2012年09月18日

アマルフィ 女神の報酬 映画 


アマルフィ 女神の報酬 映画 ケーブルTV

 まずはいろいろな映画を大量に観てみよう。最近、そう思っています。
 「アマルフィ」はイタリアの地名です。日本人女児の誘拐事件が発生します。それが日本の外務大臣を襲うテロ事件にまでに発展していきます。暴力行為にストップをかけるのが織田裕二さん演じる大使館書記官の黒田さんです。織田さんを讃える映画でもあります。
 スピーディで切れ味の良い展開は、いっぽうで冷たい雰囲気をただよわせています。映像に登場する調度品、ことに椅子は高級感があります。会議室である壁に架けられた桜の絵画は美しい。豪華です。
 物語自体はつまらない。一点に焦点をあてて観ました。天海祐希さんの誘拐された娘に対する母親としての厚い愛情です。夫を亡くしたらしく、自分ひとりで育てていくために気を強くもって行動します。その言動は理不尽なのですが、子をもつ親の姿勢としては立派です。なにがなんでも娘を救おうとする姿には胸を打たれました。

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