2024年08月09日

なんのサンドイッチ? たなかひかる 

なんのサンドイッチ? たなかひかる 大和書房

(1回目の本読み)
 発想の進展経過をマンガを読むように絵本にしてあるユニーク(珍しい(めずらしい))な絵本です。

(2回目の本読み)
 サンドイッチです。
 食パンが2枚、中になにかがあります。

 ありえないものが、具材に使用されています。

 食べられないものです。(自動車、すべり台……)

 絵を見ていれば、なにがはさまっているのか、うすうすわかります。

 食べられるけれど、一般的な日本人は食べないものです。(ウサギ)
 ウサギたちは、オレンジ色のニンジンを食べています。
 
 なかなかおもしろい。
 ヘリコプターです。
 ヘリコプターのプロペラが、クルクル回っているから、上にある食パンはクルクル回っています。
 
 今度は、馬です。

 ここからがおもしろい。
 馬だと思っていたらケンタウロスでした。(上半身が人間です)
 
 硬式野球のボールです。
 キャッチャーのミットが、食パン2枚です。(おもしろい)

 ヒーローと怪獣です。
 戦っていたけれど、ふたりは仲良しになります。(おもしろい)
 
 パンのサンドイッチ。
 パンのあいだにパンがはさんであります。(なるほど)
 どんどん話が発展していきます。
 なかなか雄大な展開です。
 
 なるほど。
 じょうずな終わり方でした。

 小学校低学年の孫に読んであげましたが、発想を理解できず、いまいちだったようです。  

Posted by 熊太郎 at 06:15Comments(0)TrackBack(0)読書感想文