2024年08月30日

すしん たなかひかる

すしん たなかひかる ポプラ社

 こどもさん向けの絵本です。
 かなりおもしろかった。

 お寿司の話です。
 握りずしの下に、車輪が取り付けられます。

 まぐろの握りが、『すしーーーーん』と走り出します。
 爽快です。(そうかい:さわやかで気持ちが良い)

 たまごと、えびも走ります。『すしーーーーん』、『すしーーーーん』。

 そのあとを、貝と、あなごと、いくらとウニとタコとイカとサーモンと鉄火巻きが走ります。
 『すしーーーーん』、『すしーーーーん』、『すしーーーーん』

 なんだかんだと、いろんなネタが続きます。
 絵がキレイです。
 こんど親戚のちびっこにプレゼントする絵本の候補に入れることにしました。

 握りずしが、ヘリコプターになっています。

 勢いと力強さがあります。
 おーーーっ! 寿司と寿司が合体しましたーーーー
 対決ではありません。
 傑作です。(けっさく:非常に優れた出来栄え(すぐれたできばえ))

 ネタは、筋子(すじこ)か。
 筋子が恐竜になりました。
 ウォーーー ゴジラ寿司だぞーーーー
 『すしん、すしん、すしん……』
 なんじゃこりゃーーーー
 『すしーん、すしーん……』
 おもしろい!!
 
 ありゃ。
 上からピザが落ちてきました。
 『ピザッ』
 オチもおもしろい。

 さいごは、なごやか。
 なかなか良かった。
 今年読んで良かった一冊になりました。  

Posted by 熊太郎 at 06:36Comments(0)TrackBack(0)読書感想文