2024年08月29日

出川哲朗の充電バイクの旅 北海道清里町からサロマ湖へ

出川哲朗の充電バイクの旅 TVerとかネットもテレ東とか

出川哲朗の充電させてもらえませんか?
快走!北海道の絶景ロード130キロ!清里町“さくらの滝”から網走をぬけて夕景のサロマ湖へ!絶品“海の幸”も連発だ!愛之助&IMALUもウキウキすぎてヤバイよヤバイよSP


 網走湖あたりは、自分が三十代のころ、レンタカーで走ったことがあるので親しみを感じながら映像を見始めました。
 北海道らしい広大な緑が広がる風景です。畑と樹木以外はほとんど何もない。家は少ない。

 前半ゲストの片岡愛之助さんは、落ち着いた感じのいい方でした。人柄がいい人です。
 最初は、充電バイクの段取りを知らず、(ディレクターを含めた3人各自が、バッテリーが切れるまでそれぞれのバイクで走って、各自で、民家の玄関をトントンして充電のお願いをすると思いこんでいた)、出川さんたちを置き去りにして、どんどん先へ進んでいくので、見ていてびっくりしました。どこまで行くんだ!(出川さんたちはバイクを押して歩きながら片岡愛之助さんを追い、そこで充電させてもらうのが基本ルールです)
 片岡愛之助さんは、道路の左右に家があるのに、どうして充電依頼の声をかけないのか不思議でした。案外声かけがにがてで気が弱いのかと勘違いしました。一般人との会話がイヤなのかと思いました。

 片岡愛之助さんの歌舞伎役者の学力に関する話がおもしろかった。
 歌舞伎役者はこどものころから学校を休んで舞台をやっているから勉強はできないそうです。
 説得力があります。

 途中、以前の北海道ロケでの放送回で通った道も通ります。ゲストのずんのやすさんが、運転免許証を忘れてきて、地元で借りた自転車をこいであとからついてきた回です。そのときは、ロケが終わる頃に、仕事が休みだった女性のマネージャーがきゅうきょ東京から飛行機でやすさんの運転免許証をもってきたところで番組が終わりました。
 その後も長島一茂さんとか、竹内涼真さんも運転免許証を忘れて自転車でのロケでした。さきほどの片岡愛之助さんへの説明不足も含めて、こちらのスタッフなり、タレントを支える立場の事務所やマネージャーさんたちの確認不足のチョンボがときおりあります。まあ、自分は当事者でも関係者でもないので、そうかあと、少しあきれるだけです。

 後半ゲストのIMARUさんは、先日、今ご自宅がある奄美大島暮らしの番組を見た記憶があります。(今、台風10号の影響でたいへんな思いをされていることでしょう)
 この日は、鹿児島県の奄美大島から北海道まで飛行機で移動して来たそうです。
 ロケ先のお店などで、明石家さんまさんと大竹しのぶさんの娘さんが、今自分の目の前にいるということがとてもうれしいというような地元の人たちの声を聞きました。
 この番組を見ていて思うのは、こんないなかまで来るのかと、(ロケがやりやすいということもあるのでしょう)、でも、地元民にとっては、とてもうれしいことです。

 タレントさんたちから、突然充電の依頼をされても、いなかで、ちゃんとまじめに暮らしていれば、訪問されてもどうということはないということはあります。
 ふだんどおりなのです。そして、いなかなので、家の敷地や家屋が大きい。親族一同で同じ敷地に並んだ家で暮らしているということも多い。

 今回のお宅も、お庭が広くて、アスパラ、イチゴ、サニーレタスなどをつくられていて、出川さんにアスパラをレンジでチンして出されていました。
 片岡愛之助さんは、都市部のマンション暮らしで、庭はないのでうらやましいそうです。車で帰宅して、マンションにあるジムで汗を流してから自宅の部屋へ入られるそうです。

 出川哲朗さんは、相変わらず、抜けている人で、外国人観光客にどこから来たのかと声をかけて、『ホンジュラス(中南米の国。メキシコとパナマのあいだぐらいに位置する)』を、『コンジュラス』と何度も聞き返し、そもそもホンジュラスが国の名称とはわかりませんでした。
 見ていていつも思うのは、出川さんは知らないことばかりです。でも、知らなくても稼いで(かせいで)います。お金もうけには高い学力はいらないのではないかと思う時があります。学力よりも体力と人間味です。読み書き計算があやうくても、働いている人はたくさんいます。

 北海道料理を見ていて思ったのは、海鮮料理は、日本国の自慢料理だということです。

 後半の花を植えるご婦人方(70歳ぐらいの人たち)の紹介で、ダリアの球根が、サツマイモのような形だったのですが、そのことを初めて知りました。最初は、ダリアの球根を農作物だと思いました。
 そのときの、『しょうーゆラーメンが好き』と繰り返す4歳ぐらいの男児がかわいらしかった。

 その後訪れた食堂のホタテラーメンもおいしそうでした。大きなホタテ貝はたべでがあります。漁師の息子さん(60歳)がとってきたホタテをラーメンに入れて出しておられるそうです。
 地元の人たちがありのままでいい。
 本音で正直な気持ちを語られます。
 昭和10年生まれ89歳の女性店主の方がお元気です。
 うちの身内にも同じぐらいの年齢の年寄りがいますが、要介護5の寝たきりで今は入院しています。(介護度は5段階で5が一番重い)。
 映像の女性はお元気で、おしゃべりもおじょうずで、すごいなーー
 ステキでした。

 北見市、常呂(ところ)にあるカーリングホールでのロケが良かった。
 わたしもカーリングのファンです。わたしは、頭を使うスポーツが好きです。戦略です。
 カーリングをするレーンというのでしょうか、映像を見ていて、あんなにすべりやすいものなのかとびっくりしました。
 中学生たちのチームと勝負をしますが、心の交流がいい。まぐれで、出川チームが勝ってしまいました。

 自転車のスイカヘルメットの女性にびっくりしました。農家さんだそうです。

 『愛之助』という名前の男の子が会いに来てくれたのですが、片岡愛之助さんは、前日のゲストだったので会えなかったそうで、こどもさんは、がっかりしていました。残念。

 ちょっと強引なお店の女性(出川さんが断っても高級な食べ物をおみやげとして押し付けてくる)がおられましたが、しかたがありません。
 相手によかれと思ってやってあげても相手から迷惑がられるということはあります。自分にも覚えがあります。反省しています。
 会話のキャッチボールができるような心のゆとりがほしい。会話は押したり引いたりで、相手が嫌がったら、引くこともだいじです。

 サロマ湖でのエンディングでした。船上で淡水の湖と海水のオホーツク海の境目を見に行きましたが、両者の間に線引きがあるわけでもなく、まあ、あんな感じなのでしょう。
 次回のロケも北海道だそうです。楽しみにしています。