2025年03月26日
投資の大原則 人生を豊かにするためのヒント 第2版
投資の大原則 人生を豊かにするためのヒント 第2版 バートン・マルキール チャールズ・エリス 鹿毛雄二(かげ・ゆうじ)・鹿毛房子(かげ・ふさこ)訳 日本経済新聞出版
もう何冊か、この類(たぐい)の本は読みました。
どれも、内容は似たり寄ったりです。
指示される手法はひとつなのです。
分散投資、そして、長期投資です。
さて、読み始めます。
(1回目の本読み)
わたしは、実用書を読むときは、まずゆっくりページをめくりながら、最後のページまで目をとおします。
目をとおしながら、どんなことがどのあたりに書いてあるのかを把握します。
お金の話です。
『まず貯蓄を始めよう』
インデックス・ファンドという手法(投資信託)
なんというか、どの本にもこの手法が書いてあります。ベストの手法なのです。
具体的には、今でいうところの次のふたつぐらいの投資信託を買うのです。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
でも、わたしは買いません。わたしにはわたしの楽しみ方があります。内緒です。
インデックス・ファンドの強みとして、税金面で有利、手数料もいい感じとあります。
子孫への相続用として最適みたいな書き方がしてあります。次世代のために相続用の余裕資金を投資するのです。
ウォーレンバフェットさんの記事が複数回出てきます。
彼の買うものを買っていれば安心という風潮があります。
最近では、日本の商社株に関するニュースがありました。
バフェットさんの会社:バークシャー・ハサウェイ
『多くのファンドが天井で買って底で売っている』
その反対にしないと損をしてしまいます。
確実にお金を増やすには、『複利』を使う。(雪の玉をころがすようにお金を大きくしていく)
節約について書いてあります。
同じ品物・商品を、値段が安い時期に購入する。外食、映画鑑賞(映画館へ行かずにテレビで観る)、古本を買う、エアコンの使用方法、家計簿をつける、ピークを避けた旅行、いろいろ書いてあります。
税の優遇を受ける。NISA(ニーサ)です。少額投資非課税制度
自分の家を持とう。(同感です。戸建てです。マンションは維持費の負担が重い(管理費、修繕積立金、駐車場代などがあり、さらに固定資産税があります)
『今すぐ節約を始めよう』と書いてあります。ニコチンやアルコール、ギャンブルでお金を浪費していると貧乏神が喜びながら近づいてきます。
ふと変なことが頭に浮かびました。
しばらく前に、銀行員による銀行貸金庫での窃盗(せっとう。泥棒)事件がありました。
貸金庫に入れたまま亡くなって、相続人がいない。相続の手続きがなされない。利用料は、口座にたんまりある預金から差し引かれる。だれも、貸金庫の中身を見ることがない。そういう事例って、じっさいにあるのじゃないか…… あるとしたら、財産が、ずーっと放置されます。
『成功の鍵は、忍耐力、努力の継続、ミスを最小限にとどめること』(何についてでも、そういえます。ミスをしない人はいません。どうやってミスを小さくするか。致命的なミスを避けるかという危機管理意識は大事です)
『自信過剰ほど怖いものはない』(不祥事発生の原因にもなります。強大な権力をもった人や、売れっ子芸能人についてもいえます)
『証券会社の営業員の目的は、手数料稼ぎだ』
頻繫に(ひんぱんに)株を売買しないほうがいい。投資信託も同様です。
個人投資家の選択として:個別株は買わない。アクティブ運用の投資信託も買わないほうがいい。(指数を上回る運用成果をめざす投資信託のこと)。手数料の安いインデックス・ファンドを買って持ち続ける。
KISS:Keep It Simple,Sweetheart
う~む。ちょっと意味不明ですが、書いてあるのは、次のようなことです。
お金もちになるための秘訣、基本ルールです。
若いうちから定期的に貯めるとか、会社と国の支援を利用するとか、書いてあります。ちょっとアメリカ合衆国と日本では状況が異なるかもしれません。
クレジットカードのローンは利用しない。これはそのとおりです。利用するとお金は出ていくばかりです。貯まりません。カード会社の甘い勧誘にのってはいけません。
現役をリタイアしてからの投資の進め方について書いてあります。
(2回目の本読み)
う~む。
1回目の本読みで、要点は網羅したような。もうら:残らず取り入れた。
2回目は、自分の考えを中心にして書いてみます。
資産配分が大事とあります。
現実には、家族もちであれば、自分(個人)の資産と、世帯(家全体)の資産があります。
両者を組み合わせて、どうしたらいいかと考えながら投資活動をします。大事なのは、家庭円満、家族関係が円満であることです。お互いに気を使いながら生活したほうがいい。
著者はバンガードという会社の関係者なのでしょう。バンガード(アメリカ合衆国の資産運用会社)のファンドを使うといいですよという宣伝があります。
『支出を収入より少なくすること』(まあ、あたりまえのことですが、そうできない人もいます。収入よりも支出が多い人は、お金はたまりません。借金は増えます。収入がいくら多くても、それ以上に使えば、お金はなくなります)
『クレジットカードのローンは利用しない』(鉄則です。クレジットカード会社の甘い誘いに乗ると自らの墓穴(ぼけつ)を掘ることになります。けして、カードローンを使ってはなりません)
ウォーレンバフェット氏を讃える(たたえる)言葉が何か所か出てきます。
彼は、何兆円ももっているけれど、生活は普通だとあります。
ウォーレンバフェット氏は、投資家として特別な存在だそうです。天才扱いです。
自分が知らない業種の株は買わない。(彼は、ハイテク株は買わない。同様にわたしは、半導体株は買いません。本では、そのときの流行にものらないと書いてあります)
『クルマにお金をかけない』(資産として、高級車をもつ人はいます。ただ維持費は高い。自動車保険、燃料、点検・整備、高速道路料金、駐車料金などにたくさんお金がかかります)
アメリカ合衆国についての考察:アメリカ合衆国の消費者は、長年に渡って、収入以上にお金を使う生活を送ってきた。過剰な消費、不十分な貯蓄、多額の借金という状態だった。アメリカ経済の一部が振るわないのは、アメリカ合衆国以外の国のせいだけではないのです。そんなことが書いてあります。
『自分の家を持とう』
同感です。マンションではなく、戸建てのほうがいい。資産の形成(土地・建物の不動産という価値)があります。家賃を払わなくていい。
家賃は、固定資産税よりもかなり高い。住んでいる間はずーっと続くという高負担な固定費です。
こちらの本には、カードローンはダメだが、住宅ローンは、OKという記述があります。
『株取引、投資信託取引をするときは、手数料の負担を減らそう』とあります。
手数料を気にする人は気にするけれど、気にしない人は気にしないという傾向があると感じています。
『先のことはだれにもわからない』
同感です。ふりかえってみれば、経済動向の解説者とか、分析家とかいう人たちの未来予想は、あまり当たっていません。
むしろ、現実の経済動向は、そんなことがあるのかという意外な方向へ行くか、よくない方向へいくか(物事は常に最悪の方向へ行くと思っていたほうがいい)です。なるようになるしかないのです。それでも、世の中は動いていくのです。犠牲者は出ますが、人類全体が滅亡するわけではありません。
『株の保有期間は永遠だ』
実態として、買った株を何十年間も持ち続けている人は案外多いと思います。買った本人は亡くなっています。相続で、子孫が引き継いでいます。引き継いだ人間も株の売却はしません。永久保存の遺産です。毎年、年2回ぐらい配当金が出ます。年金みたいです。株主優待も受けられます。
現実のこととして、日本では、1980年代バブル経済が始まる前に買った株を今も保有している人はいます。何十年間が経過して、途中、浮き沈みはありましたが、売らなかった複数の株の資産のトータルでは浮いている人がいます。
株は余裕資金でやる。なるべく安値で買う。買ったら売らない。配当金や株主優待品を楽しむ。そういう人もいます。
『ETF(上場投資信託)も悪くはない』とあります。わたしには知識がないので内容はわかりません。
『(分散投資の原則に反して)ひとつだけの銘柄に資金をつぎ込む』。
例示として、『バークシャー・ハサウェイ』につぎ込む。
もうひとつは、中国株につぎ込む。そういう投資のしかたもないわけではないと書いてあります。
『一時的な値上がりの時に、全資産を使って、株を買ってはいけない』
投資した額を取り戻せなくなります。株価は下がります。
『失敗』について書いてあります。
人間に失敗はつきものです。どうしたって、避けることができません。
本には、小さな失敗はしかたがないが、大きな失敗はしないようにしようと書いてあります。
わたしが思うに、大きな失敗=法令違反で処罰を受けるような失敗です。
まわりの雰囲気に飲まれて同調しない。
報道などの情報は疑ったほうがいい。相手の都合がいいように、洗脳されてはいけない。マインドコントロール(考え方を相手にコントロールされる)されてはいけない。
大きな資金力をもっている組織が株価を思いのままに動かして金儲けをしていると感じるときがあります。個人投資家はその裏をかいて、すきまを縫うようにして利益を手に入れられたらいいと、自分なりに秘訣(ひけつ、コツ)を思索しています。ぼーっとしていたら、お金が溶けるように消えていく恐怖感は常にもっていたいものです。
もう何冊か、この類(たぐい)の本は読みました。
どれも、内容は似たり寄ったりです。
指示される手法はひとつなのです。
分散投資、そして、長期投資です。
さて、読み始めます。
(1回目の本読み)
わたしは、実用書を読むときは、まずゆっくりページをめくりながら、最後のページまで目をとおします。
目をとおしながら、どんなことがどのあたりに書いてあるのかを把握します。
お金の話です。
『まず貯蓄を始めよう』
インデックス・ファンドという手法(投資信託)
なんというか、どの本にもこの手法が書いてあります。ベストの手法なのです。
具体的には、今でいうところの次のふたつぐらいの投資信託を買うのです。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
でも、わたしは買いません。わたしにはわたしの楽しみ方があります。内緒です。
インデックス・ファンドの強みとして、税金面で有利、手数料もいい感じとあります。
子孫への相続用として最適みたいな書き方がしてあります。次世代のために相続用の余裕資金を投資するのです。
ウォーレンバフェットさんの記事が複数回出てきます。
彼の買うものを買っていれば安心という風潮があります。
最近では、日本の商社株に関するニュースがありました。
バフェットさんの会社:バークシャー・ハサウェイ
『多くのファンドが天井で買って底で売っている』
その反対にしないと損をしてしまいます。
確実にお金を増やすには、『複利』を使う。(雪の玉をころがすようにお金を大きくしていく)
節約について書いてあります。
同じ品物・商品を、値段が安い時期に購入する。外食、映画鑑賞(映画館へ行かずにテレビで観る)、古本を買う、エアコンの使用方法、家計簿をつける、ピークを避けた旅行、いろいろ書いてあります。
税の優遇を受ける。NISA(ニーサ)です。少額投資非課税制度
自分の家を持とう。(同感です。戸建てです。マンションは維持費の負担が重い(管理費、修繕積立金、駐車場代などがあり、さらに固定資産税があります)
『今すぐ節約を始めよう』と書いてあります。ニコチンやアルコール、ギャンブルでお金を浪費していると貧乏神が喜びながら近づいてきます。
ふと変なことが頭に浮かびました。
しばらく前に、銀行員による銀行貸金庫での窃盗(せっとう。泥棒)事件がありました。
貸金庫に入れたまま亡くなって、相続人がいない。相続の手続きがなされない。利用料は、口座にたんまりある預金から差し引かれる。だれも、貸金庫の中身を見ることがない。そういう事例って、じっさいにあるのじゃないか…… あるとしたら、財産が、ずーっと放置されます。
『成功の鍵は、忍耐力、努力の継続、ミスを最小限にとどめること』(何についてでも、そういえます。ミスをしない人はいません。どうやってミスを小さくするか。致命的なミスを避けるかという危機管理意識は大事です)
『自信過剰ほど怖いものはない』(不祥事発生の原因にもなります。強大な権力をもった人や、売れっ子芸能人についてもいえます)
『証券会社の営業員の目的は、手数料稼ぎだ』
頻繫に(ひんぱんに)株を売買しないほうがいい。投資信託も同様です。
個人投資家の選択として:個別株は買わない。アクティブ運用の投資信託も買わないほうがいい。(指数を上回る運用成果をめざす投資信託のこと)。手数料の安いインデックス・ファンドを買って持ち続ける。
KISS:Keep It Simple,Sweetheart
う~む。ちょっと意味不明ですが、書いてあるのは、次のようなことです。
お金もちになるための秘訣、基本ルールです。
若いうちから定期的に貯めるとか、会社と国の支援を利用するとか、書いてあります。ちょっとアメリカ合衆国と日本では状況が異なるかもしれません。
クレジットカードのローンは利用しない。これはそのとおりです。利用するとお金は出ていくばかりです。貯まりません。カード会社の甘い勧誘にのってはいけません。
現役をリタイアしてからの投資の進め方について書いてあります。
(2回目の本読み)
う~む。
1回目の本読みで、要点は網羅したような。もうら:残らず取り入れた。
2回目は、自分の考えを中心にして書いてみます。
資産配分が大事とあります。
現実には、家族もちであれば、自分(個人)の資産と、世帯(家全体)の資産があります。
両者を組み合わせて、どうしたらいいかと考えながら投資活動をします。大事なのは、家庭円満、家族関係が円満であることです。お互いに気を使いながら生活したほうがいい。
著者はバンガードという会社の関係者なのでしょう。バンガード(アメリカ合衆国の資産運用会社)のファンドを使うといいですよという宣伝があります。
『支出を収入より少なくすること』(まあ、あたりまえのことですが、そうできない人もいます。収入よりも支出が多い人は、お金はたまりません。借金は増えます。収入がいくら多くても、それ以上に使えば、お金はなくなります)
『クレジットカードのローンは利用しない』(鉄則です。クレジットカード会社の甘い誘いに乗ると自らの墓穴(ぼけつ)を掘ることになります。けして、カードローンを使ってはなりません)
ウォーレンバフェット氏を讃える(たたえる)言葉が何か所か出てきます。
彼は、何兆円ももっているけれど、生活は普通だとあります。
ウォーレンバフェット氏は、投資家として特別な存在だそうです。天才扱いです。
自分が知らない業種の株は買わない。(彼は、ハイテク株は買わない。同様にわたしは、半導体株は買いません。本では、そのときの流行にものらないと書いてあります)
『クルマにお金をかけない』(資産として、高級車をもつ人はいます。ただ維持費は高い。自動車保険、燃料、点検・整備、高速道路料金、駐車料金などにたくさんお金がかかります)
アメリカ合衆国についての考察:アメリカ合衆国の消費者は、長年に渡って、収入以上にお金を使う生活を送ってきた。過剰な消費、不十分な貯蓄、多額の借金という状態だった。アメリカ経済の一部が振るわないのは、アメリカ合衆国以外の国のせいだけではないのです。そんなことが書いてあります。
『自分の家を持とう』
同感です。マンションではなく、戸建てのほうがいい。資産の形成(土地・建物の不動産という価値)があります。家賃を払わなくていい。
家賃は、固定資産税よりもかなり高い。住んでいる間はずーっと続くという高負担な固定費です。
こちらの本には、カードローンはダメだが、住宅ローンは、OKという記述があります。
『株取引、投資信託取引をするときは、手数料の負担を減らそう』とあります。
手数料を気にする人は気にするけれど、気にしない人は気にしないという傾向があると感じています。
『先のことはだれにもわからない』
同感です。ふりかえってみれば、経済動向の解説者とか、分析家とかいう人たちの未来予想は、あまり当たっていません。
むしろ、現実の経済動向は、そんなことがあるのかという意外な方向へ行くか、よくない方向へいくか(物事は常に最悪の方向へ行くと思っていたほうがいい)です。なるようになるしかないのです。それでも、世の中は動いていくのです。犠牲者は出ますが、人類全体が滅亡するわけではありません。
『株の保有期間は永遠だ』
実態として、買った株を何十年間も持ち続けている人は案外多いと思います。買った本人は亡くなっています。相続で、子孫が引き継いでいます。引き継いだ人間も株の売却はしません。永久保存の遺産です。毎年、年2回ぐらい配当金が出ます。年金みたいです。株主優待も受けられます。
現実のこととして、日本では、1980年代バブル経済が始まる前に買った株を今も保有している人はいます。何十年間が経過して、途中、浮き沈みはありましたが、売らなかった複数の株の資産のトータルでは浮いている人がいます。
株は余裕資金でやる。なるべく安値で買う。買ったら売らない。配当金や株主優待品を楽しむ。そういう人もいます。
『ETF(上場投資信託)も悪くはない』とあります。わたしには知識がないので内容はわかりません。
『(分散投資の原則に反して)ひとつだけの銘柄に資金をつぎ込む』。
例示として、『バークシャー・ハサウェイ』につぎ込む。
もうひとつは、中国株につぎ込む。そういう投資のしかたもないわけではないと書いてあります。
『一時的な値上がりの時に、全資産を使って、株を買ってはいけない』
投資した額を取り戻せなくなります。株価は下がります。
『失敗』について書いてあります。
人間に失敗はつきものです。どうしたって、避けることができません。
本には、小さな失敗はしかたがないが、大きな失敗はしないようにしようと書いてあります。
わたしが思うに、大きな失敗=法令違反で処罰を受けるような失敗です。
まわりの雰囲気に飲まれて同調しない。
報道などの情報は疑ったほうがいい。相手の都合がいいように、洗脳されてはいけない。マインドコントロール(考え方を相手にコントロールされる)されてはいけない。
大きな資金力をもっている組織が株価を思いのままに動かして金儲けをしていると感じるときがあります。個人投資家はその裏をかいて、すきまを縫うようにして利益を手に入れられたらいいと、自分なりに秘訣(ひけつ、コツ)を思索しています。ぼーっとしていたら、お金が溶けるように消えていく恐怖感は常にもっていたいものです。
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