2013年12月28日

2013年 今年観てよかった映画

2013年 今年観てよかった映画

転々 映画 DVD
 奇妙な筋書きですが、とても楽しめました。「転々」とは、東京都内を転々と散歩することを指します。散歩するのは、三浦友和さんとオダギリジョーさんです。福原愛一郎を演じる三浦さんは、夫婦喧嘩の最中にカッときて、どうも奥さんを殺してしまったらしい。自首するために自宅賃貸マンションから霞ヶ関にある警視庁方向へ歩き出します。途中で拾った大学8年生のオダギリジョーさんが、道連れです。オダギリさんは、天涯孤独、感情をもたない人格設定で、涙を流すことがありません。

のど自慢 映画 DVD
 久しぶりに泣ける映画でした。なにゆえかは書きません。人それぞれ、映像に現れる登場人物たちと共通体験があるかないかです。
 歌。昔、歌と人は密着していました。歌は世につれ、世は歌につれ。歌を聴くと、その当時の思い出がよみがえりました。また、昔のように、歌がはやってほしい。

県庁の星 映画 DVD
 いい出来です。心があたたまります。「本当に大事なものを見つける」映画です。
 県庁から研修目的でスーパーマーケットに派遣された野村聡(みんなから県庁さんと呼ばれる)とスーパーで16才からバイトを続けて、今では裏店長と格付けされているパートの二宮あきさんとが対立します。ふたりは衝突を克服して仲良しになります。最後は結婚すればいいのにと視聴者は期待感をもつところで終わります。

陽だまりの彼女 映画館
 小説の出来が良く、事前の調べでは、映画も好評だったので、映画館で観てきました。客層は、若い女性や女子高校生、カップルなどで、わたしたち中高年家族は場違いでしたが、館内が暗くなればわからないと気にしませんでした。映画の冒頭とラストは小説と異なりますが、映画は映画、小説は小説とわりきることができました。映画では、綿密に張りめぐらせてある伏線が観客の心を揺さぶる効果を生んでいます。

ゼログラビティ(無重力) 映画館 4DX
 映画館で予告編を観て以来、ぜひ観たいと願っていた洋画です。宇宙で作業中の女性宇宙飛行士が、事故が起きて、宇宙空間でひとりぼっちになってしまう。最後は、地球に生還するのでしょうが、どうやってというところに強い興味をひかれました。
 観賞前に見た映画評では、宇宙空間から見える地球が美しい。映像はいいが、中身がないというものでした。中身はありました。今年観てよかった映画の1本となりました。満足しています。

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