2019年12月12日

R-1ぐらんぷり2009 DVD

R-1ぐらんぷり2009 DVD

 優勝者は、中山功太さんという方でしたが、わたしは、COWCOWカウカウの山田與志(やまだ・よし)さんという人の演技が一番面白かった。テニスの得点表示係役で、得点表をめくりながらのおもしろおかしい演技でした。
 2番目に良かったのが、バカリズムさんの都道府県ネタで、県を手に持つというアイデアに大笑いさせられました。

「夙川アトム(しゅくがわ・あとむ)」
 テレビ業界人の業界用語(逆に言う)ネタでした。会場は笑いに包まれていましたが、わたしは意味がわからず、笑えませんでした。[後日、NHK朝ドラのスカーレットで俳優として登場していることに気づきました。びっくりしました]

「岸学」
 ジャック・バウアーという人の声がいいらしいのですが、わたしにはわかりません。ピストルとしゃもじをもって、テレビ番組の晩ご飯を見せてくれというような企画(ちょっとわたしは知りませんが、ヨネスケさんという人が司会進行をしているらしい)の物まねでした。「半年前のカレーは寝かせすぎ。腹痛」がおもしろかった。あと、和式トイレを洋式トイレにしてほしいという要望も切実感があってよかった。

「バカリズム」
 学校の授業で、先生が北海道、静岡県、石川県、栃木県、福岡県、愛媛県、高知県と説明をしながら、県の図面を手で持ったらこうなるという絵を示していきます。爆笑しました。シンプルであること、わかりやすいことが笑いの必須であると悟りました。

「エハラマサヒロ」
 バカリズムさんを抜いた得点でしたが、わたしにはわかりませんでした。ギターを弾きながらの物まねみたいでした。日本昔話の人間っていいなの歌。ゆきやこんこんの歌。審査員の話では、新鮮でライブ感があってよかったそうです。

「サイクロンZ」
 ダンス、音楽にあわせた動きがおもしろい。

「鳥居みゆき」
 こっくりさんあそびです。不思議な雰囲気の世界。なんだかせつなくなります。そっくりさんのこっくりさん。

「鬼頭真也」
 本をいっぱい並べて本の紹介です。おもしろかった。源氏物語、人間失格、走れメロス、かちかちやま、ちびまる子ちゃん、半島を出よほか、大量の本です。ドカベン。まじめな内容でした。

「COWCOW 山田與志(やまだ・よし)」
 フリップ芸(紙芝居みたいですが、大量の紙をめくりながらコメントを続ける)です。
 次は、何が出るかなという楽しみが見ていてあります。
 ラブなんとか、(テニスの得点)、なんとかラブというところがおもしろかった。ゴルバチョフ、セブンイレブン、ゴルゴサーティンが鍵の言葉です。リラックスして笑えます。

「あべこうじ」
 自分を観察するような話術です。わたしの好みとは合いません。頭痛になりそうでした。たたみかける話術です。ずぶ濡れの犬が出てきてどうこうというお話でした。

「中山功太」
 優勝者です。時報に合わせて、大量の言葉遊びです。上品で緻密です。世間を斜めに見ての言葉遊びです。技巧派フレーズ王子だそうです。(温泉に宿泊に来て)2回入浴しよう。寝てなさすぎて、調子が悪い。(トランプで)うん、とりあえず、やってみよう。プールの匂いが近い。おれもそんな時代があった。お坊さんに謝ること。悟りを開いた。(地球最後の日に)みんな笑おう。

〇サバイバルステージ(敗者復活戦)
「三浦マイルド」
 ハゲネタ。女は男の頭皮しか見ていない。ちょっと、気持ち悪かった。

「くまだまさし」
 かつらをとって、鼻の左の穴でフーセンをふくらませて、右の穴でシャボン玉を出す。そこまでしなくても。

「もう中学生」
 背景の絵を自分で描いて用意して、話をしながらセットしていく芸。長い消防車がすごい。

「友近」
 高知県のテレビ局のアナウンサーの立場で57時間テレビという番組をやりました。

「夙川アトム」
 ひっくりかえしことばで、浦島太郎。

「岸学」
 小学校の6年生の設定で、プールの時間に、自分のブリーフがなくなって、教室の前で先生にブリーフが発見されて、これはだれのだと聞かれても自分のものだと答えずらいという内容。リズム感あり。動作で笑わせる。

「鈴木つかさ(ザ・プラン9(ナイン)脱退)」
 マンガから出てきたようなかっこうでした。リーゼントのギャングみたいな感じ。クロスワードパズルを解きながら笑わせる。

「ナオユキ」
 言葉の研究発表のような内容でした。漫談。

「天津木村」
 エロ詩吟。健全でした。ゆえに笑えませんでした。

「ヤナギブソン(プラン・9)」
 音楽記号の解説でした。お客さんにアルファベットの表示を読ませるのは非効率的です。
  

2019年12月11日

M-1ぐらんぷり2007 DVD

M-1ぐらんぷり2007 DVD

 優勝は、サンドウィッチマンでした。敗者復活からの決勝進出、そして、優勝で、劇的でした。

「笑い飯」 西田幸治 哲夫
 「お呼びでしょうか、ご主人さま」から入るロボットネタの芸でした。笑いをコツコツと積み上げていく方式です。

「POISON GIRL BAND」 阿部智則 吉田大吾
 学校で習う科目で地理が苦手、島根県と鳥取県の区別がつかないというネタでした。両県を、手に持って判断する。次に、県でサッカーのリフティングをする。ポケットに入れる。目に入れる。耳に入れる。独特の世界観です。

「ザ・ブングル」 松尾陽介 加藤歩
 毒のある笑いでした。怒り満載のキレ芸です。スーパーのレジあたりの話から始まります。加藤歩さんはクレイジーです。興奮状態。暴力的。
 
「千鳥」 大吾 ノブ
 動物園の飼育員の仕事です。好感度を求める話になって、悪代官みたいなたくらみがあります。最後に3種類の動きを合わせる動きをしたのですが、わたしは、意味がわかりませんでした。

「トータルテンボス」 大村朋宏 藤田憲右
 ホテルの宿泊の話です。お客さんとホテルマンです。ヤング・ヤンガー・ヤンゲストというところがおもしろかった。ボイラー室にこだわります。火災が発生します。基本的な漫才と感じました。

「キングコング」 西野亮 梶原雄太
 洋服屋のお話です。店員と客です。スピード感あり。言葉遊びです。勢いがあってパワフルです。ジェットコースター漫才です。新鮮です。

「ハリセンボン」 近藤春菜 箕輪はるか
 ニュースキャスターとお天気お姉さんです。太っているとか、存在感がないとかがネタです。女性らしい漫才でした。

「ダイアン」 ユースケ 津田篤弘
 スカウトの話です。片方が舞台から引っ込んだり出たりします。「帰れと言われてもなんども来る。これがぼくの仕事」というセリフが繰り返されます。

「サンドウィッチマン」 伊達みきお 富澤たけし
 アンケートをとるというものですが、シンプルな問答で、爆笑を誘う手法がとてもいい。おもしろかった。

(決勝)
「トータルテンボス」
 旅行代理店の店員と客です。ひどい旅プランばかりです。否定から肯定へもっていったのですが、ちょっとわかりませんでした。

「キングコング」
 台風中継のリポーターです。ダイナミック。どつき漫才。おもしろかった。

「サンドウィッチマン」
 ピザの配達です。暴力的でもあります。
 冒頭の、「なまえだけでも 覚えてください」のコメントがいい。
  

2019年12月10日

出川哲朗の充電バイクの旅 佐渡島縦断

出川哲朗の充電バイクの旅 佐渡島縦断 テレビ番組

 行ったことがないので、映像をながめながら、行った気分になれました。
 ゲストは、富田靖子さんと岡田結実さんでした。
 佐渡島といえば、特別天然記念物のトキですが、ピンク色の鳥で、映像できれいに確認できました。
 佐渡島の人にとっては、なかなか実物を見ることができない出川哲朗さんのほうが天然記念物的存在ではなかろうか。
 考えてみれば、一同の行動をみていると、かなり図々しい。いきなり来て、充電させてとか、満室状態なのに泊めてとか、飲み物食べ物が出て、車での送迎も頼んで、テレビだから受けてもらえるけれど、かなり、ずうずうしい申し出に住人のみなさんたちが喜んで(たぶん)応じておられるのは、出川さんほかのタレントさん、俳優さんの人柄・個性・情報発信力の強さのおかげなのでしょう。
 あいかわらず、海の景色は美しい。日本中、どこへ行っても海がきれいです。
 魚屋さんにいた小学2年生の女の子が人慣れしていておもしろかった。男の子もいっしょうけんめいで好感をもちました。
 出川さんの安産祈念、その場にいる人たちとの交流風景は、日本が好きになれる風景です。
 BGMで少し流れた南沙織さんの歌がなつかしかった。  

2019年12月09日

殿、利息でござる 邦画DVD

殿、利息でござる 邦画DVD 2016年5月公開

 いま上映している邦画「決算、忠臣蔵」を観にいく前に、同じ分類に属するであろうこの映画をDVDで観てみようという興味が湧いて観てみました。

 人の心の微妙な動きを上手に描いたいい映画でした。
 「人のためになれ」ということを柱にして、お金を素材にして仕上げてあります。
 守銭奴と陰口を言われても耐えて、いざというときのためにお金を貯めて、自分のためではなく、人のためにお金を使う。慎みの掟により、密やかにそっとやさしく人助けをする。目立とうとせず、地味に地道に生きていく。
 人の噂を気にしてはいけない。相手に報いを求めてはならない。
 親子、兄弟、夫婦の情愛に満ちています。いっけん悪者に見える人物が悪者ではない。人間の多面性を表現してあります。
 人は人を苦しめてはならぬという教えがあります。
 調べた言葉などとして、「茶師:茶葉の選定と調合をする人」、「肝いり:町や村の代表者」、「身代:所帯の財産」、「息災:そくさい。病気をしないで元気なこと」
 良かったセリフなどとして、「あんたはどっちを向いて仕事をしているのだ」、「通そう(とおそう)」、「命綱」、「店をつぶすことはまかりならぬ」  

2019年12月08日

旅バラ 太川&蛭子 鉄道VS路線バス 青森八甲田山

旅バラ 太川陽介&蛭子能収 鉄道チームVS路線バスチーム 盛岡~青森八甲田山ロープウェイ乗り場 テレビ番組

 青森県の八甲田山ロープウェイには2回行ったことがあるので、現地の車での山登りの道は知っています。そんなこともあって、最初に聞いたときは、鉄道チームの勝利確実だと思いましたが、チェックポイントを通過しなければならないということや、鉄道チームは、鉄道、タクシー1万円、徒歩が移動手段で、八甲田山を徒歩で登るのは相当の時間がかかると思い、路線バスチームが勝つと予想しました。
 意外な結末でした。太川陽介さんのチーム(蛭子さん、南明奈アッキーナさん)は、運もよく、なにより、太川さんがミラクル連発で、スムーズな乗り継ぎが続き圧勝の雰囲気でした。対して、鉄道チーム(スギちゃんがかなりのブレーキ的存在でした。鉄道マニアタレント司会者村井美樹さん、元AKB西野未姫さん、対立がきつく、三人仲間割れの雰囲気)だったのに、結局、タクシーが功を奏して、山道を歩くことなくゴールされました。びっくりしました。勝負事はやってみないとわかりません。
 競争形式にして、スリルもあって、いい企画アイデアだと思いました。ただし、蛭子さんが歩くことを嫌がって、この番組は、次回12月25日で最終回になるそうです。蛭子さんはもう72歳ぐらいですから休ませてあげたい。蛭子さんに変わるユニークな人を代わりの相方にして、この対決方式で、太川さんががんばってほしい。
 以下は、おもしろかった蛭子さんのコメントです。
① 「とりあえず(バスに)乗ってしまう。あとは、どうなるか、知らん」
② とんかつは、タレをつけたあと、皿の上に置いておく。(あとで食べる)
③ (バスの乗り換えが、太川さんが一所懸命なおかげで順調です)「なんとなく、うまくいっているだけ。(番組としては)おもしろくない」
④ (旅館に予約の電話を入れて)「相手がオレの名前を言っていたけど(最初に自分で名のったことを忘れている)」
⑤ (海鮮が苦手で嫌い)「(かつ丼のかわりにいくら丼をいやいや食べている)これを煮てもらったほうがいい」
⑥ (太川さんが負けたことを残念がっている)「真剣だったのか」蛭子さんはギャラがもらえて、とにかくロケが終わりを迎えられれば、特段ゴールできなくてもいいやと思っているときが見受けられます。人間の本音が出ていておもしろい。

 太川さんの気持ちの強さがすごかった。途中、バスの中で、ヘッドランプをつけて、拡大レンズをとおして地図をじっと見る姿に圧倒されました。
  

2019年12月07日

出川充電バイクの旅 しまなみ海道広島県尾道~愛媛県今治城

出川哲朗充電バイクの旅 しまなみ海道広島県尾道~愛媛県今治城 テレビ番組

関東地区2019年7月13日放送分

 ゲストは、たんぽぽの川村エミコさんです。免許取り立てで、この番組のために取得したそうです。
 尾道の風景は、現地に行ったことがあるので記憶が残っています。
 番組は、台湾ラーメン、レモン鍋を食べて、お寺さんを見学して、地元の人たちとふれあって、宿泊してと順調に進んでいます。
 どこに行っても見物の人たちが多い。NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」も見ているですが、鶴瓶さんは、こどもにとっては近づきにくいのか、鶴瓶さんのほうから子どもさんに近づいていくのですが、出川さんのほうは、こどものほうに安心感があるのか、こどものほうから出川さんのほうに、やばいよやばいよとか、でがわー、とか言いながら近づいていきます。

(次週へ)

 見落としてしまいました。

(その後 追記 2020年6月9日)
 6月6日に再放送がありました。ラッキー

 尾道の千光寺あたりには行ったことがありますし、ケーブルカーにも乗ったことがあるのでなつかしかった。
 クリームソーダもなつかしかった。おいしいです。

 今回のルートのしまなみ海道は、2014年のときの路線バス乗継ぎの旅で、太川陽介さん、蛭子能収さん、宮地真緒さんが、橋を歩いて渡って、たいへんな思いをされたところです。

 前半のゲストの川村エミコさんは、まじめな人という印象です。
 後半のゲストの反町隆史さんは、かっこいい人ですが、くだけています。

 食事では、「レモン鍋」がおいしそうでした。
 
 出川さんが、反町隆史さんのことを唐沢寿明さんをからめてからかうのですが、意味がわかりませんでした。