが、470km、22本の路線バスを乗り継いで、京都から島根の出雲大社までたどり着いています。たいしたものです。万歳三唱(ばんざいさんしょう)の三人の声が元気で良かった。
この番組は、過去への時間旅行の意味ももっています。
映像に映っている人たちは、昔の自分の姿に出会えます。
(2022年4月に観たの時の感想文)
太川陽介&えびすよしかずのローカル路線バス乗り継ぎ人情旅 第8弾 京都市三条大橋から島根県出雲大社 2011年(平成23年)放送 動画配信サービス
ロケが、3月1日から4日の3泊4日です。同月11日に、東日本大震災が発災しており、神妙な気持ちで番組を見ました。
早いもので、大地震の発生から、もう11年が経過しました。同じような場所で、今でもたまに大きな地震があります。
ヨーロッパでは戦争が起きており、自分たちの世代は、いろんなものを観る世代になりました。
番組では最初に、京都の映像が映ります。
40代の頃は、仕事での悩みが多く、神仏にすがるように、京都へしょっちゅう行っていましたが、時は流れて足は京都から遠ざかりました。
メンバーは、路線バスだけで、京都市内から島根県にある出雲大社(いずもたいしゃ)をめざします。
途中、経由地として立ち寄った場所は、これまでに何度も見たこの路線バス乗り継ぎ旅の番組や「出川哲朗の充電バイクの旅」に出てきたところです。
自分にとっては、なじみのある地名になりました。兵庫県の「八鹿(ようか)」とか「湯村温泉」とか。
ゲストは、川上麻衣子さんです。
スウェーデン生まれの半分外国人みたいな方です。むかし、テレビ番組の『3年B組金八先生』で、ちらりと見たことがあります。
今回のバス旅では、太川陽介さんとえびすよしかずさんも含めて、3人ともかなり張り切っています。わいわいがやがや、 にぎやかな、楽しいバス旅です。
明るく元気な調子で前進して、チャレンジは、成功しています。
前回の挑戦はえびすよしかずさんが、旅の途中でパチンコをやったらしく、パチンコでの時間消費が原因で、チャレンジは失敗したそうです。(記録を見ると、ゲストは、中山エミリさんで、青森駅から新潟県の万座シティバスセンターを目指しています。2010年8月のロケでした)
前回の失敗の話になって、えびすよしかずさんが笑っていると、太川陽介さんが『(原因は)アンタだろ!!』と本気で怒っていました。それでも笑ってごまかすえびすよしかずさんです。
川上麻衣子さんの紹介がおもしろかった。
太川陽介さん『マイコに濁点をつけると、マイゴになる(迷子)』
川上麻衣子さん『(自分は)方向オンチ。地図は読めません』
太川陽介さん『(どうも川上麻衣子さんは離婚歴があるらしい。これから出雲大社まで行って)再び(ふたたび)縁を結ばなきゃ』
京都市内では、女性のバス運転手さんで、えびすよしかずさんがうれしそうで、かなり明るい。
えびすさん語録として、
①(自分の職業について)マンガ家っていえるほどマンガを書いていない。何の職業かわからない。
②(故郷の長崎でご自身のマンガの展覧会をやる)太川さんが『入場料が1000円だったらお客さんは入らない』えびすさんが『1000円なんだよ』
③『いきあたりばったりだね(太川さんが綿密なプランを練(ね)っているのに。太川さんにケンカを売っている)』
④(えびすさんの言葉として)『但馬牛(たじまうし)の焼き肉を食べよう。それまでは、あと2日間、まずいものを食おう』
川上麻衣子さんの意外な発言として、
『パチンコで、開店から閉店までいることがある。時間が過ぎるのを忘れる。1時間過ぎると、時間の感覚がなくなる』えびすさんから『ざわざわしたなかで、ひとりになれるのが安心する』というような同調する発言がありました。
移動の途中で、川上麻衣子さんが『桂離宮』に立ち寄りたいと言い出します。バスを降りたけれど、事前予約の入場券が必要だったので中には入れませんでした。
自分も宮内庁のインターネット予約申し込みをして桂離宮見学の抽選に当たったけれど、新型インフルエンザ(2009年ころ)の患者が京都で出て、家族の反対があって、見学を断念したことがあります。
このあと、太川陽介さんの希望が島根県宍道湖(しんじこ)のシジミが食べたい。えびすよしかずさんが、鳥取砂丘を見たいという希望をかなえています。
おでん5個400円を3人で分けて食べます。
芸能人だからなのか、みなさん少食なのね。
その後、生ものは食べられないというえびすよしかずさんが、ホタルイカを食べておいしいと言っていたのが意外でした。 そうとうおいしかったのでしょう。
途中で全国をヒッチハイクしている青年に出会いました。
これまでに車70台に乗せてもらった。沖縄まで行き、今は本土に戻ってきて、北を目指しているそうです。
彼の話です。コインラインドリーで寝た。目がさめて起きたら、そばに、手紙と500円玉が1枚置いてあった。手紙には、『がんばれ!』と書いてあって嬉しかったそうです。
太川陽介さんも『若い時しかできないから、がんばって!』と励ましました。
雪景色がすごい。3月のロケとはいえ、山陰地方は雪がたくさんふります。
番組では、3泊4日の長い旅路を1時間半程度に、コンパクトに上手にまとめてあります。
鳥取県で『赤碕(あかさき)』という地名が出ました。
高校生だった時に、赤碕の海岸そば、堤防の手前にあった小さな平らな土地に、テントを張って一夜を過ごしたことがあります。もう半世紀近く前のことです。なつかしい。
映像を観ていると、<ああ、旅に出たいなあ>という気持ちになります。コロナ禍の影響で、もう長いこと、がまんが続いています。ほかのかたたちも同様でしょう。
先月は、3回目のコロナワクチンを打ちました。1回目、2回目同様に副反応が出てちょっとつらかった。4回目もあるんだろうなあ。しかたがありません。(その後:4回目を打って、今は5回目の案内通知を待っています)
映像では、3人の横を、1両だけの電車が何度か走っていきました。
電車があるということは、路線バスはないか、あっても本数が少ないということです。需要がないのですから仕方がありません。バスで空気だけ運んでいたら大赤字です。
出雲大社まであと、たった40kmなのに、路線がありません。
(乗用車なら1時間ぐらいで行けます)
3人は歩き疲れます。
えびすさん『休んだほうがいいかも。病気になりそうだもの』
ようやく到着できた出雲大社は、いいお天気でした。
川上麻衣子さん『まだ、おまえは甘いと言われたような気分がした』
3人とも『達成感があるから、(路線バス旅の挑戦は)やめられない』
昨年観たのですが、忘れている部分がたくさんありました。歳をとってきて、何度観ても初めて見るような感じで新鮮です。
ゲストの川上麻衣子さんは、ざっくばらんで、明るく元気で見ていて気持ちがいい。
ゴールの出雲大社には行ったことがないので、そのうち行きたい。いちおう、出雲と松江に行くつもりでだいたいのプランだけはつくってあります。ただ、その前に行きたいところがあるので、順番です。
オープニングにある京都鴨川の河川敷は昔行ったことがあるのでなつかしかった。
おいしそうなものがいっぱい出てきました。ぜんざい、カレー、煮卵、但馬牛(たじまぎゅう)、シジミのお汁。
この当時は、今の競争式バス旅と違ってのんびりしています。バスの乗り換え時間が3時間とかで、観光をしたり、今回は、三人でトランプゲームをしたりしています。
雪の天候がきつい。長距離の歩行は過酷でした。
鳥取県の『赤碕(あかさき)』という地名を聞いて、15歳高校一年生のときに大山(だいせん)から蒜山(ひるせん)という山を縦走して、麓(ふもと)に降りたところで、トラックを運転していた地元の方に声をかけられて、トラックの荷台にザック(リュックサック)といっしょに乗せてもらって、赤碕の海岸端(かいがんばた)まで乗せて行ってもらったことを思い出しました。
堤防近くの小さな広場にテントを張って一夜を明かしました。それももう半世紀ぐらい昔のことになりました。思い出してみると若い頃の自分は、日本のあちこちを移動しながら年齢を重ねていました。
番組では、三人さんが、470km、22本の路線バスを乗り継いで、京都から島根の出雲大社までたどり着いています。たいしたものです。万歳三唱(ばんざいさんしょう)の三人の声が元気で良かった。
この番組は、過去への時間旅行の意味ももっています。
映像に映っている人たちは、昔の自分の姿に出会えます。
(2022年4月に観たの時の感想文)
太川陽介&えびすよしかずのローカル路線バス乗り継ぎ人情旅 第8弾 京都市三条大橋から島根県出雲大社 2011年(平成23年)放送 動画配信サービス
ロケが、3月1日から4日の3泊4日です。同月11日に、東日本大震災が発災しており、神妙な気持ちで番組を見ました。
早いもので、大地震の発生から、もう11年が経過しました。同じような場所で、今でもたまに大きな地震があります。
ヨーロッパでは戦争が起きており、自分たちの世代は、いろんなものを観る世代になりました。
番組では最初に、京都の映像が映ります。
40代の頃は、仕事での悩みが多く、神仏にすがるように、京都へしょっちゅう行っていましたが、時は流れて足は京都から遠ざかりました。
メンバーは、路線バスだけで、京都市内から島根県にある出雲大社(いずもたいしゃ)をめざします。
途中、経由地として立ち寄った場所は、これまでに何度も見たこの路線バス乗り継ぎ旅の番組や「出川哲朗の充電バイクの旅」に出てきたところです。
自分にとっては、なじみのある地名になりました。兵庫県の「八鹿(ようか)」とか「湯村温泉」とか。
ゲストは、川上麻衣子さんです。
スウェーデン生まれの半分外国人みたいな方です。むかし、テレビ番組の『3年B組金八先生』で、ちらりと見たことがあります。
今回のバス旅では、太川陽介さんとえびすよしかずさんも含めて、3人ともかなり張り切っています。わいわいがやがや、 にぎやかな、楽しいバス旅です。
明るく元気な調子で前進して、チャレンジは、成功しています。
前回の挑戦はえびすよしかずさんが、旅の途中でパチンコをやったらしく、パチンコでの時間消費が原因で、チャレンジは失敗したそうです。(記録を見ると、ゲストは、中山エミリさんで、青森駅から新潟県の万座シティバスセンターを目指しています。2010年8月のロケでした)
前回の失敗の話になって、えびすよしかずさんが笑っていると、太川陽介さんが『(原因は)アンタだろ!!』と本気で怒っていました。それでも笑ってごまかすえびすよしかずさんです。
川上麻衣子さんの紹介がおもしろかった。
太川陽介さん『マイコに濁点をつけると、マイゴになる(迷子)』
川上麻衣子さん『(自分は)方向オンチ。地図は読めません』
太川陽介さん『(どうも川上麻衣子さんは離婚歴があるらしい。これから出雲大社まで行って)再び(ふたたび)縁を結ばなきゃ』
京都市内では、女性のバス運転手さんで、えびすよしかずさんがうれしそうで、かなり明るい。
えびすさん語録として、
①(自分の職業について)マンガ家っていえるほどマンガを書いていない。何の職業かわからない。
②(故郷の長崎でご自身のマンガの展覧会をやる)太川さんが『入場料が1000円だったらお客さんは入らない』えびすさんが『1000円なんだよ』
③『いきあたりばったりだね(太川さんが綿密なプランを練(ね)っているのに。太川さんにケンカを売っている)』
④(えびすさんの言葉として)『但馬牛(たじまうし)の焼き肉を食べよう。それまでは、あと2日間、まずいものを食おう』
川上麻衣子さんの意外な発言として、
『パチンコで、開店から閉店までいることがある。時間が過ぎるのを忘れる。1時間過ぎると、時間の感覚がなくなる』えびすさんから『ざわざわしたなかで、ひとりになれるのが安心する』というような同調する発言がありました。
移動の途中で、川上麻衣子さんが『桂離宮』に立ち寄りたいと言い出します。バスを降りたけれど、事前予約の入場券が必要だったので中には入れませんでした。
自分も宮内庁のインターネット予約申し込みをして桂離宮見学の抽選に当たったけれど、新型インフルエンザ(2009年ころ)の患者が京都で出て、家族の反対があって、見学を断念したことがあります。
このあと、太川陽介さんの希望が島根県宍道湖(しんじこ)のシジミが食べたい。えびすよしかずさんが、鳥取砂丘を見たいという希望をかなえています。
おでん5個400円を3人で分けて食べます。
芸能人だからなのか、みなさん少食なのね。
その後、生ものは食べられないというえびすよしかずさんが、ホタルイカを食べておいしいと言っていたのが意外でした。 そうとうおいしかったのでしょう。
途中で全国をヒッチハイクしている青年に出会いました。
これまでに車70台に乗せてもらった。沖縄まで行き、今は本土に戻ってきて、北を目指しているそうです。
彼の話です。コインラインドリーで寝た。目がさめて起きたら、そばに、手紙と500円玉が1枚置いてあった。手紙には、『がんばれ!』と書いてあって嬉しかったそうです。
太川陽介さんも『若い時しかできないから、がんばって!』と励ましました。
雪景色がすごい。3月のロケとはいえ、山陰地方は雪がたくさんふります。
番組では、3泊4日の長い旅路を1時間半程度に、コンパクトに上手にまとめてあります。
鳥取県で『赤碕(あかさき)』という地名が出ました。
高校生だった時に、赤碕の海岸そば、堤防の手前にあった小さな平らな土地に、テントを張って一夜を過ごしたことがあります。もう半世紀近く前のことです。なつかしい。
映像を観ていると、<ああ、旅に出たいなあ>という気持ちになります。コロナ禍の影響で、もう長いこと、がまんが続いています。ほかのかたたちも同様でしょう。
先月は、3回目のコロナワクチンを打ちました。1回目、2回目同様に副反応が出てちょっとつらかった。4回目もあるんだろうなあ。しかたがありません。(その後:4回目を打って、今は5回目の案内通知を待っています)
映像では、3人の横を、1両だけの電車が何度か走っていきました。
電車があるということは、路線バスはないか、あっても本数が少ないということです。需要がないのですから仕方がありません。バスで空気だけ運んでいたら大赤字です。
出雲大社まであと、たった40kmなのに、路線がありません。
(乗用車なら1時間ぐらいで行けます)
3人は歩き疲れます。
えびすさん『休んだほうがいいかも。病気になりそうだもの』
ようやく到着できた出雲大社は、いいお天気でした。
川上麻衣子さん『まだ、おまえは甘いと言われたような気分がした』
3人とも『達成感があるから、(路線バス旅の挑戦は)やめられない』