2013年01月23日

悲しい本 マイケルーローゼン

悲しい本 マイケルーローゼン あかね書房

 大人のための特に父親のための絵本です。しばらく前から読んでいる本「左岸」江國香織著では、大学教授の息子が10代で自殺します。この「悲しい本」では、息子が20代で事故死します。こどもを亡くした親のショックは尾を引きます。一生、心の奥底で悲しみを抱えながら生きていく人もいます。
 空中には「疫病神(やくびょうがみ)」が飛んでいて獲物を狙っています。何がきっかけになるのかはわかりませんが、疫病神は瞬間的に飛び降りてきてパクッと食いつくのです。だから隙(すき)をみせてはいけません。
 自分が得をしたときに、誰かが損をしているのです。自分の幸福感は、だれかの不幸のうえに成り立っているのです。幸福が永久に続くことはないし、不幸が続くこともありません。終わってみれば引き分け、プラスマイナスゼロなのです。
 パパは息子(エディ)が大好きだった。生きる支えだった。
 人間はグループのなかにいないと強い孤独感にさいなまれる。


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