2020年09月10日

もしも恐竜とくらしたら 山本省三

もしも恐竜とくらしたら 山本省三 WAVE出版

 こどもさん向けの楽しい絵本です。
 たしか、恐竜がいた時代は、わたしが独自につくった自分のための年表によると、
 宇宙の始まり:146億年前
 地球誕生:46億年前
 恐竜時代として、
 三畳紀(さんじょうき。2億年ぐらい前)
 ジュラ紀(1億5000万年ぐらい前)
 白亜紀(7000万年ぐらい前)
 恐竜は、6600万年前ぐらいに、隕石の衝突で気候が変化した地球環境が原因で死滅した。
 と記録されております。

 いまふと思いついたのですが、「ジュラシックワールドとか、ジュラシックパーク」のジュラは、「ジュラ紀」からきているのかもしれません。
 この絵本では、ジュラ紀に生きていたとされる「ステゴサウルス」を「テス」と名づけて、動物園で飼育するように南の島ジュラジュラ島で、育成管理をします。
 お散歩にも連れていきます。梶原佑太くんが、おとうさん、おかあさん、妹のことみさんと、家族で恐竜の世話をします。研究所の人たちもいます。

 恐竜は実は、鳥に近い仲間と説明があります。意外です。
 餌は葉っぱです。
 福岡ドームみたいなところが恐竜の家ですが、福岡ドームよりはこじんまりとしています。
 恐竜の背中にあるビロビロの説明があります。体温調整の役割があったそうです。初知識です。
 恐竜の「ふん」の化石の説明もあります。ふんをリサイクルしているそうです。おもしろい。
 歩くスピードは人間よりは早い。あんなにでかいのに。
 へーぇと思うことがいっぱい書いてあります。
 二足歩行(にそくほこう)ができた時期もあったそうです。
 四本足で立って、一時間おきに眠ったり、起きたりする睡眠のとりかたです。浅い眠りです。恐竜も夢を見ることがあったような気がしてきました。  

Posted by 熊太郎 at 06:49Comments(0)TrackBack(0)読書感想文