2013年03月25日

ゾウの時間ネズミの時間 本川達雄

ゾウの時間ネズミの時間 本川達雄(もとかわ) 中公新書

 何かの本にこの本が紹介されていてこの本を読むことにしました。61版とよく売れている本です。初版が92年なのでロングセラーです。理系の人向きの本でした。動物園に行きたくなる本です。
 生き物を使った実験結果に基づいて、大きさと何かを比較して、比例を求める。そのときに限界点が存在する。学者さんはこういう視点でモノを見ているのか。そこに利潤の追求はありません。動植物の進化について語られています。
 研究結果から、日本国民は食べすぎであるとか、植物にも生きる「欲」があるとか、ユニット構造で生き延びやすくするとか、球根で冬を越すとかがわかります。
 ゾウは100年生きることができる。ネズミは長生きできない。どちらも一生は同じぐらいの心拍総数と理解しました。スクリューよりもヒレのほうが推進力が大きい。車輪構造の足をもつ動物がいないのはなぜか。ウニの棘(とげ)が折りたためることは知りませんでした。自然の摂理について書いてあります。自然は神秘的です。とくに全体の動植物が生存し続けていくためのバランスがうまくできています。


この記事へのトラックバックURL

http://kumataro.mediacat-blog.jp/t89204
※このエントリーではブログ管理者の設定により、ブログ管理者に承認されるまでコメントは反映されません
上の画像に書かれている文字を入力して下さい