2024年07月02日
愛ちゃん物語 邦画 2022年
愛ちゃん物語 邦画 2022年(令和4年) 1時間27分 動画配信サービス
最初のうちは、映像を観ていても、わからないこと、理解しがたいことが多くて、???の連続でした。
最後半部で、それまでに散りばめられた伏線が順次回収されていって、なかなかいい脚本として、映画ができあがっているじゃないかと見直しました。
まあ、奇妙と言えば奇妙な内容です。女装する男性が出てきます。
5歳ぐらいの女児(清水愛)が、父親とふたり、家に残されて、母親が家を出て行くシーンがでます。
なのに、その女児の母親は、女児を生んで間もなく死去しているそうです。わけがわかりません。
父子家庭の娘のさびしさがあります。娘はほったらかしです。
父親は仕事人間で、夜遅く帰ってくるのですれちがいの親子です。
父が帰宅した時、娘はもう寝ているし、娘が朝起きたときには、父はもう出勤しています。
とにかく、父は、お金のために働きます。けっこういい戸建てに住んでいる親子です。父親と娘は携帯電話のメールで用事をやりとりするだけの関係です。父子家庭の悲しみがあります。生身の会話ができない父と娘です。
ただ、一般論として、親が、なにがなんでもお金を稼ごうとすると、親の子に対する態度は厳しくなります。生活を厳しくコントロールして、お金もうけの環境づくりをしていかないと、お金をきちんと手に入れることが難しくなります。親の気持ちはいつも張りつめています。そういうものです。
16歳高校一年生、制服がなく、自由な設定ですので、私立高校でしょう。
マンガの映像化かと思いましたが、そうではなさそうです。
愛ちゃんの朝食は菓子パンです。
愛ちゃんのクラスメートの男子がいます。転入生ですが、幼稚園の時に愛ちゃんをいじめた男子だそうです。
愛ちゃんの門限は午後6時です。愛ちゃんは、門限を厳守します。
愛ちゃんは、父親から、勉強と読書だけをしていればいいと言われ、その言いつけを守ります。その結果、愛ちゃんには、友だちがいません。友だちのつくりかたもわかりません。
頼まれてなんでも従う愛ちゃんは、同じクラスの女子たちからに利用される都合のいい人間扱いです。
映像は、シーンとして静かですが、ときおり、ミュージカルのようになります。
愛ちゃんが、ダンスを踊りながら歌います。ときおりミュージックが、お寺さんのお経(おきょう)に聞こえます。
女装した男性が出てきます。聖子さんというお名前の男性です。
おもしろそう。愛ちゃんとふたりで、ピンク色のベンチに座っておしゃべりをして、ふたりは仲良くなりますが、それは、異性であっても女どうしの関係です。
LOVEと書いて、愛と読む名前、そして、女装している男性は、MARIA(マリア?)と書いて聖子と読む名前だそうです。見ていて、理解できません。
途中、う~む。眠くなって、寝てしまいました。
目が覚めて(さめて)、自分がさっきまで起きていた位置まで映像を戻して、ふたたび観始めました。わたしは、時間はなんとでもなる年金生活者です。歳をとってみて、すべての期限は、自分が死ぬ時だと悟りました。(さとる。理解した)。もう仕事のノルマ(組織目標)に追われる毎日はこりごりです。
女らしくなる。愛ちゃんは少しずつ変わっていきます。
ファッションを楽しむ。洋服を買いに行く。化粧をする。化粧品を買いに行く。歌を歌う。カラオケに行く。愛ちゃんはまだ16歳です。何度もトライして、失敗して、体験を積んでいく。自分から自発的に行動して、愛ちゃんはだんだんおしゃれないい感じの女子に育っていきます。
愛ちゃんは、ホラー映画を観ます。SF映画も観ます。ドラえもんも観ます。
父親は娘の変化にとまどって、おろおろするばかりです。
父親は、最初は怒鳴り散らしたものの、娘の自立の決意は強い。父親は娘に勝てません。
伏線として、ミサンガみたいな手首飾りのようなお守りのような毛糸玉のようなふわふわした装飾物(ちょっとわたしには何かがわかりません。その物を何というのか言葉を知りません)があります。それから伏線として、バンドエイド、傘、バレンタインチョコレート、帽子の柄模様(がらもようが幼児のときと同じ)、そして、お花、家政婦のことなど、たくさんです。
低予算の映画です。
観ていて、父は父で、女がいるんじゃないかと思いましたがいませんでした。
まじめな父親です。妻が死ななければ、平和な家庭だったと思います。
父はおにぎりごはんをつくります。みそ汁が横に置いてあります。
おにぎりには、海苔(のり)が付いています。
ふたりだけの食事です。
遠足みたいです。
そのあと、目玉焼きが6個でてきました。ひとり3個ずつ食べます。
なにがなんだかわからなかった人間関係の糸がほぐれてきます。
それまでわからなかった影の部分が明らかになります。映画の冒頭付近に出てきた愛ちゃんの母親についてです。
そうだったのか…… ここには書きません。
空想みたいな話ですが、上手(じょうず)につくってある脚本でした。
ラスト付近のひっくりかえしも、なんとはなく予想できましたが、うまくまとまっていました。
おとうさんがつくってくれたカレーライスが少し辛い(からい)そうです。
やっぱり手づくりの料理はだいじです。
料理を囲んで、飲食を楽しんで、親子や友人との交流を深めます。
最初のうちは、映像を観ていても、わからないこと、理解しがたいことが多くて、???の連続でした。
最後半部で、それまでに散りばめられた伏線が順次回収されていって、なかなかいい脚本として、映画ができあがっているじゃないかと見直しました。
まあ、奇妙と言えば奇妙な内容です。女装する男性が出てきます。
5歳ぐらいの女児(清水愛)が、父親とふたり、家に残されて、母親が家を出て行くシーンがでます。
なのに、その女児の母親は、女児を生んで間もなく死去しているそうです。わけがわかりません。
父子家庭の娘のさびしさがあります。娘はほったらかしです。
父親は仕事人間で、夜遅く帰ってくるのですれちがいの親子です。
父が帰宅した時、娘はもう寝ているし、娘が朝起きたときには、父はもう出勤しています。
とにかく、父は、お金のために働きます。けっこういい戸建てに住んでいる親子です。父親と娘は携帯電話のメールで用事をやりとりするだけの関係です。父子家庭の悲しみがあります。生身の会話ができない父と娘です。
ただ、一般論として、親が、なにがなんでもお金を稼ごうとすると、親の子に対する態度は厳しくなります。生活を厳しくコントロールして、お金もうけの環境づくりをしていかないと、お金をきちんと手に入れることが難しくなります。親の気持ちはいつも張りつめています。そういうものです。
16歳高校一年生、制服がなく、自由な設定ですので、私立高校でしょう。
マンガの映像化かと思いましたが、そうではなさそうです。
愛ちゃんの朝食は菓子パンです。
愛ちゃんのクラスメートの男子がいます。転入生ですが、幼稚園の時に愛ちゃんをいじめた男子だそうです。
愛ちゃんの門限は午後6時です。愛ちゃんは、門限を厳守します。
愛ちゃんは、父親から、勉強と読書だけをしていればいいと言われ、その言いつけを守ります。その結果、愛ちゃんには、友だちがいません。友だちのつくりかたもわかりません。
頼まれてなんでも従う愛ちゃんは、同じクラスの女子たちからに利用される都合のいい人間扱いです。
映像は、シーンとして静かですが、ときおり、ミュージカルのようになります。
愛ちゃんが、ダンスを踊りながら歌います。ときおりミュージックが、お寺さんのお経(おきょう)に聞こえます。
女装した男性が出てきます。聖子さんというお名前の男性です。
おもしろそう。愛ちゃんとふたりで、ピンク色のベンチに座っておしゃべりをして、ふたりは仲良くなりますが、それは、異性であっても女どうしの関係です。
LOVEと書いて、愛と読む名前、そして、女装している男性は、MARIA(マリア?)と書いて聖子と読む名前だそうです。見ていて、理解できません。
途中、う~む。眠くなって、寝てしまいました。
目が覚めて(さめて)、自分がさっきまで起きていた位置まで映像を戻して、ふたたび観始めました。わたしは、時間はなんとでもなる年金生活者です。歳をとってみて、すべての期限は、自分が死ぬ時だと悟りました。(さとる。理解した)。もう仕事のノルマ(組織目標)に追われる毎日はこりごりです。
女らしくなる。愛ちゃんは少しずつ変わっていきます。
ファッションを楽しむ。洋服を買いに行く。化粧をする。化粧品を買いに行く。歌を歌う。カラオケに行く。愛ちゃんはまだ16歳です。何度もトライして、失敗して、体験を積んでいく。自分から自発的に行動して、愛ちゃんはだんだんおしゃれないい感じの女子に育っていきます。
愛ちゃんは、ホラー映画を観ます。SF映画も観ます。ドラえもんも観ます。
父親は娘の変化にとまどって、おろおろするばかりです。
父親は、最初は怒鳴り散らしたものの、娘の自立の決意は強い。父親は娘に勝てません。
伏線として、ミサンガみたいな手首飾りのようなお守りのような毛糸玉のようなふわふわした装飾物(ちょっとわたしには何かがわかりません。その物を何というのか言葉を知りません)があります。それから伏線として、バンドエイド、傘、バレンタインチョコレート、帽子の柄模様(がらもようが幼児のときと同じ)、そして、お花、家政婦のことなど、たくさんです。
低予算の映画です。
観ていて、父は父で、女がいるんじゃないかと思いましたがいませんでした。
まじめな父親です。妻が死ななければ、平和な家庭だったと思います。
父はおにぎりごはんをつくります。みそ汁が横に置いてあります。
おにぎりには、海苔(のり)が付いています。
ふたりだけの食事です。
遠足みたいです。
そのあと、目玉焼きが6個でてきました。ひとり3個ずつ食べます。
なにがなんだかわからなかった人間関係の糸がほぐれてきます。
それまでわからなかった影の部分が明らかになります。映画の冒頭付近に出てきた愛ちゃんの母親についてです。
そうだったのか…… ここには書きません。
空想みたいな話ですが、上手(じょうず)につくってある脚本でした。
ラスト付近のひっくりかえしも、なんとはなく予想できましたが、うまくまとまっていました。
おとうさんがつくってくれたカレーライスが少し辛い(からい)そうです。
やっぱり手づくりの料理はだいじです。
料理を囲んで、飲食を楽しんで、親子や友人との交流を深めます。