2012年09月21日

海を感じる時 中沢けい

海を感じる時 中沢けい

 女子高生の心象風景です。読み始める。男っぽい女性の文章と感じる。
 文章量の少なさと今では死語になった言葉が散見され物足りません。母親と主人公娘との葛藤が始まる。思いつめていく主人公。現代の風俗とは合致しません。しかしながら私たちの世代においては紛(まぎれ)もなく存在していた時代があります。感じる「海」とは子宮であることがわかります。

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