2025年04月27日
対岸の家事 第4話
対岸の家事 ~これが、私の生きる道!~ 第4話 TBS火曜ドラマ 22:00~22:57 動画配信サービス
原作:『対岸の家事 朱野帰子(あけの・かえるこ) 講談社』
第4話:持つ者は持たざる者の気は知らず?
俳優:
多部未華子(専業主婦。村上詩穂。娘が、苺(いちご)2歳半ぐらいに見えます。調べたら3歳の子役さんでした。もうすぐ4歳です。かなり演技がうまい)
一ノ瀬ワタル(村上虎朗むらかみ・とらお 多部未華子さんのだんなさん役。かなり優しい性格です)
江口のりこ(長野礼子。こどもふたりを保育園に預けて働いている。だんなの長野量平(川西賢志郎)は仕事で多忙なようす。実質ひとりで子育てと家庭のきりもり(物事をとりさばく)をしているように見えます。息子が、篤正(あつまさ。4歳か5歳ぐらいに見えます)で、娘が、星香(ほしか。まだ1歳半ぐらいに見えます)
ディーン・フジオカ(中谷達也。妻はアラブ首長国連邦都市型国家であるドバイで働くキャリアウーマン。中谷達也本人は、厚生労働省の職員)。中谷達也は、2年間の育児休業中です。娘は1歳ぐらいの佳恋(かれん)です。
病院の若奥さんが、こどもができなくて妊活(にんかつ。子づくりのあれこれ)をしていて、姑さんが(しゅうとめ。だんなさんの 母親)、早くこどもを産んでくれと嫁をせかすわけです。うっとうしいことですな。
病院通いをしているご近所のお年寄りは、(年金生活者で、お金はないけれど、時間はたっぷりある人たちというような設定です)病院の若奥さんについて、あれやこれやの噂話が大好きです。ほめてくれるいい話ばかりではありません。迷惑ですなあ。
そんなことで悩んでいる若奥さんを中心にして、彼女の苦悩が浮き彫りにされます。
そして、彼女の本当の気持ちは、結婚して辞めてしまった保育士ですが、結婚してからも続けたかったのです。
病院の手伝い仕事をしながら妊活をしているけれど、本当は、保育士をやりたいのです。彼女は、結婚して1年経つそうです。
多部未華子さんは、思考や動作がのろいというか、ゆっくりとしかできない性格だから、自分は仕事と育児・家事仕事の両立はできないと自覚しています。
病気で亡くなった母親からは、ムリしなくていい。自分のペースでゆっくりやればいいと言われたそうです。いちどにふたつのことを同時にできない人間です。専業主婦を応援するドラマでもあります。
冷たい雰囲気をただよわせる父親役のディーン・フジオカさんは、自分をスパルタ方式の管理教育で育てた実母を許せないようすです。極力母親には会わないし、母親に孫娘を会わせないそうです。いろんな親子関係があります。幸せは遠い。
多部未華子さんのところの苺(いちご)ちゃん役の子役さんがやけに演技がじょうずです。観ていてびっくりします。
院長の息子のお嫁さんが履く(はく)靴にポイントをおいたドラマでした。靴の色が、そのときの気持ちの色なのです。地味な色ではなく、若さとか夢とか希望を主張する色の靴を履きたい彼女です。
このドラマは、『あじさい』をイメージさせたい意図があるようです。花の色が変化するということだろうか。
田中美佐子さんが出てきます。母親役です。
田中美佐子さんには、こどもを生まない人生を選択した娘さんがいます。田中美佐子さんには、孫はできません。
なんだか、みんな頭が良すぎて、あれこれ考えすぎて、悩まなくてもいいことで無理に悩んでいるようにも見えます。
わたしは長いこと生きてきてわかったのですが、対立してもしなくても、最後は、みんな歳をとって、ヨロヨロになってしまうのです。何が何だかわからなくなったりもするのです。
なんというか、多部未華子さんて、きれいな人だなーーと映像を観ながら時々思います。本当にきれいな人です。昨日動画配信サービスで、鶴瓶さんの、A-Studio(エースタジオ)という対談番組にゲストで出演されている多部未華子さんを見たのですが、鶴瓶さんも、多部さんがきれいになったと驚いておられました。
未婚の人(こどもがいない既婚の人を含む) VS 子持ちの女性 という図式があります。
表面上は問題ないようなつきあい方をしていても、こどもがいない女性は、こどもがいる女性に攻撃的な対抗意識をもっています。敵対心が現れたシーンがありました。
表では平静であっても、相手がいないところでは、子持ちの女性を攻撃します。人間の表の顔と、裏の顔があります。いやですなあ。
このドラマだと、親子関係も同様です。言いたいことがあっても文句を言えないぐらいに、親子関係がこじれているのです。子は、親の顔を見たくないのでしょう。
言いたいことを言い合えて、ケンカしてもそのあと関係が元に戻る。現実社会では、たいていの親子や夫婦はそんな感じで長続きしていきます。しょうがないなあと思えるのです。それが、できない人たちがこちらのドラマには出てきます。ざっくばらんにはなれないのです。(本心を明かせない)
多部未華子さんが、父子家庭で父親との関係がうまくいかず、高校の卒業式のあと家から逃げたという話をされたときに、はたと気づいたのです。わたしと同じです。わたしは、親と折り合いが悪くて、家出をしたかったのですが、そこまでの気持ちはなく、決心したのは、合法的な家出でした。高校を卒業したら家を出ました。同じですな。
ラストで、不穏な空気をまとった若い女性が出てきました。(コワイ)
原作:『対岸の家事 朱野帰子(あけの・かえるこ) 講談社』
第4話:持つ者は持たざる者の気は知らず?
俳優:
多部未華子(専業主婦。村上詩穂。娘が、苺(いちご)2歳半ぐらいに見えます。調べたら3歳の子役さんでした。もうすぐ4歳です。かなり演技がうまい)
一ノ瀬ワタル(村上虎朗むらかみ・とらお 多部未華子さんのだんなさん役。かなり優しい性格です)
江口のりこ(長野礼子。こどもふたりを保育園に預けて働いている。だんなの長野量平(川西賢志郎)は仕事で多忙なようす。実質ひとりで子育てと家庭のきりもり(物事をとりさばく)をしているように見えます。息子が、篤正(あつまさ。4歳か5歳ぐらいに見えます)で、娘が、星香(ほしか。まだ1歳半ぐらいに見えます)
ディーン・フジオカ(中谷達也。妻はアラブ首長国連邦都市型国家であるドバイで働くキャリアウーマン。中谷達也本人は、厚生労働省の職員)。中谷達也は、2年間の育児休業中です。娘は1歳ぐらいの佳恋(かれん)です。
病院の若奥さんが、こどもができなくて妊活(にんかつ。子づくりのあれこれ)をしていて、姑さんが(しゅうとめ。だんなさんの 母親)、早くこどもを産んでくれと嫁をせかすわけです。うっとうしいことですな。
病院通いをしているご近所のお年寄りは、(年金生活者で、お金はないけれど、時間はたっぷりある人たちというような設定です)病院の若奥さんについて、あれやこれやの噂話が大好きです。ほめてくれるいい話ばかりではありません。迷惑ですなあ。
そんなことで悩んでいる若奥さんを中心にして、彼女の苦悩が浮き彫りにされます。
そして、彼女の本当の気持ちは、結婚して辞めてしまった保育士ですが、結婚してからも続けたかったのです。
病院の手伝い仕事をしながら妊活をしているけれど、本当は、保育士をやりたいのです。彼女は、結婚して1年経つそうです。
多部未華子さんは、思考や動作がのろいというか、ゆっくりとしかできない性格だから、自分は仕事と育児・家事仕事の両立はできないと自覚しています。
病気で亡くなった母親からは、ムリしなくていい。自分のペースでゆっくりやればいいと言われたそうです。いちどにふたつのことを同時にできない人間です。専業主婦を応援するドラマでもあります。
冷たい雰囲気をただよわせる父親役のディーン・フジオカさんは、自分をスパルタ方式の管理教育で育てた実母を許せないようすです。極力母親には会わないし、母親に孫娘を会わせないそうです。いろんな親子関係があります。幸せは遠い。
多部未華子さんのところの苺(いちご)ちゃん役の子役さんがやけに演技がじょうずです。観ていてびっくりします。
院長の息子のお嫁さんが履く(はく)靴にポイントをおいたドラマでした。靴の色が、そのときの気持ちの色なのです。地味な色ではなく、若さとか夢とか希望を主張する色の靴を履きたい彼女です。
このドラマは、『あじさい』をイメージさせたい意図があるようです。花の色が変化するということだろうか。
田中美佐子さんが出てきます。母親役です。
田中美佐子さんには、こどもを生まない人生を選択した娘さんがいます。田中美佐子さんには、孫はできません。
なんだか、みんな頭が良すぎて、あれこれ考えすぎて、悩まなくてもいいことで無理に悩んでいるようにも見えます。
わたしは長いこと生きてきてわかったのですが、対立してもしなくても、最後は、みんな歳をとって、ヨロヨロになってしまうのです。何が何だかわからなくなったりもするのです。
なんというか、多部未華子さんて、きれいな人だなーーと映像を観ながら時々思います。本当にきれいな人です。昨日動画配信サービスで、鶴瓶さんの、A-Studio(エースタジオ)という対談番組にゲストで出演されている多部未華子さんを見たのですが、鶴瓶さんも、多部さんがきれいになったと驚いておられました。
未婚の人(こどもがいない既婚の人を含む) VS 子持ちの女性 という図式があります。
表面上は問題ないようなつきあい方をしていても、こどもがいない女性は、こどもがいる女性に攻撃的な対抗意識をもっています。敵対心が現れたシーンがありました。
表では平静であっても、相手がいないところでは、子持ちの女性を攻撃します。人間の表の顔と、裏の顔があります。いやですなあ。
このドラマだと、親子関係も同様です。言いたいことがあっても文句を言えないぐらいに、親子関係がこじれているのです。子は、親の顔を見たくないのでしょう。
言いたいことを言い合えて、ケンカしてもそのあと関係が元に戻る。現実社会では、たいていの親子や夫婦はそんな感じで長続きしていきます。しょうがないなあと思えるのです。それが、できない人たちがこちらのドラマには出てきます。ざっくばらんにはなれないのです。(本心を明かせない)
多部未華子さんが、父子家庭で父親との関係がうまくいかず、高校の卒業式のあと家から逃げたという話をされたときに、はたと気づいたのです。わたしと同じです。わたしは、親と折り合いが悪くて、家出をしたかったのですが、そこまでの気持ちはなく、決心したのは、合法的な家出でした。高校を卒業したら家を出ました。同じですな。
ラストで、不穏な空気をまとった若い女性が出てきました。(コワイ)
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