2013年02月22日

憑神(つきがみ) 浅田次郎

憑神(つきがみ) 浅田次郎 新潮文庫

 読み終えてみて、率直なところ「わからない」ということが正直な感想です。時代は幕末で、徳川慶喜公が大阪から逃げ帰る時代背景です。
 主人公の江戸に住む下級武士別所彦四郎さんに貧乏神だとか死神だとか悪霊がとりつくわけです。物語は不運なお話が淡々と続き最後は彦四郎さんは、別の世界にいってしまいます。
 彦四郎さんのぼけたお母さんがやさしい。読み進めながら、お母さんはもしかしたら幽霊ではなかろうかと勘ぐりました。
 妻子を取り戻したいという彦四郎さんのお気持ちはせつなかった。
 自問自答のような神さまとのやりとりはむずかしかった。
 人嫌いというものは、人間よりもモノを信じる。モノとは商品・品物でもあり神でもある。消化不良なままそんな解釈に至りました。


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