2013年12月22日
ゼログラビティ(無重力) 映画館 4DX
ゼログラビティ(無重力) 映画館 4DX
映画館で予告編を観て以来、ぜひ観たいと願っていた洋画です。宇宙で作業中の女性宇宙飛行士が、事故が起きて、宇宙空間でひとりぼっちになってしまう。最後は、地球に生還するのでしょうが、どうやってというところに強い興味をひかれました。
始めて4DXという座席で映画鑑賞をしました。3Dのメガネをかけて立体的な映像を観賞します。加えて座席が前後左右上下に揺れ動いたり、ミスト(霧状の水)が前後から吹き出したりします。自分自身が宇宙遊泳をしているみたいでした。ディズニーランドとかUSJのアトラクションのようで充実した91分間でした。緊張感が続くので、肩がこったという人もいるでしょうが、リピーター(再び観る人)も多いことでしょう。
観賞前に見た映画評では、宇宙空間から見える地球が美しい。映像はいいが、中身がないというものでした。中身はありました。今年観てよかった映画の1本となりました。満足しています。
物語は、男性宇宙飛行士と女性宇宙飛行士によるふたり芝居、ひとり芝居が続きます。女優さんは熱演でした。彼女のスタイルがいい。細くて足が長い。見とれました。ただし、お色気はありません。ときおり入る男優ジョージ・クルーニーさんのジョークが日本人であるわたしの性質には合いませんでしたが、抵抗感がない人が多いでしょう。
当初、字幕で「O2」の意味がとれませんでした。酸素ボンベの番号が02(ゼロ2番)と思っていましたが、途中で酸素を表わす「O2(オー・ツー)」であることに気がつきました。
映像と音声はすごい迫力です。4歳の娘を鬼ごっこをしていたらこけて頭を打ったというたわいもないことで亡くした女性宇宙飛行士を演じるサンドラ・ブロックさんには、途中で、がんばれ! とか、できる! いけー! と強い気持ちが入った声援を送り続けました。彼女のセリフ「宇宙なんか大嫌い!」が気に入りました。
生きていることの尊さを再確認させてもらった映画でした。地球上のどこだかわからないところにいるおじさんと通信がつながり、犬とか赤ん坊の泣き声とかが聞こえてきて、「何気ないふだんの暮らしがステキだった」という後半部の表現がいい。それから、ふたりの宇宙飛行士が「信頼関係」を築いていくところがいい。「だれのせいでもない」というセリフも良かった。NASAや宇宙飛行士ふたりの電波のやりとりは、呼吸音を聴いているようでした。どこからが現実なのかわからなくなる幻覚感がいい。
映画を観ながら、この夏に読んだ本「宇宙へ「出張」してきます」古川聡著を思い出しました。本に書かれていたことと同じようなことを映画で観ました。本の内容もなかなかよかったです。本を読んだ感想文を読み返してみると、宇宙に長期間滞在した宇宙飛行士はこの映画のような動作ができないことがわかるのですが、映画は映画と割り切れます。
ぜひ、この映画は、アカデミー賞を獲ってほしい。
(翌日早朝のこと)
窓ガラスのサッシを開けて外の景色をながめると、地平線が朱色に染まっていました。昨日観た映画のシーンによく似ていました。円形の地球の向こう側から少しずつ太陽光線が見えてくるのです。
また、女性宇宙飛行士が燃料ポンプみたいなものをかかえて宇宙空間を移動するシーンがあるのですが、燃料ポンプではなくて、消火器だったことがわかりました。
映画館で予告編を観て以来、ぜひ観たいと願っていた洋画です。宇宙で作業中の女性宇宙飛行士が、事故が起きて、宇宙空間でひとりぼっちになってしまう。最後は、地球に生還するのでしょうが、どうやってというところに強い興味をひかれました。
始めて4DXという座席で映画鑑賞をしました。3Dのメガネをかけて立体的な映像を観賞します。加えて座席が前後左右上下に揺れ動いたり、ミスト(霧状の水)が前後から吹き出したりします。自分自身が宇宙遊泳をしているみたいでした。ディズニーランドとかUSJのアトラクションのようで充実した91分間でした。緊張感が続くので、肩がこったという人もいるでしょうが、リピーター(再び観る人)も多いことでしょう。
観賞前に見た映画評では、宇宙空間から見える地球が美しい。映像はいいが、中身がないというものでした。中身はありました。今年観てよかった映画の1本となりました。満足しています。
物語は、男性宇宙飛行士と女性宇宙飛行士によるふたり芝居、ひとり芝居が続きます。女優さんは熱演でした。彼女のスタイルがいい。細くて足が長い。見とれました。ただし、お色気はありません。ときおり入る男優ジョージ・クルーニーさんのジョークが日本人であるわたしの性質には合いませんでしたが、抵抗感がない人が多いでしょう。
当初、字幕で「O2」の意味がとれませんでした。酸素ボンベの番号が02(ゼロ2番)と思っていましたが、途中で酸素を表わす「O2(オー・ツー)」であることに気がつきました。
映像と音声はすごい迫力です。4歳の娘を鬼ごっこをしていたらこけて頭を打ったというたわいもないことで亡くした女性宇宙飛行士を演じるサンドラ・ブロックさんには、途中で、がんばれ! とか、できる! いけー! と強い気持ちが入った声援を送り続けました。彼女のセリフ「宇宙なんか大嫌い!」が気に入りました。
生きていることの尊さを再確認させてもらった映画でした。地球上のどこだかわからないところにいるおじさんと通信がつながり、犬とか赤ん坊の泣き声とかが聞こえてきて、「何気ないふだんの暮らしがステキだった」という後半部の表現がいい。それから、ふたりの宇宙飛行士が「信頼関係」を築いていくところがいい。「だれのせいでもない」というセリフも良かった。NASAや宇宙飛行士ふたりの電波のやりとりは、呼吸音を聴いているようでした。どこからが現実なのかわからなくなる幻覚感がいい。
映画を観ながら、この夏に読んだ本「宇宙へ「出張」してきます」古川聡著を思い出しました。本に書かれていたことと同じようなことを映画で観ました。本の内容もなかなかよかったです。本を読んだ感想文を読み返してみると、宇宙に長期間滞在した宇宙飛行士はこの映画のような動作ができないことがわかるのですが、映画は映画と割り切れます。
ぜひ、この映画は、アカデミー賞を獲ってほしい。
(翌日早朝のこと)
窓ガラスのサッシを開けて外の景色をながめると、地平線が朱色に染まっていました。昨日観た映画のシーンによく似ていました。円形の地球の向こう側から少しずつ太陽光線が見えてくるのです。
また、女性宇宙飛行士が燃料ポンプみたいなものをかかえて宇宙空間を移動するシーンがあるのですが、燃料ポンプではなくて、消火器だったことがわかりました。
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