2013年01月04日

ひとり名画座6 レインマン

ひとり名画座6 レインマン DVD

 家族に障害者をかかえているところにとっては重い内容です。まだ、こどもだった障害者の兄は、まだ乳児だった弟をバスルームで誤って火傷させそうになった。母親はすでに病死していた。父親は次男の命を守るために兄を施設に入れた。兄が施設に入る日、3才の弟は窓から兄にバイバイと手を振っていた。以降、弟は兄の存在を忘れたまま20代を迎え、父親は死す。遺産相続問題が発生して、弟は兄の存在を知る。弟は兄を覚えていない。障害者の兄は弟を覚えている。兄は意思疎通がむずかしい人格です。
 詳しい感想は前回観たときのものが残っています。トム・クルーズが若い。Kマートでパンツを買うことにこだわる兄と弟のごたごたに笑いました。ラスベガスでカードゲームにのめり込む障害者兄を演じるダスティン・ホフマンの目線がいい。
 障害者の社会復帰を促そうとか、進めようというメッセージが感じられる映画です。

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