2012年11月25日

クレヨン王国の十二か月 福永令三

作者の訃報を今朝新聞で知りました。
もう何年も前につくった感想文が残っていたので記してみます。

クレヨン王国の十二か月 福永令三

王様と女王様の夫婦の会話が現実的で楽しい。
どこの夫婦にもみられる夫婦喧嘩の種です。
文中から作者の人柄と経験がかいまみられます。
自伝が起源のような部分もあります。
12か月の童話。
以前自費出版本で、水にまつわる12か月のエッセイを読んだことがあります。
その骨格はこの本にあることがわかりました。
この本は「あんぱんまん」の原型のようです。
同時期にナルニア国物語を読んでいます。
両者を混同してしまいそうです。
最近は小学生が読む本ばかりを読んでいます。


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