2019年05月12日

ディアガール エイミー・クラウス・ローゼンタール

ディアガール おんなのこたちへ エイミー・クラウス・ローゼンタール 主婦の友社

 絵本です。
 先日、同作者の「おかあさんはね」を読んで、この本にきました。
 51歳で亡くなった女性の遺作です。娘さんとの共作となっています。
 
 親愛なる女子たちへのメッセージでいいのだろうか。
 絵が可愛らしい。線は細く、絵はおおきくまるく柔らかです。
 いまある自分の姿形を素直に受け止めて、「これがわたし」という開き直りと肯定、自信をもとうという基本精神があります。私はこれで生きて来たしこれからも生きていきますという強い意志表示があります。
 写真のような写実的な絵もあります。
 生きているんだという実感が伝わってきます。
 ファッションを楽しもう。
 趣味を楽しもう。
 ぐちばっかり言うのはやめよう。
 ひとりでも大丈夫
 疲れたときは、ひとやすみ
 さいごに、この本を大切にしてほしい。
 倒れそうなとき、心が折れそうなとき、この絵本を開いてください。
 本のなかに、あなたの味方がいます。いつでも本の中で待っています。
 励ましの本です。作者が、死んじゃいけないって言っています。  

Posted by 熊太郎 at 06:01Comments(0)TrackBack(0)読書感想文