2025年04月28日

ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 陣取り合戦 埼玉決戦

ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 陣取り合戦 第16弾 春の埼玉決戦 テレ東 動画配信サービス

 6勝6敗3分けですが、今回からルール変更がありました。
 とった陣(チェックポイントのようなもの)が同数のときは、タクシー代残金が多いほうが勝ちです。

太川陽介チーム:箭内夢菜(やない・ゆめな。わたしは知らないのですが、イッテQの出川ガールだそうです。あいにくわたしはイッテQを観ていません) ザ・マミィの酒井貴士(頼りなさそうなのですが、なかなかおもしろいキャラクターでした)

河合郁人(かわい・ふみと。ロケを見ていて、河合さんは芸能界で売れたいとか継続して働きたいという気持ちがひしひしと伝わってくる人でした)チーム:俳優 松尾諭(まつお・さとる。松尾さんは、昨年秋に東京渋谷にあるパルコ劇場で、江口のりこさんと共演されている演劇を観ました。ご本人を見て、体の大きい人だなあと思いました。ほかには、千葉雄大さんと松岡茉優(まつおか・まゆさん。芸達者な人です。ひとりで複数のキャラクターを演じておられました)が出演されていました。タイトルは、『ワタシタチはモノガタリ』でした。みりちゃむ(大木美里亜。朝ドラ「おむすび」に出て、博多のギャルを演じておられました。去年博多に行ったときに、ロケ地になった中洲の橋のあたりを見ました。たしか、そこで、ギャル集団のパラパラダンスの撮影があったはずです)

 ロケ地風景を見ていて、埼玉県は、農業県だとわかりました。
 田畑が広がり、狭くて細くて曲がっている道もけっこうあります。
 バスセンターや駅があるあたりは市街地です。埼玉県は、昼間東京へ働きに行く人たちにとってのベッドタウンなのでしょう。(仕事から帰宅して、寝るための家がある)
 各町村に設けられた陣(じん。チェックポイント)では、自然の恵みを中心にしたおいしいものがありました。ブルーベリーのアイスクリームとか、うなぎとか、おせんべいとか。
 
 うまくいくときもあるし、ミスするときもある。人生のようなゲームです。七転び八起き(ななころびやおき)なのです。太川チームは、循環バスに乗って、目的地への遠回り経路になって失敗しました。でも、最終的には勝利しました。陣の数は同数で、タクシー代残金の多さで勝ちました。おめでとうございます。

 陣取りがどうこうというよりも、6人のやりとりとか、地元の人たちのようす、地元の名物などを楽しみながら映像を見ています。
 新しい発見があって、自分の知識が増えることが楽しい。
 路線バスも、よーく見ると、いろんなデザインやスタイルがあって、ああ、バスの見た目ってこんなにたくさんあるんだと気づかされます。
 バス路線はややこしい。観ていても土地勘がないのでよくわかりません。

 ナレーターの話し言葉の文章がじょうずです。文章がうまくつくってあります。ナレーターさんの口調もいい感じです。

 桜の花がきれいでした。いいお天気のロケで良かった。

 『行田市(ぎょうだし)』というところがあります。
 行田市に関して、映画にもなった小説作品があります。
 『のぼうの城 和田竜 小学館』
  「のぼう」とは、「でくのぼう」の「のぼう」であり、「でくのぼう」とは、城主成田長親(ながちか)氏を指(さ)します。城の名前が「忍城(おしじょう)」、現在の埼玉県行田市(ぎょうだし)となっています。最初は、豊臣秀吉の小田原城攻めに取り掛かる場面があるので、のぼうの城は小田原城だと勘違いしました。その記述の前に備中高松城の水攻めの様子が描かれています。秀吉の豪快な水攻めに感動した石田三成は、「忍城(おしじょう)」を水攻めにしますが、大失態を演じてしまいます。なにゆえそうなったかの経過が歴史事実を基に創作されています。戦闘シーンの記述は、映画「レッド・クリフ」を見ているようでした。迫力満点です。

 そのほか、松尾諭さんはラグビーをやられていたそうで、ラグビーにかける思いを熱く語っておられました。わたしも高校の体育の授業では、ラグビーが好きでした。