2019年05月09日

せんろはつづくまだつづく 竹下文子・文 鈴木まもる・絵

せんろはつづくまだつづく 竹下文子・文 鈴木まもる・絵

 先日読んだ「せんろはつづく」の続編です。
 登場する少年少女は生き生きとしています。実際に動いているようです。可愛い。
 大人が読むと、「線路=人生」です。そして、物語は、障害物競争です。次々と困難な状況にぶつかります。しかし、こどもたちは、障害に向かって行き、解決して、次を目指します。力強い。
 知恵比べが続きます。最初は軽い障害物ですが、だんだんおおものになります。
 文章はリズミカルで、蒸気機関車の走行音を聞くようでもあります。
 スイカ畑を切り抜けたのは爽快でした。
 あひるの集団も数が半端なかった。どいてちょうだーい。
 踏切だよー
 駅もできあがりました。
 ループ橋はグッドアイデア
 うさぎさんも拍手してくれます。
 がけ地、深い谷、断崖絶壁をなんとかして通します。
 すばらしい発想です。絵に勢いがあります。
 夕映えがきれいでした。  

Posted by 熊太郎 at 07:06Comments(0)TrackBack(0)読書感想文