2013年02月19日

かーかん、はあい 俵万智

かーかん、はあい 俵万智 朝日新聞出版

 ちいさなお子さん向けの絵本紹介です。ご自分の息子さんをからめて書いてあります。わたしが、読む気になったのは、「ゆうれいホテル」「ないたあかおに」「ねぇ、どれがいい?」「花さき山」の4冊でした。
 添えられている短歌がいい。3歳ぐらいのこどもというのは、お人形のようで、いちばん可愛い時期です。おとなびた筋の通ったセリフを聞かせてくれることもあります。ちいさなこどもと老人は似ています。記憶が少しずつ消えながら、人はこどもに戻っていきます。本書中に、絵本は3度読む。自分がこどものとき、自分が親になったとき、そして老人になったときとあります。
 絵本の読み聞かせは、親からこどもに対する愛情の伝達という意味合いがあります。こどものそばに親がいられるのはしあわせなことです。
 全体を読み終えて、作者自身も母親稼業の成長地点にいることがわかります。さみしいことですが、こどもはだんだん親から離れていきます。


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