2019年09月15日

出川哲朗の充電バイクの旅 沖縄県宮古島美ら海めぐり

出川哲朗の充電バイクの旅 沖縄県宮古島美ら海めぐり(ちゅらうみめぐり) テレビ番組

 島がみんな橋でつながっていることを初めて知りました。空港もあります。(宮古島と下地島)
 宮古島-来間島-伊良部島-下地島-池間島-大神島
 浜辺の色がきれい。
 ゴージャスなホテルが多い。客層がいい。
 ブライダル(結婚式)、おめでとうございました。
 旅をしている年配ご夫婦から出川さんへのアドバイスがありました。「(夫婦円満をめざすなら)あなたは、働きすぎです」は的確でした。
 出川さんの名ゼリフとして、「(結婚式のサプライズ登場で)ナナさんを大切にしてあげてください」、「(妊婦さんのおなかをなでながら)やばいよ、やばいよ、安産になあれ」
 コバルトブルーの海の色が鮮やかです。
 マンゴー、おいしそう。
 沖縄の人たちを見ていると(観光に来ている人も含めて)、沖縄は、ハートで生きていることが伝わってきます。
 長い橋は、自動車で渡るよりも、バイクのほうが、景色がよさそう。
 BGMに流れたアグネス・チャンのひなげしの花がなつかしかった。
 あとは、小学校の標語として、「早寝、早起き、朝ごはん」が印象的でした。

(後日)
 台湾の200kmぐらい右にあることを地図を見て初めて知りました。ときおり新聞に出てくる先島諸島とか尖閣諸島の近くであることも知りました。飛行場があるので、遠いようで近い場所です。その位置に石垣島があることも知りました。まだまだ知らないことばかりです。  

2019年09月14日

出川哲朗充電バイクの旅 北海道利尻島・礼文島・稚内

出川哲朗充電バイクの旅 北海道利尻島・礼文島・稚内 テレビ番組 2018年8月関東地区放送分

 ゲストは、前半が北斗晶さん、後半が佐々木健介さんのご夫婦です。
 利尻島で、出川さんが小学生たちに言ったセリフが良かった。運動に関して、「強い弱いは関係ない。一生懸命やることが大事」
 礼文島のウニむきは、ウニをむく道具があることが新発見でした。また、ウニには、オスとメスがあることも初めて知りました。
 利尻島・礼文島の位置を奥尻島の位置と間違えていました。フェリーで稚内まで近い。利尻島には空港もありました。
 記念写真撮影時のなごやかな雰囲気がいい。
 海が汚れていません。透きとおっています。
 礼文島から見た利尻富士がきれい。
 コンセントを貸してくれた85歳の男性はお元気です。
 稚内のたこしゃぶ、おいしそう。塩ラーメンもおいしそう。
 野生のアザラシ、エゾシカ、北海道らしい。
 海岸にある屋外の五右衛門風呂を見ながら子どもの頃に入った五右衛門風呂をなつかしく思い出しました。
 たぶん、ドローンによる空撮だと思いますが、景色がきれいです。
 結局あと3キロでタイムアップになってしまい、目的地の宗谷岬まで行けませんでしたが、それはそれでいいと思います。  

2019年09月13日

白狐魔記(しらこまき) 蒙古の波(もうこのなみ) 斉藤洋

白狐魔記(しらこまき) 蒙古の波(もうこのなみ) 斉藤洋 偕成社

 同作者による「源平の嵐」の続編です。源平がおもしろかったので、シリーズを続けて読むことにしました。得るものがある本です。
 青少年向けの歴史ものですが、地理の情報もあります。前回は、奈良県吉野が関係していました。今回は、鎌倉時代の蒙古襲来でしょうから、本は、鎌倉鶴岡八幡宮から始まりました。日蓮上人が登場します。それから、京都が舞台です。
 「気」の話が出ます。「念力」も出ます。心で話しかける。指示した動きを相手がする。祈りが神仏に通じる。
 神や仏はいるのでしょうかという問いに、いるといえばいるし、いないといえばいないは、いい答えです。
 白いキツネは、白い狼と出会います。動物園にいるさびしそうな表情をするシンリンオオカミを思い出しました。

(つづく)

 正妻の子が鎌倉の北条時宗、側室(そくしつ。一夫多妻制のもとの妾)の子が京都の北条時輔で、鎌倉の北条時宗は京都の北条時輔を世継ぎのために暗殺したい。その件に関して、キツネは、それぞれが、別のなわばりをもって、両方が生きて行けばいいのではないかと考えます。

 キツネは、京都で世話になった市谷小平太の遺志で、絵が上手な竹崎季長(たけざき・すえなが)を探し求める旅に出ます。きつねは、武士が嫌いです。舞台は、福岡県太宰府へ移ります。
 
 前巻に引き続き奈良県「吉野」の地名が登場します。妖怪が増えました。

 元国(皇帝フビライ・ハン)のちょうりょうひつという元の使者である人物の名が出てきます。元寇は(げんこう)は、いきなり起こったわけではなく、事前交渉があったことははじめて知りました。グループで日本を訪れています。元にも妖怪がいます。ブルテ・チョノ、白い狼です。
 127ページの絵がリアルです。

(つづく)

 1274年秋、最初の元寇です。元が台風で撤退。2度目が、1281年梅雨時、台風来襲で日本軍勝利。物語では台風はキツネの「気」の力とされています。
 印象的な武士のセリフの趣旨として、「あきんどにとっては、(商人にとっては)金が命。武士にとっては、土地が命、領地が心の命。領地がない武士は武士ではない。人でもない。土地は武士の魂」、「死んだ後も絵で名を残す」

 子どもさん向けタイムトラベル歴史小説です。キツネになって、歴史の事実を見ます。物語なので虚構もあります。
 奈良県吉野、福岡県太宰府、行ったことがあるので、物語を身近に感じます。

 書中にあるさし絵は、文章と合致していて迫力があります。
 文章はときにドラマチックです。戦いの描写はグロテスクな面もあります。こどもさん向けにどうかとは思いますが、おとなにとってはどうということもありません。
 
 知らなかったことのいくつかです。元寇とは、元が直接全員で攻めて来たのではなく、元が、高麗人を使って攻めさせた部分がある。
 元の肯定フビライ・ハンとチンギス・ハンは、同じ人だと思っていました。フビライ・ハンは、チンギス・ハンの孫でした。
 源義経がチンギス・ハンだという説は、子どもの頃に本で読んだことがありますが、真偽のほどはわかりません。
 
 滝に打たれる修行シーンがあります。昔子どもの頃、祖母とどこかにお参りに行って、滝に打たれたことを思い出しました。

 物語のなかでは、とても長い歳月が流れています。

 吉野山の仙人であるキツネ(主人公の師匠)は、天竺に行って何をしたのだろう。

 調べた言葉として、「徒:かち。おおぜいの人」、「龍の口の刑場:神奈川県藤沢市1271年文永8年日蓮がとらえられる」、「執権:しっけん。将軍の補佐役だが、鎌倉時代は北条氏が執権として実権を握った」、「探題:たんだい。政治、軍事、裁判担当ポスト」、「如意ヶ岳:にょいがたけ。京都東山にある山472m」、「博多の浜の防塁:ぼうるい。高さ2m、20km。2度目の元寇の時に敵を止めた」、「肥後の海東郷:ひごのかいとうのこおり。熊本県宇城市うきし」

 印象的だった表現として、「(キツネの主人公からみて)武士は、人にたかるしらみよりもいやしい」  

Posted by 熊太郎 at 05:45Comments(0)TrackBack(0)読書感想文

2019年09月12日

太川・蛭子の路線バスの旅 札幌→網走

太川・蛭子の路線バスの旅 札幌→網走 テレビ番組

 ゲストは、生駒里奈さんです。
 太川さんは路線バスの路線をつなぐのに大変です。
 岩見沢→美唄→滝川→旭川→名寄(なよろ)→興部(おこっぺ)→遠軽→清里→タクシー→留辺蘂(るべしべ)→女満別空港→網走だったと思います。一部は以前自分も車で走ったことがあるルートなので、映像に出る風景をなつかしく見ました。
 蛭子さんがおもしろい。①魚の刺身は魚の死体だから食べない。刺身は、醤油の味がおいしいのだろう②ひまわりの群生をたんぽぽと間違える。
 途中、バス乗車で疲弊したのか、不仲になる三人の姿がありました。蛭子さんがおなかをこわしてトイレから出られずバスに乗り遅れました。太川さんはふらふらしていていなくなりバスの発車に気づけませんでした。ハプニングの連続でどきどきします。女満別空港のバスに時刻表がなかった(着陸便が到着したら発車する)ことが幸いしました。
 生駒さんは生真面目な方で、若いのに情報通です。なのに、電話の「104」は知らない。番組内で何度か強調されるのですが、三人ともいのしし年生まれで、いのしし年生まれのひとは、そういうところがあると思います。どこかしら、ぬけている猪突猛進型です。
 路線バス18本、530km、2泊3日を番組時間内にまとめるのも大変でしょう。
 到着、おめでとうございました。  

2019年09月11日

十二人の死にたい子どもたち 邦画DVD

十二人の死にたい子どもたち 邦画DVD 2019年公開

 小説は読んだことがあります。

 それぞれ、事情があって自殺したい。集団自殺をして、社会にアピールしたいことがある。メッセージを発したい。
 いじめ、両親の不和、いいかげんな親、彼氏を亡くした。仕事がイヤ、男からのセクハラ、いろいろあって、生きづらい悩みを抱えている若い男女たちです。
 出演者のみなさんのうちの何人かは、気の強そうな演技の人たちで、とても、自死をしたいような人には見えませんでした。演技において、元気が良すぎるのではないか。
 たまたま、不幸がそこにあって、たまたま自分が不幸に出会ってしまった。
 自分の「生」には、価値がなかった。自分自身が生まれてきたことに対する抗議があります。太宰治の「生まれてきてすいません」という言葉を思い出します。
 議論をして、「生きる」という光を見つける映画です。
 もっと、短くぎゅっとできそうな気がします。上映時間が長かった。


2017年1月3日記事 読書感想文
十二人の死にたい子どもたち 冲方 丁(うぶかた・とう) 文藝春秋
 使用済みカレンダーの裏に番号を1から12まで書きました。12人の中学・高校の年齢の子どもたちが集合していちどに自殺するという設定ですから、読みながら、それぞれの名前・性別・特徴などを記録しました。
 90ページ付近、第一章「十二人の集い」を読み終えたところで、感想を書き始めます。
 十二人が集まって自殺しようとしたのですが、集合場所に、だれだかわからない少年の死体があるのです。殺人事件の発生です。
 集合場所は、病院の廃屋です。昔、産婦人科だった4階建てビルです。
 始まりは、ゲーム感覚です。

 この形式は、「バトルロワイヤル」とか、「インシテミル」、「そして、誰もいなくなった」、「カイジ」を思い起こさせてくれます。

 ヒントらしき記事があります。
 切れているはずの正面玄関自動ドアのスイッチが入っていた。
 十二は、時計の文字盤の数字を表す。
 全員が賛成するまで集団自殺は実行しない。なぜ、全員一致でないと死ねないのか。最終的に、少年少女たちは、「生きること」を選択するのではないか。
 個人用の車いす。
 エレベーターは4階で全部止められていた。
 死体は靴を履いていない。裸足である。女子トイレに片足の靴があった。さらに、靴が移動した。
 12人のなかに殺人犯がいる。
 帽子とマスク。マスクをはずした顔とつけた顔。

 サイト、バーチャル(仮想空間)などの言葉が浮かびます。

(つづく)

 読めなかった、意味がとれなかった漢字などです。「宥める:なだめる」、「くるぶし:足首の隆起物の位置」、「イソミタール、ラボナ:自死に使用する薬らしい」、「嵩にかかる:かさにかかる。優勢に乗じて攻勢に出る。威圧的な態度に出る」、「難詰:なんきつ。手厳しく非難する」、「なしつけてやる:もめごとの話をつける」、「おくび:げっぷ」、「些事:さじ。ささいなこと」、「悄然:げんきがない。しょんぼり」、「かまをかける:白状させるために言葉巧みに問いかける」、「目論見:もくろみ。計画、企て」、「ばっくれる:とぼける。逃げる。さぼる」

 いわゆる、天才ではあるけれど、庶民の社会生活の中で標準化できない子どもたち、規格内におさまることができない子どもたち、そういった子どもたちが自死を望んでいる気配があります。

 煙草がらみの記述があるのはお気に召さないのですが、読んでいると必要な記述であると理解しました。昔の病院には、喫煙室があったのです。煙草を吸う人間の数と性別が問題なのです。

 印象深いセリフなどとして、どもりのタカヒロの言葉「辛いことばかりの下界には戻りたくない」、

(つづく)

 読み終わりました。残念な気持ちが心に広がっています。他の書評もこれから読んでみるつもりですが、他の人はどう評価されているのだろう。
 後半部にある、個々の死にたい事情からスタートしたなら、もっと精神的に深みのある位置まで到達できたような気がします。最後の爽快感はあるものの、全体的にゲームシナリオのような雰囲気でした。映像化を意識しながら書かれています。

 なぜ集団で自殺しなければならないのか。その前提条件が明確ではない限り、この物語は成立しません。人は、ひとりで死ねるのです。

 各自は、今の状況に耐えられないうつ状態にある。逃避するために「死」を選択する。たとえば、仕事や学校なら「辞める」という選択肢はないのか。終末を迎えるのではなく、「変化」ではだめなのか。

 最後半部の論争、話が理屈っぽくて硬く、読みにくかった。ゆきづまっているのではないか。  

2019年09月10日

充電バイクの旅 京都宇治から滋賀近江神宮 テレビ

出川哲朗の充電バイクの旅 京都宇治から滋賀近江神宮 テレビ番組 関東地方4月放映分

 ゲストのクロちゃんという人は、ひどい人かと思っていたら、普通の人でした。なぜ、悪い印象があるのかはわかりません。おとなとは思えないあの甲高いつくったような声と、怪しい風貌からくる印象かもしれません。
 最初は山道、狭くて、急斜面で、人家もなく、雨が降っていて、暗い雰囲気でしたが、だんだん挽回していきました。なかなかうまくいかないときもあります。
 出川さんが、平等院鳳凰堂に行ったことがないのに、行ったことがあると言い張り、やっぱり行ったことがなかったくだりは、不思議でした。どこかほかの場所と勘違いされたようです。
 出発地から目的地までの距離は53kmで、それほど遠くはありません。
 京都での昼ご飯、レモンラーメン、から揚げ、チャーハンはおいしそうでした。
 銭湯横にある斜めに設置された和式トイレをクロちゃんが利用するシーンではおかしくて笑いました。
 突然すいませんで、近江神宮近くの民家で充電したのですが、奥さんが、「おサーカスの方(安田大サーカス)」とおっしゃられておかしかった。クロちゃんの名前は記憶にないらしく出てきません。
 ギリギリ、午後6時30分にゴールできてよかった。