2020年01月21日

ぼくのぱん わたしのぱん 神沢敏子・ぶん 林明子・え

ぼくのぱん わたしのぱん 神沢敏子(かんざわ・としこ)ぶん 林明子・え

 ぱんづくりをおしえてくれる科学の絵本です。
 1978年発行のロングセラーです。
 ぱんを思わせる茶色の色調で続きます。きれいな絵です。
 ぱんやさんもこどもたちも外国人のイメージです。ぱんのにおいが絵本から出てくるようです。
 女の子と、男の子ふたりです。三人きょうだいなのでしょう。小6の女の子、小5の男の子、小2の男の子ぐらいに見えます。
 小麦粉、塩、砂糖、水、卵、バター、そして、イースト菌。
 10:10左上にかけ時計の絵があります。スタートです。
 ぱんをボールの中でこねるときの表現として、「あらしのなかのふねのよう」が気に入りました。
 上の男の子は歯を食いしばって、力が入っています。
 こんどは、たたきつけます。ぱんぱんぱん。
 おもちみたいにあついそうです。
 しばらくおいといて、1:15からぱんのかたちづくりをはじめました。動物をはじめとして、いろんなかたちができました。表面にたまごのきみをぬります。やくと、くりいろに光るそうです。ふーん。知りませんでした。
 そして、焼きます。
 5時間ぐらいかかりました。パンのできあがりです。
 自然の恵みを感じます。
 こども三人の食事風景がなにかさびしい。こどもだけです。おとながいません。まどのそとから、ねこちゃんが、こどもたちをながめています。  

Posted by 熊太郎 at 06:55Comments(0)TrackBack(0)読書感想文