2025年01月15日
ドラマ、『海に眠るダイヤモンド』
ドラマ、『海に眠るダイヤモンド』 動画配信サービス
2024年秋のドラマで評判のいい3本です。
NHKドラマの、『団地のふたり』とか、『3000万』とか、『宙かける教室(そらかけるきょうしつ)』のほうに目がいっていたので、以下のタイトル3本は見落としていました。動画配信サービスでざーっと見てみます。『ライオンの隠れ家』と『無能の鷹』と『海に眠るダイヤモンド』です。
今回は、『海に眠るダイヤモンド』を観てみます。
長崎県にある、『端島(はしま。軍艦島)』は、わたしがこどもの頃から知っていた炭鉱です。もう半世紀ぐらい前から自分にある知識です。なぜ、いまさらという気持ちも湧きます。また、自分自身が、こどものころに福岡県、熊本県、茨城県の炭鉱町で炭坑長屋(炭住たんじゅうと言っていました)で過ごしたことがあるので、ドラマを観ると、なんだかなあという気持ちになりそうです。過去にじっさいあった現実とは、かけ離れているのだろうなあという気持ちです。(まだ見ていませんが)。見ながら感想をつぎ足していきます。
『海に眠るダイヤモンド』
昔は、『石炭』のことを、『黒ダイヤ』と呼んだものです。お金になるのです。
TBS日曜劇場。夜9時
『第1話 地底の闇を切り開く』
1955年(昭和30年)春。長崎端島(軍艦島。石炭採掘産業のための島)です。
玲央(れお):ホスト。神木隆之介
いづみ:謎のご婦人。宮本信子。(わたしは、昭和三十年代に端島(軍艦島)にいた草笛リナ(歌手。池田エライザさん)か、百合子(炭鉱夫の娘。土屋太鳳(つち・やたお)さん)ではなかろうかと第一話を観てピントくるものがありました。うまく話がつくってあります。(推理ははずれました)
宮本信子さんを見ていると、NHK朝ドラ、『あまちゃん』の夏ばっぱを思い出します。のんさんのおばあちゃん、小泉今日子さんの母親役、『天野夏』です。
『炭鉱員』と表現してありますが、当時は、『炭鉱夫(たんこうふ)』と言っていました。
荒木一平:炭鉱夫。国村準
荒木鉄平:一平の息子。神木隆之介(ふた役。昭和30年の人物。もうひと役は、現代のホスト玲央の役。じょうずに設定してあります。現代に生きるご婦人いづみとセットにしてあります。セリフに過去と現在の交流・交差があります)
荒木進平:鉄平の兄。斎藤工(さいとう・たくみ)。第二話でわかるのですが、結婚していた奥さんえいこさんは、台風の時に海に流されて行方不明になったそうです。(亡くなっている)
荒木ハル:一平の妻。鉄平と進平に母親
鷹羽鉱業:炭坑の持ち主。経営主体の会社
大学卒という設定が不可解ではありました。当時、炭鉱労働者のこどもで大学へ行ける人はいなかった記憶です。高校もなかなか行けなかった。親世代が中学卒で、親が教育に対して理解がなかった時代でした。
義務教育を卒業したら、炭鉱へ就職して肉体労働をしたか、都会へ出て住み込みで働いたか、ぐらいでした。集団就職でした。NHKドラマ『宙わたる教室(そらわたる教室)』の登場人物であった長嶺省造(ながみね・しょうぞう、演者:イッセー尾形)さんの立場です。
炭鉱夫を管理・監督する立場である炭坑経営者の側(がわ)の家のこどもだったら大学へ進学できたでしょう。
賢将(けんしょう):鉄平の幼なじみ。鉄平と賢将と百合子は、長崎大学の同級生。同時に卒業して端島(はしま。軍艦島)に戻ってきた。清水尋也(しみず・ひろや)
辰雄:賢将の父。鷹羽工業所の職員。沢村一樹(さわむら・いっき)
百合子:土屋太鳳(つちや・たお)。炭鉱夫の娘。母親はメンタルの病気があるようです。宗教に洗脳されているようなようすもみられます。
朝子:食堂で働く娘。杉咲花さん
草笛リナ:歌手。池田エライザさん
長崎市の街並みが映像に出てきました。
なつかしい。最後に行ったのは何年前だろう。思い出してみました。7歳の時、19歳の時、28歳のときに行きました。7歳の時は両親と、19歳の時は高校の友だち数人と、28歳の時は、妻と義父母と観光旅行をしました。妻のおなかの中にはこどもがいました。親戚の結婚式にも顔を出しました。もう義父母もあの世の人になってしまいました。
長崎ですから、キリスト教の教会が映像に出てきます。
『あなたがたは、世の光である』。宗教的なメッセージが流れました。
端島の炭坑は、1974年(昭和49年)に閉山したと出ました。
昔の端島を再現するわけか。
明治時代から1955年代(昭和30年代)に栄えた。以降全国にたくさんあった炭鉱の閉山は続きました。たくさんの労働者が仕事を失い、家族は転々と日本各地を引っ越しました。そういう時代がありましたが、もうそのことを口にする人は少なくなりました。苦労した思い出ですから、思い出したくないのです。
地下600m以上の深い場所で働く。8時間労働の3交代制で、24時間稼働する。(かどう:働く。機械も動かす。現代のコンビニみたいです)。劣悪な労働環境です。恐怖感には慣れるのでしょう。
現代の女性相手のホスト(玲央役の神木隆之介)と、昭和30年の炭坑職員(一平役の神木隆之介)をどうつないでいくのだろう。この物語におけるひとつのポイントです。
『人生で、さからうとは』。さからうことがない人生。さからったことがない人生を否定します。さからいなさい!です。
ビジネスの話です。
雇う者と雇われる者がいます。人間です。基本的に上下関係はありません。
でも、現実は違います。
女性差別がきつい時代です。職業差別もあります。
炭鉱夫以外でも、いくらでも差別があった時代です。
会社のえらいさんに、『たかが端島(のくせに)』とばかにされます。
『言い返しても良かったんじゃないですか』という声があります。
まあ、会社のえらいさんには、すけべオヤジもいます。頭の中は、女性のおっぱいとおしりのことばかりです。部下も困ります。でもさからえません。ひどい世界です。
労働者は、労働組合をつくって、雇用主と話し合います。そういうシステムができつつあった時代でもありました。
さだまさしさんが住職の役で出てきたので端島にお寺があったのだろうかと疑問をもちました。調べたらありました。すごいなあ。やはり、人間にとって宗教はだいじなのでしょう。
『人生を変えたくないか、ここから変えたくないか』(このあたりのセリフ回しがうまい)
炭鉱町に映画館、あったなあ。炭坑ではありませんが、栃木県の山奥にある銅山の町で暮らした時は、プロレスの興行とか、歌謡ショーとかもあった記憶です。まだこどもだったので、記憶はあやふやですが、労働者家族へのサービスイベントがよくありました。運動会とかお祭りとか。楽しみでした。
白洲次郎さんという人の本を思い出しました。炭坑とは関連がありませんが、労働者をだいじにした人でした。
『プリンシプルのない日本 白洲次郎 新潮文庫』
「プリンシプル principle」 著者本人が記した言葉ですが、文中で本人はどう訳せばいいのかわからないと言明しています。「原則」だろうかという解釈になっています。
あたりまえのことをあたりまえにやりましょうと呼びかけておられると思います。彼の考えの背景には、正直者が馬鹿をみる世の中にしてはいけませんという正義感があります。若者に対する教育に情熱がある人です。
『風の男 白洲次郎(しらす) 青柳恵介 新潮文庫』
戦後の新しい日本を築くことを目的として吉田茂首相の側近にいた重要人物という位置づけです。白洲氏の信条として紹介されている「自分で見て、自分の頭で考えて、自分が責任をとる」、ともすれば、だれしもが、「力が強いと思われる他人にやらせて、その人に責任をとってもらう」となりがちです。その信条は、本人の気質でしょう。
若い男女が複数いるので、三角関係になりそうです。じっさいは、四画関係みたいで複雑です。
映像では、海の夕映えがきれいです。
途中、炭鉱の立て坑(たてこう)の映像が出るのですが、福岡県田川市にある石炭・歴史博物館で見学したことがある立て坑にそっくりでした。たぶんそこからひっぱってきてある映像なのだろうと勝手な推測をしました。
動画は、1話から3話まで、ダイジェスト版があって、第7話とあります。第8話はこれから放送です。見ることができる部分だけ見て感想を終えるつもりです。
『第2話 スクエアダンス』
う~む。想像していたものとなにか違う。なんだろう。なんか、ゆるいのです。(進行とか、内容とか)
炭鉱の話ではないのだろうか。今回は、『恋愛』と『水』の話です。
昔はよく停電しました。だから、劇中台風で停電するのですが、映像にあるような大騒ぎはしませんでした。電気がなくても生きていける。台風が去るまでのがまんでした。
さしあたって、『人生変えたくないか? ここから、変えたくないか!』(これが、ドラマ全体を貫くテーマ(主題)でしょう。
ホストの売掛金の話が出ます。しばらく前に社会でいけないこととしてニュースで流れたことです。女の人がホストに入れ込んで支払いができなくなって、売春したり、取り立てが、女の人の実家まで押しかけたり、そんな話がありました。
端島(はしま)では、男女関係の赤い糸がもつれています。いわゆる三角関係っぽいものがあります。
以下は、わたしの予想です。あたりはずれがあるかもしれません。
草笛リナ:歌手。池田エライザさんは、やがて、荒木進平:鉄平の兄。斎藤工(さいとう・たくみ)と男女の仲になるのでしょう。
朝子:食堂で働く娘。杉咲花さんは、荒木鉄平(神木隆之介)が好きですが、荒木鉄平はまだそのことに気がついていません。
百合子:土屋太鳳(つちや・たお)さん。炭鉱夫の娘は、賢将(けんしょう):鉄平の幼なじみ。鉄平と賢将と百合子は、長崎大学の同級生。同時に卒業して端島に戻ってきた。清水尋也(しみず・ひろや)とできているように見えるが実はそうではない。賢将は、朝子(杉咲花)が好きだとわたしは見抜いているつもりです。そして、百合子は、自分が賢将に愛されていないことを自覚しているのです。
(現代の)玲央(れお。ホスト。神木隆之介)は、昭和30年の端島(はしま)にいる荒木鉄平(神木隆之介。炭坑で働く労働者とその家族の世話役。労務管理の職務を担当している)
片桐はいりさんが、映画館のもぎりをされています。
片桐はいりさんが書いた本を昔読んだことがあります。
『もぎりよ今夜も有難う 片桐はいり 幻冬舎文庫』(石原裕次郎さんの歌曲「夜霧よ今夜も有難う」にあやかったタイトルでしょう。もぎりは、映画館の入場券のはしっこを切り取る動作です。
映画好き、を超えて、映画館好き、雑然とした暗い映画館の中にある雰囲気が好きな女子の思い出と映画に対する愛着・愛情の記録です。60代の方が読むと共感が生まれるでしょう。
最初のほうでは、18歳から7年間、アルバイトで映画館の入場券もぎりをしていたことが、東京銀座の映画館「銀座文化劇場(現在のシネスイッチ銀座)」を舞台に熱く語られます。片桐はいりさんはやがて、映画を観る立場から出る立場(女優)に変わって、もぎりの仕事がやりにくくなり、やめてしまうのですが、心中(しんちゅう)では、一生「もぎり」をやりたいのです。
スクエアダンス:アメリカ合衆国のフォークダンス。4組のカップル、8人でダンスをする。指示者の合図に合わせながら隊列を変化させていくそうです。
『水』の話が出ます。端島では、長崎から毎日、一日三回、船で水が運ばれてくるそうです。
思い出してみると、島でなくても、昔の炭坑では、水道は、炭鉱住宅があるひとつのかたまりに水道の蛇口が1個あって、共同で使っていたことがありました。
それから、井戸です。手押し式のポンプが集落にいくつかあって、共同で使っていました。
いずれにしても、バケツでくんだ水を自宅の台所にあるコンクリート製の甕(かめ)に溜めて(ためて)使っていた記憶です。
あとは、里山に湧き出る水があると、バケツをもって汲みに行っていました。小学生でも水くみが仕事でした。
そんなわけで、衛生上はよくない水の使い方でした。今は本当に便利になりました。
まあ、なにをやるにしても昔は共同でした。がまんして協力して分担された仕事をやらないと生活がやれないということはありました。お互いに助け合うという仲間意識は強かったと思います。
端島での住宅の部屋割りは、公営住宅の抽選みたいです。
昔は、公営住宅に入りたい人がとても多かった。
今はどうかわかりません。家賃が安い民間アパートも増えました。
『第3話 孤島の花(桜のことでした)』
1957年10月、昭和32年です。端島に水道が開通しました。長崎県からパイプでつないだのでしょう。昭和32年だと、まだ、上下水道が未整備の島はたくさんありました。
ウソの映画撮影、オーディションの話があります。
いずみ(宮本信子。現代のおばさん)と婚約者の玲央(れお。現代。神木隆之介。昭和30年代の荒木鉄平と二役)です。
なんというか、設定があまりにも極端です。78歳ぐらいのいずみと28歳ぐらいの玲央が婚約中とは思えません。おばあさんと孫の年齢です。
ドラマは、『炭坑』の話ではないようです。『恋愛』と、『お金』、そして、『家族とか家庭』のお話です。
『気持ち』をだいじにしようとしています。
現代にいるホストの「玲央」は、昭和30年代にいる炭坑労務管理職員の「荒木鉄平」の孫だろうか。
現代にいる「いずみ(宮本信子)」は、昭和30年代にいる「朝子(杉咲花。食堂の娘)」本人だろうか。
第4話以降は、TVerで見ることはできませんでした。ダイジェスト版を見てみます。
『第1話から第5話までのダイジェスト版』
冒頭、女とあかちゃんが、端島を脱出・脱走するように小舟で海を陸へと渡るシーンが出ます。女はだれなのか、そして、あかちゃんはだれなのか。
炭鉱ですから、労働者と経営者で対立します。昭和30年代ですから暴力も起きます。そういう時代背景でした。昭和40年代になると大学生が暴れます。激しい学生運動がありました。
昭和の時代の職場でよく用いられた言葉に、『なになに一家(いっか)』というものがありました。「なになに」の部分には、会社名とか、所属名とかが入りました。職場のメンバーは、家族の集まりなのです。協力して仕事を仕上げていくのです。
こちらのドラマでは第五話で、『一島一家(いっとういっか)』と表現されました。
第4話では、わたしは観ることはできませんでしたが、『精霊流し(しょうろうながし)』が描かれました。わたしは、実際に精霊流しを12歳のときに熊本の離島で観たことがあります。病死したわたしの父親の精霊舟でした。さだまさしさんの歌曲、『精霊流し』を聴くとそのときのことを思い出して、胸にこみあげてくるものがあります。
やっぱり、朝子(杉咲花)さんが、いずみでした。
第6話はわたしの契約の場合動画配信サービスを見ることができないので、次は第7話を観てみます。
内容は、今の若い人が見たら感動するのでしょう。
過去という歴史の事実を体験した高齢の世代が見ると、こんなだったかなと首をかしげるでしょう。
日本人の生活のしかたが、かなり変化しました。
『第6話 希望の種』(パス)わたしは観ることができませんでした。
『第7話 消えない火』
荒木進平とリナが夫婦のようなものになっている。1歳の息子がいる。
進平と鉄平の両親である荒木一平とハルは、孫の誕生も含めて喜んでいる。
賢将と百合子は結婚している。
鉄平と朝子は、結婚待ちの状態にある。
でも、海底深くにある炭坑の穴の先端で、ガス爆発が起きます。
炭鉱の事故で、わたしが自分の人生で知っているところでは、わたしがこどものころにあった、福岡県大牟田市にあった三井三池炭鉱の爆発事故が1963年(昭和38年)でした。死者458人、一酸化炭素中毒が約839人と記録が残っています。
同じく、福岡県にあった三井山野炭坑(当時の稲築町(いなつきまち)、現在の嘉麻市(かまし))の爆発事故が1965年(昭和40年)で、死者237人、負傷者38人と記録が残っています。
1984年(昭和59年)福岡県高田町(現在は、みやま市)三井三池炭鉱有明坑で火災が発生し、死者83人が出ています。
人間は、生きているのが一番です。
生きているだけで、家族は安心です。
映像を見ていて思ったのですが、小学生ぐらいのこどもは、『いってきまーす』と言って学校へ行って、『ただいまーー』と言って帰って来てくれたら、何も言うことはありません。勉強ができるとかできないとか、運動ができるとかできないとかは関係ありません。
ドラマでは、火災をなかなか消火することができません。
進平とリナのこどもであるあかちゃんの演技がよかった。『ごちそうさまでした』の両手あわせのあいさつがじょうずでした。
いろいろ思うのですが、『産業構造の変化に逆らうことはできません。石炭の時代は終わっていくのです。坑内の火災を消火できてもできなくても、炭鉱は閉山へと向かっていくのです』
ちょっと気になったのは、女性は坑内に入ることはできなかったというドラマ内の説明でした。
端島はそうだったのかもしれませんが、福岡県内にある筑豊地区の炭坑では、たしか、明治時代のころから女性も坑内の作業をしていました。労働は過酷で、坑内で出産する女性もいたと聞いたことがあります。(戦後、法令の規制が入ったのだろうか。調べてみました。労働基準法がつくられて、女性やこどもの重労働が制限されたようです)
自宅の本箱にある一冊の本のページをめくったら、記事がありました。『画文集 炭鉱(ヤマ)に生きる 地の底の人生記録 山本作兵衛 講談社』、100ページに、「それにしても一番ひどかったのは、女坑夫であります…… 短い腰巻き(女性の下着)一つになって、スラを曳いたり(木製の箱型そりをひいたり)、セナを担うたり(運搬用の籠(かご)をになう(かつぐ))、命がけの重労働です……」とあります。
本の内容はおもに、明治・大正時代の炭鉱の記録です。山本作兵衛さんは、独学で絵を勉強して描かれています。克明な記録です。ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の『世界記憶遺産』に指定されています。
『第8話 ダイヤモンド』
『推理』が主体の内容です。
苦言を書かせてもらえば、演者がセリフをしゃべっているときに背後で流れる歌詞入りのBGM(バックグラウンドミュージック)がわずらわしい。
神木くんのひとり語りが長すぎます。聞いていて疲れて暗い気持ちになります。
わけありのあかちゃんは、戸籍がないようです。救済措置はあるような気がします。だから、めげてはいけない。ドラマでは不正な取り扱いがなされています。戸籍がないならないと言って、正直にやればいいと思います。
秘書のおじいさんが関係していたのね。
『第9話 あの夜』
名探偵コナンの推理みたいです。
『第10話 記憶は眠る』
尻すぼみか。人間はもっと自由に生活できます。う~ん。どうかなあ。意図的に一定の枠にあてはめようとしています。
『外勤(がいきん)』という言葉がピンときませんでした。
外勤:事務室、事務所の外で働く。営業とか、作業とか。
鉄平さんのお仕事は、社員のために、社員のことを考えながら働く、人事・労務管理を中心とした総務の仕事でした。
まあ、正直にいろいろ書いてみました。
2024年秋のドラマで評判のいい3本です。
NHKドラマの、『団地のふたり』とか、『3000万』とか、『宙かける教室(そらかけるきょうしつ)』のほうに目がいっていたので、以下のタイトル3本は見落としていました。動画配信サービスでざーっと見てみます。『ライオンの隠れ家』と『無能の鷹』と『海に眠るダイヤモンド』です。
今回は、『海に眠るダイヤモンド』を観てみます。
長崎県にある、『端島(はしま。軍艦島)』は、わたしがこどもの頃から知っていた炭鉱です。もう半世紀ぐらい前から自分にある知識です。なぜ、いまさらという気持ちも湧きます。また、自分自身が、こどものころに福岡県、熊本県、茨城県の炭鉱町で炭坑長屋(炭住たんじゅうと言っていました)で過ごしたことがあるので、ドラマを観ると、なんだかなあという気持ちになりそうです。過去にじっさいあった現実とは、かけ離れているのだろうなあという気持ちです。(まだ見ていませんが)。見ながら感想をつぎ足していきます。
『海に眠るダイヤモンド』
昔は、『石炭』のことを、『黒ダイヤ』と呼んだものです。お金になるのです。
TBS日曜劇場。夜9時
『第1話 地底の闇を切り開く』
1955年(昭和30年)春。長崎端島(軍艦島。石炭採掘産業のための島)です。
玲央(れお):ホスト。神木隆之介
いづみ:謎のご婦人。宮本信子。(わたしは、昭和三十年代に端島(軍艦島)にいた草笛リナ(歌手。池田エライザさん)か、百合子(炭鉱夫の娘。土屋太鳳(つち・やたお)さん)ではなかろうかと第一話を観てピントくるものがありました。うまく話がつくってあります。(推理ははずれました)
宮本信子さんを見ていると、NHK朝ドラ、『あまちゃん』の夏ばっぱを思い出します。のんさんのおばあちゃん、小泉今日子さんの母親役、『天野夏』です。
『炭鉱員』と表現してありますが、当時は、『炭鉱夫(たんこうふ)』と言っていました。
荒木一平:炭鉱夫。国村準
荒木鉄平:一平の息子。神木隆之介(ふた役。昭和30年の人物。もうひと役は、現代のホスト玲央の役。じょうずに設定してあります。現代に生きるご婦人いづみとセットにしてあります。セリフに過去と現在の交流・交差があります)
荒木進平:鉄平の兄。斎藤工(さいとう・たくみ)。第二話でわかるのですが、結婚していた奥さんえいこさんは、台風の時に海に流されて行方不明になったそうです。(亡くなっている)
荒木ハル:一平の妻。鉄平と進平に母親
鷹羽鉱業:炭坑の持ち主。経営主体の会社
大学卒という設定が不可解ではありました。当時、炭鉱労働者のこどもで大学へ行ける人はいなかった記憶です。高校もなかなか行けなかった。親世代が中学卒で、親が教育に対して理解がなかった時代でした。
義務教育を卒業したら、炭鉱へ就職して肉体労働をしたか、都会へ出て住み込みで働いたか、ぐらいでした。集団就職でした。NHKドラマ『宙わたる教室(そらわたる教室)』の登場人物であった長嶺省造(ながみね・しょうぞう、演者:イッセー尾形)さんの立場です。
炭鉱夫を管理・監督する立場である炭坑経営者の側(がわ)の家のこどもだったら大学へ進学できたでしょう。
賢将(けんしょう):鉄平の幼なじみ。鉄平と賢将と百合子は、長崎大学の同級生。同時に卒業して端島(はしま。軍艦島)に戻ってきた。清水尋也(しみず・ひろや)
辰雄:賢将の父。鷹羽工業所の職員。沢村一樹(さわむら・いっき)
百合子:土屋太鳳(つちや・たお)。炭鉱夫の娘。母親はメンタルの病気があるようです。宗教に洗脳されているようなようすもみられます。
朝子:食堂で働く娘。杉咲花さん
草笛リナ:歌手。池田エライザさん
長崎市の街並みが映像に出てきました。
なつかしい。最後に行ったのは何年前だろう。思い出してみました。7歳の時、19歳の時、28歳のときに行きました。7歳の時は両親と、19歳の時は高校の友だち数人と、28歳の時は、妻と義父母と観光旅行をしました。妻のおなかの中にはこどもがいました。親戚の結婚式にも顔を出しました。もう義父母もあの世の人になってしまいました。
長崎ですから、キリスト教の教会が映像に出てきます。
『あなたがたは、世の光である』。宗教的なメッセージが流れました。
端島の炭坑は、1974年(昭和49年)に閉山したと出ました。
昔の端島を再現するわけか。
明治時代から1955年代(昭和30年代)に栄えた。以降全国にたくさんあった炭鉱の閉山は続きました。たくさんの労働者が仕事を失い、家族は転々と日本各地を引っ越しました。そういう時代がありましたが、もうそのことを口にする人は少なくなりました。苦労した思い出ですから、思い出したくないのです。
地下600m以上の深い場所で働く。8時間労働の3交代制で、24時間稼働する。(かどう:働く。機械も動かす。現代のコンビニみたいです)。劣悪な労働環境です。恐怖感には慣れるのでしょう。
現代の女性相手のホスト(玲央役の神木隆之介)と、昭和30年の炭坑職員(一平役の神木隆之介)をどうつないでいくのだろう。この物語におけるひとつのポイントです。
『人生で、さからうとは』。さからうことがない人生。さからったことがない人生を否定します。さからいなさい!です。
ビジネスの話です。
雇う者と雇われる者がいます。人間です。基本的に上下関係はありません。
でも、現実は違います。
女性差別がきつい時代です。職業差別もあります。
炭鉱夫以外でも、いくらでも差別があった時代です。
会社のえらいさんに、『たかが端島(のくせに)』とばかにされます。
『言い返しても良かったんじゃないですか』という声があります。
まあ、会社のえらいさんには、すけべオヤジもいます。頭の中は、女性のおっぱいとおしりのことばかりです。部下も困ります。でもさからえません。ひどい世界です。
労働者は、労働組合をつくって、雇用主と話し合います。そういうシステムができつつあった時代でもありました。
さだまさしさんが住職の役で出てきたので端島にお寺があったのだろうかと疑問をもちました。調べたらありました。すごいなあ。やはり、人間にとって宗教はだいじなのでしょう。
『人生を変えたくないか、ここから変えたくないか』(このあたりのセリフ回しがうまい)
炭鉱町に映画館、あったなあ。炭坑ではありませんが、栃木県の山奥にある銅山の町で暮らした時は、プロレスの興行とか、歌謡ショーとかもあった記憶です。まだこどもだったので、記憶はあやふやですが、労働者家族へのサービスイベントがよくありました。運動会とかお祭りとか。楽しみでした。
白洲次郎さんという人の本を思い出しました。炭坑とは関連がありませんが、労働者をだいじにした人でした。
『プリンシプルのない日本 白洲次郎 新潮文庫』
「プリンシプル principle」 著者本人が記した言葉ですが、文中で本人はどう訳せばいいのかわからないと言明しています。「原則」だろうかという解釈になっています。
あたりまえのことをあたりまえにやりましょうと呼びかけておられると思います。彼の考えの背景には、正直者が馬鹿をみる世の中にしてはいけませんという正義感があります。若者に対する教育に情熱がある人です。
『風の男 白洲次郎(しらす) 青柳恵介 新潮文庫』
戦後の新しい日本を築くことを目的として吉田茂首相の側近にいた重要人物という位置づけです。白洲氏の信条として紹介されている「自分で見て、自分の頭で考えて、自分が責任をとる」、ともすれば、だれしもが、「力が強いと思われる他人にやらせて、その人に責任をとってもらう」となりがちです。その信条は、本人の気質でしょう。
若い男女が複数いるので、三角関係になりそうです。じっさいは、四画関係みたいで複雑です。
映像では、海の夕映えがきれいです。
途中、炭鉱の立て坑(たてこう)の映像が出るのですが、福岡県田川市にある石炭・歴史博物館で見学したことがある立て坑にそっくりでした。たぶんそこからひっぱってきてある映像なのだろうと勝手な推測をしました。
動画は、1話から3話まで、ダイジェスト版があって、第7話とあります。第8話はこれから放送です。見ることができる部分だけ見て感想を終えるつもりです。
『第2話 スクエアダンス』
う~む。想像していたものとなにか違う。なんだろう。なんか、ゆるいのです。(進行とか、内容とか)
炭鉱の話ではないのだろうか。今回は、『恋愛』と『水』の話です。
昔はよく停電しました。だから、劇中台風で停電するのですが、映像にあるような大騒ぎはしませんでした。電気がなくても生きていける。台風が去るまでのがまんでした。
さしあたって、『人生変えたくないか? ここから、変えたくないか!』(これが、ドラマ全体を貫くテーマ(主題)でしょう。
ホストの売掛金の話が出ます。しばらく前に社会でいけないこととしてニュースで流れたことです。女の人がホストに入れ込んで支払いができなくなって、売春したり、取り立てが、女の人の実家まで押しかけたり、そんな話がありました。
端島(はしま)では、男女関係の赤い糸がもつれています。いわゆる三角関係っぽいものがあります。
以下は、わたしの予想です。あたりはずれがあるかもしれません。
草笛リナ:歌手。池田エライザさんは、やがて、荒木進平:鉄平の兄。斎藤工(さいとう・たくみ)と男女の仲になるのでしょう。
朝子:食堂で働く娘。杉咲花さんは、荒木鉄平(神木隆之介)が好きですが、荒木鉄平はまだそのことに気がついていません。
百合子:土屋太鳳(つちや・たお)さん。炭鉱夫の娘は、賢将(けんしょう):鉄平の幼なじみ。鉄平と賢将と百合子は、長崎大学の同級生。同時に卒業して端島に戻ってきた。清水尋也(しみず・ひろや)とできているように見えるが実はそうではない。賢将は、朝子(杉咲花)が好きだとわたしは見抜いているつもりです。そして、百合子は、自分が賢将に愛されていないことを自覚しているのです。
(現代の)玲央(れお。ホスト。神木隆之介)は、昭和30年の端島(はしま)にいる荒木鉄平(神木隆之介。炭坑で働く労働者とその家族の世話役。労務管理の職務を担当している)
片桐はいりさんが、映画館のもぎりをされています。
片桐はいりさんが書いた本を昔読んだことがあります。
『もぎりよ今夜も有難う 片桐はいり 幻冬舎文庫』(石原裕次郎さんの歌曲「夜霧よ今夜も有難う」にあやかったタイトルでしょう。もぎりは、映画館の入場券のはしっこを切り取る動作です。
映画好き、を超えて、映画館好き、雑然とした暗い映画館の中にある雰囲気が好きな女子の思い出と映画に対する愛着・愛情の記録です。60代の方が読むと共感が生まれるでしょう。
最初のほうでは、18歳から7年間、アルバイトで映画館の入場券もぎりをしていたことが、東京銀座の映画館「銀座文化劇場(現在のシネスイッチ銀座)」を舞台に熱く語られます。片桐はいりさんはやがて、映画を観る立場から出る立場(女優)に変わって、もぎりの仕事がやりにくくなり、やめてしまうのですが、心中(しんちゅう)では、一生「もぎり」をやりたいのです。
スクエアダンス:アメリカ合衆国のフォークダンス。4組のカップル、8人でダンスをする。指示者の合図に合わせながら隊列を変化させていくそうです。
『水』の話が出ます。端島では、長崎から毎日、一日三回、船で水が運ばれてくるそうです。
思い出してみると、島でなくても、昔の炭坑では、水道は、炭鉱住宅があるひとつのかたまりに水道の蛇口が1個あって、共同で使っていたことがありました。
それから、井戸です。手押し式のポンプが集落にいくつかあって、共同で使っていました。
いずれにしても、バケツでくんだ水を自宅の台所にあるコンクリート製の甕(かめ)に溜めて(ためて)使っていた記憶です。
あとは、里山に湧き出る水があると、バケツをもって汲みに行っていました。小学生でも水くみが仕事でした。
そんなわけで、衛生上はよくない水の使い方でした。今は本当に便利になりました。
まあ、なにをやるにしても昔は共同でした。がまんして協力して分担された仕事をやらないと生活がやれないということはありました。お互いに助け合うという仲間意識は強かったと思います。
端島での住宅の部屋割りは、公営住宅の抽選みたいです。
昔は、公営住宅に入りたい人がとても多かった。
今はどうかわかりません。家賃が安い民間アパートも増えました。
『第3話 孤島の花(桜のことでした)』
1957年10月、昭和32年です。端島に水道が開通しました。長崎県からパイプでつないだのでしょう。昭和32年だと、まだ、上下水道が未整備の島はたくさんありました。
ウソの映画撮影、オーディションの話があります。
いずみ(宮本信子。現代のおばさん)と婚約者の玲央(れお。現代。神木隆之介。昭和30年代の荒木鉄平と二役)です。
なんというか、設定があまりにも極端です。78歳ぐらいのいずみと28歳ぐらいの玲央が婚約中とは思えません。おばあさんと孫の年齢です。
ドラマは、『炭坑』の話ではないようです。『恋愛』と、『お金』、そして、『家族とか家庭』のお話です。
『気持ち』をだいじにしようとしています。
現代にいるホストの「玲央」は、昭和30年代にいる炭坑労務管理職員の「荒木鉄平」の孫だろうか。
現代にいる「いずみ(宮本信子)」は、昭和30年代にいる「朝子(杉咲花。食堂の娘)」本人だろうか。
第4話以降は、TVerで見ることはできませんでした。ダイジェスト版を見てみます。
『第1話から第5話までのダイジェスト版』
冒頭、女とあかちゃんが、端島を脱出・脱走するように小舟で海を陸へと渡るシーンが出ます。女はだれなのか、そして、あかちゃんはだれなのか。
炭鉱ですから、労働者と経営者で対立します。昭和30年代ですから暴力も起きます。そういう時代背景でした。昭和40年代になると大学生が暴れます。激しい学生運動がありました。
昭和の時代の職場でよく用いられた言葉に、『なになに一家(いっか)』というものがありました。「なになに」の部分には、会社名とか、所属名とかが入りました。職場のメンバーは、家族の集まりなのです。協力して仕事を仕上げていくのです。
こちらのドラマでは第五話で、『一島一家(いっとういっか)』と表現されました。
第4話では、わたしは観ることはできませんでしたが、『精霊流し(しょうろうながし)』が描かれました。わたしは、実際に精霊流しを12歳のときに熊本の離島で観たことがあります。病死したわたしの父親の精霊舟でした。さだまさしさんの歌曲、『精霊流し』を聴くとそのときのことを思い出して、胸にこみあげてくるものがあります。
やっぱり、朝子(杉咲花)さんが、いずみでした。
第6話はわたしの契約の場合動画配信サービスを見ることができないので、次は第7話を観てみます。
内容は、今の若い人が見たら感動するのでしょう。
過去という歴史の事実を体験した高齢の世代が見ると、こんなだったかなと首をかしげるでしょう。
日本人の生活のしかたが、かなり変化しました。
『第6話 希望の種』(パス)わたしは観ることができませんでした。
『第7話 消えない火』
荒木進平とリナが夫婦のようなものになっている。1歳の息子がいる。
進平と鉄平の両親である荒木一平とハルは、孫の誕生も含めて喜んでいる。
賢将と百合子は結婚している。
鉄平と朝子は、結婚待ちの状態にある。
でも、海底深くにある炭坑の穴の先端で、ガス爆発が起きます。
炭鉱の事故で、わたしが自分の人生で知っているところでは、わたしがこどものころにあった、福岡県大牟田市にあった三井三池炭鉱の爆発事故が1963年(昭和38年)でした。死者458人、一酸化炭素中毒が約839人と記録が残っています。
同じく、福岡県にあった三井山野炭坑(当時の稲築町(いなつきまち)、現在の嘉麻市(かまし))の爆発事故が1965年(昭和40年)で、死者237人、負傷者38人と記録が残っています。
1984年(昭和59年)福岡県高田町(現在は、みやま市)三井三池炭鉱有明坑で火災が発生し、死者83人が出ています。
人間は、生きているのが一番です。
生きているだけで、家族は安心です。
映像を見ていて思ったのですが、小学生ぐらいのこどもは、『いってきまーす』と言って学校へ行って、『ただいまーー』と言って帰って来てくれたら、何も言うことはありません。勉強ができるとかできないとか、運動ができるとかできないとかは関係ありません。
ドラマでは、火災をなかなか消火することができません。
進平とリナのこどもであるあかちゃんの演技がよかった。『ごちそうさまでした』の両手あわせのあいさつがじょうずでした。
いろいろ思うのですが、『産業構造の変化に逆らうことはできません。石炭の時代は終わっていくのです。坑内の火災を消火できてもできなくても、炭鉱は閉山へと向かっていくのです』
ちょっと気になったのは、女性は坑内に入ることはできなかったというドラマ内の説明でした。
端島はそうだったのかもしれませんが、福岡県内にある筑豊地区の炭坑では、たしか、明治時代のころから女性も坑内の作業をしていました。労働は過酷で、坑内で出産する女性もいたと聞いたことがあります。(戦後、法令の規制が入ったのだろうか。調べてみました。労働基準法がつくられて、女性やこどもの重労働が制限されたようです)
自宅の本箱にある一冊の本のページをめくったら、記事がありました。『画文集 炭鉱(ヤマ)に生きる 地の底の人生記録 山本作兵衛 講談社』、100ページに、「それにしても一番ひどかったのは、女坑夫であります…… 短い腰巻き(女性の下着)一つになって、スラを曳いたり(木製の箱型そりをひいたり)、セナを担うたり(運搬用の籠(かご)をになう(かつぐ))、命がけの重労働です……」とあります。
本の内容はおもに、明治・大正時代の炭鉱の記録です。山本作兵衛さんは、独学で絵を勉強して描かれています。克明な記録です。ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の『世界記憶遺産』に指定されています。
『第8話 ダイヤモンド』
『推理』が主体の内容です。
苦言を書かせてもらえば、演者がセリフをしゃべっているときに背後で流れる歌詞入りのBGM(バックグラウンドミュージック)がわずらわしい。
神木くんのひとり語りが長すぎます。聞いていて疲れて暗い気持ちになります。
わけありのあかちゃんは、戸籍がないようです。救済措置はあるような気がします。だから、めげてはいけない。ドラマでは不正な取り扱いがなされています。戸籍がないならないと言って、正直にやればいいと思います。
秘書のおじいさんが関係していたのね。
『第9話 あの夜』
名探偵コナンの推理みたいです。
『第10話 記憶は眠る』
尻すぼみか。人間はもっと自由に生活できます。う~ん。どうかなあ。意図的に一定の枠にあてはめようとしています。
『外勤(がいきん)』という言葉がピンときませんでした。
外勤:事務室、事務所の外で働く。営業とか、作業とか。
鉄平さんのお仕事は、社員のために、社員のことを考えながら働く、人事・労務管理を中心とした総務の仕事でした。
まあ、正直にいろいろ書いてみました。
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