2013年05月18日

いっしょだよ 小寺卓也 アリス館 2013課題図書

いっしょだよ 小寺卓也 アリス館 2013課題図書

 作者が森のなかを歩いたときに感じたことを写真と文で紹介した作品です。
 葉っぱや虫が生き生きとしている写真があります。やさしい話しかけ文です。文にはリズムがあります。歌をきいているようです。歌のタイトルは「仲間」でしょう。ひとりぼっちじゃない。カップルがいて、親子がいて、知らない者どうしがいまここにいて、なかにはすでに亡くなったものたちの姿・形もある。違うものどうし、お互いに譲りあって、助けあって、仲良くしてゆきましょうというメッセージが伝わってきます。
 さんかくきのこの写真が気にいりました。さんかくきのこの群生写真を見て、すごいと感嘆しました。落ち葉の赤色が美しい。「美」の探究があります。色、形状をよく観察した「写真絵本」です。光と影、花とハチ、種と風、そして「芽」が出るのです。生命からの息吹(いきぶき)がきこえます。
 太陽と水がもたらしてくれるものなかには、目には見えないものもあります。それは、「気持ち」であったり「霊感」であったりします。


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