2025年03月31日

歯が割れた

歯が割れた(2024年のこと)

 お肉をカミカミしながら食べていたら、バキッという音がして、奥のほうにある歯が割れてしまいました。(2024年9月26日の出来事でした)
 詰め物もとれてしまいました。
 わたしは、自分の体の耐用年数が終わりに近づいてきていると感じる老齢期を迎えています。
 
 いつも行く歯医者に行って相談したら、神経がなかなか抜けないので大学病院を紹介されました。
 紹介状をもって、大学病院に行って、CTを撮ることになりました。

 CTを撮って、説明を聞いて、割れた部分を埋めてもらいました。仮の補修です。
 次回は素材を決めて提案してくださるそうです。
 わたしは、素材のことはわからないので、友だちが、セラミックがいいと言っていたことを思い出してそんな話をまだ学生さんみたいな若いドクターにしました。
 いちおう自費でもかまいませんとは伝えました。丈夫で長持ちの素材にして、寿命が尽きるであろう、あと15年間ぐらいはもたせたい。ふんぱつして、金(きん)でもいいかと思いましたが、そのことはドクターには言いませんでした。
 ドクターは、プラスチックでもいけるかもしれないと言いました。
 そうか、プラスチックにしよう。そう思いなおしました。

(つづく)

 数日後、今度は、別の奥歯のかぶせものがとれてしまいました。
 朝、食パンを食べていたら、食パンにかぶせものがくっついてとれてしまいました。
 だんだん、少しずつ、自分の体の耐用年数が近づいてきていることに気づかされる今日この頃です。
 ややこしいけれど、その歯の治療は、いつものかかりつけの歯医者にします。大学病院の歯科の次回受診日は来年1月です。

(つづく)

 とれた詰め物をもっていって、いつもの歯医者でそのとれた詰め物を入れてもらいました。
 電話をするとたいてい、今から来ることができますか?と聞かれ、ハイすぐ行けますと返答できるぐらい近くにある歯医者です。助かります。1回で治療は終了しました。

(つづく)

 2025年1月になりました。
 大学病院の歯科で、90分間ぐらい治療を受けました。手術のようでした。疲れました。
 もりあがっている歯肉を切除して、プラスチックで歯が欠けた部分の形をつくってくっつけてもらいました。麻酔もしました。歯肉を切ったあと、血がなかなか止まりませんでした。それで時間がかかりました。

 その歯の近くにある奥歯が少しゆらゆらと動きます。
 町医者からは、保険だともう抜かねばならない歯だと聞きました。歯の根っこがささっているべき骨がやせていて歯を支えきれないそうです。ちょっとわたしには、骨がやせているということのようすが理解できずわかりません。
 大学病院の歯科でそんな話をしたら、入れ歯の話が出ました。部分入れ歯です。もうだめな歯を抜いて、両側にある歯を含めて、3本の歯を利用して部分入れ歯にする方法があるそうです。
 ああ、もう自分は入れ歯をしなければならないほどの老人になってしまったのだなあとがっかりしました。されど、あきらめることにしました。若い頃、もっと歯をだいじに扱っておけばよかったと反省しました。抜けた永久歯はもう生えてきません。
 次回は2月の受診です。

(つづく)

 2月の受診が済みました。次回は3月です。大学病院ですから予約治療の間隔がだいぶ開きます。しかたがないのと、実害もありません。
 今回2月の受診は、診療時間が長かった。午後2時から始まって、一区切りついて終わったのが4時でした。2時間ぐらい、椅子の上で斜めさかさまになっていたので疲れ果てました。

 大学病院なので、やってくれるのは、学生さんみたいな若い人です。ときおり、先生が来て、あれこれ相談と指示をされています。
 自分のことで、自分のそばで、専門用語が飛び交います。聞こえてくる内容について、自分はその意味はわかりません。帰宅してからネットで調べてみました。
 治療をお願いしている部分は2か所あって、1か所は歯が半分割れました。
 その半分にプラスチックのようなものを使って、欠けた部分を補完して、残っている部分とくっつけました。さらに、その部分を削るような加工をして、歯を、薄い直方体みたいな形に整えました。
 それから、上・下全体の歯型をとりました。
 さきほどの加工した部分を軸にして、上からつくった歯を差し込んで固定するのだろうということがわかりました。差し歯というのでしょう。
 わたしは、差し歯というのは、根がとんがった義歯を歯茎(はぐき)に差すのだろうけれど、どうやって固定して動かなくなるのだろうかと疑問に思っていました。それは、勘違いでした。

 診療の途中で、『バリ』という言葉が飛び交いました。
 バリがあるから取り除かねばならないというような会話でした。
 バリって何? 聞きたかったけれど、こちらは、口をあんぐりと開けて、口の中には何かを入れられていることが多いので、声は出せません。
 家に帰ってから、『バリ』を調べました。接着剤のはみだし部分が残っているものみたいに書いてありました。目には見えないそうです。ブラックライト(紫外線ライト)を当てると見えるそうです。
 長い人生の中で、いつついたのかわかりませんが、バリというものが歯の内側歯茎(はぐき)部分についたようです。

 不具合のもう1か所は、5月に治療に入る予定です。今は2月ですから、まだまだ先の話です。
 奥歯が1本、指で触れると(ふれると)ゆらゆら揺れます。でも、今すぐに抜ける様子はありません。
 そのままにしておいてもいいとは思うのですが、さきざき、食事中に抜けたらイヤです。
 町の歯医者さんには、保険だと、もう抜くしかない歯だと言われたこともあり、自分としては抜くことにしました。
 抜いたあとの選択肢が、『バネ式の部分入れ歯』と、『ブリッジ』というやり方があるようです。
 わたしは、今の時点では、部分入れ歯がいいと返答してあります。
 これについても自分の勘違いがありました。
 『バネ式の部分入れ歯』の、『バネ』のイメージが、ぐるぐる渦巻型のスプリングのようなバネを想像したのですが、針金のような1本の金属で、抜けた歯の前後にある歯に金属をひっかけて固定するタイプのようです。う~む。ひっかけられた歯が痛むような気がしてきました。やっぱりやめようか……

『ブリッジ』というものについても、わたしは勘違いをしていました。
ブリッジ=橋ですから、抜いた歯の前後にある歯の上の部分に金属を付けて、まんなかの開いた部分に義歯をぶら下げるのだろうと思っていました。
 調べたら、歯のカバーみたいなものを歯3本分つくってかぶせて固定する内容でした。
 いっけん良さそうですが、説明を読むとデメリットもあるようです。
 まあ、バネ式部分入れ歯でお願いしてみます。

(つづく)

 2025年3月に2回大学病院の歯科を受診して終了としました。
 少しゆらゆらして抜けそうな歯の治療は、いろいろ相談して、とりあえず抜かずに使うことにしました。
 また、さきざき考えます。

 大学病院の歯科で治療中も、別の歯2本の詰め物がとれて、いつも通っている歯科で詰めてもらいました。ひとつは、新しく型をつくって埋めました。もうひとつは、とれたものを詰めてもらいました。即日処理でした。やれやれです。

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