2012年06月10日

年収200万円からの貯金生活宣言 横山光昭

年収200万円からの貯金生活宣言 横山光昭 ディスカバー

 読者の対象は、カードローン・キャッシングの中毒者、同様に携帯電話の中毒者だと感じました。カードというものは、翌々月に口座から落ちると思っていましたが、即時に落ちるデビッドカードの存在をこの本で知りました。ダイエット本と似ています。問題点を数値化して、改善していくのです。本は女性向けの面もあります。
 若い頃のひとり暮らしは、貯金が貯まりません。収入が少ないうえに住居費がかかります。車は持てません。作者は、糖尿病であることを書中で明かし、暴飲暴食の自業自得であったと反省しています。この本は、作者本人の失敗に基づいて成り立っている理論です。
 忙しい人は、お金で「時間」を買うことがあります。使ったお金よりももっと多くのお金を稼ぐためです。
 医療費のことも頭に入れておかなければなりません。この本では、「生命保険」が無駄のひとつに挙(あ)がっています。若い頃、病院に10年以上行ったことがなくて、毎月給料から天引きされる保険料に不満をもっていました。ところが、思いがけない病気にかかって3か月ぐらい入院したことがあります。それまでに納めた保険料以上に費用がかかりました。健康保険から医療費が支払われました。加えて生命保険からも給付金が出て納めた保険料の大半が戻ってきました。そもそも保険というものはそういうものだとそのときわかりました。
 うつ病にならないためにお金を使うということがあります。「予防」です。自分に対する投資とか気晴らしです。書中では、飲み会代の交際費で記されています。飲み会にも無駄な飲み会と有益な飲み会と分類されています。
 セールスの甘い言葉には要注意です。おだてられていい気になって、必要のないものにお金を出してはいけません。自分の家計簿がつけられない人には、組織の予算や経理の仕事は向きません。親族や同僚・上司からの借金要請を断るのは難しい。難しいけれど、貸したお金は返ってきません。前もってどうするのか覚悟を決めておいた方がいい。この本の220ページに書かれているとおり、あなたは試されているのです。


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