奈良県・大阪府 信貴生駒スカイライン(しぎいこま)

スカイラインの鐘の鳴る展望台からの眺めです。大阪方面になります。
白く霞んでいます。ビルがたくさんです。



日本のスカイラインはどこも閑散としていているようです。昨年12月から今年2月にかけて、鹿児島県の指宿スカイライン(いぶすき)、三重県の伊勢志摩スカイライン、そして今回は、信貴生駒スカイラインを車で走りました。生活道路ではないし、通勤に使用する道路でもないので、走行する必要がないのでしょう。また、冬季という時期的な理由もあって車や人が少ないのでしょう。遠い昔に全国的なスカイライン建設ブームがあったのだろうと推測しました。
こちらのスカイラインの特徴として、散策している徒歩のお客さんを見かけることです。山の中腹辺りに車を止めて登ってこられるようです。



スカイラインの途中に鐘の鳴る展望台があります。前の写真は、コンクリートの建物があって、そこの階段から撮影しました。階段は高い位置にあって、わたしは高所が苦手なので、怖かった。
階段の途中に鐘があります。



高所の恐怖をこらえながら、恐る恐る右にあるヒモを引っ張って、カラーンと1回鳴らしてみました。
そして、どういうわけか、階段を下りた踊り場スペースに鍵がたくさん飾るようにかけてあるのです。それも業務用の真鍮(しんちゅう)の鍵で見た目には、愛らしさはありません。鍵にはペンで、なにかしら文章が書かれていましたが、その場所にはほかの人たちもいたので読むのは遠慮しました。鍵たちは、神社に飾ってある願い事の絵馬のようでもあります。恋人であるふたりが離れませんようにあるいは別れませんようにということで、「鍵(かぎ)」なのでしょう。
角田光代著(かくたみつよ)「八日目の蝉(せみ)」では、この付近が舞台のひとつになります。発端は男と女の愛のもつれでした。ひとりでふたつの鍵をもつとややこしくなるのです。


  

Posted by 熊太郎 at 17:46Comments(0)TrackBack(0)奈良県
分県地図 三重県・大阪府・奈良県 昭文社 信貴山寺(しぎさん朝護孫子寺ちょうごそんしじ)

 2週間ほど前に、次のルートで聖徳太子のふるさと奈良県斑鳩(いかるが)地方へ日帰りドライブに行ってきました。(名古屋西)東名阪自動車道-(亀山ジャンクション)新名神高速道路-(草津ジャンクション)-名神高速道路-(瀬田東ジャンクション)-京滋バイパス-(大山崎ジャンクション)-名神高速道路-(吹田ジャンクション)-近畿自動車道-(松原ジャンクション)-藤井寺インターチェンジ-(狭くて急な登り道でどきどきしました)-信貴山寺-信貴生駒スカイライン(展望台まで行って引き返し)-法隆寺-帰りは法隆寺インターチェンジから大阪方面へ向かい吹田ジャンクションから名神を名古屋方向へとひた走りました。帰路に予定していた京滋バイパスと新名神はどちらも事故渋滞だったので避けました。ところが名神の方も愛知県一宮ジャンクションで事故渋滞通過2時間を要するだったので、大垣インターで降りて、桑名まで南下し、東名阪の桑名東インターチェンジから帰路につきました。松尾芭蕉さんの「奥の細道」を思い出したのです。芭蕉さんが旅の終わり近くで、旅の連れの曾良(そら)さんと確か大垣で別れるのです。曾良さんは、はまぐりがおいしいことで有名な桑名へ向かうのです。大垣から桑名へと夜の暗い中を車を走らせながら、きっと江戸時代に曾良さんはこの道を歩いたのに違いないと確信したのでした。
 さて信貴山寺です。正式な朝護孫子寺という名称をなかなか暗記できません。自分のなかでは、信貴山寺という名称に変えています。駐車場は参道の入口付近にあります。1回500円です。12時頃着きましたが少し待って止めることができました。もうしばらく遅くなると、待ち時間が長くなるようです。
 山のそれほど険(けわ)しくない傾斜地にたくさんの寺社が建っています。信貴山絵巻が有名です。模写したものを見学しました。本物は奈良国立博物館所蔵で公開はしていないようです。ただし、最近までこの寺で展示されていたそうです。(時期を限って公開しているのかもしれません。)
入口付近にある張子(はりこ)の虎が有名なようです。






次の構造物が何なのかはわかりませんが、回転します。そばにいた参拝客のみなさんと一緒に押して、右回り1回転させました。かなり重いです。玉虫厨子(仏具たまむしのずし)のようでした。



次は奈良方面のながめです。



次のところからながめました。






以下境内の風景です。












いろいろなものがピカピカに新しくて、古くからの寺という感じがしませんでした。  

Posted by 熊太郎 at 18:32Comments(0)TrackBack(0)奈良県

2009年05月14日

奈良 雨の東大寺

奈良 雨の東大寺

 今年に入って、1月の若草山の山焼き、3月の東大寺二月堂のお水取り、そして今回5月と3回目の訪問になりました。また、今まで10年間に何度も東大寺を訪れているのですが、先回は初めて、雨降りの日の訪問になりました。そして、たいへん混雑していました。









 傘をさしながら初めて、大仏殿の前に設置してある八角燈籠を撮影しました。しげしげとながめたのも初めてです。創建当時のもので国宝です。もう1300年ぐらい前のものになります。表面の彫刻をながめながら、その当時には高度な文化をもつ社会が成立していたことがわかります。
 現代人は、現代の生活が歴史上最高のものととらえがちなのですが、どうもそうではないようです。古代の建築や絵画や彫刻を同じように制作できる人物が現代に存在するという話は聞いたことがありません。職人がいなくなって、機械化が進みました。 地球上に人類が登場してから3万5千年ぐらいが経つと思うのですが、1300年前、日本では、便利がいいとか悪いとかは度外視して、社会は高い技術水準を獲得していたとこの八角燈籠をみつめながら考えたのでした。  

Posted by 熊太郎 at 22:37Comments(0)TrackBack(0)奈良県
奈良県當麻寺(たいまでら)

不覚にも写真をこれ1枚しか撮影していませんでした。




長谷寺で思いのほか時間がかかってしまい、駅まで力いっぱい走ったあと予定の電車に乗ることができてほっとしました。大和八木で乗り換え、橿原神宮でまた乗り換え、同駅でおなかがすいたので、ジュースとケーキを買い、午後4時前によたよたと、この當麻寺(たいまでら)に到着しました。
本堂の曼荼羅(まんだら・仏さまたちの絵です。)を見学し、講堂、金堂で仏像を見学し、庭園でぼたんとてっせん(お花です)を見て、中将姫(ちゅうじょうひめ)という方のお話を見ました。近くに二上山(にじょうさん)なる特別な物語のある山々があるのですが、今のわたしにはそれを理解する能力がありません。大津皇子(おおつのみこ)という方が主人公です。
再び各駅停車の電車に乗り大阪方面を目指しました。途中「上ノ太子」駅で、聖徳太子とか、推古天皇、小野妹子さんたちのお墓を見学しようかという気になったのですが、お寺さんや、お墓ばかり巡っている自分はもしかしたら「変人」ではなかろうかと危ぶむ気持ちに襲われてやめました。  

Posted by 熊太郎 at 19:13Comments(0)TrackBack(0)奈良県
奈良県長谷寺(はせでら)

 たいへん混雑していました。室生寺から長谷寺行きの直通バスが運行していたので、それを利用しました。参拝後は、近鉄駅まで歩いたのですが、最後が上り坂で、列車の時刻が迫っていたこともありあせりました。3月に東大寺二月堂のお水取りを見学したのですが、そのときそばにいたおばあさんがつぶやいた「お参りは、つらいよ」という言葉がよみがえりました。次の写真は上っていく回廊なのですが、写っている天井の下に、実際はたくさんの参拝客がいます。顔がわかるといけないので、カットしました。









たしか、京都の大河内山荘から小倉山方向に「大悲閣」と書かれた建物が見えました。こちらは長谷寺の本堂です。1000円をお支払いして、観音様の足の甲をなでながらお参りしたのですが、観音様は身長10メートルで巨大であり、こどもの頃に見た映画「大魔神」を思い出し怖さばかりが先立ちました。
次の写真は、本堂前の舞台から見下ろしたお寺の全景風景です。





ぼたんが有名なお寺さんなので、いくつかのぼたんの写真を掲載して終わりにします。
みどり色のぼたんは、キャベツをみているようでした。















  

Posted by 熊太郎 at 18:32Comments(0)TrackBack(0)奈良県
奈良県の室生寺(むろうじ)

 前回室生寺に来たのは、35歳のときでした。引率接待の仕事でした。今はもう50歳になったので、15年も前のことになります。今回は、ゴールデンウィーク中であり、たいへんな混雑かと思いきや、駅で下車したときには、お客さんはまばらで、バスはすいていました。

 五重塔です。





石楠花(しゃくなげ)が有名らしく、境内にたくさん咲いていました。枇杷(びわ)のような葉っぱで大きな花が咲いていました。





わたしにとっては、バスで寺まで来る途中にみかけた野性の藤とか、新緑の方が目につきました。以前、鎌倉とか奥湯河原で見た新緑が忘れられなかったのですが、ここ、奈良の新緑も見事です。人間にたとえると中学生でしょうか。樹木の葉は、だんだん濃緑に変わってきて、若々しさが消えていくのです。













室生寺の仏像群は、奈良秋篠寺の薬師如来(やくしにょらい)と同様、彫りが柔らかいものでした。





見学を終えたあと、このあと見た長谷寺も含めてなのですが、もう来ることはないだろうと感じました。人それぞれ、合うとか合わないということがあるもので、こちらのお寺さんのほかにも、法隆寺、唐招提寺、薬師寺などを訪れたことがありますが、いろいろな仏像をも含めて、自分の心に響くときと響かないときがあります。心に伝わってくるものがあれば、何度も訪問しますが、そうでないときは、もう訪れることはありません。わたしも典型的なリピーター(特定の場所を繰り返し訪れる人)のひとりです。  

Posted by 熊太郎 at 22:58Comments(0)TrackBack(0)奈良県