2013年12月24日

トッツィー 映画 DVD

トッツィー 映画 DVD

 もう30年ぐらい前のアメリカコメディー映画です。男性俳優志望者がなかなか採用されず、女性に化けて、女性の権利を主張する演技を女性として演じて売れるというストーリーです。
 女優を演じるダスティン・ホフマンの言葉として、「役者には失業がつきものだ」、「失業に勝る地獄はない」が気に入りました。
 出だしは堅い。画像はレトロ(古くてなつかしい)です。タバコシーンが多いのは昔の映画の特徴です。ホフマンは、経過も無く、突然女性になります。ウーマンリブ(女性の権利向上運動)のムービーともとれる展開です。やがて、男と女を考える映画になります。
 結末をどうもっていくのか。「ドレスなしでこうなりたい(人気俳優になりたい)」。人はみな弱し。ラブストーリーであり、ハートフルフレンズストーリー(心あたたまる友情物語)でした。互いにいたわる気持ちをもとうということが製作者からのメッセージでした。
 クレイジーな撮影現場にノーマル(普通の世界)をもちこむ手法でした。言葉数は多い。バラのつぼみが咲くという部屋の壁紙の話がよかった。やはり、物語の柱には「愛」です。
 「トッツィー」というのは役柄の名前ではありません。「あなたはわたしのトッツィーよ」では、「女神」とうけとりました。

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