熊太郎の旅と映画と読書感想文

ぞうくんのさんぽ　なかのひろたか　福音館

　絵本らしい絵本です。こどもさんは、おおよろこびするでしょう。１９７７年の発行ですからもう３３年前の絵本です。ベストセラーよりもロングセラーです。
　絵や色が落ち着いています。安心感があり絵本の模範です。カバくん、ワニくん、カメくんはなまけものです。ぞうさんひとりに負担をさせています。人間界も同様です。ひとりの人をおだてあげて負担させて、事故があれば責任を負いかぶせて、自分は逃げます。おさんぽは、自分の足ででかけましょう。