2014年02月18日

海猿 映画 DVD

海猿 映画 DVD

 ヒットした映画ですが観たことがありませんでした。
 海上保安官の潜水士部門の訓練です。14人の生徒たちが登場します。アメリカ青春映画の日本版という印象をもちました。
 「人命救助」という目標を掲げ、相方の命を尊び、仲間意識を大切にする内容に男女の恋愛をからめてあります。
 前半は話が理屈っぽく、長くて退屈気味なときもありました。田舎である瀬戸内海ロケ地での俳優さんたちの演技は風景の中で浮いた雰囲気がただよっていました。工藤役の伊藤さんの演技は引き締まっています。事故発生時にどうするか。海底でふたりになって、空気がなくなってどうするか。海底での様子は先日映画館で観た「ゼログラビティ」を思い出させました。そちらは宇宙ですが、こちらは海底です。ひとつしか助からない命に対する仙崎と三島の考え方の違いがよかった。音楽が物語の流れを下支えしていました。
 シーンは、なんでもありなのかという表現手法です。裸体やお尻見せはアメリカ映画から引っ張ってきてあるのでしょう。田舎町での平穏な暮らしをしている者が見ると身を引く思いです。自由奔放ではなく、「ローマの休日」のような「こらえる」表現がほしい。

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