2019年04月25日

一切なりゆき 樹木希林のことば

一切なりゆき 樹木希林のことば 樹木希林 文春新書

 自分はなにほどのものでもない
 人生が終わりに近づいて、どのような心境をもって、最期を迎えるのか。ヒントの言葉集です。
 老いたらという前提で、自然体でいる。無理をしない。流れにまかせる。
 人間、1度だめになった人が好き。何度だめになったら嫌いになるのだろう。再生を認める。やさしそうでむずかしい。
 人は死ぬと実感できれば生きられる。そのとおりと共感します。
 いい加減な生活はしないようにする。
 会いたくない親、会いたくない子どもっているんでしょう。自分を束縛する者を拒絶する。
 「自分の身を削いでいく:そいでいく」
 がんになると人生観が変わる。死にたくない。生きたい。
 謝罪をしておかないと死ねない。
 攻撃して勝利を得て何が残るのだろう。
 いろいろな夫婦の形
 病気がきっかけで変わるもの
 外見の「美」は一時期のもの
 女が台になって「始」の文字になる。
 教えられること、学ぶことは多い。  

Posted by 熊太郎 at 06:24Comments(0)TrackBack(0)読書感想文