2013年01月11日

ひとり名画座10 ブタがいた教室

ひとり名画座10 ブタがいた教室 DVD

 名画です。こどもさんにもおとなにもお勧めします。
 6年2組の児童たち26人が子ブタにPちゃんと名付けて卒業までの1年間、飼育するのです。当初の目的は食べるためです。でも、育てるうちに情(じょう)が移って食べることができなくなり、大論争になるのです。
 子ブタのPーちゃんは、ひとりひとりのこどものさびしい気持ちを埋める存在になっていきます。おとなである自分から見た彼らの言動は「うらやましい」というものです。彼らは気持ちを素直に口に出します。機関銃のように並べ立てることもあれば、口ごもってたどたどしいときもあります。いいたいことが言える「言論の自由」があります。おとなになると言いたいことが言えなくなります。親族間でも職場でも思っていることは言えません。
 子役のみなさんは熱演です。とても演技による劇とは思えません。この映画に出たということは「誇り」です。

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